元スレ上条「旅に出るわ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
351 :
大分すげーな
352 = 132 :
更新滞って申し訳ない
バイト終わって少し寝てた
~~~~~~~~~~~
~とある街の旅館~
垣根「…二週間経っても手がかりは無し……か」
麦野「………」
絹旗「………」
浜面「………」
滝壺「………」
垣根「……すまない…俺があの時土御門の嘘をちゃんと諫めとけば良かったんだ…」
浜面「いや……それを言うなら俺らも上条の事実をイベントホールを出てお前に聞いて初めて知ったんだしさ…」
垣根「いや……きちんと皆に説明できてたら削板もあんなヘマをしなかったんだろうし……アイツも…傷付く事は無かったんだ…」
滝壺「…かきね…」
麦野「……それを言ってたらキリが無いわよ…………今は後悔なんてしてないでアイツを見つけ出して今までの事を謝るのが先決よ」
絹旗「…超その通りですね」
浜面「………」
浜面「……でも…よ」
浜面「でももしも………アイツが死んじまったりしt「はまづらっ!!」
全員「!!!!」ビクッ
滝壺「それ以上言ったら…怒るよ」
浜面「…………………………………すまねぇ…」
353 = 132 :
滝壺「みことの前で言ったりなんかしたら、すごく怒るよ」
垣根「…御坂……か」
絹旗「……そう言えば御坂さんは…?」
麦野「自室。ちょっと眠るってさ。……あの子…結構…精神に来ちゃってるわね…。」
浜面「目の下のクマもひでぇ事になってるしな…」
滝壺「きっとずっと眠れてないんだと思う…」
絹旗「だけど私達の前では超気丈なフリして……超バレバレです…」
垣根「……」
~~~~~~~~~~~
~自室~
御坂(……とーま…)
御坂(……会いたい)
御坂(…会って、謝りたい)
御坂(全部あたしが悪いんだ…)
御坂(アイツの優しさにつけ込んで…)
御坂(調子に乗っちゃってた…)
御坂(アタシが悪いんだ!)
御坂(…)
御坂(…)
御坂「……」ポロポロ
御坂「……ふぐぅっ…!」ぐずっ
御坂「…やだよぉ……ひぐぅ…!ごめんなさいとーまぁ…うぅぅっ…!」ポロポロ
御坂「私が悪いのぉ゛っ……!うあぁぅ…!」ボロボロ
御坂「無事で居てぇ゛っ……!ごめんなざいっ……!ごめんなざいっ…!!」ボロボロ
~~~~~~~~~~~
354 :
やっべえゾクゾクする
355 :
逆に考えるんだ。上やんの猜疑心をうまく利用して、自分に依存させて上やんを独占できると。
356 = 350 :
これ上条さんと百合子が仲良くしてるの見たら美琴自殺してもおかしくねえぞ
357 = 132 :
~~~~~~~~~~~
百合子「ほんの少しですけど、足が動くようになったみたいで良かったです。」フフフ
上条【歩けるようになるまでまだ遠いけどな。これも全て百合子と先生のおかげだよ。本当にありがとな。】
百合子「そんな事ないです!上条さんが頑張ったからですよ!」
上条【いーや百合子達のおかげだ】
百合子「上条さんが頑張ったからですー!もう!」
上条「……」クスッ
百合子「……エヘヘ」
百合子(上条さん最近笑うようになった……良かった)
上条「…?」【どうかした?】
百合子「ううん、なんでも無いんです。」
百合子「歩けるようになったら、私オススメの散歩コースを教えてあげますね!」ニコッ
上条「…」
上条【ありがとう。楽しみにしてる。】
358 = 132 :
上条「…」
上条【ちょっと聞いてもいいかな?】
百合子「?はい!何でもどうぞ!」エヘン
上条【なんで俺を助けてくれたんだ?】
百合子「…?いやです上条さん、倒れてる人を見かけたら誰だって…」
上条「!」フルフル
上条「…」カキカキ
百合子「?」
上条【ごめん言い方が悪かったね。なんで見ず知らずの男を治療費とか出さずに治療するように先生に頼み込んでくれたのかなって思ってさ】
百合子「…」
上条「…」
百合子「んもぅそんな事は上条さんは心配しなくて良いんです!義父さんも昔結構偉かったみたいで沢山貯えがありますし、この診療所は趣味みたいなものでー…」
上条「…」
百合子「…」
百合子「……笑ったり、引いたりしないで下さいね?」
359 = 132 :
百合子「兄に…似ている気がして……」
上条「!」
上条【お兄さんがいるのか?】
百合子「…わからないです。いた気がするだけで、居なかったのかも」フフフ
上条「?」【どういうこと?】
百合子「…実は私、記憶喪失なんです。」
上条「……!?」
百合子「数年前に…事故に遭って両親と記憶を全部失っちゃったらしくて。」
上条「……」
百合子「義父さんは私の父の従兄弟だったらしくて、身寄りが他にない私を引き取ってくれたそうです。」
上条「…」
百合子「気付いたらこの診療所で暮らしていました。事故の後遺症か暮らし始めた頃の事もよく覚えて無いんですけどね。」
百合子「…でも…一つだけ、たった一つだけ頭で分かってる事があるんです。」
上条「…」
百合子「…………私には、お兄ちゃんが居たって事。」
360 = 132 :
百合子「エヘヘ…義父さんには私には兄なんていなかったって言われるんですけどね。」
百合子「…上条さんからは…私の頭の中に居る兄の懐かしい匂いがする気がするんです…。だから…色々と話を聞いてみたいと思いまして…」
上条「…」
百合子「…エヘヘ、すみません、こんな理由で引き留めちゃって…迷惑ですよね?…………それにこんな記憶喪失なんて…」
上条「…」カキカキ
百合子「ですから、もし、本当にご迷惑でしたら」
【俺もなんだ】
百合子「………え?」
上条「…」カキカキ
上条【俺も、記憶喪失なんだ。】
361 = 132 :
百合子「本当ですか!?」
上条【本当だよ。二年前に色々あってね。それ以前の記憶が全部無くなっちまった】
百合子「奇遇ですね!………」
上条【まぁ今となってはもうどうでも良い事なんだけどね】
百合子「……上条さん…」
上条「?」
百合子「もし…よろしければ、で良いんですが…今までの上条さんの話を聞かせて頂けませんか?」
上条「…………!」
百合子「もし話したくないのならよろしいんです。すみません、こんなワガママ言っちゃって…」
上条「…」
上条「…」カキカキ
上条【いや全然良いんだけど…長い上にロクな事も無いし…つまらないと思うよ?】
百合子「…」
百合子「ううん。私、上条さんの事もっと知りたいです。」
上条「…」
上条【そうだな、何から話したもんか…】
上条(…誰かに俺の今までの事を尋ねられたの…初めてだな…)
362 :
上条さんインさをや美琴に尋ねられても話さないじゃん
363 :
その2人は話す価値がないから現在こんな状態なのさ
364 :
上条さんがいなくなって一番心配するのは美琴じゃなくてインデックスだろ・・・・
365 :
食べ物の心配か・・・
366 = 355 :
インさんにはステイルさんじゅうよんさいがいるだろ
367 = 362 :
つか他人の事情にはずかずか入り込んでくるくせに自分のことには他人寄せ付けないのが上条さん
368 :
原作のメインヒロインはインデックスだけど
このSSでは御坂っぽいな
369 = 363 :
百合子だろ
370 :
メインヒロインは百合子だろ
371 :
なんでもいいから黙ってろって
372 :
どうでもいいことはチラシの裏に書いてね
書き込むのをためらってくれ
読み返す時目障りだからよ
373 :
実際削板はそんなに悪く無いような
後は垣根海原以外はほとんどの連中がクソみたいな考え方してたが
374 = 349 :
すごパしといて悪くないとか頭大丈夫か?
375 :
あの脳筋は上条も知った上でのゲームと思ってたんじゃないのか?
376 :
>>373
いや、削板は悪いだろ、頭が。
377 = 362 :
捕獲ゲームってはずなのに何故か攻撃した削板が悪くないとか
378 :
マジレスすると根本的な原因は土御門だろ。
これへたすると土御門は詰め腹切らないとすまなくなんじゃねえの
380 :
つか、削板の場合、事情を知っていても、行動に変化がないような気がする。
381 :
ヲイヲイ誰が悪いと決め付ける時点で禁書の科学と宗教のコンセプトと上条視点からずれるぜい
クーデターのように全員で背負い込み姿勢がっと中立厨展開してみる
382 :
一番悪いのは頭にレールガン直撃させた御坂だろダメージ的に考えて
383 :
誰が良いとか悪いとかもうどーでもいいじゃねぇか
384 :
そうよ、そんなのどうでもいいじゃない
385 :
上条さん【いいぜ、お前らが騒がしくするってんなら、まずはその幻想をぶち[ピーーー]!】
386 :
なんかこう、鬼隠し編みたいな感じになるのかと思ってた
387 :
30時間も眠ったのは生まれて初めてだよ
今読み返して見たら分かりにくい事この上ないね!ごめんなさい!
補足しておくとゲームが始まった時点で殆どの人間が上条がゲームに同意した上で標的になっているのだと勘違いしてます。
388 = 132 :
・
・
・
上条【…ーって事もあった】
百合子「あははっ!その人面白い!あははははっ!」
上条【今でこそ笑えるかもだけど流石にあの時はキツかったよ】
百合子「あははっ!おかしー…ふーっ…ふふふっ……上条さん、沢山の面白いお友達がいらしたんですね!」
上条「…」
上条「…」
百合子「……上条さん?」
上条「…」カキカキ
百合子「…?」
上条【いや、どうだろうね。俺が勘違いしてただけなのかもしんない】
389 = 383 :
キテター
390 = 132 :
百合子「そんな事…」
上条【だんだんさ、】
百合子「?」
上条【最初の頃、つっても二年前くらいだけど…まぁその頃は俺もそう思ってたんだ。】
上条【あの頃は楽しかったよ。辛い事も沢山あったけど、何より皆が居た】
上条【でも年月が経つウチに、まぁ皆俺に愛想を尽かしてしまったんだろうな。二年間で俺は一人ぼっちになったみたいだ】
百合子「……」
上条【ひどい奴らだよな全く!俺をハブり出したかと思えばゲームの標的だってよ。人使い荒すぎんだろ!】
391 = 132 :
百合子「…」
上条【だいたい俺が何したっていうんだよな!】
百合子「…」
上条「…」カキカキ
上条【確かに宿題とかをやって来なかったりさ、借りた本汚しちゃったりしたけどさ!!】
百合子「…上条…さん」
上条【変なあだな付けたりもしたけどさ、スルーしちゃったりもしたけどさ、就職先も見つからなかったりしたけどさ、メシを作れなかった事もあったけどさ、】
百合子「上条、さん」
392 :
1日以上寝てるとか凄いなwwwwww
393 :
多分>>1は超能力を使える警察官だな
394 :
>>393
アレは四年に一度だ
395 = 132 :
上条【頭も良くなかったけどさ、顔もよくないし、運動もあまり出来なかったけどさ、ケンカばっかりしたしさ、話も聞かない事が多かったけどさ、殴ったり知ったようなクチを叩いちゃったりしたけどさ、】
百合子「上条さん」
上条【馬鹿だったけどさ、人のきもちもなにもかんがえてやれてなかったけどさまもれなかったりしたけどさなにをすることもできなかったけどさうそいっぱいついたけどさ】
百合子「上条さん!!!」
上条【ごめんなさいもいえなかったけどさみんなにめいわくかけたげどさうまれてこなければよかったけどさおれはやくびょうーーーー… グシャッ
上条「…!………!!!…………!!!!」ポロポロ
百合子「上条さん!!!!!」ガタッ
ギュッ
百合子「もう大丈夫ですから、もう大丈夫ですから…!…ね?」ギュウゥ
上条「………!……!!!」パクパク
上条「…………!!!!」パクパク
百合子「…!!!」
百合子(泣きじゃくりながら……“ごめん”って言おうとしてる…)
百合子(自分を裏切った人達の為に……“ごめん”を言おうとしてる………!!!)ポロポロ ギュウゥッ
396 :
重いな…何が言いたいかと言うとざまぁとか言ってすいませんでした
397 = 394 :
>>395
上条さんの代わりに俺が殴るわ
398 :
上条さんダメージ深すぎでわろえない...
1がんばって
399 :
インさんをぶん殴らなかっただけでもこの上条さんは人間できまくってるよな・・・
400 :
某スレの一方さん並に心にキテるな……
みんなの評価 : ★★★×6
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