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元スレ少女「すみません・・・少し血をいただきたいんですけど・・・」
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男「うわぁぁぁぁ~~~~!!!??なに?だれ?どっから??どうして??」
少女「血を・・・」
男「なんで!?どうしてうちのタンスから??なに?おばけ??」
少女「血をください・・・」
男「なになになになに!!!???」
少女「血を・・・」
男「なんで!?どうしてうちのタンスから??なに?おばけ??」
少女「血をください・・・」
男「なになになになに!!!???」
少女「血をください・・・」
男「なんなんですか・・・?誰なんですか?なんでうちのタンスの中にいるんですか!?そこで何してるんですか!!」
少女「と・・・とりあえず血を・・・」
男「ち!?血!??血ってなんなんですか??何言ってるんですか??」
少女「血を飲ませてください・・・」
男「血を・・・吸血鬼?」
少女:コイコイ(手招き手招き)
男「な・・・なんですか??」おそるおそ~る
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」あぁ~~~ん
男「うおわぁぁぁぁぁ!!な・・・なにしようと・・・っ牙!?本物??吸血鬼??何なんだいったい!!」
少女「血をぉぉ~・・・」
男「なんなんですか・・・?誰なんですか?なんでうちのタンスの中にいるんですか!?そこで何してるんですか!!」
少女「と・・・とりあえず血を・・・」
男「ち!?血!??血ってなんなんですか??何言ってるんですか??」
少女「血を飲ませてください・・・」
男「血を・・・吸血鬼?」
少女:コイコイ(手招き手招き)
男「な・・・なんですか??」おそるおそ~る
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」あぁ~~~ん
男「うおわぁぁぁぁぁ!!な・・・なにしようと・・・っ牙!?本物??吸血鬼??何なんだいったい!!」
少女「血をぉぉ~・・・」
男「と・・・とりあえずそこから出てください・・・」
少女「無理・・・」
男「・・・・・・なんで」
少女「血が足りなくて動けない・・・」
男「・・・・・・本当に本物の吸血鬼?」
少女「えぇ、まぁ・・・」
男「なんでうちのタンスの中にいるの・・・」
少女「・・・さぁ?」
男「さぁって・・・」
少女「もう頭がぼ~っとして・・・何も考えられなくて・・・血・・・血を・・・」
男「・・・・・・・・・」
少女「一滴でいいので・・・」
少女「無理・・・」
男「・・・・・・なんで」
少女「血が足りなくて動けない・・・」
男「・・・・・・本当に本物の吸血鬼?」
少女「えぇ、まぁ・・・」
男「なんでうちのタンスの中にいるの・・・」
少女「・・・さぁ?」
男「さぁって・・・」
少女「もう頭がぼ~っとして・・・何も考えられなくて・・・血・・・血を・・・」
男「・・・・・・・・・」
少女「一滴でいいので・・・」
男「い・・・一滴だけ?」
少女「一滴だけ・・・」
男「・・・首筋じゃないといけないの?」
少女「どこでもいいです・・・」
男「・・・指・・・とかでもいい?」
少女「もうどこでも・・・」
男「い・・・一滴だけね・・・」スッ・・・
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」かぱぁっ
少女「一滴だけ・・・」
男「・・・首筋じゃないといけないの?」
少女「どこでもいいです・・・」
男「・・・指・・・とかでもいい?」
少女「もうどこでも・・・」
男「い・・・一滴だけね・・・」スッ・・・
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」かぱぁっ
男「ま・・・まてまてまて!!」サッ!!
少女「あぁ~~・・・」
男「こ・・・これってもしかしたら・・・噛まれたらオレも・・・その吸血鬼ってやつになっちゃうんじゃあ・・・」
少女「え?えぇ、まぁ・・・」
男「いやいやいやいやいや!!!!ふざけんなよ!!あっぶね!!」
少女「・・・嫌ですか?」
男「当たり前だろっ!!!」
少女「じゃ上から私の口の中に垂らしてください。私の唾液が付かなければ平気です」
男「・・・ほ・・・本当か・・・?」
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
男「・・・・・・・・・」
少女「はぁ・・・はぁ・・・」ゴクリ・・・
男「答えろよっ!」バシッ
少女「いたいっ」
少女「あぁ~~・・・」
男「こ・・・これってもしかしたら・・・噛まれたらオレも・・・その吸血鬼ってやつになっちゃうんじゃあ・・・」
少女「え?えぇ、まぁ・・・」
男「いやいやいやいやいや!!!!ふざけんなよ!!あっぶね!!」
少女「・・・嫌ですか?」
男「当たり前だろっ!!!」
少女「じゃ上から私の口の中に垂らしてください。私の唾液が付かなければ平気です」
男「・・・ほ・・・本当か・・・?」
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
男「・・・・・・・・・」
少女「はぁ・・・はぁ・・・」ゴクリ・・・
男「答えろよっ!」バシッ
少女「いたいっ」
プスッ
男「っつ!」
ギュウゥゥゥ
男「ほら・・・口開けろ」
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」あぁ~~~ん
男「・・・・・・」
ギュウゥ・・・
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」ぺろ~~~
男「・・・・・・・・・・」
少女「はぁ・・・はぁ・・・」ぺろろ~~
男「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」
少女「はぁ・・・はぁ・・・」ぺろろろ~
男「舌を伸ばすなっ!!」バシッ
少女「いたいっ」
男「っつ!」
ギュウゥゥゥ
男「ほら・・・口開けろ」
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」あぁ~~~ん
男「・・・・・・」
ギュウゥ・・・
少女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」ぺろ~~~
男「・・・・・・・・・・」
少女「はぁ・・・はぁ・・・」ぺろろ~~
男「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」
少女「はぁ・・・はぁ・・・」ぺろろろ~
男「舌を伸ばすなっ!!」バシッ
少女「いたいっ」
ギュウゥゥゥ・・・ぽたっ・・・
男「ほら、皿に落としたからこれ舐めろ」
少女「あ・・・ありがとうございますぅぅ!!」ぺろぺろ
男「・・・・・・・・まさか吸血鬼が実在するなんて・・・・・・っていうかどうやってうちのタンスの中に・・・」
少女「・・・ふぅ、美味しかったぁ~~」
男「あんな一滴で足りるのか?」
少女「ふふふふふふ・・・。愚かな人間め」
男「なにっ!?」
少女「我らは無敵のヴァンパイア!血さえ飲めば貴様ら人間など恐るるに足りぬわっ!!」
男「し・・・しまった・・・」
少女「さっきはよくも殴ってくれたな・・・。覚悟しろっ!!人間っ!!!」
男「うわぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」
少女「ふはははははははは!!!」
男「ほら、皿に落としたからこれ舐めろ」
少女「あ・・・ありがとうございますぅぅ!!」ぺろぺろ
男「・・・・・・・・まさか吸血鬼が実在するなんて・・・・・・っていうかどうやってうちのタンスの中に・・・」
少女「・・・ふぅ、美味しかったぁ~~」
男「あんな一滴で足りるのか?」
少女「ふふふふふふ・・・。愚かな人間め」
男「なにっ!?」
少女「我らは無敵のヴァンパイア!血さえ飲めば貴様ら人間など恐るるに足りぬわっ!!」
男「し・・・しまった・・・」
少女「さっきはよくも殴ってくれたな・・・。覚悟しろっ!!人間っ!!!」
男「うわぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」
少女「ふはははははははは!!!」
リアリティあるなこの男
いやこんな場面ありえないからリアリティもクソもないのだけれど
いやこんな場面ありえないからリアリティもクソもないのだけれど
男「あぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・」
少女「ははははははは!!」
男「・・・・・・・・・」
少女「はははは――」
男「何してるの?」
少女「え?」
男「いや、タンスから出てこないから・・・」
少女「あのぉ~・・・・カーテン閉めてもらえません??お日様が当たってるから外出られなくて・・・」
男「・・・・・・・・・」
少女「えへへ・・・」
パタン
少女「ちょ・・・蓋閉めないで――」
ガンッ!ガンッ!ゴン!!ガンッ!!
少女「ぎゃああああああああ!!!!やめてやめてやめて!!!!怖い怖い怖い!!」
少女「ははははははは!!」
男「・・・・・・・・・」
少女「はははは――」
男「何してるの?」
少女「え?」
男「いや、タンスから出てこないから・・・」
少女「あのぉ~・・・・カーテン閉めてもらえません??お日様が当たってるから外出られなくて・・・」
男「・・・・・・・・・」
少女「えへへ・・・」
パタン
少女「ちょ・・・蓋閉めないで――」
ガンッ!ガンッ!ゴン!!ガンッ!!
少女「ぎゃああああああああ!!!!やめてやめてやめて!!!!怖い怖い怖い!!」
少女「ふぅ~・・・偉い目に合った・・・」
男「もう襲ったりしないだろうな・・・」
少女「やだなぁ。あれは冗談ですよ。演出です、演出。助けてくれた人を襲ったりしませんよ」
男「・・・いまいち信用できん」
少女「本当ですって。っていうか、いまどきの吸血鬼は人襲ったりしませんよ。血を抜かれた人とかニュースにならないでしょ?」
男「そりゃ・・・まぁ・・・」
少女「たまに輸血パック盗んだり、事故現場で流れてる血を舐めたりする程度です」
男「・・・それはそれで嫌だな」
男「もう襲ったりしないだろうな・・・」
少女「やだなぁ。あれは冗談ですよ。演出です、演出。助けてくれた人を襲ったりしませんよ」
男「・・・いまいち信用できん」
少女「本当ですって。っていうか、いまどきの吸血鬼は人襲ったりしませんよ。血を抜かれた人とかニュースにならないでしょ?」
男「そりゃ・・・まぁ・・・」
少女「たまに輸血パック盗んだり、事故現場で流れてる血を舐めたりする程度です」
男「・・・それはそれで嫌だな」
>>7
ここ好き
ここ好き
男「それで?どうやってうちのタンスに潜り込んだ?」
少女「どうやってと言われましても・・・。ふらふら~っとして、かぱっと開けて、すたっと中に入ったら、がたがた~ってなって、パカって開けたらあなたがいて・・・」
男「さっぱりわからん・・・。もっと細かく話せよ」
少女「だから・・・お腹が空いてふらふら~ってしてたら、寝心地良さそうなタンスがたくさん並んでて・・・その中の一つに入って眠ってたら突然ガタガタ動き出して・・・
中から開けることも出来なくなって・・・ようやく開いたと思ったら目の前にあなたがいたので血をください・・・と」
男「・・・つまり配送センターかどこかで忍び込んでそのままうちに運び込まれたってわけか・・・」
少女「そうなんですかね?」
男「・・・どおりで送料が高くついたわけだ。お前が入ってたおかげで重さがかさましされてたんだな・・・」
少女「そうなんですかね?」
男「・・・・・・」バシンッ
少女「いたいっ」
男「もう二度と通販で家具は買わん・・・」
少女「どうやってと言われましても・・・。ふらふら~っとして、かぱっと開けて、すたっと中に入ったら、がたがた~ってなって、パカって開けたらあなたがいて・・・」
男「さっぱりわからん・・・。もっと細かく話せよ」
少女「だから・・・お腹が空いてふらふら~ってしてたら、寝心地良さそうなタンスがたくさん並んでて・・・その中の一つに入って眠ってたら突然ガタガタ動き出して・・・
中から開けることも出来なくなって・・・ようやく開いたと思ったら目の前にあなたがいたので血をください・・・と」
男「・・・つまり配送センターかどこかで忍び込んでそのままうちに運び込まれたってわけか・・・」
少女「そうなんですかね?」
男「・・・どおりで送料が高くついたわけだ。お前が入ってたおかげで重さがかさましされてたんだな・・・」
少女「そうなんですかね?」
男「・・・・・・」バシンッ
少女「いたいっ」
男「もう二度と通販で家具は買わん・・・」
少女「本当にどうも、ありがとうございましたっ!助かりましたっ!」
男「そうか。じゃあ、気を付けろよ。もう二度とこんなことにならないようにな」グイ・・・グイ・・・
少女「はいっ。気を付け・・・・ってあれ?どこ行くんですか??」
男「どこって・・・出てけよ。ここはオレんちだ」グイ・・・グイ・・・
少女「ちょ・・・ちょまっ!まって!お日様お日様!!」
男「ん?」ピタッ
少女「まだお日様出てます。今出たら私死んじゃう」
男「そうか。気を付けてな」グイ・・・グイ・・・
少女「ちょちょちょちょ・・・ちょまぁーーーーー!!!」
男「なんだよ。デカい声出すなよ。近所迷惑だろ」ピタッ
少女「こ・・・こんないたいけな少女を見殺しにする気ですか??」
男「・・・・・・」
少女「あなたは優しい人ですよね?そんな残酷なこと出来るハズありません」キッ(熱い眼差し)
男「出来ます」グイ・・・グイ・・・
少女「ちょちょちょちょ・・・ちょまぁーーーーーー!!!」
男「そうか。じゃあ、気を付けろよ。もう二度とこんなことにならないようにな」グイ・・・グイ・・・
少女「はいっ。気を付け・・・・ってあれ?どこ行くんですか??」
男「どこって・・・出てけよ。ここはオレんちだ」グイ・・・グイ・・・
少女「ちょ・・・ちょまっ!まって!お日様お日様!!」
男「ん?」ピタッ
少女「まだお日様出てます。今出たら私死んじゃう」
男「そうか。気を付けてな」グイ・・・グイ・・・
少女「ちょちょちょちょ・・・ちょまぁーーーーー!!!」
男「なんだよ。デカい声出すなよ。近所迷惑だろ」ピタッ
少女「こ・・・こんないたいけな少女を見殺しにする気ですか??」
男「・・・・・・」
少女「あなたは優しい人ですよね?そんな残酷なこと出来るハズありません」キッ(熱い眼差し)
男「出来ます」グイ・・・グイ・・・
少女「ちょちょちょちょ・・・ちょまぁーーーーーー!!!」
男「ったく・・・日が落ちるまでだからな」
少女「ご迷惑おかけします」ペコッ
男「暗くなったら出て行けよ」
少女「こ・・・こ・・・これはなんですか!?」
男「聞けよっ!!」
少女「これ!この四角いの!何するためのものですか?」
男「・・・・・・パソコンだよ。メール打ったり、ネット見たり・・・」
少女「めーる?ねっと?」
男「・・・だから、手紙送ったり、情報調べたりできるのっ」
少女「これもですか?」
男「・・・そっちはテレビ。映像を見るためのもの」
少女「へぇ~・・・。あっ、これはこれは??」
男「・・・CDプレイヤー。音楽が聞ける・・・って何にも知らないのか??」
少女「はいっ!人間さんのおうちに入るのなんて生まれて初めてですっ!あっ!これなんですか?」
男「・・・これが夢だとしたら相当頭おかしくなってるな、オレ・・・」
少女「ご迷惑おかけします」ペコッ
男「暗くなったら出て行けよ」
少女「こ・・・こ・・・これはなんですか!?」
男「聞けよっ!!」
少女「これ!この四角いの!何するためのものですか?」
男「・・・・・・パソコンだよ。メール打ったり、ネット見たり・・・」
少女「めーる?ねっと?」
男「・・・だから、手紙送ったり、情報調べたりできるのっ」
少女「これもですか?」
男「・・・そっちはテレビ。映像を見るためのもの」
少女「へぇ~・・・。あっ、これはこれは??」
男「・・・CDプレイヤー。音楽が聞ける・・・って何にも知らないのか??」
少女「はいっ!人間さんのおうちに入るのなんて生まれて初めてですっ!あっ!これなんですか?」
男「・・・これが夢だとしたら相当頭おかしくなってるな、オレ・・・」
――夜
少女「すごいすごい!!こんなちっちゃな箱の中で人が動いてる!!」
男「・・・さて、そろそろいいだろ?」
少女「この人たちはここに住んでるの?」
男「もう完全に日は暮れたぞ」
少女「もしも~し、私の声聞こえますかぁ?」
男「おい・・・」
少女「もしも~――」
男「おい!!」
少女「あ、男さん。この人たち私の声聞こえてませんよ」
男「そいつらはテレビの中にいるんじゃなくて・・・いや、そんなことよりもう夜だぞ」
少女「え・・・?」
男「日が落ちたら出てくって約束だろ」
少女「あ・・・あ・・・もうそんな時間・・・」キョロキョロ
男「約束だ。出て行ってもらうぞ」
少女「すごいすごい!!こんなちっちゃな箱の中で人が動いてる!!」
男「・・・さて、そろそろいいだろ?」
少女「この人たちはここに住んでるの?」
男「もう完全に日は暮れたぞ」
少女「もしも~し、私の声聞こえますかぁ?」
男「おい・・・」
少女「もしも~――」
男「おい!!」
少女「あ、男さん。この人たち私の声聞こえてませんよ」
男「そいつらはテレビの中にいるんじゃなくて・・・いや、そんなことよりもう夜だぞ」
少女「え・・・?」
男「日が落ちたら出てくって約束だろ」
少女「あ・・・あ・・・もうそんな時間・・・」キョロキョロ
男「約束だ。出て行ってもらうぞ」
少女「あの・・・お世話になりました・・・」
男「おう」
少女「あの・・・テレビすごく面白かったです」
男「ああ」
少女「あと・・・あ、血も御馳走様でした」
男「おお・・・」
少女「あの・・・すごく美味しかったです」
男「そうか・・・・・・」
少女「なんていうか口当たりもまろやかで」
男「ふぅん・・・・・・」
少女「嫌な匂いとか全然しなくて」
男「わかったよ・・・・・・・・・」
少女「普通はですね、もっと嫌な感じの匂いが――」
男「出てけっっ!!!」
男「おう」
少女「あの・・・テレビすごく面白かったです」
男「ああ」
少女「あと・・・あ、血も御馳走様でした」
男「おお・・・」
少女「あの・・・すごく美味しかったです」
男「そうか・・・・・・」
少女「なんていうか口当たりもまろやかで」
男「ふぅん・・・・・・」
少女「嫌な匂いとか全然しなくて」
男「わかったよ・・・・・・・・・」
少女「普通はですね、もっと嫌な感じの匂いが――」
男「出てけっっ!!!」
男「ふぅ・・・やっと出て行った」
男「・・・」
男(しかしなんだったんだ?)
男(吸血鬼・・・そんなものが存在するなんてな)
男(明日目覚めたら全部夢だったりしてな・・・)
男(・・・・・・夢なわけないか)
ガシャガシャ・・・
男(本もCDも散らかしまくりやがって・・・)
男(ああ・・・服もタンスにしまわないと・・・)
男(・・・・・・それは明日でいいか)
男「・・・」
男(しかしなんだったんだ?)
男(吸血鬼・・・そんなものが存在するなんてな)
男(明日目覚めたら全部夢だったりしてな・・・)
男(・・・・・・夢なわけないか)
ガシャガシャ・・・
男(本もCDも散らかしまくりやがって・・・)
男(ああ・・・服もタンスにしまわないと・・・)
男(・・・・・・それは明日でいいか)
――翌朝
ピピピピッ ピピピピッ
男「ん・・・・・・・・・」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・・・・・・・・・・」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「うわああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
少女「!!??」
ピピピピッ ピピピピッ
男「ん・・・・・・・・・」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・・・・・・・・・・」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「うわああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
少女「!!??」
男「あああああああああああ!!!!」
少女「なになになに!!やだやだ!!こわいこわい!!!やだ!」
男「あああああああああ・・・・・」
少女「怖い怖い怖い!!!やだやだやだやだ!!」
男「・・・・・・・・・・・・」
少女「なになになになに!!??やめてやめてやめて!!!」
男「・・・・・・」
少女「いやぁぁぁあああ!!こわいこわいこわ――」
男「うるさい!」ゲシッ
少女「いたいっ」
男「なんでオレより怖がってんだ・・・。・・・っていうか、なんでお前がここにいるんだっ!!」
少女「なになになに!!やだやだ!!こわいこわい!!!やだ!」
男「あああああああああ・・・・・」
少女「怖い怖い怖い!!!やだやだやだやだ!!」
男「・・・・・・・・・・・・」
少女「なになになになに!!??やめてやめてやめて!!!」
男「・・・・・・」
少女「いやぁぁぁあああ!!こわいこわいこわ――」
男「うるさい!」ゲシッ
少女「いたいっ」
男「なんでオレより怖がってんだ・・・。・・・っていうか、なんでお前がここにいるんだっ!!」
男「答えろ。なんでお前がオレのベッドで寝てるんだ」
少女「こ・・・こんなフカフカした寝床初めて見たもので・・・」
男「・・・・・・どうやってうちに入った」
少女「え?普通に窓から・・・」
男「窓から入るのは普通ではない・・・。約束しただろ?夜になったら出て行くって」
少女「はい・・・」
男「・・・なんで戻ってきた」
少女「それがですね・・・。ここがどこかもわからず、どこに向かえば良いものやら・・・」
男「・・・・・・そうか・・・タンスに入ったまま運ばれたんだったな・・・」
少女「はい」
男「・・・ここがどこかもわからないのか」
少女「さっぱり」
男「ちょっと待ってろ・・・」
少女「こ・・・こんなフカフカした寝床初めて見たもので・・・」
男「・・・・・・どうやってうちに入った」
少女「え?普通に窓から・・・」
男「窓から入るのは普通ではない・・・。約束しただろ?夜になったら出て行くって」
少女「はい・・・」
男「・・・なんで戻ってきた」
少女「それがですね・・・。ここがどこかもわからず、どこに向かえば良いものやら・・・」
男「・・・・・・そうか・・・タンスに入ったまま運ばれたんだったな・・・」
少女「はい」
男「・・・ここがどこかもわからないのか」
少女「さっぱり」
男「ちょっと待ってろ・・・」
男「いいか?ここがお前のいるこの家だ」バサッ
少女「はい・・・?」
男「この道を真っ直ぐ進むとこのでかい道路にぶち当たる」
少女「??・・・?」
男「このでかい道路を西に向かってず~~~~っと行くと・・・」ペラッ
少女「・・・?」
男「ここが今のページの続きな。この道路を道なりにずっとこっちまで行くと・・・ほら、ここだ。」
少女「???・・・???」
男「ここがお前がタンスに入った配送センター。お前の家はこの近くなんだろ?」
少女「ふえ??」
男「・・・・・・・・・わかった?」
少女「・・・・・・・?」
男「今オレがこの地図で説明したこと・・・理解できた?」
少女「あ、この本、ちずって言うんですか?」
男「・・・・・・・・・なんだか、オレの方がバカみたいだ」
少女「はい・・・?」
男「この道を真っ直ぐ進むとこのでかい道路にぶち当たる」
少女「??・・・?」
男「このでかい道路を西に向かってず~~~~っと行くと・・・」ペラッ
少女「・・・?」
男「ここが今のページの続きな。この道路を道なりにずっとこっちまで行くと・・・ほら、ここだ。」
少女「???・・・???」
男「ここがお前がタンスに入った配送センター。お前の家はこの近くなんだろ?」
少女「ふえ??」
男「・・・・・・・・・わかった?」
少女「・・・・・・・?」
男「今オレがこの地図で説明したこと・・・理解できた?」
少女「あ、この本、ちずって言うんですか?」
男「・・・・・・・・・なんだか、オレの方がバカみたいだ」
男「仕方ない。オレが連れて行ってやるよ」
少女「え?」
男「車に乗れ・・・って言いたいけど、お前は昼間は出歩けないのか・・・」
少女「はぁ・・・」
男「・・・・・・・・・・・はぁ~~~~~~。わかった。今日の夜まではここにいていい」
少女「やったぁ!!!」
少女「え?」
男「車に乗れ・・・って言いたいけど、お前は昼間は出歩けないのか・・・」
少女「はぁ・・・」
男「・・・・・・・・・・・はぁ~~~~~~。わかった。今日の夜まではここにいていい」
少女「やったぁ!!!」
男「やれやれ・・・。じゃあ、オレは仕事に行くからお前は大人しくしてろよ」
少女「はいっ」
男「あんまいろんなもの弄るなよ」
少女「はいっ」
男「・・・・・・・・・・・じゃあな」
少女「あのっ」
男「あ?」
少女「このベッドで寝てもいいですか?」
男「・・・・・・好きにしろ」
少女「やふんっ」バフッ
少女「はいっ」
男「あんまいろんなもの弄るなよ」
少女「はいっ」
男「・・・・・・・・・・・じゃあな」
少女「あのっ」
男「あ?」
少女「このベッドで寝てもいいですか?」
男「・・・・・・好きにしろ」
少女「やふんっ」バフッ
――夜
ガチャッ
し・・・ん・・・
男「あれ?」
スタ・・・スタ・・・
男「おい」
し・・・ん・・・
男「おい!」
少女「はい?」ガチャ
男「うわっ!!?な・・・なんでまたタンスに入ってんだよ!!」
少女「いや・・・カーテン閉めててもけっこうお日様入ってきますね」
男「だからって・・・うわっ!オレの服が!」
少女「あ・・・か・・・片付けますっ」ガタッ・・・ドシャドシャガッタン
少女「きゃっ」
男「・・・・・・・・・」
ガチャッ
し・・・ん・・・
男「あれ?」
スタ・・・スタ・・・
男「おい」
し・・・ん・・・
男「おい!」
少女「はい?」ガチャ
男「うわっ!!?な・・・なんでまたタンスに入ってんだよ!!」
少女「いや・・・カーテン閉めててもけっこうお日様入ってきますね」
男「だからって・・・うわっ!オレの服が!」
少女「あ・・・か・・・片付けますっ」ガタッ・・・ドシャドシャガッタン
少女「きゃっ」
男「・・・・・・・・・」
男「乗れ」ガチャッ
少女「はい」
バタンッ
男「これから配送センターの近くまで行くから、見覚えのあるところに着いたら降りろよ」
少女「はぁ・・・」
ブゥゥゥゥゥ・・・・・・・・・
少女「はい」
バタンッ
男「これから配送センターの近くまで行くから、見覚えのあるところに着いたら降りろよ」
少女「はぁ・・・」
ブゥゥゥゥゥ・・・・・・・・・
男「・・・・・・」
少女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
少女「ふぅ~ん・・・ふふぅ~ん♪」
男「・・・・・・」
少女「ドナドナドーナードーナー♪」
男「・・・・・・」
少女「子牛をのーせーてー♪」
男「やめてくれ。せめて他の歌うたえないのか?」
少女「え?・・・・・・じゃあ。・・・ゴホン・・・うらみ~ま~す~うらみ~ま~す~♪」
男「なんでそんな歌ばっか知ってんだよ・・・」
少女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
少女「ふぅ~ん・・・ふふぅ~ん♪」
男「・・・・・・」
少女「ドナドナドーナードーナー♪」
男「・・・・・・」
少女「子牛をのーせーてー♪」
男「やめてくれ。せめて他の歌うたえないのか?」
少女「え?・・・・・・じゃあ。・・・ゴホン・・・うらみ~ま~す~うらみ~ま~す~♪」
男「なんでそんな歌ばっか知ってんだよ・・・」
キィ・・・・・・
男「配送センターはあそこだ」
少女「はぁ・・・」
男「あそこでタンスに入ったんだろ?」
少女「・・・ですかね?」
男「ですかねって・・・・・・この辺に住んでたんだろ?」
少女「いやぁ・・・」
男「いやぁって・・・・・・この辺に住んでて、それでふらふら~とタンスに入ったんじゃないのか!?」
少女「いや・・・お腹すいたままずっと朦朧としてフラフラしてたので・・・正直どこからやってきたのかも・・・・・・」
男「じゃあこの辺のこともよく知らないのか??」
少女「はい・・・」
男「・・・・・何十キロも走る前に言えよ」
男「配送センターはあそこだ」
少女「はぁ・・・」
男「あそこでタンスに入ったんだろ?」
少女「・・・ですかね?」
男「ですかねって・・・・・・この辺に住んでたんだろ?」
少女「いやぁ・・・」
男「いやぁって・・・・・・この辺に住んでて、それでふらふら~とタンスに入ったんじゃないのか!?」
少女「いや・・・お腹すいたままずっと朦朧としてフラフラしてたので・・・正直どこからやってきたのかも・・・・・・」
男「じゃあこの辺のこともよく知らないのか??」
少女「はい・・・」
男「・・・・・何十キロも走る前に言えよ」
男「じゃあ、お前は今までどこに住んでたんだ」
少女「・・・どこでしょう?」
男「・・・・・・家族は。家族はいないのか?親とか兄弟とか」
少女「・・・」フルフル
男「・・・一人でふらふらしてたのか?」
少女「・・・はい」
男「・・・・・・家は?どんな家に住んでたんだ?」
少女「えっと・・・橋の下とか・・・ビルの間とか・・・」
男「・・・・・・・・・そうか」
少女「・・・どこでしょう?」
男「・・・・・・家族は。家族はいないのか?親とか兄弟とか」
少女「・・・」フルフル
男「・・・一人でふらふらしてたのか?」
少女「・・・はい」
男「・・・・・・家は?どんな家に住んでたんだ?」
少女「えっと・・・橋の下とか・・・ビルの間とか・・・」
男「・・・・・・・・・そうか」
>>41お?インスピレーション湧いてきたか?続き書いてもいいんやで
男「・・・・・・どうする?」
少女「え?」
男「この辺の町で住むところを探すか・・・、オレの住んでた町まで戻って探すか・・・」
少女「えっと・・・」
男(・・・・・・家の近くに吸血鬼なんて潜んでいてほしくないな・・・。このままここに置いていった方が・・・・・・・・・・・・)
少女「ん~・・・・・・」
男(・・・・・・・・・・・・といっても見た目は女の子だしなぁ・・・・・・・・置き去りにするのも気が引ける・・・・・・・・というか・・・・・・
・・・・・・もし万が一、この辺でこいつが人を襲ったりしたらオレのせいか?・・・)
男「・・・・・・・・・」
少女「どうしよう・・・」
男「もういい・・・。乗れ」
少女「え?」
男「・・・オレの住んでる町まで戻る」
少女「え?」
男「この辺の町で住むところを探すか・・・、オレの住んでた町まで戻って探すか・・・」
少女「えっと・・・」
男(・・・・・・家の近くに吸血鬼なんて潜んでいてほしくないな・・・。このままここに置いていった方が・・・・・・・・・・・・)
少女「ん~・・・・・・」
男(・・・・・・・・・・・・といっても見た目は女の子だしなぁ・・・・・・・・置き去りにするのも気が引ける・・・・・・・・というか・・・・・・
・・・・・・もし万が一、この辺でこいつが人を襲ったりしたらオレのせいか?・・・)
男「・・・・・・・・・」
少女「どうしよう・・・」
男「もういい・・・。乗れ」
少女「え?」
男「・・・オレの住んでる町まで戻る」
キィィ・・・・・・
男「着いたぞ降りろ」
少女「くー・・・くかー・・・」
男「降りろ!」
少女「は!?ねっ・・・寝てません!!」
男「なんだその不要な嘘は。いいから降りろ」
バタンッ
男「じゃあ、この辺で適当に住めそうな所を探せ」
男「着いたぞ降りろ」
少女「くー・・・くかー・・・」
男「降りろ!」
少女「は!?ねっ・・・寝てません!!」
男「なんだその不要な嘘は。いいから降りろ」
バタンッ
男「じゃあ、この辺で適当に住めそうな所を探せ」
少女「はい・・・あの・・・お世話になりました」
男「あぁ」
少女「私、車って初めて乗りました」
男「タンスごと乗ってただろうが」
少女「このご恩は一生・・・」
男「わかったって。日の出までに日光防げるところを見つけないとまずいんだろ?早く行けよ。もう時間ないぞ」
少女「あ・・・・はい。じゃあ・・・・・・」
男「ああ。じゃあな」スタスタスタ・・・
少女「・・・・・・」
男「あぁ」
少女「私、車って初めて乗りました」
男「タンスごと乗ってただろうが」
少女「このご恩は一生・・・」
男「わかったって。日の出までに日光防げるところを見つけないとまずいんだろ?早く行けよ。もう時間ないぞ」
少女「あ・・・・はい。じゃあ・・・・・・」
男「ああ。じゃあな」スタスタスタ・・・
少女「・・・・・・」
――翌朝
ピピピピッ ピピピピッ
男「ん・・・・・・・・・・・・」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・・・・・・・・・・・・・だと思ったよ」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「おい」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「おい!」
少女「!?・・・・・はっ!!ね・・・ねてませんっ」
男「それやめろ」
ピピピピッ ピピピピッ
男「ん・・・・・・・・・・・・」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・・・・・・・・・・・・・だと思ったよ」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「おい」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「おい!」
少女「!?・・・・・はっ!!ね・・・ねてませんっ」
男「それやめろ」
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