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    元スレ結標「はぁー、出会いが欲しい…」

    SS+覧 / PC版 /
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    タグ : - Fate ×2+ - とある魔術の禁書目録 + - アニェーゼ + - 一方通行 + - 上条 + - 垣根 + - 結標 + - 絹旗 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 = 299 :

    土御門「なーに、大したことじゃねぇ。ちょっとしたお仕事だよ」

    絹旗「はい。とあるものの超回収です」

    心理定規「回収?」

    土御門「ああ、本当なら海原の奴の仕事だったんだが……」

    土御門「あいつは御坂美琴を追っかけて出てっちまったからな」

    土御門「垣根提督を回収しに来た」

    302 = 299 :

    心理定規「あらあら、久々にあったと思ったのにもうお別れなの?」

    心理定規「改めて別れるとなると少し寂しいものね」

    垣根「……、なぁ、心理定規」

    心理定規「何?」

    垣根「お前はなんでこんなセミナーなんか開いてるんだ?」

    心理定規「そうね、やっぱり趣味、なのかしら?」

    垣根「は!こんな面子集めておいて、趣味だって?」

    304 = 299 :

    垣根「さすが、高能力者共だ!どいつもこいつもてめぇとその相手のことしか見ちゃいねぇ!」

    垣根「そんな奴らの世界に俺の入る余地なんざ最初からありゃしなかったんだよ!」

    垣根「所詮は第二候補、ただのスペア、いやそれ以下か……」

    心理定規「面子は関係ないわ。恋する女の子なんてものに高能力者も無能力者もないわ」

    心理定規「あなたがなぜそこまでこの結果に落胆するのかは推測しか出来ないけれど……」

    心理定規「この結果は今の貴方にして、当然、じゃないかしら?」

    心理定規「この程度の人間が、あの人たちに愛されるわけがないもの」

    垣根「あぁ?なにか?てめぇも今の俺を見て笑ってんのか」

    305 :

    ていとくん・・・

    306 = 299 :

    心理定規「そうじゃないわ、そうじゃないのよ」

    心理定規「誰かのために動ける人か、そうでないか」

    心理定規「彼らと貴方との違いなんてその程度のことでしかないともいえるけれど」

    心理定規「私の能力、こんな能力をもってるからこそわかるの」

    心理定規「『愛する』力なんて、確かに使い古された物だけれど」

    心理定規「だからこそ、その純粋さは何よりも強く人の心を動かすのよ」

    心理定規「無能力者が、超能力者を倒すくらいにはね?」

    307 = 299 :

    垣根「……、なぁ」

    心理定規「なに?」

    垣根「お前はまだこんなセミナーを続けてくのか?」

    心理定規「今はあまり『仕事』も無いのよね。それに、恋する乙女は絶えないもの」

    垣根「……、俺のチャンスもまだ終わっちゃいねぇってことか」フッ

    心理定規「そうね」ニコッ

    土御門「もう話は済んだか?そろそろ時間なんだが」

    垣根「ああ、もう十分だ」ドロッ

    心理定規「!!垣根、貴方!」

    309 = 299 :

    垣根「心配すんな。借りモンの体が壊れるだけだ」

    垣根「おい、金髪!」

    土御門「なんだ?未元物質」

    垣根「アレイスターに言っとけ、俺はまだ諦めちゃいねぇってな」

    土御門「ああ、わかった。伝えておくよ」

    垣根「心理定規」

    心理定規「なに?」

    垣根「ありがとな。また頼むわ」

    心理定規「ええ、いいわ。ただし貸しよ?」




    心理定規「次にまた会った時の、ね」

    310 = 299 :

     終 章 二人の空間移動能力者

    「結局、何の収穫もなかったわね……」
    合コンが終わった後、結標淡希達はそろって一緒に家路についていた。

    女子三人はそんじょそこらのスキルアウトなんかよりよっぽど強いのだが、
    「女の子は送るもの!」などと上条が言い張った上、他の女子二人もまんざらでもなく
    「好意に甘えよう」などといってしまったために、一人抜けることも出来ず、
    結局みんなで帰ることになってしまった。

    「浜面、今日楽しかった?」
    「あ、ああ、まぁちょっとは楽しかったな。お前も今日はなんか優しげだったし」
    (それ以上に、裏がありそうで怖かったとは言えねぇけどな……)
    「ふふ、よかった。でも、私はいつもあんなじゃない?」
    「えー、それはねぇよ……。お前に殺されかけたんだぞ、俺」
    「そうだっけ?あれれ?」

    311 = 299 :

    (ええ!殺されかけたとかマジかよ……人は見かけによらねーな)
    「おーい、変な汗かいてるぞー?」
    「うぅ?あ、ああ、そうでつか?上条さんは全然大丈夫のことよ?」
    「そう?ならいいけど。そんで、アンタはどうだったのよ?」
    「うーん、俺も楽しかったかな」
    「よしよし!」
    「なんでお前が『よしよし!』なんだ?」
    「な、なんでもないわよ!それより、早く日程決めなさいよね」
    「ああ、わかった。決めたらメールするわ」



    (っち、どいつもこいつもいちゃいちゃしちゃって)

    312 = 299 :

    周囲をチラチラみながら、結標は心の中で愚痴った。
    彼女の今回のターゲットだった一方通行も会話こそしていないが、
    二組の後ろを離れず、守るかのように歩いていて、結標はさらにその後ろを
    歩いていた。

    (こっちをちらっとでも見ればいいのに)

    反応していない一方通行と、大してタイプでもない一方通行にこんな自分勝手な
    感情を向けている自分に少し失望しながら、第七学区の家路を進んでいると、
    視界の隅を小さな影な横切った。
    直後、唐突に上条たちのグループが歩くのをやめ、誰かと話を始めた。

    313 = 308 :

    ハァハァ

    314 = 299 :

    何事かと歩を進め、近づいていく結標の目に飛び込んできたのは、
    「あれ、お前は確か天草式の……」
    「はい、香焼っす」




    「さぁて、ここからが本番なのかしら?」
    結標の顔からは、これから始まるであろう戦いを楽しむかのような、
    そんな笑みが零れていた。

    315 = 299 :

    ここのところ、お姉様の様子がおかしい。
    白井黒子はそんな悩みにここ最近悩まされていた。

    今まで白井『スキンシップ』に対しては実力行使もいとわず
    拒否していたお姉様が、なぜか必要以上の拒否はせず、
    白井を諭すように拒否するようになったのだ。
    少し涙目で、しかし本気で説得してくるお姉様に、
    さすがの白井も萎えてしまって逆に手を出せずにいたが、
    その涙目のお姉様には、なぜか余裕も感じられるのだった。

    「おかしいですの。あの変化、あの余裕、いったいお姉様に何があったのいうんですの?」
    悩む白井の脳裏に、ふとある考えが浮かんでしまった。

    316 = 299 :

    「ま、ままま、まさかですの!あ、あの類人猿となにかあったんでしょうか!?」
    女の子らしい行動への変化と、あの余裕。まさか、とは思いながらも
    考えれば考えるほど、それが答えのように思えてくる。
    「お、落ち着くんですの!まだそうと決まったわけでは!」
    そういいながら、仮に『まだ』だったとしてもそう時間がないことを白井は
    今までの経験から理解もしていた。
    ガンガンッとファミレスのテーブルに頭を打ち付けて落ち着こうとする白井に
    さっきからそばで少し楽しげに眺めていた初春飾利が声をかけた。

    「白井さん白井さん、その楽しげな行動に一生懸命な白井さんは素敵なんですが、
    こっちの話も聞いてくださいよー」
    「何ですの?初春。わたくしお姉様に関する重要な問題を早急に処理しなければならないのですが」

    317 :

    ふむふむ

    318 = 299 :

    「知ってます?最近新しく出来た塾が評判なんですよ!」
    「そうそう、私と佐天さんはさっきからその話で盛り上がってたんですよ!」
    「なんでも、複数の高位能力者が最初に授業を受けたんだけど、
    すっっごい効果が出たんですって!」
    「講師も心理系能力者で、メンタルケアとかもバッチリらしいんです!」
    「はぁ、この学園都市でわざわざ塾なんて。なんとも眉唾な話ですこと。
    なんといいましょうか、しっかり時間割をこなす以外に能力の増加は見込めないんですの」
    「違うんです!能力開発とか勉強の為の塾じゃないんです!」
    「さすがに私ももうそっちは懲りてますし……」
    「きっと白井さんの力にもなると思いますよ」
    「そうなんですの?ではいったい何の塾なんですの?」





    「心理定規の超恋愛塾!!」」

    319 :

    おつー
    めっちゃ楽しかったぜよ

    320 = 299 :

    >>319
    こんな深夜にありがとう
    どうにか今回で、100レス以内に終わってホッとした
    見てくれてた皆さんに感謝です

    321 :

    乙!
    また機会があったら何か書いてくれ!

    322 :


    おもろかったwwww

    324 :

    乙!
    ていとくんは失敗しちゃったの?

    325 :

    乙!
    ていとくんドンマイ!
    心理定規これからも学園都市の恋する乙女を応援してやってくれwww

    326 = 319 :

    ただアレじゃの
    もし、>>1が後日談等続ける気がないなら、>>1本人がhtml化依頼をだしてきなされ
    この板は勝手に落ちないから

    ■ HTML化依頼スレ Part1http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/

    327 = 299 :

    皆さんどうもです

    >>326
    うーん、続きじゃないが短めのとか地の文練習とか
    どこに落とそうか総合スレとかで聞こうとは思っていたんだけれど
    どうするのがいいんだろう?ここでしばらく様子見てってのもありかな?

    ちなみに短めのは
    一方通行「お義母ァさン、娘さンを俺にください!」
    てな題名

    328 :

    面白そうだが、投下いつぐらいになりそう?

    329 :

    そいつは楽しみな題だな

    330 :

    お義母さン…だとォ…?
    書いてくださいお願いします

    331 :

    今日飲み会中だけど、数日中にはできると思います

    332 = 328 :

    それならここで書けばいいよ
    期待して待ってる

    333 :

    誰か一方さんが過去に戻るスレ知らん?
    落ちたのかな・・・

    334 = 328 :

    昼過ぎにSSスレ何個かスレストされてたからそのスレもされたかも

    335 :

    >>333
    打ち止め「ちょっと、アンタ」一方通行「はァ?」の>>363からが過去ってかパラレルだけど
    多分違うよね

    336 = 333 :

    >>335
    いや、きっとそれだわ。
    サンクス!

    337 :

    過去って聞いて思いついたのがそれだったンだが
    合ってたンなら良かったわ

    338 :

    「はぁー、出会いが欲しい…」

    339 :

    「ハローワーク」

    340 :

    牛乳のしみたプーさんのぬいぐるみを持っていくと
    効果的

    341 :

    レイスター「はぁー、出会いが欲しい…」

    342 :

    外に出ようぜ……

    343 :

    まさかの
    あわきん×☆

    344 :

    婆さんや続きはまだかの?

    345 :

    >>344
    おじいちゃん!昨日食べたでしょ!

    346 :

    一方通行「お義母ァさン、娘さンをボクにください!」

    347 = 346 :

    美鈴「……。ちょっと待ってね、少しパニクってるみたい」

    美鈴「……ん、よし、もう一回いってみて」

    一方通行「お義母ァさン、娘さンをボクにください!」

    美鈴「ああぁぁ何それマジなの?!馬鹿なの?!死ぬの?!」

    一方通行「ボクァいたってまじめです、お義母ァさン」

    348 = 346 :

    美鈴「あまりの衝撃にさすがの美鈴さんも完全にキャラ崩壊しちゃってたわ……はぁぁ……」

    一方通行「ンなもン、大して変わっちゃいないンで大丈夫ですよお義母ァさン」

    美鈴「フォローになってない!?」

    美鈴「はぁ、こういう紹介はもうちょっと後だと思ってたんだけどなぁー」

    一方通行「アイツももォ14歳、十分結婚できる年齢です。つゥか俺がこれ以上待てませン」

    美鈴「14?14じゃ結婚できないわよ?なんかちょっと冷静になってきたわ」

    一方通行「愛の前には年齢なんざァ、関係ねェと思わねェか?」

    美鈴「関係あるし、口調がタメ口になってるわよ?」

    349 = 346 :

    美鈴「ん?よくよく考えるとうちの美琴ちゃんは今18歳だったはずよねぇ……」

    美鈴「君と美琴ちゃんが結婚するんじゃないの?」

    一方通行「? なンで俺があのバb…、お姉ェ様と結婚なンざァしなくちゃならねェンだ?」

    美鈴「え?違うの?でも、うちの娘は今のところ美琴ちゃん一人だけなんだけど」

    美鈴「君はいったい誰と結婚するつもりなのよ?」

    一方通行「もちろんあのガキだよ」

    美鈴「だからうちにh、……もしかして、妹達?」

    350 = 346 :

    一方通行「まァ大体当たりだな」

    美鈴「でも確か、妹達は美琴ちゃんと同い年じゃなかった?」

    一方通行「そこより先は聞いてねェのか?だったら挨拶はいらなかったか」

    一方通行「まァイイ。俺が結婚してェのはその中の一人なンだが」

    一方通行「ソイツ等の上位個体の打ち止めってガキだ」

    美鈴「うーん、その子に会ったことがないからなんともいえないけど……」

    美鈴「その子も『いい』って言ってるならいいんじゃない?」

    美鈴「ただし、条件が2つあるわ」


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