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元スレ男の娘「残念実はおと――」男「嘘だ!」

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友達A「なんか疑われてる見たいだよな」
ケーサツ「いや、少しお話聞きたかっただけだからさ」
ケーサツ「ご協力感謝します、と」
男「ふんっ」
友達B「なんか機嫌悪いなお前」
友達A「まぁでも俺も気分良くねぇし」
ケーサツ「……」ポリポリ
ケーサツ後輩「先輩、どうしたんすか」
ケーサツ「う~ん。怪しいなぁあの男」
ケーサツ後輩「そーですか? 友達が死んだのに疑われて怒るってなんか普通な気がしますけど」
ケーサツ「俺の勘がピコリンコって来てんだよなぁ」
ケーサツ「なーんかもっと大きなヤマが絡んでそうな気がするなぁ」
ケーサツ「いや、少しお話聞きたかっただけだからさ」
ケーサツ「ご協力感謝します、と」
男「ふんっ」
友達B「なんか機嫌悪いなお前」
友達A「まぁでも俺も気分良くねぇし」
ケーサツ「……」ポリポリ
ケーサツ後輩「先輩、どうしたんすか」
ケーサツ「う~ん。怪しいなぁあの男」
ケーサツ後輩「そーですか? 友達が死んだのに疑われて怒るってなんか普通な気がしますけど」
ケーサツ「俺の勘がピコリンコって来てんだよなぁ」
ケーサツ「なーんかもっと大きなヤマが絡んでそうな気がするなぁ」
ケーサツ後輩「そんな事言って、今までも壮大な勘違いばっかな癖に」
ケーサツ「なんだとぉ!? 俺ぁこう見えても昔なぁ」グリグリ
ケーサツ後輩「いだいだいだいっすよ! はいはい昔にでっかい事件解決したって武勇伝でしょ」
ケーサツ後輩「耳タコっすよ」
……
…
男 イライラ ウロウロ
男の娘「機嫌、悪いね? どうかしたの?」
男「いや、なんでもない」
男(あのケーサツ、なんか俺を疑ってる臭かったな)
男(どうする、手を打つか?)
男の娘「何か僕に手伝える事って、ある?」
男「いや、お前は良い。俺のそばにいればそれでいい」グイッ
男の娘「あっ///」
男「あぁ良い臭いだ落ち着く」スンスン
ケーサツ「なんだとぉ!? 俺ぁこう見えても昔なぁ」グリグリ
ケーサツ後輩「いだいだいだいっすよ! はいはい昔にでっかい事件解決したって武勇伝でしょ」
ケーサツ後輩「耳タコっすよ」
……
…
男 イライラ ウロウロ
男の娘「機嫌、悪いね? どうかしたの?」
男「いや、なんでもない」
男(あのケーサツ、なんか俺を疑ってる臭かったな)
男(どうする、手を打つか?)
男の娘「何か僕に手伝える事って、ある?」
男「いや、お前は良い。俺のそばにいればそれでいい」グイッ
男の娘「あっ///」
男「あぁ良い臭いだ落ち着く」スンスン
男「それに柔らかいな」ムニムニ
男の娘「ちょっ///それは、運動不足だからで///」
男の娘「あっ、体重は変わってないよ!?」
男「大丈夫だ分かってる。ちょうど良い柔らかさだ」スリスリ
男の娘「もう、しょうがないなぁ」ナデナデ
男「ありがとうな。元気出たわ」
男の娘「どういたしまして」
男「……よし、色々やる気出た」スッ
男(手を、打つべきだな。俺はこいつのお陰で満たされ始めている。こいつがそうだったんだな。これは守らねばな)
男「……次は大人の階段昇るつもりだから、準備しておけよ」
男の娘「えっ/// う、うん……///」
男の娘「ちょっ///それは、運動不足だからで///」
男の娘「あっ、体重は変わってないよ!?」
男「大丈夫だ分かってる。ちょうど良い柔らかさだ」スリスリ
男の娘「もう、しょうがないなぁ」ナデナデ
男「ありがとうな。元気出たわ」
男の娘「どういたしまして」
男「……よし、色々やる気出た」スッ
男(手を、打つべきだな。俺はこいつのお陰で満たされ始めている。こいつがそうだったんだな。これは守らねばな)
男「……次は大人の階段昇るつもりだから、準備しておけよ」
男の娘「えっ/// う、うん……///」
男「……」
ガチャバタン
カツカツコツコツ
男「……」ヌッ
???「おっ、おおう? どうしたんだ」
男「理事長、実は大変な事になりそうだ」
理事長「急になんだ」
男「俺はもしかすると警察にマークされたかも知れない」
理事長「何?」
男「この病院にも迷惑が掛かるかも知れない」
理事長「なんだと? 病院には迷惑をかけない約束――」
男「掛かりそうになる事になった。もう過ぎた事だどうしようもない」
理事長「……」
男「だが、助かる道はある。理事長の協力が不可欠なんだ」
理事長「……なんだ。言ってみてくれ」
ガチャバタン
カツカツコツコツ
男「……」ヌッ
???「おっ、おおう? どうしたんだ」
男「理事長、実は大変な事になりそうだ」
理事長「急になんだ」
男「俺はもしかすると警察にマークされたかも知れない」
理事長「何?」
男「この病院にも迷惑が掛かるかも知れない」
理事長「なんだと? 病院には迷惑をかけない約束――」
男「掛かりそうになる事になった。もう過ぎた事だどうしようもない」
理事長「……」
男「だが、助かる道はある。理事長の協力が不可欠なんだ」
理事長「……なんだ。言ってみてくれ」
男「理事長の交友関係に議員や官僚が居たよな?」
理事長「居る事は居るが……」
男「そいつらをまず引き込もう」
理事長「はぁああ!?」
男「うるさいな」ダンッ
理事長「っ」
男「俺が連れてきてた少年少女が居るだろ?」
男「そいつらをあてがって楽しんで貰う。逃げられないように共犯に仕立て上げる」
男「そして圧力をかけるように促せばケーサツも動けんハズだ」
理事長「……ほ、本気で言っているのか?」
男「俺は本気だ」
理事長「頭がクラクラしてきた……」
男「仕方ないだろ」
男「このままじゃ俺達は終わりになるぞ?」
理事長「居る事は居るが……」
男「そいつらをまず引き込もう」
理事長「はぁああ!?」
男「うるさいな」ダンッ
理事長「っ」
男「俺が連れてきてた少年少女が居るだろ?」
男「そいつらをあてがって楽しんで貰う。逃げられないように共犯に仕立て上げる」
男「そして圧力をかけるように促せばケーサツも動けんハズだ」
理事長「……ほ、本気で言っているのか?」
男「俺は本気だ」
理事長「頭がクラクラしてきた……」
男「仕方ないだろ」
男「このままじゃ俺達は終わりになるぞ?」
理事長「しかし、バレたら……」
男「なぁ、理事長」
理事長「なんだ」
男「俺達はもう戻れない所まで来てしまったんだ」
理事長「そうさせたのはお前だろう」
理事長「元々、私の弱みに付け込み、こんな地下室まで造らせおって……」
男「そんな事はどうでも良い」
理事長「……」
男「それより、事を行うに当たって不安な点を言ってくれ。前に進む話をしよう」
理事長「……そうだな。中には、告発をする輩も出てくるかも知れない」
理事長「引き込むとなったら、芋づる式に数を増やさねばならない」
理事長「人数が少なければ場合によってはトカゲの尻尾切りで終わる可能性がある」
理事長「だから全員を巻き込む勢いでないとな。しかしそうすると……」
男「なるほど」
男「なぁ、理事長」
理事長「なんだ」
男「俺達はもう戻れない所まで来てしまったんだ」
理事長「そうさせたのはお前だろう」
理事長「元々、私の弱みに付け込み、こんな地下室まで造らせおって……」
男「そんな事はどうでも良い」
理事長「……」
男「それより、事を行うに当たって不安な点を言ってくれ。前に進む話をしよう」
理事長「……そうだな。中には、告発をする輩も出てくるかも知れない」
理事長「引き込むとなったら、芋づる式に数を増やさねばならない」
理事長「人数が少なければ場合によってはトカゲの尻尾切りで終わる可能性がある」
理事長「だから全員を巻き込む勢いでないとな。しかしそうすると……」
男「なるほど」
男「……そっちは俺がなんとかしよう」
理事長「なんとか、とは?」
男「俺は裏に顔が効く。不穏な輩は……」シャッ
理事長「……それも、本気か?」
男「そうする他に無いんだ」
男「やって手に入りそうなんだ」
男「やっと満たされそうなんだ」
男「突き進むしか無い」
理事長「ええいくそっ」
男「宜しく頼むよ」
理事長「……他でもない私自身の為だ」
理事長「なんとか、とは?」
男「俺は裏に顔が効く。不穏な輩は……」シャッ
理事長「……それも、本気か?」
男「そうする他に無いんだ」
男「やって手に入りそうなんだ」
男「やっと満たされそうなんだ」
男「突き進むしか無い」
理事長「ええいくそっ」
男「宜しく頼むよ」
理事長「……他でもない私自身の為だ」
男「あぁ、それで良い」
男「俺は俺の為に動いて、あんたはあんたの為に動く」
理事長「鬼畜生が」ボソッ
……
…
ケーサツ「で、話をまた聞きたいんだが」
ケーサツ後輩「どもっす」
友達A「はぁ……何ですか?」
ケーサツ「あの男くん、だっけ? 彼ってどんな人なの?」
友達A「え? なんでアイツの事?」
ケーサツ「別に他意はないよ。ただ、ほら、色々と必要だから」
友達A「え?」
ケーサツ「友達C君の事件でね、色々と必要だからさ」
友達A「あいつを疑ってるんですか? 無いですよ無い。カラオケの帰りも俺と途中まで一緒でしたし」
ケーサツ「途中まで?」ピクッ
男「俺は俺の為に動いて、あんたはあんたの為に動く」
理事長「鬼畜生が」ボソッ
……
…
ケーサツ「で、話をまた聞きたいんだが」
ケーサツ後輩「どもっす」
友達A「はぁ……何ですか?」
ケーサツ「あの男くん、だっけ? 彼ってどんな人なの?」
友達A「え? なんでアイツの事?」
ケーサツ「別に他意はないよ。ただ、ほら、色々と必要だから」
友達A「え?」
ケーサツ「友達C君の事件でね、色々と必要だからさ」
友達A「あいつを疑ってるんですか? 無いですよ無い。カラオケの帰りも俺と途中まで一緒でしたし」
ケーサツ「途中まで?」ピクッ
友達A「そう、ですけど……」
ケーサツ「なーんで別れたの?」
友達A「それは、家の方向とかも違いますし、ってか、そもそもカラオケ出た時に友達Cとは俺ら別れてますし」
友達A「……なんなんですか?」
ケーサツ「いやいや、ほら、こういう仕事だからさ、ご協力ご協力」
友達A「すっげー気分悪いんすけど」
ケーサツ後輩「だよなぁ」ボソッ
ケーサツ「そっか、そうだよね。ごめんね。じゃあ少し話し戻そうか。で、彼ってどんな人なの?」
友達A「だーかーらー」
ケーサツ「どんな人なの?」ギラッ
友達A ビクッ
ケーサツ「ねっ、教えてくれると、助かるんだなぁ」ニコッ
ケーサツ「なーんで別れたの?」
友達A「それは、家の方向とかも違いますし、ってか、そもそもカラオケ出た時に友達Cとは俺ら別れてますし」
友達A「……なんなんですか?」
ケーサツ「いやいや、ほら、こういう仕事だからさ、ご協力ご協力」
友達A「すっげー気分悪いんすけど」
ケーサツ後輩「だよなぁ」ボソッ
ケーサツ「そっか、そうだよね。ごめんね。じゃあ少し話し戻そうか。で、彼ってどんな人なの?」
友達A「だーかーらー」
ケーサツ「どんな人なの?」ギラッ
友達A ビクッ
ケーサツ「ねっ、教えてくれると、助かるんだなぁ」ニコッ
友達A「それは……普通に、良いヤツ、ですけど」
ケーサツ「もっと具体的にさ、色々他にもあるでしょ」
ケーサツ「何が好きとか、何が嫌いとか、良く通う場所があるとか」
友達A「それ、答えないと駄目なんですか? 任意ですよね?」
ケーサツ「礼状もって来てもいいけど?」
ケーサツ後輩「脅しじゃん……バレたら懲戒免職モノだよ」ボソッ
ケーサツ「お前は黙ってろ」ガンッ
ケーサツ後輩「ぐえっ」
友達A「……れ、礼状っすか」
ケーサツ「だからさ、教えてよ。君良い人っぽいから、そういう荒い方法取りたくないんだよね」
友達A ゴクリ
ケーサツ「別に友達を売れって言ってんじゃないよ? 別に言っても構わない部分でしょ?」
ケーサツ「『お前の友達って何してんのー』って会話とかあったら言うでしょ? その感覚でいいんだ」
友達A「そ、それなら……」
ケーサツ「もっと具体的にさ、色々他にもあるでしょ」
ケーサツ「何が好きとか、何が嫌いとか、良く通う場所があるとか」
友達A「それ、答えないと駄目なんですか? 任意ですよね?」
ケーサツ「礼状もって来てもいいけど?」
ケーサツ後輩「脅しじゃん……バレたら懲戒免職モノだよ」ボソッ
ケーサツ「お前は黙ってろ」ガンッ
ケーサツ後輩「ぐえっ」
友達A「……れ、礼状っすか」
ケーサツ「だからさ、教えてよ。君良い人っぽいから、そういう荒い方法取りたくないんだよね」
友達A ゴクリ
ケーサツ「別に友達を売れって言ってんじゃないよ? 別に言っても構わない部分でしょ?」
ケーサツ「『お前の友達って何してんのー』って会話とかあったら言うでしょ? その感覚でいいんだ」
友達A「そ、それなら……」
ケーサツ「うんうん」
友達A「~~~」
ケーサツ「?」
友達A「~~~」
ケーサツ「ふむ」
友達A「これぐらい、ですかね」
ケーサツ「そう、ありがとね。じゃっ」クルッ
ケーサツ後輩「……ご協力感謝です」ペコリ
ケーサツ「……ふん。で、どう思う?」
ケーサツ後輩「何がですか?」
ケーサツ「この男ってヤツだよ」トントン
ケーサツ後輩「いつのまに書類作ったんですか……まぁでも、別に怪しい点とか無くないですか?」
ケーサツ「馬鹿言え怪しさ満天だろが」
友達A「~~~」
ケーサツ「?」
友達A「~~~」
ケーサツ「ふむ」
友達A「これぐらい、ですかね」
ケーサツ「そう、ありがとね。じゃっ」クルッ
ケーサツ後輩「……ご協力感謝です」ペコリ
ケーサツ「……ふん。で、どう思う?」
ケーサツ後輩「何がですか?」
ケーサツ「この男ってヤツだよ」トントン
ケーサツ後輩「いつのまに書類作ったんですか……まぁでも、別に怪しい点とか無くないですか?」
ケーサツ「馬鹿言え怪しさ満天だろが」
ケーサツ「まず、こいつそもそも出身地が分からん」
ケーサツ後輩「へ?」
ケーサツ「だからよ、どこ出身かさっき聞いただろ俺」
ケーサツ後輩「あー」
ケーサツ「大学で友達になったらしいが、どこ出身かは知らないと来たもんだ」
ケーサツ後輩「まぁでもどっから来たかなんて話にのぼらなきゃ言わなくないですか」
ケーサツ「普通話に上るだろ。それにこいつ、住民票すら持ってねぇ可能性が実は出てきてる」
ケーサツ後輩「うぇい?」
ケーサツ「こいつ、運転免許は持ってるようだが」
ケーサツ後輩「はぁ」
ケーサツ「大学に問い合わせた時に出てきた生年月日と氏名と一致しねぇ」
ケーサツ後輩「仕事速ぇ……って、は!?」
ケーサツ「こいつがどこの誰なのか、まったく見当がつかん」
ケーサツ後輩「へ?」
ケーサツ「だからよ、どこ出身かさっき聞いただろ俺」
ケーサツ後輩「あー」
ケーサツ「大学で友達になったらしいが、どこ出身かは知らないと来たもんだ」
ケーサツ後輩「まぁでもどっから来たかなんて話にのぼらなきゃ言わなくないですか」
ケーサツ「普通話に上るだろ。それにこいつ、住民票すら持ってねぇ可能性が実は出てきてる」
ケーサツ後輩「うぇい?」
ケーサツ「こいつ、運転免許は持ってるようだが」
ケーサツ後輩「はぁ」
ケーサツ「大学に問い合わせた時に出てきた生年月日と氏名と一致しねぇ」
ケーサツ後輩「仕事速ぇ……って、は!?」
ケーサツ「こいつがどこの誰なのか、まったく見当がつかん」
ケーサツ「少し調べただけでこれだ」
ケーサツ「俺が考えてたより、やばいヤマが潜んでるのかも知れねぇなコイツはぁ」
ケーサツ後輩「えぇ……まさか先輩の勘が当たったんですか? そんなまさか」ハハッ
ケーサツ「杞憂だと良いんだがな……」
ケーサツ後輩「それより昼飯食いに行きましょうよ。俺腹減ったんすけど」
ケーサツ「お前なぁ」
ケーサツ後輩「仮に勘が当たったとしたら、そんな大きそうな事件明らか俺らの管轄違いますよ」
ケーサツ後輩「もう止めましょうよ」
ケーサツ「誇りとか意地ってもんが無ぇのか」
ケーサツ後輩「ゆとり世代なんでwww」
ケーサツ「俺が考えてたより、やばいヤマが潜んでるのかも知れねぇなコイツはぁ」
ケーサツ後輩「えぇ……まさか先輩の勘が当たったんですか? そんなまさか」ハハッ
ケーサツ「杞憂だと良いんだがな……」
ケーサツ後輩「それより昼飯食いに行きましょうよ。俺腹減ったんすけど」
ケーサツ「お前なぁ」
ケーサツ後輩「仮に勘が当たったとしたら、そんな大きそうな事件明らか俺らの管轄違いますよ」
ケーサツ後輩「もう止めましょうよ」
ケーサツ「誇りとか意地ってもんが無ぇのか」
ケーサツ後輩「ゆとり世代なんでwww」
細かいけど捜査令状だぞ
ご協力感謝!って礼状くれるわけじゃないぞ
ご協力感謝!って礼状くれるわけじゃないぞ
ケーサツ後輩「考えるにしてもまずは食ってからにしましょうよ」
ケーサツ「……はぁ、ったく」
ケーサツ(しかし、出身地すら分からんとなると大変だな)
ケーサツ(こいつ自身のが無いと仮定すると、住民票漁っても偽者の可能性が高いうえに複数出てくる可能性がある)
ケーサツ(足で稼ぐに稼げねぇぞこいつは)
ケーサツ(確実にここにいたって確証が無いとな……)ハァ
ケーサツ後輩「うひぉおおおここの定職や今日カツ丼大盛りでも並盛り料金だそうっすよ!」
ケーサツ「そうか」
ケーサツ(もっと真面目でマトモな後輩が欲しかった……)
ケーサツ「……はぁ、ったく」
ケーサツ(しかし、出身地すら分からんとなると大変だな)
ケーサツ(こいつ自身のが無いと仮定すると、住民票漁っても偽者の可能性が高いうえに複数出てくる可能性がある)
ケーサツ(足で稼ぐに稼げねぇぞこいつは)
ケーサツ(確実にここにいたって確証が無いとな……)ハァ
ケーサツ後輩「うひぉおおおここの定職や今日カツ丼大盛りでも並盛り料金だそうっすよ!」
ケーサツ「そうか」
ケーサツ(もっと真面目でマトモな後輩が欲しかった……)
ケーサツ(ひとまず次は、友達Aが言っていた彼女とか言う存在か)
ケーサツ「この女が男の彼女ねぇ、良い女つれてんなぁ」ピッピッ
……
…
理事長「一応、連絡を取ったぞ」
男「返事は?」
理事長「秘密クラブへの招待と言う名目にしたら」
理事長「全員が快諾したぞ」
男「よし」
男「少しずつ、確実に抱き込んで巻き込んでいく」
男「一度こっち側に引きずりこめば後はどうとでもなる」
ケーサツ「この女が男の彼女ねぇ、良い女つれてんなぁ」ピッピッ
……
…
理事長「一応、連絡を取ったぞ」
男「返事は?」
理事長「秘密クラブへの招待と言う名目にしたら」
理事長「全員が快諾したぞ」
男「よし」
男「少しずつ、確実に抱き込んで巻き込んでいく」
男「一度こっち側に引きずりこめば後はどうとでもなる」
理事長「私には、君が人間には見えないよ……」
理事長「人間の皮を被った化け物にしか見えない」
男「それで結構」
理事長「……」
コンコン
理事長「なんだ」
秘書「お客様です」ガチャ
ゾロゾロゾロ
ギイン「理事長くん、久しぶりだね、秘密クラブと言うのはなんだい?」
ギイン「ワクワクしてしまってね、少し時間には早いが来てしまったよワハハハッ」
理事長「これはこれは皆様」
ギイン2「ええ? 色々楽しませてくれるんだろうね?」
理事長「それはもう」
お偉いさん「期待外れはやめてくれよ? ……ん? そっちの若造は?」
男「……どうも」
理事長「人間の皮を被った化け物にしか見えない」
男「それで結構」
理事長「……」
コンコン
理事長「なんだ」
秘書「お客様です」ガチャ
ゾロゾロゾロ
ギイン「理事長くん、久しぶりだね、秘密クラブと言うのはなんだい?」
ギイン「ワクワクしてしまってね、少し時間には早いが来てしまったよワハハハッ」
理事長「これはこれは皆様」
ギイン2「ええ? 色々楽しませてくれるんだろうね?」
理事長「それはもう」
お偉いさん「期待外れはやめてくれよ? ……ん? そっちの若造は?」
男「……どうも」
理事長「彼は……」
男「秘密クラブの管理者です。えぇ、理事長さんとは縁がありまして、ね」
お偉いさん「ふむ」
男「私はただ言われた通りに、理事長さんの望まれたように秘密クラブを作りました」
理事長「おま――」
男 ギラッ
理事長「……くそっ」ボソッ
お偉いさん「なるほど、使い勝手の良い駒か」
お偉いさん「理事長どのが羨ましい限りだ。私もこんな駒が欲しいもんだ」
理事長「……そう、ですか」
ギイン「ワハハハッ」
男「……では、こちらです」
ギイン2「年甲斐も無くハッスル出来そうな感じだと良いんだがなぁ」
男「恐らく満足されるかと思いますがね」
男「秘密クラブの管理者です。えぇ、理事長さんとは縁がありまして、ね」
お偉いさん「ふむ」
男「私はただ言われた通りに、理事長さんの望まれたように秘密クラブを作りました」
理事長「おま――」
男 ギラッ
理事長「……くそっ」ボソッ
お偉いさん「なるほど、使い勝手の良い駒か」
お偉いさん「理事長どのが羨ましい限りだ。私もこんな駒が欲しいもんだ」
理事長「……そう、ですか」
ギイン「ワハハハッ」
男「……では、こちらです」
ギイン2「年甲斐も無くハッスル出来そうな感じだと良いんだがなぁ」
男「恐らく満足されるかと思いますがね」
男「場所は地下10階になりますので、道中は足元にはお気をつけ下さい」
お偉いさん2「うむ」
テクテク
テクリンコ
ガチャ
バタリンコォオオ
男「ここになります」
お偉いさん「ははっ、なるほど」
ギイン「ワハハハッ、これは良い!」
ギイン2「これは楽しめそうだ!」
お偉いさん2「巷の事件はこういう事だったのか。なんとも趣味が合う」ニンマリ
少女「うぅ……」
少年「あぁ……」
男「もうしばらくしたらショーも始めますので、お楽しみ頂ければと」
お偉いさん2「うむ」
テクテク
テクリンコ
ガチャ
バタリンコォオオ
男「ここになります」
お偉いさん「ははっ、なるほど」
ギイン「ワハハハッ、これは良い!」
ギイン2「これは楽しめそうだ!」
お偉いさん2「巷の事件はこういう事だったのか。なんとも趣味が合う」ニンマリ
少女「うぅ……」
少年「あぁ……」
男「もうしばらくしたらショーも始めますので、お楽しみ頂ければと」
ギイン2「ショー!? なんだねそれは!!」
男「他の皆様方がお集まり次第にもなりますので、今しばらく」
男「先に内容を教えてしまっては、楽しみも半減しましょう」
お偉いさん「それもそうだ」
男「ではでは、後ほど……」
お偉いさん2「ところで一つ、良いかね」
男「はい?」
お偉いさん2「……どうでも良い事だが、君は仮面を被っているようだが。それを剥がそうとは思わんのかね」
男「仮面、ですか。特にそのような事は無いですが」
お偉いさん2「まぁ良いだろう。君より今はショーの方に興味があるのだしな」
ザワザワ
男「はい、それでは。……おっと、他の方々も来たようですね。では、ショーを始めますか」拡声器スチャ
男『えー、本日は秘密クラブの初会合にお集まり頂きまして、まことに有難うございます』
男『今より、ショーを始めたいと思います。ぜひ皆々様方は、お席につかれまして――』
男「他の皆様方がお集まり次第にもなりますので、今しばらく」
男「先に内容を教えてしまっては、楽しみも半減しましょう」
お偉いさん「それもそうだ」
男「ではでは、後ほど……」
お偉いさん2「ところで一つ、良いかね」
男「はい?」
お偉いさん2「……どうでも良い事だが、君は仮面を被っているようだが。それを剥がそうとは思わんのかね」
男「仮面、ですか。特にそのような事は無いですが」
お偉いさん2「まぁ良いだろう。君より今はショーの方に興味があるのだしな」
ザワザワ
男「はい、それでは。……おっと、他の方々も来たようですね。では、ショーを始めますか」拡声器スチャ
男『えー、本日は秘密クラブの初会合にお集まり頂きまして、まことに有難うございます』
男『今より、ショーを始めたいと思います。ぜひ皆々様方は、お席につかれまして――』
前口上なんぞ良いからはよせんかー!!
そうだそうだー!!
男『えー、なにやら野次がとんでまいりましたので、それでは早速』ガシャーン
ゴゴゴッ
少年「うぅ……」
少女「ひっくひっく」
男『はい、出てきましたは鎖に繋がれた一組の少年少女』
男『彼と彼女は、双子のようです』
男『さて、初めてのショーですので、皆様も参加型のものとしたいと思います』
男『ここに焼印ゴテがございます』ジュウジュウ
男『片方だけでも悲鳴を上げなければ両者開放と言うショーです』
男『様々な種類の焼印がありますので、どうぞ我こそは必ず悲鳴をあげさせてやると思う方は挙手お願いします』
ワーワー
男『あら、全員ですか』
そうだそうだー!!
男『えー、なにやら野次がとんでまいりましたので、それでは早速』ガシャーン
ゴゴゴッ
少年「うぅ……」
少女「ひっくひっく」
男『はい、出てきましたは鎖に繋がれた一組の少年少女』
男『彼と彼女は、双子のようです』
男『さて、初めてのショーですので、皆様も参加型のものとしたいと思います』
男『ここに焼印ゴテがございます』ジュウジュウ
男『片方だけでも悲鳴を上げなければ両者開放と言うショーです』
男『様々な種類の焼印がありますので、どうぞ我こそは必ず悲鳴をあげさせてやると思う方は挙手お願いします』
ワーワー
男『あら、全員ですか』
男『う~ん、ちょっと困りましたねぇ』
少年「や、やるなら俺から……妹は」
男『ん? なんと言う妹思いの兄でしょうか』
男『これは良い。よし、では皆さま順番にお並び下さい』
男『どうせですので、まずはこのお兄ちゃんに全員で焼印押しちゃいましょう』
男『全員から焼印受けても悲鳴一つ漏らさなければ解放と言う事で』
ワーワー
お偉いさん「うむ、では私から」スッ
少年「くっ……」
お偉いさん「んあ~」グリグリ
少年「ッッッ!?」ジュジュウ
お偉いさん「ううん? 悲鳴を上げないなぁ」グリグリ
少年「や、やるなら俺から……妹は」
男『ん? なんと言う妹思いの兄でしょうか』
男『これは良い。よし、では皆さま順番にお並び下さい』
男『どうせですので、まずはこのお兄ちゃんに全員で焼印押しちゃいましょう』
男『全員から焼印受けても悲鳴一つ漏らさなければ解放と言う事で』
ワーワー
お偉いさん「うむ、では私から」スッ
少年「くっ……」
お偉いさん「んあ~」グリグリ
少年「ッッッ!?」ジュジュウ
お偉いさん「ううん? 悲鳴を上げないなぁ」グリグリ
男『ハイ次の方~』
お偉いさん「ううむ、上手く行かないもんだなぁ」
次の人「ハハハッ、まぁそう気を落とさず」
男『自信のある発言ですね』
次の人「鳴かぬなら、鳴かせて見せようホトトギスってヤツだ」
男『それ使い所が絶対違うと思いますが』
ガハハハッ ワハハハッ
次の人「ふんっ、まぁ良い。それより、私は絶対悲鳴を出させて見せるぞ」
次の人「前のヤツは背中にやるから耐えられたのだ」
男『と言いますと?』
次の人「ここならば喚く他にあるまい」ジュジュウ
少年「――ァァァッ、アガガガッ! アアアアッ!?」
男『……これは、少々男性の場合背筋が凍るような……エグい』
次の人「ワハハハッ、どうだ! 悲鳴が上がったぞ!」
男『えっと、はい、ですね』
お偉いさん「ううむ、上手く行かないもんだなぁ」
次の人「ハハハッ、まぁそう気を落とさず」
男『自信のある発言ですね』
次の人「鳴かぬなら、鳴かせて見せようホトトギスってヤツだ」
男『それ使い所が絶対違うと思いますが』
ガハハハッ ワハハハッ
次の人「ふんっ、まぁ良い。それより、私は絶対悲鳴を出させて見せるぞ」
次の人「前のヤツは背中にやるから耐えられたのだ」
男『と言いますと?』
次の人「ここならば喚く他にあるまい」ジュジュウ
少年「――ァァァッ、アガガガッ! アアアアッ!?」
男『……これは、少々男性の場合背筋が凍るような……エグい』
次の人「ワハハハッ、どうだ! 悲鳴が上がったぞ!」
男『えっと、はい、ですね』
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