私的良スレ書庫
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元スレ女魔王「冥土の土産に一つくらい望みを叶えてやろうではないか」男「童貞卒業したい」
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王「何? それはそれで玉無しの腑抜け野郎なのではないか」ボソッ
王「まあ良い、しかし興味が出てきたな、その男」
王「会えるか?」
姫騎士「明日には、ここを発つかと」
王「なんだ、忙しいヤツなのか」
王「せめて一目でもな」
姫騎士「で、でしたら、発つ前に一度お伺いに」
姫騎士「私が早朝に行って参りますが」
王「……なるほど」ギリギリ
王(何かと理由をつけて会いたいと言うワケか)
王(くそがっ、気に入らんヤツだったら打ち首獄門じゃ)
王(姫をたぶからし気味の勇者と違い、そいつは殺した所で何も諸国からお咎めなど無いだろう)ヒヒヒッ
姫騎士(今日のお父様はなぜか少し恐いような)
姫騎士(前からこうだった……っけ?)
姫騎士(久しぶりと言えば久しぶりだから、気のせいかも知れないな)
姫騎士(しかし、これで最後にもう一度会えるな)
姫「……」
王「まあ良い、しかし興味が出てきたな、その男」
王「会えるか?」
姫騎士「明日には、ここを発つかと」
王「なんだ、忙しいヤツなのか」
王「せめて一目でもな」
姫騎士「で、でしたら、発つ前に一度お伺いに」
姫騎士「私が早朝に行って参りますが」
王「……なるほど」ギリギリ
王(何かと理由をつけて会いたいと言うワケか)
王(くそがっ、気に入らんヤツだったら打ち首獄門じゃ)
王(姫をたぶからし気味の勇者と違い、そいつは殺した所で何も諸国からお咎めなど無いだろう)ヒヒヒッ
姫騎士(今日のお父様はなぜか少し恐いような)
姫騎士(前からこうだった……っけ?)
姫騎士(久しぶりと言えば久しぶりだから、気のせいかも知れないな)
姫騎士(しかし、これで最後にもう一度会えるな)
姫「……」
王「なんじゃ」
姫「いえ」
姫(私と勇者さまとの婚姻を、出来ればお父様に薦めて頂きたいのですけど……)
姫(しかし、お父様はきっとそれを是とはしてくれないでしょう)
姫(……それも国の為)
姫(恐らくは、どこかの大国の次男、もしくは三男の方と……)ハァ
ドドドドッ
ドドッ
バアアン
王「……うん? 何事じゃ」
兵士「き、緊急自体です」ハァハァ
……
…
男「なんだ騒がしいな」
宿屋の店主「どうしたんだい、お兄さん」
男「外が騒がしい、何かあったのか」
宿屋の店主「……んあ?」ヒョイ
宿屋の店主「なんだい、兵士が慌しいな」
姫「いえ」
姫(私と勇者さまとの婚姻を、出来ればお父様に薦めて頂きたいのですけど……)
姫(しかし、お父様はきっとそれを是とはしてくれないでしょう)
姫(……それも国の為)
姫(恐らくは、どこかの大国の次男、もしくは三男の方と……)ハァ
ドドドドッ
ドドッ
バアアン
王「……うん? 何事じゃ」
兵士「き、緊急自体です」ハァハァ
……
…
男「なんだ騒がしいな」
宿屋の店主「どうしたんだい、お兄さん」
男「外が騒がしい、何かあったのか」
宿屋の店主「……んあ?」ヒョイ
宿屋の店主「なんだい、兵士が慌しいな」
男「まっ、俺には関係ねぇかな」
男(どうせ明日には発つんだ)
宿屋の店主「怪我したヤツも多い見たいだな」
男「怪我ねぇ、戦争でも起きたってかい」
宿屋の店主「そんな噂は聞いた事ねぇ」
男「ふわあああ」
宿屋の店主「肝据わってんなあ、お兄さんよぉ」
男「どうにもならない事もあるさ」テクテク
男「俺はもう寝る」
テクテク
テク
女魔王「はあ、どうしよ」
男「……ん?」
女魔王「勇者の鞄から金くすねて出て来たはいいけど」
女魔王「あいつの魔力を感じたのは何気に初めてだし、多分近いと思うんだよねえ」ブツ
女魔王「ここらで別れて一人で探索するのが吉」ブツブツ
女魔王「でも宿とったはいいけど、だいぶ取られたなあ」ブツブツ
女魔王「田舎モノだと思われてぼったくられたんじゃ……」アワワ
男(なんだあいつ、隣の部屋のヤツか?)
男(どっかで見た事あんな)ジィイ
女魔王「むっ、視線」キョロキョロ
女魔王(なんだ、あの男……どこかで)キュピン
女魔王(いや、あの魔力……とあの顔)ハッ
男(あの挙動不審な感じ……それにあのローブ、まさか)ハッ
女魔王「……」
男「……」
男(どうせ明日には発つんだ)
宿屋の店主「怪我したヤツも多い見たいだな」
男「怪我ねぇ、戦争でも起きたってかい」
宿屋の店主「そんな噂は聞いた事ねぇ」
男「ふわあああ」
宿屋の店主「肝据わってんなあ、お兄さんよぉ」
男「どうにもならない事もあるさ」テクテク
男「俺はもう寝る」
テクテク
テク
女魔王「はあ、どうしよ」
男「……ん?」
女魔王「勇者の鞄から金くすねて出て来たはいいけど」
女魔王「あいつの魔力を感じたのは何気に初めてだし、多分近いと思うんだよねえ」ブツ
女魔王「ここらで別れて一人で探索するのが吉」ブツブツ
女魔王「でも宿とったはいいけど、だいぶ取られたなあ」ブツブツ
女魔王「田舎モノだと思われてぼったくられたんじゃ……」アワワ
男(なんだあいつ、隣の部屋のヤツか?)
男(どっかで見た事あんな)ジィイ
女魔王「むっ、視線」キョロキョロ
女魔王(なんだ、あの男……どこかで)キュピン
女魔王(いや、あの魔力……とあの顔)ハッ
男(あの挙動不審な感じ……それにあのローブ、まさか)ハッ
女魔王「……」
男「……」
男「で」
女魔王「で」
男&女魔王「「出たあああーー!!!」」
宿屋の店主「なんだうるせぇな」ヒョコ
宿屋の店主「どうかなさいましたかですかねぇ」
男「いや、なんでもない」
女魔王「そ、そうですそうです!」
男「ちょ待てよ、お前なんでこんなトコいんの」ヒソッ
女魔王「そりゃこっちの台詞」ヒソッ
宿屋の店主「全く騒がしい」ブツブツ
宿屋の店主「お静かにぃ」
男「はいはい……ってか、そういや勇者一行もいたよなあ」
男「まさかお前、勇者のコレに」小指ピンッ
女魔王「違わい!」
男「じゃあなんだってんだよ。俺との約束守ってくれる為に俺を探しにでも来たのか」
女魔王「あんたを探しに来たのはそうなんだけどぉ」
女魔王「別にあの約束守る為じゃないから」
女魔王「で」
男&女魔王「「出たあああーー!!!」」
宿屋の店主「なんだうるせぇな」ヒョコ
宿屋の店主「どうかなさいましたかですかねぇ」
男「いや、なんでもない」
女魔王「そ、そうですそうです!」
男「ちょ待てよ、お前なんでこんなトコいんの」ヒソッ
女魔王「そりゃこっちの台詞」ヒソッ
宿屋の店主「全く騒がしい」ブツブツ
宿屋の店主「お静かにぃ」
男「はいはい……ってか、そういや勇者一行もいたよなあ」
男「まさかお前、勇者のコレに」小指ピンッ
女魔王「違わい!」
男「じゃあなんだってんだよ。俺との約束守ってくれる為に俺を探しにでも来たのか」
女魔王「あんたを探しに来たのはそうなんだけどぉ」
女魔王「別にあの約束守る為じゃないから」
キモオタ書いてた人かな?
とりあえず何スレまたいでもいいから完結させろよ
前は打ち切りされてもやもやたんだぞ
とりあえず何スレまたいでもいいから完結させろよ
前は打ち切りされてもやもやたんだぞ
男「じゃあ何で俺を探しに来たんだよ」
男「俺別にお前には何もしてねぇだろ」
男「もしかして魔王城の弁償しろ……とかか?」
男「あれぶっ壊したの俺ってより勇者の必殺技だからな」
女魔王「あれはもう良いし」フルフル
女魔王「それより、私と世界を征服しないか?」キリッ
男「……何言ってんの」
女魔王「お前の力と私の知略があれば可能!」
女魔王「もうちびらないわ」
男「え? お前ちびってたの?」
男「順序的に、あれか、俺が満月見た後か?」
女魔王「ち、ちびってねーし!」ズザァ
男「なんだっていいけどな」ハァ
女魔王「ってか、あれ何よ」
男「うん?」
女魔王「……あんたって、人間なの? 割と真面目な質問」
男「人間だよお」
女魔王「ふざけてる返答にしか聞こえないんだけど」
男「いやマジで人間だよ。両親もそうだしな」ポリポリ
男「俺別にお前には何もしてねぇだろ」
男「もしかして魔王城の弁償しろ……とかか?」
男「あれぶっ壊したの俺ってより勇者の必殺技だからな」
女魔王「あれはもう良いし」フルフル
女魔王「それより、私と世界を征服しないか?」キリッ
男「……何言ってんの」
女魔王「お前の力と私の知略があれば可能!」
女魔王「もうちびらないわ」
男「え? お前ちびってたの?」
男「順序的に、あれか、俺が満月見た後か?」
女魔王「ち、ちびってねーし!」ズザァ
男「なんだっていいけどな」ハァ
女魔王「ってか、あれ何よ」
男「うん?」
女魔王「……あんたって、人間なの? 割と真面目な質問」
男「人間だよお」
女魔王「ふざけてる返答にしか聞こえないんだけど」
男「いやマジで人間だよ。両親もそうだしな」ポリポリ
女魔王「でもさぁ、普通の人間は変身なんかしないでしょ」
女魔王「まあ百歩譲って、変身はOKだとしても」
女魔王「二回ってそれは無いでしょ」
女魔王「どこの魔王だっつーの」
男「魔王はお前だろ」
女魔王「そうだけど、そうじゃなくて!」
男「あの力は、産まれつきだ」
女魔王「先祖がえりとか?」
男「先祖に魔族でもいたってかい」
女魔王「可能性は0ではないけど」
女魔王「でも二回変身とか普通じゃないわ」
女魔王「一回はまだ聞いた事あるけど」
女魔王「それに二回目のあれ、私がちびるほどだし……」
男「ちびってたんじゃん……」
女魔王 ハッ
女魔王「今の無し、ノーカン」
男「別にいいじゃないか、お漏らし魔王」プククッ
女魔王「殺されたいの?」ゴゴゴッ
男「また変身しようか?」
女魔王 ……ガクガク
女魔王 ……ブルッブルブル
男「ごめんごめん、ウソな、ウソ。ここで漏らすなよ?」
女魔王「は、はんっ、今の私はオムツ完備だから平気よ!」
女魔王「まあ百歩譲って、変身はOKだとしても」
女魔王「二回ってそれは無いでしょ」
女魔王「どこの魔王だっつーの」
男「魔王はお前だろ」
女魔王「そうだけど、そうじゃなくて!」
男「あの力は、産まれつきだ」
女魔王「先祖がえりとか?」
男「先祖に魔族でもいたってかい」
女魔王「可能性は0ではないけど」
女魔王「でも二回変身とか普通じゃないわ」
女魔王「一回はまだ聞いた事あるけど」
女魔王「それに二回目のあれ、私がちびるほどだし……」
男「ちびってたんじゃん……」
女魔王 ハッ
女魔王「今の無し、ノーカン」
男「別にいいじゃないか、お漏らし魔王」プククッ
女魔王「殺されたいの?」ゴゴゴッ
男「また変身しようか?」
女魔王 ……ガクガク
女魔王 ……ブルッブルブル
男「ごめんごめん、ウソな、ウソ。ここで漏らすなよ?」
女魔王「は、はんっ、今の私はオムツ完備だから平気よ!」
男「恥も外聞も無くしたか……」
女魔王「名より実を取る主義だから」
男「褒めるべきか、嘆くべきか……」
女魔王「したきゃすればいいじゃない! 変身!」ガクブル
男「……」スッ
女魔王「あ、あによ!」ガクブル
男「空見てみ」
女魔王「?」
男「今日は月が出ない。あの二回目の変身は出来ねぇよ」
女魔王「え? じゃああんた今無能? 不能?」プククッ
男「腹立つわあこいつ」
男「一回目の変身なら月無くても出来るんだが」
女魔王「待ってやめてやめて」アワワ
男「分かりゃいいんだ。分かりゃな」
女魔王「名より実を取る主義だから」
男「褒めるべきか、嘆くべきか……」
女魔王「したきゃすればいいじゃない! 変身!」ガクブル
男「……」スッ
女魔王「あ、あによ!」ガクブル
男「空見てみ」
女魔王「?」
男「今日は月が出ない。あの二回目の変身は出来ねぇよ」
女魔王「え? じゃああんた今無能? 不能?」プククッ
男「腹立つわあこいつ」
男「一回目の変身なら月無くても出来るんだが」
女魔王「待ってやめてやめて」アワワ
男「分かりゃいいんだ。分かりゃな」
男「で、あの約束守る気が無いなら、とっとと消えうせろ」
女魔王「な、何よおそんな邪険にしなくても」
男「どこの世界に魔王と仲良しの人間がいるんだ」
女魔王「半分人間じゃなさそうな癖に」ボソッ
男「あ?」
女魔王「どうせ気味悪がられてたんじゃないの?」
女魔王「あんなの見たら差別する」
女魔王「それが人間」
女魔王「別に良いじゃん。それとも、そんな人間が跋扈した世界がお望みなの?」
女魔王「私と組めば、きっとあなたは必要とされる」
男「……」
女魔王「あなたの居場所を私なら作ってあげられる」フフッ
男「ちびったお漏らし魔王の癖によ」ハァ
女魔王「な、何よお!」
男「……人間だって、そう悪いもんじゃねぇ」
男「俺の事をそんなに嫌わないヤツだっている」
女魔王「どうせそいつに【あの姿】見せてないんじゃないの」
女魔王「見たらきっと、怖がって、あなたを軽蔑する」
男「……」
女魔王「な、何よおそんな邪険にしなくても」
男「どこの世界に魔王と仲良しの人間がいるんだ」
女魔王「半分人間じゃなさそうな癖に」ボソッ
男「あ?」
女魔王「どうせ気味悪がられてたんじゃないの?」
女魔王「あんなの見たら差別する」
女魔王「それが人間」
女魔王「別に良いじゃん。それとも、そんな人間が跋扈した世界がお望みなの?」
女魔王「私と組めば、きっとあなたは必要とされる」
男「……」
女魔王「あなたの居場所を私なら作ってあげられる」フフッ
男「ちびったお漏らし魔王の癖によ」ハァ
女魔王「な、何よお!」
男「……人間だって、そう悪いもんじゃねぇ」
男「俺の事をそんなに嫌わないヤツだっている」
女魔王「どうせそいつに【あの姿】見せてないんじゃないの」
女魔王「見たらきっと、怖がって、あなたを軽蔑する」
男「……」
女魔王「 『恐い!』 」
男「……」
女魔王「 『人間じゃない!』 」
男「……めろ」
女魔王「 『化け物ッ!!』 」
男「……めろよ」
女魔王「 『殺して、しまえ……』 」
男「やめろっつってんだろ!!」ガンッ
女魔王「聞きたくない?」スッ
男「……」
女魔王「でもね、それが人間」ナデナデ
男「……」
女魔王「醜くて、意地汚くて、いっつも自分の事ばかり」
男「……それは、お前ら魔族の事だろ」
女魔王「どうしてそう思うの?」
女魔王「あなたは見てきたハズ」
女魔王「そんな力があるんだもの」ナデナデ
男「……」
女魔王「なんで信じられるのか、それが不思議」フフッ
女魔王「大丈夫、大丈夫、私ならあなたを救ってあげられる」
女魔王「あなたの本当にほしいモノを与えてあげられる」ナデナデ
男「……」
女魔王「 『人間じゃない!』 」
男「……めろ」
女魔王「 『化け物ッ!!』 」
男「……めろよ」
女魔王「 『殺して、しまえ……』 」
男「やめろっつってんだろ!!」ガンッ
女魔王「聞きたくない?」スッ
男「……」
女魔王「でもね、それが人間」ナデナデ
男「……」
女魔王「醜くて、意地汚くて、いっつも自分の事ばかり」
男「……それは、お前ら魔族の事だろ」
女魔王「どうしてそう思うの?」
女魔王「あなたは見てきたハズ」
女魔王「そんな力があるんだもの」ナデナデ
男「……」
女魔王「なんで信じられるのか、それが不思議」フフッ
女魔王「大丈夫、大丈夫、私ならあなたを救ってあげられる」
女魔王「あなたの本当にほしいモノを与えてあげられる」ナデナデ
男「ちっ、小便たれの小娘が」
女魔王「あなただって童貞のくせに」
男「へっ違ぇねぇ。じゃーな」ガチャ
女魔王「逃げるの?」
男「あ?」
女魔王「逃げたいのよね」
女魔王「辛くて、悲しくて、思い出しそうになったから」
女魔王「どうしてあなたは私の言葉に怒ったんだろうね」
女魔王「きっと、本当は私の言葉が真実だって、気づいてるからじゃないのかなあ」ニコッ
男「はっ、オムツ履かんでも俺の前に立てるようになってから」
男「大口叩けや」ガチャバタン
女魔王「結構高いオムツで気に入ってるんだけどね」
女魔王「でもやっぱ年頃の子がオムツは不味いか……」
……
…
男「ふぁあああ」テクテク
宿屋の店主「昨日の喧嘩は何だったんだ」
男「は?」
宿屋の店主「痴話喧嘩なら外でやってくれな」
男「別に違いますが」
宿屋の店主「おめぇさん男前だが、女にモテそうな面に見えねぇけどな」
女魔王「あなただって童貞のくせに」
男「へっ違ぇねぇ。じゃーな」ガチャ
女魔王「逃げるの?」
男「あ?」
女魔王「逃げたいのよね」
女魔王「辛くて、悲しくて、思い出しそうになったから」
女魔王「どうしてあなたは私の言葉に怒ったんだろうね」
女魔王「きっと、本当は私の言葉が真実だって、気づいてるからじゃないのかなあ」ニコッ
男「はっ、オムツ履かんでも俺の前に立てるようになってから」
男「大口叩けや」ガチャバタン
女魔王「結構高いオムツで気に入ってるんだけどね」
女魔王「でもやっぱ年頃の子がオムツは不味いか……」
……
…
男「ふぁあああ」テクテク
宿屋の店主「昨日の喧嘩は何だったんだ」
男「は?」
宿屋の店主「痴話喧嘩なら外でやってくれな」
男「別に違いますが」
宿屋の店主「おめぇさん男前だが、女にモテそうな面に見えねぇけどな」
男「余計なお・世・話・だ。それより、結局昨日の騒ぎは」
宿屋の店主「なんでぇ、気にしてねぇって物言いだったクセに」
宿屋の店主「気になってたんかい」
男「ただの世間話さ」
宿屋の店主 ハァ
宿屋の店主「さあな。分かんねぇままさ」
宿屋の店主「城の連中なら分かるのかも知れねぇが、ここまで情報が来るのは数日後だな」
男「ふぅん」
宿屋の店主「姫騎士さまと知り合いなんだろお前さん」
宿屋の店主「俺よりお前さんの方が先に情報得てそうだがな」
男「そんな仲じゃないさ」
男「少しだけ、一緒の道を歩いただけだ」
宿屋の店主「言って見たいねぇそんな台詞」カァーッペッ
男「きったねぇ」
宿屋の店主「なんでぇ、気にしてねぇって物言いだったクセに」
宿屋の店主「気になってたんかい」
男「ただの世間話さ」
宿屋の店主 ハァ
宿屋の店主「さあな。分かんねぇままさ」
宿屋の店主「城の連中なら分かるのかも知れねぇが、ここまで情報が来るのは数日後だな」
男「ふぅん」
宿屋の店主「姫騎士さまと知り合いなんだろお前さん」
宿屋の店主「俺よりお前さんの方が先に情報得てそうだがな」
男「そんな仲じゃないさ」
男「少しだけ、一緒の道を歩いただけだ」
宿屋の店主「言って見たいねぇそんな台詞」カァーッペッ
男「きったねぇ」
宿屋の店主「けっ」
男「……はぁ、じゃあ」
宿屋の店主「で、昨日の彼女は放ってくのかい」
男「別に違う」
男「ほんと、ただの顔見知り」
宿屋の店主「ふぅん。まあなんだっていいがな」椅子クルクル
カランコロン
兵士 ザッザッザッ
男(なんだか物騒だなあ。って、あの先頭)ジィ
姫騎士「……ん?」
男「なんだお前か、どうかしたのか」
姫騎士「いや、なんでもない」
姫騎士「本当は、お前を起こしに行けたら良かったんだがな」フッ
男「ん?」
姫騎士「お父様が、お前に興味を持ったようでな」
男「お前の親父さんってーと、この国の王様か?」
姫騎士「そうなるな。私が呼び行こうかと思ってたんだが、そうも行かないらしい」
男「???」
姫騎士「私は幸運だ。まさか出発前にお前に会えるなんて」
姫騎士「旅の無事を祈っている」
男「なんだよ今生の別れみたいなことを」
男「別に勇者がいなきゃいつでも会ってもいいがな」
姫騎士「ははっ、そうか」ニコッ
男「……はぁ、じゃあ」
宿屋の店主「で、昨日の彼女は放ってくのかい」
男「別に違う」
男「ほんと、ただの顔見知り」
宿屋の店主「ふぅん。まあなんだっていいがな」椅子クルクル
カランコロン
兵士 ザッザッザッ
男(なんだか物騒だなあ。って、あの先頭)ジィ
姫騎士「……ん?」
男「なんだお前か、どうかしたのか」
姫騎士「いや、なんでもない」
姫騎士「本当は、お前を起こしに行けたら良かったんだがな」フッ
男「ん?」
姫騎士「お父様が、お前に興味を持ったようでな」
男「お前の親父さんってーと、この国の王様か?」
姫騎士「そうなるな。私が呼び行こうかと思ってたんだが、そうも行かないらしい」
男「???」
姫騎士「私は幸運だ。まさか出発前にお前に会えるなんて」
姫騎士「旅の無事を祈っている」
男「なんだよ今生の別れみたいなことを」
男「別に勇者がいなきゃいつでも会ってもいいがな」
姫騎士「ははっ、そうか」ニコッ
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