悲しい話じゃねーか
本当>>1の引き出しは多彩だな

今日も薫殿は苦しそうでした
この管のせいなのではと思い恵殿に相談してみました

剣心「恵殿、薫殿はあの管のせいで苦しんでるんではござらんか？」

恵「いえ・・・・」

剣心「お薬とかないんでござるか？」

剣心「恵殿が来てくれたというのに薫殿一向によくならないんでござるが」

恵「・・・・・・」

剣心「恵殿？」

恵「実はね・・・・」

恵殿が難しい話をしてきました
よくわかりませんでしたが薫殿は重い病気にかかっていてもしかしたら助からないかもしれないそうです
ということはもしかしたら助かるということです
拙者は前向きに考えることにしました

これで死んだら本気で報われない
生きてて欲しいわ

よくメンヘラの母親がこういう子供の成長日記つけてるよな

今日も薫殿は苦しそうでした
日に日にやつれていって見ているのが辛くなってきました

剣心「薫殿大丈夫でござるか・・・・」

薫「・・・・」

剣心「薫殿・・・・」

薫「・・・・・」

剣心「拙者に任せろでござる、拙者が必ず薫殿をよくしてみせるでござるから」

剣心「イケイ検診the緋村にまかせろでござる」

薫「・・・・・・」

剣心「じゃあお大事に薫殿」

薫「・・・・・・」

なんだか変な気持ちになってきました
前に薫殿に死んじゃえと言った事を思い出しました
何であんなことを言ったんだろうと思いました

こわくなってきた

悲しい話や

前に看病にハマる話もあったな

このまま普通に終わったらふにいいいい界の伝説になる

保険金かけとかないとな

今日は朝から薫殿が恵殿のところへ運ばれて行きました
いい手術でしょうか？薫殿がよくなるなら何でもいいと思いましたが

剣心「ふにふにぃっと」

弥彦「・・・・・」

左之助「おい弥彦そんな暗い顔するもんじゃねぇぞ」

弥彦「・・・・」

左之助「嬢ちゃんは絶対助かるさ、な？」

弥彦「うん・・・」

剣心「そうでござる、なんてったって拙者がついてるでござるからな」

左之助「そうだな」

剣心「今はきっと恵殿がなんとかしてくれているでござるよ」

左之助「なるほどな・・・・」

弥彦「・・・・・」

みんなネガティブだなと思いました
薫殿は日頃からハツラツとしているので大丈夫だろうと思います
てっきり手術かなにかかと思いきや薫殿は入院でした
明日からは家事ライフに続きお見舞いライフが始まりそうです

いつも簡単に死ぬのに今日のこの命の重さはなんだ
同じ命だと思えない

死因：ｶﾞﾂﾝｯ
じゃないからな

不治の病で喧嘩別れ並の名作の予感

薫殿が入院してから数日が経ちました
薫殿はほとんど寝ています
でも今日は起きていてくれました

剣心「ういーす薫殿」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

薫「ういーす・・・・」

剣心「おお！！！！薫殿起きてて大丈夫なんでござるか！？」

薫「ええ・・・・」

剣心「今日は久しぶりに拙者特性お粥をお持ちしましたでござるよ」

薫「・・・・」

剣心「薫殿最近管から栄養取ってるだけでお腹減ってたでござろう？」

薫「ありがとう剣心・・・・」

剣心「イケイ検診the緋村の検診の一つでござるよ」

薫「ありがとう・・・ありがとう剣心」ｼｸｼｸ

薫「剣心・・・・・」ｼｸｼｸ

剣心「拙者がついてるでござるよ薫殿」ﾅｾﾞﾅｾﾞ

薫殿がまたありがとうと言ってくれた
明日も看病頑張ろうと思った

ヤバいきついわ、これ

今日は朝から病院に呼び出された
薫殿がよくなったのかと思ったけど違った
薫殿から管が全部外されていた

剣心「薫殿もう管つけてなくていいんでござるか？」

恵「ええ・・・・」

剣心「よかったでござるな薫殿」

弥彦「・・・・・」

左之助「なるほどな・・・・」

剣心「ということはそろそろ退院でござるか？」

恵「・・・・・・」

弥彦「・・・・」

左之助「・・・・・」

なんだかよくわかりませんでした
薫殿の管が全部取れたというのにみんな何も言わずうつ向いていました
薫殿は寝ていました
寝ていました

今日のはキツイ

ふにょおおおお…

今日もお見舞いに行きました
でも薫殿がいませんでした

剣心「薫殿」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

剣心「あれ」

剣心「薫殿？」ｷｮﾛｷｮﾛ

恵「剣さん・・・・」

剣心「恵殿、薫殿はどこ行ったんでござるか？」

恵「・・・・・・」

剣心「他の病院にうつったんでござるか・・・？」

恵「剣さん・・・」

剣心「ふに？」

なんだかよくわかりませんでした
薫殿はどこに行ってしまったんでござろうか
取り敢えず持ってきたお粥は恵殿にあげて道場に帰りました

久々の神回だわ 寝れねーな

せつないな

今日は嬉しいお知らせがあります
薫殿が無事帰ってきました

剣心「薫殿！！！！！！！！！！！！！！」

剣心「もう大丈夫なんでござるか！？」

薫「まあね」

剣心「イヤフゥ～！！！！！！！！！！！」

薫殿はいつもの元気な薫殿に戻っていました
拙者の看病のおかげだと思いました

剣心「薫殿薫殿！！！！！！！！！！」

薫「なに？」

剣心「いやあよかったでござる！！！！！！！！」

剣心「いちじはどうなるかとおもったでござるよ！！！！！！！」

本当によかったと思った
これで拙者のお見舞いライフは終わる
家事ライフは暫く続けてあげてもいいかと思った

ひらがな…？

あかんやつ

剣心が壊れ

泣かせる系好きって言ってたもんな

今日は久々にゴムんを食べました

剣心「相変わらずゴムでござるな！！！！！！！！！！」

剣心「でもゴムん美味しいでござるよ！！！！！！！！！！」

剣心「弥彦も久々こゴムんどうでござるか！？」

弥彦「・・・・・・・」

剣心「言葉が出ないほどゴムでござったか！！！！！！！！」

薫「またゴムゴム言って！！！！！！」

剣心「ふにいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！！」

いつもは苦痛だったゴムんも今日は楽園でした
薫殿も元気そうでなによりです

剣心「薫殿！！！！！！！！！！！！！」

剣心「おかわり！！！！！！！おかわり！！！！！！！！」

弥彦「・・・・・・」

美味しかった

やめろよ

すでに泣いた

日記だから剣心視点オンリーだもんな…

美味しい訳ないんだよな・・・

粥
うま

>>133
不謹慎にもふいたじゃねーか

命の重さを再確認させられる

今日はみんなで赤べこに行きました
薫殿の退院祝いでした

剣心「今日は拙者が奢るでござるから！！！！！！！！！」

剣心「じゃんじゃん食えでござる！！！！！！！！！！」

左之助「マジかよ！？やるなぁ剣心！！！！！」

剣心「勘違いすんなでござるよサノ！！！！！！！」

剣心「これはあくまでも薫殿の退院祝いであって」

左之助「あ？」

剣心「ふに?」

左之助「いや、なるほどな」

弥彦「・・・・・」

久々の牛鍋美味しかった
お金を使ったのも久々だった
でもみんな拙者が無職だから遠慮していたのかあまり食べなかった

なるほどな…

サノが死なないとかなんか違和感あるな

そんなこと言ったら死んじゃうじゃんやめてくれ

とっとと働け

今日は休日なのにすることがなかったので薫殿とお喋りしてました

剣心「薫殿最近どう？」

薫「まあまあ」

剣心「拙者は気分爽快でござるよ」

薫「そうなの？」

剣心「薫殿が退院してきてくれたでござるからな！！！！」

薫「なるほどね」

剣心「薫殿！！！！！！！！！！！！！！」ｷﾞｭｯ

薫「もう剣心ったら」

二人「あははははははは(´∀`　)」

弥彦「・・・・・」

お喋り楽しかった
薫殿と下らない話するのも久々で新鮮な感じがした

作りたての人口精霊みたいな会話

これ弥彦抱き締めてんのかな

今日は朝からサノがやってきて拙者に訳のわからない事を言った

左之助「おい剣心、弥彦も心配してんだ」

剣心「何をでござるか」

左之助「おめぇのことだよ・・・・大丈夫なのか剣心」

剣心「また働けとかそういう話でござるか」

左之助「ちげぇよ・・・・そのなんだ・・・」

剣心「意味わかんないんでござるが」

剣心「ねぇ薫殿」

左之助「・・・・・」

弥彦「・・・・・」

左之助「剣心、やっぱり受け入れるってのは大事な事だと思うんだ」

左之助「どうあがいても取り返しのつかねぇことなんて人生で山ほどあんだ」

剣心「なんなんでござるかほんとに」

中々人が死なないとやっぱ命に重みが出て来るな

サノが死んで痛ぇよぉ…って話と似てるな

左之助「おめぇの気持ちは痛いほどわかる」

左之助「でもな・・・こりゃ運命ってもんなんでい」

剣心「は？」

左之助「おめぇの横に誰かいるだろ？」

剣心「誰かって薫殿に決まってるでござろうが、サノ頭おかしくなったんでごるか？」

左之助「俺には見えねぇんだ」

剣心「病院行けでござる！！！！！！！！！！！！」

弥彦「剣心が病院行けよ！！！！！！！！！！！」

剣心「なんででござるか！？」

弥彦「薫なんかいるわけねぇだろ！！！！！！！！！」

弥彦「いるわけねぇだろ！！！！！！！！！！！！」

左之助「やめろ弥彦！！！！！」

剣心「弥彦こそ病院行けでござる！！！！！！！！！」

どうでもいいけど明治なのに管とか繋げられる医療設備あるんだな

サノはいいやつ