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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「>>4」
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街中
勇者「おお……重い……借りたものと買った物で結構な量になったな」
勇者「まずはこの件に使えそうなやつを調べることから始めないと」
テクテク…
ドンッ
勇者「痛っ」
バサバサッ
勇者「む。すまない」
傭兵「いや。こちらこそ前方不注意だった。拾うのを手伝おう」
勇者「悪いな」
勇者「おお……重い……借りたものと買った物で結構な量になったな」
勇者「まずはこの件に使えそうなやつを調べることから始めないと」
テクテク…
ドンッ
勇者「痛っ」
バサバサッ
勇者「む。すまない」
傭兵「いや。こちらこそ前方不注意だった。拾うのを手伝おう」
勇者「悪いな」
傭兵「……魔導書と指南書が多いな」
勇者「まあ、ちょっとな」
傭兵「……ほら」
勇者「サンキュー」
傭兵「……ではな」
テクテク
勇者「あの人は北の城門の方に向かってるみたいだな。旅人か何かか」
勇者「……なんかどっかで見たことあるような気がする奴なんだが」
勇者「……」
勇者「まあいいか」
勇者「まあ、ちょっとな」
傭兵「……ほら」
勇者「サンキュー」
傭兵「……ではな」
テクテク
勇者「あの人は北の城門の方に向かってるみたいだな。旅人か何かか」
勇者「……なんかどっかで見たことあるような気がする奴なんだが」
勇者「……」
勇者「まあいいか」
夜
ペラ…ペラ…
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……これだ。……これを使えるようになればいける気がするぞ」
勇者「あんまり難しすぎるやつは無理な気がするけど、これくらいならなんとか……!」
勇者「そうとわかれば早速練習だ」
ペラ…ペラ…
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……これだ。……これを使えるようになればいける気がするぞ」
勇者「あんまり難しすぎるやつは無理な気がするけど、これくらいならなんとか……!」
勇者「そうとわかれば早速練習だ」
翌日、訓練場
勇者「おはよう」
女騎士「おはようございま……ひっ!?」
勇者「……どうした?」
女騎士「どうしたって……すごい隈ですけど大丈夫ですか?」
勇者「おはよう」
女騎士「おはようございま……ひっ!?」
勇者「……どうした?」
女騎士「どうしたって……すごい隈ですけど大丈夫ですか?」
勇者「ん。大丈夫だ。気にしないでくれ」
勇者「少し本を読んでいてな」
女騎士「……まあ本人が大丈夫と言うなら……」
テクテク
勇者「……」
勇者「すまない女騎士……練習台になってくれ……」
勇者「……赤ちゃんになぁれ!」クワッ!
勇者「少し本を読んでいてな」
女騎士「……まあ本人が大丈夫と言うなら……」
テクテク
勇者「……」
勇者「すまない女騎士……練習台になってくれ……」
勇者「……赤ちゃんになぁれ!」クワッ!
女騎士「?」
女騎士「何か言いましたか?」クルッ
勇者「ん。なんでもない」
女騎士「そうですか」
テクテク
勇者「……くそっ、やっぱりそう簡単にはいかないか」
女騎士「何か言いましたか?」クルッ
勇者「ん。なんでもない」
女騎士「そうですか」
テクテク
勇者「……くそっ、やっぱりそう簡単にはいかないか」
数日後
勇者「あれから何度か試したけどなかなか上手くいかないな」
勇者「おかしいなあ。発動したらパーッって光みたいなのが出るみたいなんだけどそういう気配が全然ないぞ」
勇者「赤ちゃんになぁれ! 赤ちゃんになぁれ!」
シーーーーン
勇者「独学じゃあ限界があるか」
勇者「あれから何度か試したけどなかなか上手くいかないな」
勇者「おかしいなあ。発動したらパーッって光みたいなのが出るみたいなんだけどそういう気配が全然ないぞ」
勇者「赤ちゃんになぁれ! 赤ちゃんになぁれ!」
シーーーーン
勇者「独学じゃあ限界があるか」
翌日
女騎士「え? 魔法を覚えたい?」
勇者「そうなんだよ。誰かそういうの詳しい人を紹介してくれないか」
女騎士「心当たりが無い訳ではないですが」
女騎士「私としては色々な物に手を出すよりも、まずは目の前のこと。一先ず剣を磨くことに集中するべきと思うのですが」
勇者「いいや。これはとても重要なことなんだ」
女騎士「別にあなたが使えるようにならなくとも、誰か使える人にお願いしてみるというのは?」
勇者「それは絶対ダメだと思う」
女騎士「え? 魔法を覚えたい?」
勇者「そうなんだよ。誰かそういうの詳しい人を紹介してくれないか」
女騎士「心当たりが無い訳ではないですが」
女騎士「私としては色々な物に手を出すよりも、まずは目の前のこと。一先ず剣を磨くことに集中するべきと思うのですが」
勇者「いいや。これはとても重要なことなんだ」
女騎士「別にあなたが使えるようにならなくとも、誰か使える人にお願いしてみるというのは?」
勇者「それは絶対ダメだと思う」
勇者「とにかく誰か紹介してくれ。独学で行き詰まってるんだ」
女騎士「はぁ。そこまで言うなら」
女騎士「はぁ。そこまで言うなら」
ガチャッ
勇者「たのもーっ!」
魔法使い「うるさいわね。そんな大声を出さなくても聞こえてるから」
勇者「あんたが魔法使いか?」
魔法使い「そうだけど。あなた、女騎士が言っていた聖剣の勇者ね。話は聞いているわ」
魔法使い「出来るだけ協力してほしいとは言われたけど、それはあなた次第ね」
勇者「たのもーっ!」
魔法使い「うるさいわね。そんな大声を出さなくても聞こえてるから」
勇者「あんたが魔法使いか?」
魔法使い「そうだけど。あなた、女騎士が言っていた聖剣の勇者ね。話は聞いているわ」
魔法使い「出来るだけ協力してほしいとは言われたけど、それはあなた次第ね」
勇者「……」
魔法使い「……なによ」
勇者「いや。凄腕の魔法使いって聞いてたからもっと年食った爺さんみたいなの想像してたんだけど」
魔法使い「期待に応えられなくて悪かったわね」
勇者「この間、悪魔を拘束してた王城の結界もあんたが張ったって聞いたぞ。凄いな」
魔法使い「はぁ。お世辞のつもり?」
勇者「そんなつもりはない」
魔法使い「……なによ」
勇者「いや。凄腕の魔法使いって聞いてたからもっと年食った爺さんみたいなの想像してたんだけど」
魔法使い「期待に応えられなくて悪かったわね」
勇者「この間、悪魔を拘束してた王城の結界もあんたが張ったって聞いたぞ。凄いな」
魔法使い「はぁ。お世辞のつもり?」
勇者「そんなつもりはない」
魔法使い「それで。魔法を覚えたいみたいだけど」
勇者「ああ」
魔法使い「どんな系統の魔法を覚えたいのかしら」
勇者「ああ」
勇者「……えぇと」
魔法使い「なにをゴニョゴニョしてるのよ。まさかやましい事情があるわけじゃないでしょうし」
勇者「…………」
魔法使い「何でそこで黙るのよ」
勇者「ああ」
魔法使い「どんな系統の魔法を覚えたいのかしら」
勇者「ああ」
勇者「……えぇと」
魔法使い「なにをゴニョゴニョしてるのよ。まさかやましい事情があるわけじゃないでしょうし」
勇者「…………」
魔法使い「何でそこで黙るのよ」
魔法使い「はぁ。とりあえず今のあなたの腕前を見ておきたいわ」
魔法使い「何か使える魔法はある?」
勇者「ないぞ」
魔法使い「そう。何も使えないのね」
魔法使い「……」
魔法使い「何も……」
勇者「どうした。頭を抱えて」
魔法使い「いえ。何か面倒な頼みを引き受けちゃったかなって」
勇者「へへっ、よろしく頼むぜ師匠」
魔法使い「笑ったって誤魔化されないからね」
魔法使い「何か使える魔法はある?」
勇者「ないぞ」
魔法使い「そう。何も使えないのね」
魔法使い「……」
魔法使い「何も……」
勇者「どうした。頭を抱えて」
魔法使い「いえ。何か面倒な頼みを引き受けちゃったかなって」
勇者「へへっ、よろしく頼むぜ師匠」
魔法使い「笑ったって誤魔化されないからね」
数日後
魔法使い「––––それで、この発動の理論だけど……」チラッ
勇者「……………………」カリカリカリカリ
魔法使い(一生懸命勉強してるわね。「座学なんて嫌だ! 実践練習!」とか言いそうな顔してたからちょっと意外かも)
魔法使い(そんなこと言い出したら叩き出すつもりだったけど)
魔法使い(才能はからっきしみたいだけど素直だし、家に帰っても自主練してるみたいだし。ここまで真面目なら修得も早いかもね)
勇者「……これを応用すれば……いやもう少し……この式が……魔力を…………赤ちゃん魔法……」ブツブツブツブツ
魔法使い「––––それで、この発動の理論だけど……」チラッ
勇者「……………………」カリカリカリカリ
魔法使い(一生懸命勉強してるわね。「座学なんて嫌だ! 実践練習!」とか言いそうな顔してたからちょっと意外かも)
魔法使い(そんなこと言い出したら叩き出すつもりだったけど)
魔法使い(才能はからっきしみたいだけど素直だし、家に帰っても自主練してるみたいだし。ここまで真面目なら修得も早いかもね)
勇者「……これを応用すれば……いやもう少し……この式が……魔力を…………赤ちゃん魔法……」ブツブツブツブツ
訓練場
女騎士「今日はそろそろお終いにしましょうか」
勇者「うごごご……」ボロボロ
姫「あ。勇者さま」
勇者「姫。来てたんですね」
姫「いえいえ。順調なようで何よりです」
勇者「いやぁ、かっこ悪いところ見せちゃったかな」
女騎士「今更でしょう」
女騎士「今日はそろそろお終いにしましょうか」
勇者「うごごご……」ボロボロ
姫「あ。勇者さま」
勇者「姫。来てたんですね」
姫「いえいえ。順調なようで何よりです」
勇者「いやぁ、かっこ悪いところ見せちゃったかな」
女騎士「今更でしょう」
姫「最近は剣だけでなく、魔法使いさんの下でも修行しているとか」
勇者「ど素人なのでね。今は基礎からみっちり教えてもらってるけど、家に帰って応用できないか考えてます」
姫「熱心ですね。何か魔法に思うところがあったのですか」
勇者「ああ。うん。ちょっと色々あって」
勇者(まさか魔法使いの前で赤ちゃん魔法の練習するわけにもいかないし、結構苦労してるんだよな)
女騎士(なんだか魔法使いさんに苦労かけてそうですね……今度ケーキでもご馳走しましょうか)
勇者「ど素人なのでね。今は基礎からみっちり教えてもらってるけど、家に帰って応用できないか考えてます」
姫「熱心ですね。何か魔法に思うところがあったのですか」
勇者「ああ。うん。ちょっと色々あって」
勇者(まさか魔法使いの前で赤ちゃん魔法の練習するわけにもいかないし、結構苦労してるんだよな)
女騎士(なんだか魔法使いさんに苦労かけてそうですね……今度ケーキでもご馳走しましょうか)
姫「そう言えば、北の都市の件。調査隊が派遣されたようですよ」
勇者「北の都市って……」
勇者(俺が断ったやつか)
勇者「なんかすいませんね」
姫「いえ。勇者さまには何やら使命があるとのこと。まずはそちらに集中してくださいね」
勇者「は、ははは……」
勇者「北の都市って……」
勇者(俺が断ったやつか)
勇者「なんかすいませんね」
姫「いえ。勇者さまには何やら使命があるとのこと。まずはそちらに集中してくださいね」
勇者「は、ははは……」
数日後
勇者「……ぐむむ」
魔法使い「どうしたの?」
勇者「ああいや、少しな」
魔法使い「ふーん。まあ、何に悩んでるかは聞かないでおいてあげるけど」
魔法使い「……ねぇ、ちょっとその聖剣見せてもらってもいい?」
勇者「構わないぞ」
勇者「……ぐむむ」
魔法使い「どうしたの?」
勇者「ああいや、少しな」
魔法使い「ふーん。まあ、何に悩んでるかは聞かないでおいてあげるけど」
魔法使い「……ねぇ、ちょっとその聖剣見せてもらってもいい?」
勇者「構わないぞ」
魔法使い「……凄いわね」
魔法使い「私は剣の良し悪しとかはわからないけれど、魔法使いとしての視点で見ても、この剣が相当なものとわかるわ」
勇者「そうなのか」
魔法使い「ええ。これだけ内包された力があるのなら、剣としてだけじゃなく、杖としても素晴らしい力を発揮すると思うの」
勇者「へー」
魔法使い「私は剣の良し悪しとかはわからないけれど、魔法使いとしての視点で見ても、この剣が相当なものとわかるわ」
勇者「そうなのか」
魔法使い「ええ。これだけ内包された力があるのなら、剣としてだけじゃなく、杖としても素晴らしい力を発揮すると思うの」
勇者「へー」
勇者「……」
勇者「……いま何て?」
魔法使い「杖としても優秀ってこと。あなたが魔法を覚えようとしてるのも、この剣をより引き出すためなんでしょ?」
勇者「それをもっと早く知りたかった」
勇者「……いま何て?」
魔法使い「杖としても優秀ってこと。あなたが魔法を覚えようとしてるのも、この剣をより引き出すためなんでしょ?」
勇者「それをもっと早く知りたかった」
夜
勇者「赤ちゃんになぁれ!」
ぺかーっ
勇者「……お、おお!!」
勇者「ついに発動できた!! 今までスカッスカだったのに!!」
勇者「光が出たぞ!!」
勇者「理論が出来てればあとは聖剣がブーストしてくれるんだな……」
勇者「多分俺の素の才能とか魔力とかがへなちょこだったから今までなかなか発動できなかったんだろう」
勇者「聖剣ってすごい」
勇者「これなら……」
勇者「赤ちゃんになぁれ!」
ぺかーっ
勇者「……お、おお!!」
勇者「ついに発動できた!! 今までスカッスカだったのに!!」
勇者「光が出たぞ!!」
勇者「理論が出来てればあとは聖剣がブーストしてくれるんだな……」
勇者「多分俺の素の才能とか魔力とかがへなちょこだったから今までなかなか発動できなかったんだろう」
勇者「聖剣ってすごい」
勇者「これなら……」
勇者「いや一旦落ち着こう。まずは効果を確認せねば……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「そうだな。試しに自分に向けてやってみるか」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「そうだな。試しに自分に向けてやってみるか」
朝
チュンチュン
勇者「……………………」
勇者「……………………はっ!?」
勇者「俺は一体、何を……」
勇者「……」
勇者「……もしかして赤ちゃんになってたのか?」
勇者「でもこれじゃあ成功したかわからないな……」
勇者「ぐぬぬ」
チュンチュン
勇者「……………………」
勇者「……………………はっ!?」
勇者「俺は一体、何を……」
勇者「……」
勇者「……もしかして赤ちゃんになってたのか?」
勇者「でもこれじゃあ成功したかわからないな……」
勇者「ぐぬぬ」
訓練場
女騎士「遅いですよ」
勇者「す、すまん」
女騎士「私もこの後は仕事があるんですからね。ずっとあなたに構ってる訳には行かないのです」
勇者「……うぅ」
女騎士「もう中途半端な時間ですし、今日はヤメにしましょうか」
女騎士「遅いですよ」
勇者「す、すまん」
女騎士「私もこの後は仕事があるんですからね。ずっとあなたに構ってる訳には行かないのです」
勇者「……うぅ」
女騎士「もう中途半端な時間ですし、今日はヤメにしましょうか」
勇者「あっ、ちょっと待ってくれ」
女騎士「?」
勇者「ちょっとそこの休憩所に行かないか。話したいことがあるんだ」
女騎士「……まあ少しくらいなら」
ガチャッ
女騎士「それで、話とは?」クルッ
勇者「赤ちゃんになぁれ!!!」ぺかーっ
女騎士「!!?」
女騎士「…………」
勇者「…………」
女騎士「あーうー」
勇者「完璧な結果じゃないか」
女騎士「?」
勇者「ちょっとそこの休憩所に行かないか。話したいことがあるんだ」
女騎士「……まあ少しくらいなら」
ガチャッ
女騎士「それで、話とは?」クルッ
勇者「赤ちゃんになぁれ!!!」ぺかーっ
女騎士「!!?」
女騎士「…………」
勇者「…………」
女騎士「あーうー」
勇者「完璧な結果じゃないか」
女騎士「だぁ、だぁ」
勇者「あの真面目でプライドのたかそうな女騎士が完全に幼児退行している」
女騎士「あーうー」
勇者「どう見ても演技ではないし、成功だろうな」
女騎士「きゃっきゃっ」
勇者「……」
勇者「ん? 今なら安価ひとつ達成できるんじゃないか?」
女騎士「あうー?」
勇者「あの真面目でプライドのたかそうな女騎士が完全に幼児退行している」
女騎士「あーうー」
勇者「どう見ても演技ではないし、成功だろうな」
女騎士「きゃっきゃっ」
勇者「……」
勇者「ん? 今なら安価ひとつ達成できるんじゃないか?」
女騎士「あうー?」
勇者「今なら無防備で隙だらけだし、何やっても問題なさそうだ」
勇者「この状態の時の記憶が失くなるのは実践済みだし、あとは斬るだけ」
女騎士「きゃっきゃっ」
勇者「……」
勇者「この状態の時の記憶が失くなるのは実践済みだし、あとは斬るだけ」
女騎士「きゃっきゃっ」
勇者「……」
勇者「……どこを斬れとか指定があるわけじゃないからな」
勇者「ほら、女騎士。少し手を貸してくれ」
女騎士「?」
ニギニギ
勇者「よーし偉いぞ。良い子だなー」
女騎士「きゃっきゃっ」
勇者「なんか罪悪感あるなこれ」
勇者「ほら、女騎士。少し手を貸してくれ」
女騎士「?」
ニギニギ
勇者「よーし偉いぞ。良い子だなー」
女騎士「きゃっきゃっ」
勇者「なんか罪悪感あるなこれ」
勇者「……ちょっとだけ痛いよー。我慢しようなー」
しゅぱっ
勇者「はい達成!! 手の甲少し斬ったけど、これで文句ないだろ聖剣!! わはは」
勇者「一石二鳥だな。あれだけ苦労した安価もこれで解決とか」
女騎士「……」
勇者「さて。もう戻ってもいいぞ女騎士。 ……あれ、どうやって戻すんだろ」
女騎士「う……ううぅ」
勇者「ん?」
女騎士「びええーーーーーーん!!!」
勇者「!?」
しゅぱっ
勇者「はい達成!! 手の甲少し斬ったけど、これで文句ないだろ聖剣!! わはは」
勇者「一石二鳥だな。あれだけ苦労した安価もこれで解決とか」
女騎士「……」
勇者「さて。もう戻ってもいいぞ女騎士。 ……あれ、どうやって戻すんだろ」
女騎士「う……ううぅ」
勇者「ん?」
女騎士「びええーーーーーーん!!!」
勇者「!?」
勇者「こ、こんなことで泣くなよ……大して痛くもないだろ」
女騎士「えーーん!!」
勇者「ほらほら、いい子だから泣き止みなさい」
女騎士「ええーーーーん!!」
勇者「……いないいないばあ!!」
女騎士「うわあああーーーーん!!」
勇者「あわわわわわわ」
女騎士「えーーん!!」
勇者「ほらほら、いい子だから泣き止みなさい」
女騎士「ええーーーーん!!」
勇者「……いないいないばあ!!」
女騎士「うわあああーーーーん!!」
勇者「あわわわわわわ」
勇者「どうすんだよこれ、こんな所だれかに見られたらタダじゃ済まないぞ!」
女騎士「うえーーーーん!!」
勇者「ほら泣き止んで! 早く泣き止んで!」
女騎士「うえーーーーん!!」
勇者「誰か助けてくれぇ!!」
女騎士「うえーーーーん!!」
勇者「ほら泣き止んで! 早く泣き止んで!」
女騎士「うえーーーーん!!」
勇者「誰か助けてくれぇ!!」
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