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元スレ少女「すみません・・・少し血をいただきたいんですけど・・・」
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男「・・・また窓から入ったのか?」
少女「・・・はい、すみません」
男「・・・住むところが見つけられなかったのか?」
少女「・・・はい」
男「・・・・・・・・・・・・ふぅ・・・・・・。住むところ見つけるまでだぞ」
少女「え?」
男「お前が新しく住む場所見つけるまではこの家にいていい」
少女「ほ・・・ほ・・・ほ・・・本当ですかっ!!??」
男「そのかわりっ!!」
少女「!?」
男「住む場所を見つけたらすぐに出て行くこと!」
少女「・・・」こくり
男「そしてこの家にいる間は家のことをしてもらう」
少女「家のこと?」
少女「・・・はい、すみません」
男「・・・住むところが見つけられなかったのか?」
少女「・・・はい」
男「・・・・・・・・・・・・ふぅ・・・・・・。住むところ見つけるまでだぞ」
少女「え?」
男「お前が新しく住む場所見つけるまではこの家にいていい」
少女「ほ・・・ほ・・・ほ・・・本当ですかっ!!??」
男「そのかわりっ!!」
少女「!?」
男「住む場所を見つけたらすぐに出て行くこと!」
少女「・・・」こくり
男「そしてこの家にいる間は家のことをしてもらう」
少女「家のこと?」
男「お前、掃除とか洗濯とかは?」
少女「出来ます!家族と住んでた頃はよくやってました!」
男「昔は家族と暮らしてたのか?」
少女「はい。でもずっと、ず~~~~~っと昔のことですよ。」
男「そうか・・・。今はどこにいるのかわからないのか?」
少女「・・・はい。」
男「・・・そうか。・・・じゃあ、オレはそろそろ仕度して出かけるから頼んだぞ」
少女「はいっ!」ピシッ(敬礼)
少女「出来ます!家族と住んでた頃はよくやってました!」
男「昔は家族と暮らしてたのか?」
少女「はい。でもずっと、ず~~~~~っと昔のことですよ。」
男「そうか・・・。今はどこにいるのかわからないのか?」
少女「・・・はい。」
男「・・・そうか。・・・じゃあ、オレはそろそろ仕度して出かけるから頼んだぞ」
少女「はいっ!」ピシッ(敬礼)
――夜
男「・・・・・・」ガチャッ
ピチャ・・・
男「ピチャ?・・・うわっ!?なんだこれ!?」
ビチャ・・・ビチャ・・・
男「洗濯機から水が溢れてる!!おい!おい!どこいった!?」
少女「ぎゅむぅ~!!」
男「いったいなにしてたん――」
少女「むぅーーー!!」
男「・・・なんで掃除機のコードに絡まってんだ?」
少女「むももう!むぐ・・・むむぅ!!」
男「・・・どうやったらそんな風に器用に絡まれるんだよ・・・」
男「・・・・・・」ガチャッ
ピチャ・・・
男「ピチャ?・・・うわっ!?なんだこれ!?」
ビチャ・・・ビチャ・・・
男「洗濯機から水が溢れてる!!おい!おい!どこいった!?」
少女「ぎゅむぅ~!!」
男「いったいなにしてたん――」
少女「むぅーーー!!」
男「・・・なんで掃除機のコードに絡まってんだ?」
少女「むももう!むぐ・・・むむぅ!!」
男「・・・どうやったらそんな風に器用に絡まれるんだよ・・・」
少女「ぷはっ!助かりました・・・。」
男「掃除や洗濯は出来るんじゃなかったのか?」」
少女「家に住んでた頃はお掃除は箒とか雑巾を使ってましたし、お洗濯は川でしてました。いやぁ~難しいですね、ソウジキというのは」
男「・・・まるで昔話だな。っていうか使ったことないなら始めに言えよ。いつから絡まってたんだ?」
少女「男さんが出て行ってすぐ、お洗濯してお掃除しようと思ったらぐるぐるぐるぐるって・・・」
男「じゃ、半日もあのままだったのか??」
少女「は・・・はい」
男「掃除や洗濯は出来るんじゃなかったのか?」」
少女「家に住んでた頃はお掃除は箒とか雑巾を使ってましたし、お洗濯は川でしてました。いやぁ~難しいですね、ソウジキというのは」
男「・・・まるで昔話だな。っていうか使ったことないなら始めに言えよ。いつから絡まってたんだ?」
少女「男さんが出て行ってすぐ、お洗濯してお掃除しようと思ったらぐるぐるぐるぐるって・・・」
男「じゃ、半日もあのままだったのか??」
少女「は・・・はい」
男「・・・仕方ない。明日の休みの間にお前に一通り電気製品の使い方を教える。いいな」
少女「は・・・はいっ」
男「じゃあ、オレはもう寝るから。お前は住むとこ探しに行くなら行っていいぞ。鍵は閉めろよ」
少女「い・・・いや、私も今日は全然寝ていないので」
男「・・・そうか。朝からずっと絡まってたんだったな」
少女「はい・・・もう限界です・・・。おやすみなさい」ギシッ
男「なんでオレより先にベッドに上がるんだよ」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・やれやれ」
少女「は・・・はいっ」
男「じゃあ、オレはもう寝るから。お前は住むとこ探しに行くなら行っていいぞ。鍵は閉めろよ」
少女「い・・・いや、私も今日は全然寝ていないので」
男「・・・そうか。朝からずっと絡まってたんだったな」
少女「はい・・・もう限界です・・・。おやすみなさい」ギシッ
男「なんでオレより先にベッドに上がるんだよ」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・やれやれ」
――翌日
男「このコードをこの穴につないでこのボタンを押せば・・・」ポチッ
ブォォォォ・・・
男「な?」
少女「おおおおおおお!!すっ・・・すごい!吸ってる!吸ってますよ!!」
男「簡単だろ?これで床のゴミを吸い取るだけだ」
ブィィィィ・・・
少女「おおおおおお!!すごいすごい」
男「このコードをこの穴につないでこのボタンを押せば・・・」ポチッ
ブォォォォ・・・
男「な?」
少女「おおおおおおお!!すっ・・・すごい!吸ってる!吸ってますよ!!」
男「簡単だろ?これで床のゴミを吸い取るだけだ」
ブィィィィ・・・
少女「おおおおおお!!すごいすごい」
男「じゃあ、やってみな」ポチッ
少女「こ・・・ここのボタンを・・・」
男「そうそう・・・。あ、そんな顔近づけると・・・」
カチッ・・・ブオォォォ・・・
少女「ふぎっ!?」
ブゴォォォォ・・・・
少女「ふががが・・・・!!んん~~~~~~~!!」
男「・・・・・・何してんの」ポチッ
ォォォォン・・・・・ンガポッ
少女「はぁ・・・はぁ・・・吸血鬼が逆に吸われるとは・・・ふ・・・不覚・・・」
少女「こ・・・ここのボタンを・・・」
男「そうそう・・・。あ、そんな顔近づけると・・・」
カチッ・・・ブオォォォ・・・
少女「ふぎっ!?」
ブゴォォォォ・・・・
少女「ふががが・・・・!!んん~~~~~~~!!」
男「・・・・・・何してんの」ポチッ
ォォォォン・・・・・ンガポッ
少女「はぁ・・・はぁ・・・吸血鬼が逆に吸われるとは・・・ふ・・・不覚・・・」
男「使い終わったらコードを抜いてこのボタンを押す」カチッ
シュルシュルシュルッ
少女「!?い・・・生きてる??」
男「生きてない生きてない。じゃあ、最初からやってみな」
少女「は・・・はいっ!え~っとまずコードを出して・・・」
ズルズル・・・
少女「ここに差し込んで・・・スイッチオン!」ポチッ
ブィィィィ・・・
少女「ふっふっふ・・・。完璧に使いこなしましたよ」
男「よし。じゃあ、片付けて」
少女「はい。電源を止めて・・・コードを抜いて・・・こっちのスイッチを・・・」カチッ
シュルシュルシュルッ!!・・・ピョンッ・・・バチンッ
少女「んがっ!!」
男「あ・・・たまにコードの先端が跳ねたりするから気を付けて」
少女「先に言ってください・・・」
シュルシュルシュルッ
少女「!?い・・・生きてる??」
男「生きてない生きてない。じゃあ、最初からやってみな」
少女「は・・・はいっ!え~っとまずコードを出して・・・」
ズルズル・・・
少女「ここに差し込んで・・・スイッチオン!」ポチッ
ブィィィィ・・・
少女「ふっふっふ・・・。完璧に使いこなしましたよ」
男「よし。じゃあ、片付けて」
少女「はい。電源を止めて・・・コードを抜いて・・・こっちのスイッチを・・・」カチッ
シュルシュルシュルッ!!・・・ピョンッ・・・バチンッ
少女「んがっ!!」
男「あ・・・たまにコードの先端が跳ねたりするから気を付けて」
少女「先に言ってください・・・」
男「よし、じゃあ次は洗濯機な」
少女「あ・・・あの・・・」
男「ん?」
少女「そ・・・その・・・カーテンをもっとこう分厚い遮光カーテンとかにしませんか?」
男「なんだ、まぶしいのか」
少女「まぶしいというか・・・。これぐらいの光でも当たると肌がヒリヒリして眩暈がしてくるんです・・・」
男「・・・・・・仕方ないな。待ってろ」
少女「は・・・はい」
スタスタ・・・・・・・
少女「あ・・・あの・・・」
男「ん?」
少女「そ・・・その・・・カーテンをもっとこう分厚い遮光カーテンとかにしませんか?」
男「なんだ、まぶしいのか」
少女「まぶしいというか・・・。これぐらいの光でも当たると肌がヒリヒリして眩暈がしてくるんです・・・」
男「・・・・・・仕方ないな。待ってろ」
少女「は・・・はい」
スタスタ・・・・・・・
・・・・・・スタスタ
男「これ使え」
少女「これは?」
男「日傘だ。カーテンは変えるつもりないから、日が当たる所ではそれさしてろ」
少女「わぁ!!ありがとうございます!!」るんるん♪
男「お・・・おい・・・家の中で振り回すなよ。狭いんだから危な――」
ガン!ガシャン!ボキッ・・・
少女「あ・・・」ポッキリ
男「・・・・・・」イラッ
少女「う・・・う・・・」
男「ガムテープででも直しとけ」
少女「うう・・・・・・」
男「これ使え」
少女「これは?」
男「日傘だ。カーテンは変えるつもりないから、日が当たる所ではそれさしてろ」
少女「わぁ!!ありがとうございます!!」るんるん♪
男「お・・・おい・・・家の中で振り回すなよ。狭いんだから危な――」
ガン!ガシャン!ボキッ・・・
少女「あ・・・」ポッキリ
男「・・・・・・」イラッ
少女「う・・・う・・・」
男「ガムテープででも直しとけ」
少女「うう・・・・・・」
吸血鬼の少女は信じられないほど物を知らなかった
しかし物覚えは良い方で、道具の使い方などは教えてやればすぐに覚えた
――夜
少女「・・・でこの三角の再生ボタンを押すと・・・」ポチッ
♪~♪~~♪~
少女「おおおお!!やったぁ!!」
男「まぁ、留守番中CDくらいは好きに聞いていい」
少女「本当ですか?ありがとうございます!!」
男「・・・音楽好きなのか?」
少女「もちろんです!中島みゆきのCDはありますか?」
男「いや、それは無いけど・・・。・・・でもなんかイメージちがうな」
少女「何がですか?」
男「いや、吸血鬼って言うとなんかもっと暗い感じのクラシックとか聞いてそうだからさ。」
少女「だって、クラシックじゃ歌えないじゃないですか。私は歌うのが好きなんですよ。Free~ to be whatever you~♪」
男「!?発音うまっ!?」
しかし物覚えは良い方で、道具の使い方などは教えてやればすぐに覚えた
――夜
少女「・・・でこの三角の再生ボタンを押すと・・・」ポチッ
♪~♪~~♪~
少女「おおおお!!やったぁ!!」
男「まぁ、留守番中CDくらいは好きに聞いていい」
少女「本当ですか?ありがとうございます!!」
男「・・・音楽好きなのか?」
少女「もちろんです!中島みゆきのCDはありますか?」
男「いや、それは無いけど・・・。・・・でもなんかイメージちがうな」
少女「何がですか?」
男「いや、吸血鬼って言うとなんかもっと暗い感じのクラシックとか聞いてそうだからさ。」
少女「だって、クラシックじゃ歌えないじゃないですか。私は歌うのが好きなんですよ。Free~ to be whatever you~♪」
男「!?発音うまっ!?」
――翌朝
ピピピピッ ピピピピッ
男「・・・・・・・・・・・・」ポチッ
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「よいしょっ・・・」コッソリ・・・
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男『仕事に行ってくる。掃除と洗濯頼んだ。あとはテレビでもCDでも好きに使え』カキカキ
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・・・・」
男『日光には気を付けろよ』カキカキ
男「さて・・・」
少女「・・・いってらっしゃい・・・・・・・」
男「ん?なんだ起きてたのか?」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・・・・変な奴」
ピピピピッ ピピピピッ
男「・・・・・・・・・・・・」ポチッ
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「よいしょっ・・・」コッソリ・・・
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男『仕事に行ってくる。掃除と洗濯頼んだ。あとはテレビでもCDでも好きに使え』カキカキ
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・・・・」
男『日光には気を付けろよ』カキカキ
男「さて・・・」
少女「・・・いってらっしゃい・・・・・・・」
男「ん?なんだ起きてたのか?」
少女「すぴー・・・すぴー・・・」
男「・・・・・・変な奴」
――夜
ガチャッ
男「・・・・・・帰ったぞ」
スタ・・・スタ・・・
男「お?」
少女「あ、お帰りなさい」
男「あ、あぁ・・・。すごい綺麗だな。見違えた」キョロキョロ
少女「言ったでしょ。お掃除は得意なんですよ」
男「壁も床も色が明るくなった気がする・・・」
少女「洗濯物も日傘さしながらベランダに干してみましたよ」ファサッ
男「皺一つないな・・・」
少女「お洗濯も得意なんですよ」
男「なかなかやるな・・・」
少女「えっへん」
男「初めて感心したわ」
ガチャッ
男「・・・・・・帰ったぞ」
スタ・・・スタ・・・
男「お?」
少女「あ、お帰りなさい」
男「あ、あぁ・・・。すごい綺麗だな。見違えた」キョロキョロ
少女「言ったでしょ。お掃除は得意なんですよ」
男「壁も床も色が明るくなった気がする・・・」
少女「洗濯物も日傘さしながらベランダに干してみましたよ」ファサッ
男「皺一つないな・・・」
少女「お洗濯も得意なんですよ」
男「なかなかやるな・・・」
少女「えっへん」
男「初めて感心したわ」
少女「・・・あの・・・お外に出たいです」
男「あぁ、住むところ探して来いよ」
少女「お散歩したいんですけど・・・」
男「おう、そのまま帰ってこなくてもいいからな」
少女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
少女「・・・・・・」
男「・・・なんだよ?」
少女「帰り道わからなくなると怖いので一緒に来てください」
男「・・・・・・」
この吸血鬼には人間の言葉が理解できていないんじゃないだろうか
男は時々本気でそう感じた
男「あぁ、住むところ探して来いよ」
少女「お散歩したいんですけど・・・」
男「おう、そのまま帰ってこなくてもいいからな」
少女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
少女「・・・・・・」
男「・・・なんだよ?」
少女「帰り道わからなくなると怖いので一緒に来てください」
男「・・・・・・」
この吸血鬼には人間の言葉が理解できていないんじゃないだろうか
男は時々本気でそう感じた
スタ・・・スタ・・・
少女「ん~~~。お外は気持ちいいですねっ」
男「オレはさっきまで外にいたんだけどな・・・」
少女「今日、夕方雨降ったんですよ。知ってます?」
男「聞いてねぇな、人の話・・・」
少女「雨の後の匂い好きなんですよね・・・。あっ!」
男「ん?」
少女「公園だ!公園ですよ、男さん!」タッタッタ・・・
男「住むとこ探しはどうなったんだ・・・」
少女「男さん!早く早く!!」
少女「ん~~~。お外は気持ちいいですねっ」
男「オレはさっきまで外にいたんだけどな・・・」
少女「今日、夕方雨降ったんですよ。知ってます?」
男「聞いてねぇな、人の話・・・」
少女「雨の後の匂い好きなんですよね・・・。あっ!」
男「ん?」
少女「公園だ!公園ですよ、男さん!」タッタッタ・・・
男「住むとこ探しはどうなったんだ・・・」
少女「男さん!早く早く!!」
カンカンカンカン・・・
少女「男さん、行きますよ!」
男「はいはい・・・子供か・・・」
少女「それっ」
シャァァァァ
少女「やっぱ雨の後は良く滑りますねっ」
男「けつビショビショだぞ」
少女「こんどはあれ!あのブラブラするやつ!ブランコでしたっけ?あれ行きます」タッタッタ
男「・・・住むとこ探す気全くないな」
少女「男さん、行きますよ!」
男「はいはい・・・子供か・・・」
少女「それっ」
シャァァァァ
少女「やっぱ雨の後は良く滑りますねっ」
男「けつビショビショだぞ」
少女「こんどはあれ!あのブラブラするやつ!ブランコでしたっけ?あれ行きます」タッタッタ
男「・・・住むとこ探す気全くないな」
ギィ・・・ギィ・・・ギィ・・・
少女「男さん、行きますよ!」
男「おいおい、やめとけって。怪我するぞ」
少女「大丈夫ですって。見ててくださいね」
ブゥン・・・ブゥウン・・・
男「お・・・おい!やめろって・・・本当に危な――」
少女「とうっ!」シュパァッ
クルクルクルクル・・・スタッ
少女「はっ」ビシッ
男「・・・・・・・・・・え?」
少女「どうでした?カッコいいでしょ?」
男「あ・・・あぁ・・・」
少女「男さん、行きますよ!」
男「おいおい、やめとけって。怪我するぞ」
少女「大丈夫ですって。見ててくださいね」
ブゥン・・・ブゥウン・・・
男「お・・・おい!やめろって・・・本当に危な――」
少女「とうっ!」シュパァッ
クルクルクルクル・・・スタッ
少女「はっ」ビシッ
男「・・・・・・・・・・え?」
少女「どうでした?カッコいいでしょ?」
男「あ・・・あぁ・・・」
グルングルングルングルン
少女「男さんも鉄ぼ――」
グルングルン
少女「やりませんか?楽し――」
グルングルン
少女「ですよ――」
男「見てるだけで目が回りそうだからいいよ・・・」
ピタッ
少女「ふぅ・・・楽しかった」
男「お前すごいな・・・。家にいる時はどんくさいのに・・・」
少女「夜になると元気出てくるんですよね。力が溢れてくるというか」
男「・・・やっぱ吸血鬼なんだな」
少女「今度はブランコから飛んで鉄棒掴んで回転して着地しますよ。見ててくださいね」タッタッタ・・・
男「・・・本当に子供みたいだな」
少女「男さんも鉄ぼ――」
グルングルン
少女「やりませんか?楽し――」
グルングルン
少女「ですよ――」
男「見てるだけで目が回りそうだからいいよ・・・」
ピタッ
少女「ふぅ・・・楽しかった」
男「お前すごいな・・・。家にいる時はどんくさいのに・・・」
少女「夜になると元気出てくるんですよね。力が溢れてくるというか」
男「・・・やっぱ吸血鬼なんだな」
少女「今度はブランコから飛んで鉄棒掴んで回転して着地しますよ。見ててくださいね」タッタッタ・・・
男「・・・本当に子供みたいだな」
少女「あぁ~・・・気持ち良かった。久々に体動かしたぁ~」
男「・・・楽しんだか?オレはもうそろそろ帰るぞ」
少女「あ・・・ま・・・待ってください」
男「ん?」
少女「最後にあの・・・あれ乗ってみたいです・・・。一緒に乗ってくれませんか・・・?」
男「なに?シーソー?」
少女「シーソーって言うんですか?乗ったことないです」
男「やだよ。シーソーだってビショビショだろ」
少女「う・・・」
男「・・・楽しんだか?オレはもうそろそろ帰るぞ」
少女「あ・・・ま・・・待ってください」
男「ん?」
少女「最後にあの・・・あれ乗ってみたいです・・・。一緒に乗ってくれませんか・・・?」
男「なに?シーソー?」
少女「シーソーって言うんですか?乗ったことないです」
男「やだよ。シーソーだってビショビショだろ」
少女「う・・・」
男「ほら、帰るぞ。それとも一人で残るか?」
少女「あ・・・あのっ」
男「なんだよ」
少女「わ・・・私、いっつも公園で遊ぶ時も一人だから・・・」
男「・・・・・・」
少女「だから・・・今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました」ペコッ
男「・・・あぁ。行くぞ」スタ・・・スタ・・・
少女「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・クルッ、チラ
男「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・
少女「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・クルッ、チラ
男「・・・・・・・・・」スタ・・・スタ・・・
少女「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・クルッ、チラ
男「・・・・・・あぁ~~~鬱陶しい!!!一回だけだぞっ!!」
少女「あ・・・あのっ」
男「なんだよ」
少女「わ・・・私、いっつも公園で遊ぶ時も一人だから・・・」
男「・・・・・・」
少女「だから・・・今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました」ペコッ
男「・・・あぁ。行くぞ」スタ・・・スタ・・・
少女「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・クルッ、チラ
男「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・
少女「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・クルッ、チラ
男「・・・・・・・・・」スタ・・・スタ・・・
少女「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・クルッ、チラ
男「・・・・・・あぁ~~~鬱陶しい!!!一回だけだぞっ!!」
キィ・・・カタン・・・
少女「わぁ!高い高いっ」
キィ・・・コトン・・・
男「・・・いっつも一人で遊んでたのか?」
少女「はい」
キィ・・・カタン・・・
少女「わぁ!高い高いっ」
男「・・・それじゃ確かにシーソーでは遊べないわな」
キィ・・・コトン・・・
少女「はい、初めてです!こんなに楽しかったなんてっ!!」
男「・・・楽しいのか?」
キィ・・・カタン・・・
少女「わぁ!高い高いっ!はいっ!すっごく楽しいです!!!」
男「そうか・・・」
少女「わぁ!高い高いっ」
キィ・・・コトン・・・
男「・・・いっつも一人で遊んでたのか?」
少女「はい」
キィ・・・カタン・・・
少女「わぁ!高い高いっ」
男「・・・それじゃ確かにシーソーでは遊べないわな」
キィ・・・コトン・・・
少女「はい、初めてです!こんなに楽しかったなんてっ!!」
男「・・・楽しいのか?」
キィ・・・カタン・・・
少女「わぁ!高い高いっ!はいっ!すっごく楽しいです!!!」
男「そうか・・・」
スタ・・・スタ・・・
少女「今日はありがとうございましたっ!」
男「ああ・・・」
少女「私、あんなに楽しかったの初めてですよっ」
男「・・・そうか」
少女「あの・・・もし男さんさえ良ければまた・・・」
男「・・・ああ」
少女「やったぁ!!」クルクル
男「住むところが見つかるまでだからな」
少女「はぁ~い」クルクル
男「・・・ったく・・・いつになるやら」
少女「今日はありがとうございましたっ!」
男「ああ・・・」
少女「私、あんなに楽しかったの初めてですよっ」
男「・・・そうか」
少女「あの・・・もし男さんさえ良ければまた・・・」
男「・・・ああ」
少女「やったぁ!!」クルクル
男「住むところが見つかるまでだからな」
少女「はぁ~い」クルクル
男「・・・ったく・・・いつになるやら」
――翌日、夕方
ガチャッ
男「帰ったぞ・・・」
少女「あ、お帰りなさい」ゴシゴシ
男「また掃除してんのか。昨日あんなに綺麗にしたのに」
少女「何言ってるんですか。お掃除はちゃんと毎日することが大切なんですよ。たまにじゃ意味ないんです」
男「そうか・・・。まぁやってくれるのはありがたいけど」
スタ・・・スタ・・・
男「あ、そうだ」
少女「?」
男「吸血鬼って人間の血じゃないといけないのか?他の動物の血じゃダメなのか?」
少女「さぁ?飲んだことないです」
男「・・・魚の血・・・はどうかな」ガサガサッ
ガチャッ
男「帰ったぞ・・・」
少女「あ、お帰りなさい」ゴシゴシ
男「また掃除してんのか。昨日あんなに綺麗にしたのに」
少女「何言ってるんですか。お掃除はちゃんと毎日することが大切なんですよ。たまにじゃ意味ないんです」
男「そうか・・・。まぁやってくれるのはありがたいけど」
スタ・・・スタ・・・
男「あ、そうだ」
少女「?」
男「吸血鬼って人間の血じゃないといけないのか?他の動物の血じゃダメなのか?」
少女「さぁ?飲んだことないです」
男「・・・魚の血・・・はどうかな」ガサガサッ
少女「お魚・・・ですか?」
男「あぁ。スーパーで買ってきたパックの鯵だけど・・・このパックに溜まった血・・・」ビリビリ
少女「・・・」
男「飲んでみるか?」
少女「あんまりいい匂いはしませんね・・・」ゴク・・・
男「どうだ?」
少女「!?」
男「イケる――」
少女「うげぇぇぇぇぇぇぇぇ」ゲロゲロ
男「だ・・・ダメか・・・」
少女「生臭ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」ゲロゲロ
男「な・・・なんかごめん・・・」
男「あぁ。スーパーで買ってきたパックの鯵だけど・・・このパックに溜まった血・・・」ビリビリ
少女「・・・」
男「飲んでみるか?」
少女「あんまりいい匂いはしませんね・・・」ゴク・・・
男「どうだ?」
少女「!?」
男「イケる――」
少女「うげぇぇぇぇぇぇぇぇ」ゲロゲロ
男「だ・・・ダメか・・・」
少女「生臭ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」ゲロゲロ
男「な・・・なんかごめん・・・」
少女「死ぬかと思った・・・」
男「わ・・・悪かったな・・・」
少女「お魚の血は苦手です」
男「やっぱ人間の血じゃないとダメか。」
少女「多分・・・」
男「ところで・・・お前、最初にあった時に一滴飲んだだけだけど・・・大丈夫なのか?」
少女「?何がですか?」
男「いや・・・お腹とか空かないのかなって」
少女「あぁ、大丈夫です。燃費がいいのが売りなので。それに吸血鬼は基本敵に不死なのでお腹が空いて死んじゃうことはありませんから」
男「え・・・そうなの?」
少女「はい。最悪お腹空いて動けなくなるくらいで、日の光に当たったりしない限りは死にません」
男「そうなのか・・・。・・・お前っていったい何歳なの?」
少女「さぁ・・・もうだいぶ長いこと生きてますからね。100年くらいまでは数えてましたけど・・・いったい今何歳なんでしょう」
男「・・・・・・そう・・・ですか・・・」
男「わ・・・悪かったな・・・」
少女「お魚の血は苦手です」
男「やっぱ人間の血じゃないとダメか。」
少女「多分・・・」
男「ところで・・・お前、最初にあった時に一滴飲んだだけだけど・・・大丈夫なのか?」
少女「?何がですか?」
男「いや・・・お腹とか空かないのかなって」
少女「あぁ、大丈夫です。燃費がいいのが売りなので。それに吸血鬼は基本敵に不死なのでお腹が空いて死んじゃうことはありませんから」
男「え・・・そうなの?」
少女「はい。最悪お腹空いて動けなくなるくらいで、日の光に当たったりしない限りは死にません」
男「そうなのか・・・。・・・お前っていったい何歳なの?」
少女「さぁ・・・もうだいぶ長いこと生きてますからね。100年くらいまでは数えてましたけど・・・いったい今何歳なんでしょう」
男「・・・・・・そう・・・ですか・・・」
男「本当に食わなくていいのか?」
少女「はい」
男「別に一人くらい食費増えても平気だけど・・・」
少女「牙が邪魔で上手く噛めませんし、消化器官が人間とは違うようなので」
男「あ・・・そう」モグモグ・・・
少女「そうなんですよ。お魚とか食べてもほとんど消化せずにうんこになっちゃいます」
男「・・・・・・ふぅん」ムシャムシャ・・・
少女「ええ。せっかくお魚とかいただいてもうんこになっちゃうだけじゃ申し訳ないですからね」
男「・・・・・・」ムシャ・・・
少女「それに食べた分だけのうんこを出すのもなかな――」
男「あのさ・・・」
少女「はい?」
男「人が食事してる時にうんこうんこって言わないでくれるかな?っていうかさ、吸血鬼とは言え女の子がうんこって言うのあんまよくないと思うぞ」
少女「あ~・・・じゃあ・・・・・・うんち?」
男「・・・・・・とりあえず食事中静かにしてて」
少女「はい」
男「別に一人くらい食費増えても平気だけど・・・」
少女「牙が邪魔で上手く噛めませんし、消化器官が人間とは違うようなので」
男「あ・・・そう」モグモグ・・・
少女「そうなんですよ。お魚とか食べてもほとんど消化せずにうんこになっちゃいます」
男「・・・・・・ふぅん」ムシャムシャ・・・
少女「ええ。せっかくお魚とかいただいてもうんこになっちゃうだけじゃ申し訳ないですからね」
男「・・・・・・」ムシャ・・・
少女「それに食べた分だけのうんこを出すのもなかな――」
男「あのさ・・・」
少女「はい?」
男「人が食事してる時にうんこうんこって言わないでくれるかな?っていうかさ、吸血鬼とは言え女の子がうんこって言うのあんまよくないと思うぞ」
少女「あ~・・・じゃあ・・・・・・うんち?」
男「・・・・・・とりあえず食事中静かにしてて」
――夜
男「・・・・・・」カタカタカタ・・・
少女「男さん男さん、見てくださいほら。テレビ面白いですよ」
男「うん・・・」カタカタカタ・・・
少女「今、バッファロー吾郎と水玉れっぷう隊が半裸で・・・男さん?」
男「わかった・・・ってかなんかいちいち渋いな、お前のチョイスは」
少女「何してるんですか?」
男「ん?ああ、インターネット。今は2chって掲示板サイトを見てたんだ」
少女「2ch?」
男「あぁ。日本中のいろんな人間がここに情報とか意見とかを書き込むんだよ」
少女「え?この中にいろんな人間が住んで――」
男「いるわけないことぐらいもうわかるだろ?回線を通じていろんな人がここにアクセスしてるの」
少女「へぇ・・・すごいんですね。人間の文化は・・・」
男「・・・本当に理解してんのか・・・」
男「・・・・・・」カタカタカタ・・・
少女「男さん男さん、見てくださいほら。テレビ面白いですよ」
男「うん・・・」カタカタカタ・・・
少女「今、バッファロー吾郎と水玉れっぷう隊が半裸で・・・男さん?」
男「わかった・・・ってかなんかいちいち渋いな、お前のチョイスは」
少女「何してるんですか?」
男「ん?ああ、インターネット。今は2chって掲示板サイトを見てたんだ」
少女「2ch?」
男「あぁ。日本中のいろんな人間がここに情報とか意見とかを書き込むんだよ」
少女「え?この中にいろんな人間が住んで――」
男「いるわけないことぐらいもうわかるだろ?回線を通じていろんな人がここにアクセスしてるの」
少女「へぇ・・・すごいんですね。人間の文化は・・・」
男「・・・本当に理解してんのか・・・」
男「吸血鬼を見たとか、知ってるって情報を探そうと思ったんだけどあるわけなかったな。オレがスレ立てても叩かれるのがおちだし・・・」
少女「・・・・・・」うずうず・・・
男「他のサイトにもそれらしい情報はないし・・・やっぱこんな現実離れした話は他にはないよな・・・。もういいや、寝よう」ガタッ
少女「あ・・・あの・・・」
男「ん?」
少女「わ・・・私も・・・私もやってみたいです」
男「え゛っ・・・・・・」
少女「そのキーボードっていうので文字を打ってお話するんですよね?」
男「そ・・・そうだけど・・・」
少女「やってみたいです」キッ(熱い眼差し)
男「い・・・いいけどさ・・・。大丈夫か?あんま変なこと書くなよ?」
少女「はいっ!大丈夫ですっ」
男「・・・・・・・・・大丈夫かな・・・」
少女「・・・・・・」うずうず・・・
男「他のサイトにもそれらしい情報はないし・・・やっぱこんな現実離れした話は他にはないよな・・・。もういいや、寝よう」ガタッ
少女「あ・・・あの・・・」
男「ん?」
少女「わ・・・私も・・・私もやってみたいです」
男「え゛っ・・・・・・」
少女「そのキーボードっていうので文字を打ってお話するんですよね?」
男「そ・・・そうだけど・・・」
少女「やってみたいです」キッ(熱い眼差し)
男「い・・・いいけどさ・・・。大丈夫か?あんま変なこと書くなよ?」
少女「はいっ!大丈夫ですっ」
男「・・・・・・・・・大丈夫かな・・・」
男「ぐー・・・ぐー・・・」
少女『私、吸血鬼だけど質問ある?』カタカタカタ・・・
少女「ふふふ・・・」ワクワクテカテカ
『は?なにこいつwww』
『くっさwwww』
少女「・・・・・・」
『回線切って首吊ってこい』
『こんなクソスレ立ててってどうするつもりだったの?』
少女「・・・・・・・・・」
『面白いと思った?』
『このスレッドは天才チンパンジー「アイちゃん」が(ry』
少女「・・・・・・・・・・・・」
男「ぐー・・・ぐー・・・」
少女『私、吸血鬼だけど質問ある?』カタカタカタ・・・
少女「ふふふ・・・」ワクワクテカテカ
『は?なにこいつwww』
『くっさwwww』
少女「・・・・・・」
『回線切って首吊ってこい』
『こんなクソスレ立ててってどうするつもりだったの?』
少女「・・・・・・・・・」
『面白いと思った?』
『このスレッドは天才チンパンジー「アイちゃん」が(ry』
少女「・・・・・・・・・・・・」
男「ぐー・・・ぐー・・・」
――翌朝
ピピピピッ ピピピピッ
男「ん・・・」ポチッ
し・・・・・・ん・・・・・・
男「・・・あれ?」
し・・・・・・ん・・・・・・
男「どこいった?」
男(夜のうちに出かけたのか?)
男「おーい」
男(でももう日が昇ってるぞ)
男「・・・・・・・・・」
ピピピピッ ピピピピッ
男「ん・・・」ポチッ
し・・・・・・ん・・・・・・
男「・・・あれ?」
し・・・・・・ん・・・・・・
男「どこいった?」
男(夜のうちに出かけたのか?)
男「おーい」
男(でももう日が昇ってるぞ)
男「・・・・・・・・・」
男(・・・・・・トイレにも風呂場にもいないな。・・・・・・出て行ったのか?)
男「・・・・・・ったく。それならそれで何か言ってけよな」
し・・・・・・ん・・・・・・
男「・・・・・・・・・仕事行くか」
スタ・・・スタ・・・
男「着替え着替え・・・」
ガチャ
男「うわぁぁあ!!!!」
少女「・・・・・・」ガクガクブルブル
男「・・・・・・な・・・何やってんだお前、またタンスの中に入ったりして・・・・・・」
少女「2chこわい・・・2chこわい・・・」ガクガクブルブル
男「・・・・・・・・・」
少女「こわい・・・こわい・・・」ガクガクブルブル
男「・・・・・・・・・」キィ・・・
・・・パタン
男「・・・・・・ったく。それならそれで何か言ってけよな」
し・・・・・・ん・・・・・・
男「・・・・・・・・・仕事行くか」
スタ・・・スタ・・・
男「着替え着替え・・・」
ガチャ
男「うわぁぁあ!!!!」
少女「・・・・・・」ガクガクブルブル
男「・・・・・・な・・・何やってんだお前、またタンスの中に入ったりして・・・・・・」
少女「2chこわい・・・2chこわい・・・」ガクガクブルブル
男「・・・・・・・・・」
少女「こわい・・・こわい・・・」ガクガクブルブル
男「・・・・・・・・・」キィ・・・
・・・パタン
――夜
ガチャ
男「・・・帰ったぞ」
し・・・・・・ん・・・・・・
男「あれ?」
し・・・・・・ん・・・・・・
男「まさか・・・」
スタスタスタスタ・・・
ガチャ
少女「・・・・・・・・・」ガクガクブルブル
男「・・・お前、一日中そこにいたのか?」
少女「・・・・・・・・・」ガクガクブルブル
男「引きこもりの鑑みたいなやつだな・・・」
ガチャ
男「・・・帰ったぞ」
し・・・・・・ん・・・・・・
男「あれ?」
し・・・・・・ん・・・・・・
男「まさか・・・」
スタスタスタスタ・・・
ガチャ
少女「・・・・・・・・・」ガクガクブルブル
男「・・・お前、一日中そこにいたのか?」
少女「・・・・・・・・・」ガクガクブルブル
男「引きこもりの鑑みたいなやつだな・・・」
男「ん?しかし一日中こもってた割には掃除も洗濯もしてあるな・・・。・・・もしかして一回掃除と洗濯をして、改めてそこに引きこもったのか?」
少女「2chこわい・・・2chこわい・・・」ガクガクブルブル
男「・・・・・・もういいから出てこいよ。あんな連中の言うこと気にするな」
少女「くさくないもん・・・チンパンジーじゃないもん・・・」ガクガクブルブル
男「どんだけ根に持つんだよ・・・。ほら、良いもん買ってきてやったぞ。出てこい」
少女「?」ピタッ
男「中島みゆきのCD」
少女「わぁ!聞いていいですか!!」ガタガタガタタン
男「ああ」
少女「やったぁ!」
ガチャ、ポチッ
男「やれやれ・・・。ん?」
うらみ~ま~す~ うらみ~ま~す~♪
少女「くさくないもん・・・チンパンジーじゃないもん・・・」
男「・・・・・・・」
少女「2chこわい・・・2chこわい・・・」ガクガクブルブル
男「・・・・・・もういいから出てこいよ。あんな連中の言うこと気にするな」
少女「くさくないもん・・・チンパンジーじゃないもん・・・」ガクガクブルブル
男「どんだけ根に持つんだよ・・・。ほら、良いもん買ってきてやったぞ。出てこい」
少女「?」ピタッ
男「中島みゆきのCD」
少女「わぁ!聞いていいですか!!」ガタガタガタタン
男「ああ」
少女「やったぁ!」
ガチャ、ポチッ
男「やれやれ・・・。ん?」
うらみ~ま~す~ うらみ~ま~す~♪
少女「くさくないもん・・・チンパンジーじゃないもん・・・」
男「・・・・・・・」
――翌日、夕方
ガチャ
男「ただい・・・・・・帰ったぞ」
・・・ジュウジュウ
男「ん?」
スタスタスタ・・・
少女「あ、男さん、お帰りなさい」
男「・・・何してんだ?」
少女「あ・・・お料理に挑戦してみました」
男「・・・お前、料理なんてできたのか?」
少女「いつも男さんがやってるの見て覚えました」
男「へぇ~・・・」
ガチャ
男「ただい・・・・・・帰ったぞ」
・・・ジュウジュウ
男「ん?」
スタスタスタ・・・
少女「あ、男さん、お帰りなさい」
男「・・・何してんだ?」
少女「あ・・・お料理に挑戦してみました」
男「・・・お前、料理なんてできたのか?」
少女「いつも男さんがやってるの見て覚えました」
男「へぇ~・・・」
少女「さぁ、どうぞ」コトッ
男「あぁ・・・いただきます・・・」カチャッ
少女「~♪」ワクワク
男「・・・・・・」
少女「?食べないんですか?」
男「いや・・・、これ食ったらオレも吸血鬼になったりしないよな?」
少女「失礼な。ちゃんと体液が入らないよう、細心の注意を払いました」
男「そ・・・そうか」
少女「・・・嫌ならいいです。捨てちゃいますから」
男「わ・・・わかったよ。ごめんごめん。食べるから」
少女「・・・・・・。どうぞ」ニコッ
男「・・・・・・」パクッ
少女「どうですかっ――」
男「ぶへぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
少女「きゃあぁ!!」
男「あぁ・・・いただきます・・・」カチャッ
少女「~♪」ワクワク
男「・・・・・・」
少女「?食べないんですか?」
男「いや・・・、これ食ったらオレも吸血鬼になったりしないよな?」
少女「失礼な。ちゃんと体液が入らないよう、細心の注意を払いました」
男「そ・・・そうか」
少女「・・・嫌ならいいです。捨てちゃいますから」
男「わ・・・わかったよ。ごめんごめん。食べるから」
少女「・・・・・・。どうぞ」ニコッ
男「・・・・・・」パクッ
少女「どうですかっ――」
男「ぶへぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
少女「きゃあぁ!!」
男「み・・・水・・・」
少女「だ・・・大丈夫ですか?なんで?どうして?」
男「だ・・・おま・・・これ・・・味見したのか・・・」
少女「いや・・・私の唾液が入ったらマズイと思って・・・。男さんがいつも入れてる白い粉もたくさん入れたのに・・・」
男「!?」
男(補充したばかりの塩が空になってる・・・)
男「こ・・・殺す気・・・か・・・」パタッ
少女「きゃぁぁあぁ!!男さん!!しっかりしてください!!」
少女「だ・・・大丈夫ですか?なんで?どうして?」
男「だ・・・おま・・・これ・・・味見したのか・・・」
少女「いや・・・私の唾液が入ったらマズイと思って・・・。男さんがいつも入れてる白い粉もたくさん入れたのに・・・」
男「!?」
男(補充したばかりの塩が空になってる・・・)
男「こ・・・殺す気・・・か・・・」パタッ
少女「きゃぁぁあぁ!!男さん!!しっかりしてください!!」
男「やったことないことは無理してやろうとしなくていいから・・・」
少女「はい・・・」しゅん・・・
男「・・・しかしなんで突然料理なんかしようと思ったんだ?」
少女「いや・・・いつもお世話になってる男さんに美味しい物を食べてもらいたくて・・・」
男「そうか・・・。気持ちは嬉しいけど、掃除と洗濯だけしてくれれば十分だよ」
少女「はい・・・」しゅん・・・
男「・・・・・・」
少女「・・・・・・」しゅん・・・
男「・・・料理をするときには調味料の分量が大事なんだよ」
少女「え?」
男「教えてやるから、ちゃんと覚えろよ」
少女「あ・・・は・・・はいっ」
少女「はい・・・」しゅん・・・
男「・・・しかしなんで突然料理なんかしようと思ったんだ?」
少女「いや・・・いつもお世話になってる男さんに美味しい物を食べてもらいたくて・・・」
男「そうか・・・。気持ちは嬉しいけど、掃除と洗濯だけしてくれれば十分だよ」
少女「はい・・・」しゅん・・・
男「・・・・・・」
少女「・・・・・・」しゅん・・・
男「・・・料理をするときには調味料の分量が大事なんだよ」
少女「え?」
男「教えてやるから、ちゃんと覚えろよ」
少女「あ・・・は・・・はいっ」
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