私的良スレ書庫
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元スレ上条「なんか御坂に話し掛けにくいんだ」
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―柵川中学―
AM08:42
拝啓、お父様、お母様、弟様。
木の葉も一枚一枚枯れ落ち、日だまりが恋しい今日この頃。
今年は例年になく冷え込む秋になりました。皆様、お健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?
私、佐天 涙子はアグレッシブかつデンジャラスな出来事が日々起こる中、クラスの方々と楽しくも可笑しな毎日を過ごしています。
ステイル「君はさっきから何を言ってるんだ?」
佐天「わぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!?」ビックゥ
初春「わー! 佐天さん急に大声出さないでください!」ビックゥ
春上「ビックリしたの」ビックゥ
佐天「お、乙女の独り言を聞くなんて何考えてるんだよ!!」
ステイル「君の言う乙女とは地を唸らせる程の咆哮(バインドボイス)を上げる人間を指すのか? 一つ言わせて貰おう、それは既にアマゾネスだマヌケ」キーン
佐天「ま、マヌケ!? なんで初対面の人間にそこまで言えるのさ!」ムキー
ステイル「君とは既に校庭で会っているだろ。いや、中々のスイングだったよ?」ジトー
佐天「う……そ、それはゴメンってば…」シュン
初春「ま、待ってください!」
ステイル「うん…? 君は確か…」
初春「実は…かくかくしかじか…」
ステイル「まるまるうまうま…だったと?」
初春「はい…と言う訳でして…佐天さんは私達を守る為にですね……?」
ステイル「…………」
ステイル(まぁ………確かに、あの状況では明らかに僕の責任か………)
佐天「うう……や、やっぱ許してくれないよね…? 思いっきり殴っちゃったもんね…」シュン
春上「佐天さんは悪くないの。私が2人に心配かけたせいなの」シュン
初春「2人とも悪くありません! 私がちゃんと確認しなかったせいなんです!」
ステイル(………仲のいい子達だな………僕はそんな彼女達を苦しめてしまったのか…やれやれ、とんだ紳士だな)
佐天「転校生くん! 初春と春上さんはなんの関係もないの! だから2人は見逃してあげて!」ペコー
春上「そんなの駄目なの。佐天さんはなにも悪くないの…ボーっとしてた私が一番悪いの…」ジワァ
初春「春上さんも悪くなんてありません! 私の…私の早とちりで……」グスッ
ステイル「あー……君達? なんか人の事を血も涙もなく極悪非道の限りを尽くす冷血漢かなにかと勘違いしてないか?」
佐天「………え?」
ステイル「元を正せば僕が君達を怖がらせる発言をしたのが原因だ」
初春「…………」
ステイル「僕の不必要な発言で君達に大変な迷惑を掛けた。本当に申し訳ない」ペコリ
佐天「…………」
初春「あ、あの、顔を上げてください! クラスの皆も見てますし…///」
春上「そうなの。私達、気にしてないの」
佐天「ねえねえ」チョイチョイ
ステイル「………?」
佐天「キミって結構マジメくん?」
ステイル「………………は?」
佐天「あ、変な風にとらないでね? 正直、そこまで真剣に謝られるとは思わなかったもんでねー」タハハー
ステイル「…君は僕をどういう風に見ていたんだ?」
佐天「うーん、拷問趣味で残虐非道、無慈悲で残酷で冷酷にして非情なアブナイ人?」サラッ
ステイル「…………全てを忘れてしまいたい」ドヨーン
佐天「でもまあ謝ってくれたんだもんね! うん、良いよー。許したげるー」エッヘン
ステイル「…………………」
ステイル(な、なんて調子の良い女なんだ…)
佐天「それじゃ誤解も解けた事だし、改めて自己紹介だね!
私は佐天 涙子。キミのお隣さんだからわかんない事あったら、わかる範囲で答えるよん!」
ステイル「期待しないでいるよ」
初春「わ、私は初春 飾利っていいます。この学校の風紀委員をやってます。なにか困った事があったら気軽に声を掛けてくださいね?」
ステイル「もしもの時は声を掛ける。まず、ないだろうけどね」
春上「春上 衿衣なの。嫌いな食べ物あったら、私も食べるの手伝うの」
ステイル「…………あ、ああ。生憎と好き嫌いは少ない方でね。問題ないよ」
佐天、初春上「………」ジトー
ステイル「な、なにかな……?」
佐天「いやー、私達3人は自己紹介したんだからさー…」
初春「あなたの自己紹介をちゃんと聞きたいと言いますか…」
ステイル「さっきしたじゃないか」
春上「もっと知りたいの」
佐天「そうそう。因みに名前だけ喋って終わりはなしだからね」
ステイル「……なにを言えば良い?」
佐天「好きな女性のタイプとかさー、そう言うちょっとした事でも良いんだけど?」
ステイル「………なんで僕がそんな事を……」ヤレヤレ
佐天「さ、張りきって言ってみようー!」
初春上「言ってみよー」
ステイル「聞いてないのか? 聞いてないだろ!? と言うか聞く気ないだろ!」
佐天「ほらほらー。ノロノロしてると休み時間終わっちゃうよ?」
ステイル「それは好都合だな。終わるまでだんまりを決め込むとしよう」
佐天「うわー。女の子にだけ言わせといて自分は逃げるんだー」
ステイル「君等が勝手に喋っただけだろう」
佐天「ちなみにだんまりでいた場合は大圄に頼んで1時限目の授業は丸々キミへの質問コーナーにさせて貰うけど、それでも良いの?」
ステイル「…………わかった…言えば良いんだろ!?」
佐天、初春上「わぁーー」パチパチ
ステイル「あー………うんんっ! す、ステイル=マグヌス…だ。
尊敬する女性は…え、エリザベス一世で、好きな女性のタイプは聖女マルタ。
至らない所が多々あるかもしれないけど、よ…よろしく頼むよ……………こ、これで良いだろう!?」
ステイル(く、屈辱だ……なんでこの僕がこんな事を言わされなければならない…!)
佐天「あははは! え、エリザベス一世だって…! く、くひひひ…誰それ~~~……キミってお笑の才能、あ、あるん…プクク…じゃない?」バンバン
初春「さ、佐天さん、笑っちゃいけません! きっと本人は大真面目で言ったのかもしれません!」
佐天「あーははははははははは! そ、その方が面白い~~~~~~!!」バンバンバン
クラスメート『ドッ』
ステイル「…………///」
春上「大丈夫なの」チョイチョイ
ステイル「……なにがだ?」ドヨーン
春上「私もそういうの言えるの。………コホン」
春上「タバコを吸う人があるスポーツをしてたの」
ステイル「……………………その心は?」
春上「相撲かー(スモーカー)、なの」エッヘン
ステイル「………………」
佐天「あははははははは! お、お腹痛ひー……!!」バンバンバンバン
初春「だから笑っちゃいけませんってばー!!」
春上「相撲かー」
ステイル「…………………………」
ステイル(や、やり辛い………)
乙
ステイルのロリコンが判明するんじゃないかとひやひやした
まぁステイルさんじゅうよんさいでインさんが14、5歳だから下手すればインさんのが年上なんだよな
ステイルのロリコンが判明するんじゃないかとひやひやした
まぁステイルさんじゅうよんさいでインさんが14、5歳だから下手すればインさんのが年上なんだよな
>>1来てくれー
>>571
赤が映えすぎててそれっぽくないな
赤が映えすぎててそれっぽくないな
>>1ー!
早く来てくれー!
早く来てくれー!
>>1は21巻を読んでいるのだ
たぶん・・・
たぶん・・・
バレスレ見てると何故かそうゆう書き方してる人多かったけど素で言ってるのならアホすぎる。
まぁ21巻でロシア編終わったのならその疑問もありだけどな
まぁ21巻でロシア編終わったのならその疑問もありだけどな
ども長い間放置してごめんね
高熱と腹痛のダブルコンボでちょっと寝込んでました
炎症値が高いみたいでそれを抑える点滴と薬でいまは楽になったんで続き書いてくるね
予定は8時~9時頃で
高熱と腹痛のダブルコンボでちょっと寝込んでました
炎症値が高いみたいでそれを抑える点滴と薬でいまは楽になったんで続き書いてくるね
予定は8時~9時頃で
人物紹介1
上条さん フラグ建築士。美琴さんと喧嘩してたけど仲直りしたり、一緒に買い物したり。
最近は訳のわかんない感情にちょっと戸惑いつつも、補習に明け暮れている。
美琴さん ビリビリ。ロシアから帰ってきてから元気なかったけど黒子ちゃん達のおかげで上条さんと仲直り。
デート(と言い張る)でペアのパジャマ買ったり、上条さんにヘアピン買ってもらったり。
禁書さん 元気いっぱいの歩くブラックホール。ご飯を食べる時は救われていないとダメと主張。
上条さんの手伝いとか時々するようになった。良い子。上条さんに昼食代2千円貰ってる。
一方さん 上条さんの高校に転校して来た。現在、吹寄の頭突きによってダウン中。
ロリコン。
違いますゥ。守りたいヤツが偶然ガキだっただけですゥ。声掛けて来たのがババアだったらババア守りますゥ(本人談)
土御門くん シスコン軍曹。上条さんの悩みを聞いてたような気もする。
ステイルの転校手続きして上げたり、変な設定を考えたりしてる足長お兄さん。
青ピ 青い大木。ショタもバッチコイ。
吹寄さん 吹寄おでこDX。対カミジョー属性らしい。
一方さんを自慢のおでこによる一撃でダウンさせる。
姫神秋沙ちゃん。 とある原石の吸血殺し(仮)のヒロイン。絶世の美少女。クラスのマドンナ。
この子は。将来有望。期待出来る。うふふふ。まさにダイヤの原石ね。
黒子ちゃん 美琴さんを心配したりと一途だけどなんか報われない子。同性愛はいかんぞ。非生産的な。
いま現在は自身の発した言葉により寮監の逆鱗に触れ、首とか色んな所が大変な事になっている。
人物紹介2
ステイルくん 禁書さんが気になって学園都市の学校に転校して来たストーカーと言う名の紳士。
異文化交流により、佐天さんのフルスイングで吹っ飛んで地面を転がった後に校舎に頭をぶつけた。
誤解は解けたけど柵川3人娘に圧されっぱなし。
初春さん 腹黒くなったり、ツッコミ役になったりと忙しい子。
転校して来たステイルにビビってたけど必死に打ち解けようとしている。
佐天さん スカートめくりの達人。刺繍出来たりご飯作れたりと家事スキルのレベルは5。
転校して来たステイルくんを変質者と勘違いして教科書の沢山入った鞄を叩きつける。ステイルくんの隣の席。
春上さん なの。ご飯食べる時にほっぺに食べかすくっ付けちゃう子。精神感応のレベル2。
ステイルくんにちょっと懐いてる。駄洒落で場を和ませようとした。
打ち止めちゃん カナミンのポテチに付いて来るカード(全253枚)をコンプする為に日々ポテチを買いに走る暴走ガール。
大抵のポテチは芳川さんと黄泉川さんと一方さんに食べてもらう。最近は自分でも食べるようになった。
結標さん あわきん。ショタコンらしい。しかし禁書さんのお口を拭いてあげたりとお姉さんらしい一面も。
海原くん 少し出てきた人。その正体は謎の全身皮被り戦士アステカイザー。
小萌先生 アグネス「アウト」。一方さんが転校して来たことで新たに問題の種が増えてちょっと喜んでる。
人物紹介3
黄泉川先生 一方さんと打ち止めちゃんと芳川さんの保護者。一方さんを転校させた張本人。おっぱいが大きい。
芳川さん 他人に甘く、自分にも甘い人。夜中の通販番組に夢中で完全に夜行性に。
寮監さん 未婚超人。レベル5すら震撼させる人。
浜面くん 現在は滝壺さんと絹旗ちゃんと一緒に暮らしてる。滝壺さんに指輪買ったりしてた。
滝壺さん 体の調子も落ち着いてる。現在の暮らしには大変満足している。
絹旗ちゃん 超パンツ。今後出番あるかも。
ランベス女子寮の皆さん ステイルくんのお土産待ち。二軍留置所じゃねーです。
スフィンクス 最近まで空気のように禁書さんの傍にいた。
―とある高校・保健室―
AM08:52
一方「…………あァ?」パチッ
上条「よお、目は覚めたか?」
一方「三下かァ? 俺は…確か……あのデコ助に…」ムクッ
上条「ビックリしたぜ? まさか気絶するなんてなー」
一方「ちっ……まだ頭がガンガンしやがる…」クラクラ
上条「ははは…吹寄の頭突きは効くだろ?」
一方「ありゃ既に鈍器だろ。強能力者(レベル3)程度の相手ならやり様によっては勝てるンじゃねェの?」
上条「や、やだなぁ…怖い事言うなよー」タラリ
一方「………………」ニタァ
上条「無言で笑わないでくれます!?」
一方「なァにビビってンだよ。テメェならあのデコ助押さえ付ける事くらい朝飯前だろォが」
上条「いやいや、上条さんは紳士ですよ!? 女の子に乱暴なんてしません!」
一方「ほゥ……」
上条「……ぃゃ…例外もいますけど……それでも普通の子に…乱暴は…………してないよね?」
一方「知るか。俺に聞くンじゃねェよ」
上条「えー! そっちから話し振って来たのにー!?」
一方「あンま声あげンな。頭に響くンだよ」
上条「……な、ぐ………はぁ。わかったよ…」
一方「……………」チックタック チックタック
上条「……………」チックタック チックタック
一方「…………」チックタック チックタック
上条「…………」チックタック チックタック ボーンボーン
一方「………」チックタック チックタック
上条「………」チックタック チックタック
一方「……」チックタック チックタック
上条「……」チックタック チックタック
一方「………おい三下」
上条「うん? どうした? 喉が渇いたか?」
一方「ちげェっつの。最後まで人の話し聞け…」
上条「わかったから早く話せよ」
一方「超電磁砲との逢瀬は楽しかったかよ?」
上条「…………は?」
一方「……悪ィ、テメェのポンコツ頭に合わせて言ってやるンだったな。要はデートだよ、デ・ェ・ト」
上条「……誰が?」
一方「テメェ」
上条「………誰と?」
一方「超電磁砲」
上条「…………なにしてたって?」
一方「なンべンも言わすンじゃねェよ……テメェが超電磁砲とデートしてたっつってンですよォ」
上条「………わ、悪い。言ってる事が良くわかんねえんだけど……え?」
上条(デート? 俺と御坂が?)
上条「な、なんか勘違いしてないか? 俺と御坂は別にそう言う関係じゃ…」
一方「ここまで来るといっそ清々しィなオイ」
上条「だ、だいたいな。俺と御坂がいつデートしたって言うんだよ! 偽のデートだったらあるけどよ…」
一方「はァ…テメェは一昨日の事もスッキリ忘れる程の鳥頭かよ…」
上条「は? 一昨日……? 一昨日ってーと……」
上条(御坂の買い物に付き合った日だよな………………あ、あれ…? て事は…)
――美琴『ご、ごめん…ホントは…こういう風に遊びたかったの…』
――美琴『こうやって…アンタとショッピングしたり…とか…』
上条(あ…な………!)
上条(あ れ っ て デ ー ト だ っ た の か ! ?)
一方「…………」
上条(い、いや本当に俺と買い物をしたかっただけかも知れないだろ…?)
一方「おい」
上条(あれ? だけどそれって一般的にはデートって言うような言わないような…あれ? あれー?)
一方「おい三下」
上条「はいぃ!」ビクゥン!
一方「なァにどもってやがンだよォ…」
上条「う…… お、お前が急にデートとか言うから…」
一方(……あァ? 意識してンのか? ハッ………やりゃァ出来ンじゃねェか、超電磁砲)ニヤッ
上条「は、はい、おしまい! この話しはココで終わりです!」パンッ
一方「へいへい………おい、それよりいま何時だ?」
上条「ん? あ、ああ。もう1限目の授業始まってるな。ま、上条さんも1限目はサボりますよ。お前が心配だしな」
一方「サボりとか悪党みてェなマネすンじゃねェよ、テメェは」
上条「いくらなんでも拡大表現し過ぎじゃありませんか?」
一方「うるせェ………俺の目の前でテメェ(ヒーロー)がサボリ(悪党のマネごと)とか許さねェぞ…」ユラリ
上条「なに言ってんの、お前!?」
一方「うるァ! さっさと教室戻ってシコシコと勉学に勤しんでこいやァァァァァッ!!」カチッ
上条「わ、わかったよ! わかったから保健室で能力使うなよ! …………それじゃあ、行くけどあんま無理すんなよ?」
一方「わァってるっつゥの。2限目から出っから安心しろォ」フリフリ
上条「おう、それじゃ先に行ってるな」
ガラッ ピシャンッ
一方「………さァてと…朝早くにガキに起こされたかンなァ。ちィっと寝るか…」
一方「…………」Zzz…
一方「………」Zzz…
一方「……」ピタッ
一方(……誰か来ンな…)
スタスタ
一方(…にしても誰だ? この足運び…一般人じゃねェのは明白だ)
ガラッ
土御門「やっほー、元気かにゃー?」
一方「……テメェの面見たら吐き気してきた」
土御門「開口一番に出るセリフがそれかよ」
一方「これでもまだ言葉に気ィ使ってるつもりだぜ?」
土御門「もう良いにゃー。……しかし驚いたぜい。まさかお前が転校してくるとは夢にも思わなかったぜよ」
一方「奇遇だなァ。俺もだ」
土御門「…で、どうだったかにゃー? うちのクラスの連中は」
一方「糞みてェにうるせェ連中ばかりだな」
土御門「素直じゃないにゃー。聞いたぜい? 女子の注目の的だったそうじゃないかにゃー」
一方「うるさくて敵わねェンだよ…こっちは静かにさせて欲しいンだっつゥの」
土御門「そんな事言ってー。本当は女子を独り占め出来て嬉しかったんじゃないかにゃー!? コノコノー!」ツンツン
一方「うわァ…まじうぜェ」イラッ
土御門「けど悪い気はしなかっただろ?」
一方「……………まァな」
土御門「やっぱ女子達とくんずほぐれつの大乱交でお楽しみか、コノヤロー!!」ツンツンツンツン
一方「オーケィ……校庭に生えてる程よい高さの木に突き刺してモズの早贄みてェにしてやる」
土御門「落ち着くぜよ一方通行。あ、いまは一方って言った方が良かったかにゃー?」
一方「…………好きに呼べ」
土御門「じゃあセロr」 カチッ 「……一方通行。こう言う学校ってのも中々楽しいだろ? 特別クラス(研究施設)とはまた違ってな」
一方「にしては濃すぎンだよ。テメェと三下が同じクラスなンて聞いてねェぞ」
土御門「言ってないからにゃー。それに俺もお前とカミやんがあそこまで仲良いなんて予想外だったぜい」
一方「テメェは眼科に行って来い。アレのどこが仲良しこよしに見えンだよ」
土御門「お前はそう思ってなくても、カミやんはお前の事も友達だと思ってると思うけどにゃー」
一方「……アホくせェ」
土御門「ほんと素直じゃないにゃー」
一方「………おィ、土御門」
土御門「なにかにゃー?」
一方「ここは、本当に三流のガッコーか?」
土御門「突然なにを言い出すにゃー。うちの高校は最高でもレベル2の能力者しか集まらない三流も三流のド三流学校だぜい。あ、第一位のお前がいるからランク上がってるかにゃー?」
土御門(他にも元・霧が丘の生徒や親船最中の親族なんかもいるけどにゃー)
一方「にしては不自然すぎンだろォが。テメェと三下、果ては俺まで同じクラスだァ?
レベル5の転校手続きは上層部の連中の許可申請が必要なンだろォ? なンだって俺をこンな三流ガッコーに入れる事を許可したンだよ?」
土御門「詳しい事はわからないけどにゃー…多分お前とカミやんの2人を監視する為なンじゃないかにゃー?」
一方「……監視だァ?」ピクン
土御門「お前もカミやんもロシアじゃ大活躍だったからにゃー。
上の連中も野放しに出来ないと考えてお前をこの学校に放り込んで、カミやんと一緒に監視しやすくしたんじゃないかにゃー?」
一方「つーと、アレかァ? 俺はまたしても上層部のクソッタレ共の思惑通りに動いてたってことですかァ?」
土御門「ま、そういう事になるか?」
一方「…笑えねェなァ…クソが。今頃ベッドの上で女に向かって腰振りながらほくそ笑ンでンだろォぜェ…!!」ビキビキ
土御門「落ち着け、一方通行。これはあくまで推測だ」
一方「推測だろォが知ったこっちゃねェよ。こっちはあのクソ共に良い様に引っ掻き回されてイラついてンだ…皮剥いで吊し上げるだけじゃ気がすまねェンだっつの」
土御門「おいおい。ここは神聖な学び舎だぜい? 物騒な事言わn」
ガラガラ
小萌「一方ちゃーん。具合はどうですかー?」
小萌「………って、土御門ちゃん? こんな所でなにしてるんですかー? 授業はとっくに始まってるですよー」キョトン
土御門「か、カミやんから一方くんが保健室に運ばれたって聞いたもんで心配して見に来たとこだぜい」タハハー
小萌「むむ。友達を気遣うのは良い事ですがいまは授業中なのですー。担当の先生に怒られますよー?」
土御門「すぐに戻るから大丈夫ぜよ。それより先生はなんで一方がここにいるって知ってるのかにゃー?」
小萌「えへへ………実は先生もさっき上条ちゃんに聞いたんですよー」
一方(三下ァ… 余計な事言ってンじゃねえェェェェェェェッ!!!)
土御門「そ、それでなにしに一方くんに合いに?」
小萌「一方ちゃんの教科書が揃ったのでそれを伝えに来たのですー」
一方「教科書だァ? ンなモン、ケツ拭く以外に使い道ねェだろ? いらねェよ」
土御門(腐っても学園都市第一位だからにゃー。いまさら勉強なんてする必要ないってか)
小萌「むー。ダメなのですー。先生の生徒になった以上は特例は許しませーん!」
一方「ちっ……わかりましたよォ。受け取りに行きますよォ…」ムクッ
小萌「あ、一方ちゃんはまだ休んでてください。教科書は先生が運んでおきますからー」
土御門「いやいや! 小萌先生にそんな重たい物持たせられないぜい。 ここはこの土御門が!」
小萌「土御門ちゃん、頼んでも良いんですかー?」
土御門「任せて欲しいぜよ。それじゃ行ってくるぜい!」
一方「待てよ。俺も行く」スクッ
小萌「ひ、一方ちゃん? 杖ついてるのに、教科書持ったら危ないですよー」アワアワ
一方「甘ったれてばかりは性に合わねェンでな、コレが」
小萌「…わかりました。でも先生も手伝いますからね? 生徒だけに任せる訳にはいかないのです!」
一方「どォぞ御勝手に」ヒラヒラ
土御門「ヒューヒュー! 一方くんカッコいいにゃー」
一方「次に下ンねェ事喋ったらその口、針金で縫い付けンぞ」
土御門「一方くんはおっかないにゃー、ツッチー悲しいぜい…シクシク」
一方「ツッチーくゥゥン。日本語理解してンのかなァ? それともその耳って飾り? その不良品の耳引き千切って新しい耳を捻じ込ンでやろォかァ!?」
小萌「コラー! 2人共、早く行きますよー。1時限目の授業が終わっちゃいますー」
土御門「はーい、だにゃー☆」タタタッ
一方「チィッ…」スタスタ
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