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    元スレ京太郎「遠くのヒトより近くのカノジョ」

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    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    京太郎(高三の秋の頃…俺は宮永 咲に告白をした……)

    京太郎(最初は…いや、告白する直前までは…ただの女友達だと思っていた)

    京太郎(そして卒業後にプロ入りが決まったと聞いた瞬間、彼女が手の届かない遠くに往ってしまうと思った瞬間――――)

    京太郎(俺は彼女の事が好きなんだ……と、初めて自覚した――――)

    京太郎(インターハイ個人戦優勝。そして東京のプロチームに既に入団が決まっていると言う、華やかなプロフィール)

    京太郎(そんな彼女が本当は物静かで読書好きの、優しく大人しい文学少女である事を俺は知っていた)
     

    2 :

    この後めちゃくちゃセックスした

    4 :

    どうせこれもだらだら何日もかけてやるんだろ

    5 = 1 :

    京太郎(そしてそんな彼女を俺は、何時からだろう…好きになっていた――――)

    京太郎(告白した時、彼女は少し照れ臭そうに、そして少し寂しそうな顔をして―――)

    京太郎(『今はそう言う事は考えられないから、もう少し待ってほしい』と返事をした)

    京太郎(完全…ではないが、俺は振られたと思った)

    京太郎(そりゃそうだプロ入りが決まっての大事な時期に、俺になんて構ってなんかいられない事なんて、考えなくても分かる事だ)

    京太郎(それからの俺と咲は高校卒業まで普段通りに過ごした)

    京太郎(そして卒業後。咲は予定通り東京のプロチームに入団)

    京太郎(そして俺も彼女を追う様にいや…彼女を追って東京の大学に進学した)
     

    6 :

    やっぱり京咲がナンバーワン!

    7 = 1 :

    京太郎(それから直接逢う事は無かったけど、それでも電話で話したり、メールのやり取りも結構交わしていた)

    京太郎(だが、梅雨に入った頃の雨降りの日…に届いたメール)


    ――――今のままじゃ何もかも中途半端になっちゃう

    だから来年の四月に答えを出すから

    それまで考えさせて下さい

    だからそれまでの間、お互いに連絡しないで

    見詰め直したいと思うんだ

    ゴメンね京ちゃん、本当にごめんなさい

    だからもしその間に京ちゃんに彼女さんが出来たとしても

    私はそれでも構わないから              ――――


    京太郎(今度こそ完全に振られたと思った。登り掛けた崖から、突き落とされる様な絶望感にも打ちのめされた)

    京太郎(でも、その時の俺にはそれでも四月まで待つという選択肢しか考えられなかった)


    ――――それでも…それでも俺は彼女の事が……咲の事が好きだったから……。
     
     

    8 :

    紫煙

    10 :

    遠くの彼女より近くのセフレ

    12 = 3 :

    自動保守どうもでーすwwww

    14 :

    ゼットン久しぶりだな

    16 :

    即興か? 保守担当来てくれて助かったな

    17 = 6 :

    今日も絶好調ッスね霞さん

    19 :

    紫煙

    20 = 1 :

    九月。

    大学の休憩広場。


    京太郎(今日のマスコミ論の課題は真面目にやらんとな――――)

    「あのー済みません。もしかして清澄高校麻雀部だった須賀さんじゃないですか?原村和と同じチームだった?」

    京太郎「え!?」びくっ

    「ああ済みません。驚かせちゃいました?」

    京太郎「ん?いや…大丈夫だけど…確かに俺は須賀だけど、君は――――」

    「やっぱり!私、和の友達で阿知賀女子の麻雀部だった新子 憧です。流石に覚えてないですよね……?」

    京太郎「いや…覚えてると言うか、新子さんウチの麻雀部だろ?俺も一応そうなんだけど」

    「えっ!?そうなんですか?全然気付かなかった……」

    京太郎「まぁそうだろうな……俺は新聞部も掛け持ちしてて、そっちがメインだから麻雀部は殆んど幽霊だし……」

    京太郎「それに…新子さんの事を知ったのも、俺は編集しただけの新聞部の女子麻雀部特集からだったし……」

    「そうだったんですか……」

    京太郎「でもよく俺だって分かったな…というか俺の事覚えてたな……清澄じゃモブみたいな感じだったんだけど」はは…
     

    23 = 6 :

    まさかのアコチャー

    24 = 19 :

    憧と同学ということは京太郎相当努力したな

    26 = 1 :

    「そっ…そんなことないですよ!?それに女子の麻雀部で男の子って珍しかったですし……」

    (それに…ちょっとカッコいいと思って…和にそれとなく聞いてたし……/////)

    京太郎「それで俺に何か用なの?」

    「え…!?////いや…あの…その……あっそうだ!ちょっと待ってて下さいね」たた…

    京太郎「え?ああ…」

    三分後。

    「はいこれコーヒー。久し振りの再会ですし…私の奢りです」すっ…

    京太郎「ああ…いいの?ありがとう……」すっ

    「そうだっ…須賀さん。これから講義とかあります?」

    京太郎「ああ…今日はもうないけど……」

    「良かった。じゃあちょっと話しませんか?」にこ
     

    27 :

    京太郎が金持ちだってことを嗅覚で察したんだな

    29 = 1 :

    ―――――。

    「――――こんな事があったんです」

    京太郎「へぇそうなんだ。そんな事が有ったんだ……はは。新子さんの話してると時間忘れちゃうな」

    「…………えへへ…そうですか?あっ!そうだ須賀さん。あの…それでちょっと、お願いがあるんですけど?」

    京太郎「お願い?」ずず…

    「あの須賀さん。いきなりなんですけど…今度の土・日どっちか空いてますか?」

    京太郎「えっ?ああ…日曜の午後なら何とか……」

    京太郎(あっ反射的に答えちまった……)はっ

    「それでしたら…再会の記念に二人でちょっと出掛けちゃいませんか?」

    京太郎「えっ!?いや……」

    「ダメですか?」じ…

    京太郎(うっ!?上目使いに見上げる仕草がかわいい……)
     

    31 :

    はいビッチは俺がもらうから、ね!
    やりなおし!

    33 :

    >>1>>32もはよ

    34 :

    あこ成長してるな
    セーラでビクッとしてたのに

    35 = 1 :

    京太郎「ああ……いいよ」にこ

    「ホントですか!?よかったぁ。じゃあ13時に新宿駅の西口で良いですか?」

    京太郎「ああ。わかった」

    「決まりですね。じゃあ私これから講義がありますからこれで……」すくっ

    すたすた…くる。

    「あっそうだ!くれぐれもドタキャンはダメですからねー!!」たたっ…ふりふり

    京太郎「はは…」ふりふり

    京太郎(何か勢いに押された感じだけど。久し振りに女の子と話せて楽しかったな……)

    京太郎(咲…言っとくけど、これは決して浮気なんかじゃないからな……って…別に彼女でも何でも無いか……)はぁ…
     

    37 = 6 :

    憧は自分っていうものをわかってるな

    38 :

    憧ちゃん可愛い咲ちゃんも頑張ってる可愛い

    39 = 1 :

    日曜日。

    新宿駅西口。


    京太郎(待たすのも何だから、15分前に来たけれど……ってもういる!?)

    京太郎「あれ?もう来てたんだ…悪いちょっと待たせちゃったか?」

    「今日は須賀君とデートだと思ったら…妙にそわそわしちゃって、30分も前に来ちゃった////」てへ

    京太郎「えっ!?デ…デートって……」

    「もう!」ぎゅう

    京太郎(俺の腕に絡める様に抱きついて来た!?///////)

    「男の子と女の子が、二人っきりでお出掛けするのをデートと言わずして、何をデートって言うの?/////」

    京太郎「それは…確かに……」

    「それに女の子同士でだって、デートって言うんだからね!!」

    京太郎「そ…そうなのか……?」うーむ

    「そうだよ。宥姉…って分かるよね?同じ大学の先輩だし…その宥姉も今頃は弘世さんとデートしてるんだから」

    41 = 1 :

    京太郎「松実先輩の事だろ?あのおもち姉妹のお姉さんの……」

    京太郎「あの世代から、急に女子は強くなったからな。そりゃ知ってるよ」

    「そうだよ。私も入ったし…これからウチの女子は黄金期に突入するからね!」

    京太郎「そうだな……ま、男子は相変わらず弱いけどな……へーでもそうなのか…あの人が弘世さんとねぇ……」ふむ

    「あっ。だからって記事にしちゃ駄目だかんね?」

    京太郎「いやいや…プロって訳じゃないだろうし、流石に記事にする様な事でもないだろ」

    「それもそうね…って、こんな事でダラダラ話しててもしょうがないから、早く行こっ!時間が勿体無いよっ!!」ぐいっ

    京太郎「わわっ。分かったからそんなに引っ張んなって――――」

    京太郎(案外マイペースな子だな……って、そういや咲もマイペースちゃあマイペースかな?ベクトルは違うけど……)
     

    42 :

    憧ちゃんだとなにか裏がありそうで怖い…

    44 = 1 :

    ―――。

    京太郎「で…取り敢えずどこに行くんだ?」

    「えっ!?もしかして、女の子とデートだって言うのにノープランなの?」

    京太郎「いや…だって……」

    「そんなだから、京太郎君…そこそこイケメンなのに、女の子にモテないんだよ?」はぁ

    京太郎「うるへい。じゃあ新子はもう決めてあるのかよ?」

    「もっ勿論よっ!この新子の憧さんにおまかせあれ!!」ふんす

     

    46 :

    この後滅茶苦茶セックルした

    48 = 1 :

    映画館前。

    「初デートって言ったらやっぱり映画館だよねっ!ねっ!」

    京太郎「……あれだけ大見栄切って、結局…映画って……流石にベタ過ぎないか?」

    「そ…その辺はお互い様でしょっ!!」

    京太郎「お互い様って……」

    「しょ…しょうがないじゃない……私だって男の子とデートなんて…その…初めてなんだから……」ごにょごにょ

    京太郎「ん?何か言ったか?」ふりふり

    「何でもなーい。何でもなーい////////」

    京太郎「?」

    「とっ…取り敢えず何か観ようよ!!」

    京太郎「ん…この『遠くの恋人(ヒト)より、近くの彼女(コ)!』って恋愛ものか?」

    「ま…取り敢えず、これで良いんじゃない?そうと決まったら早く観るわよ!!」

    京太郎「あ…ああ……分かった……」

    ―――――。
     
     

    49 = 6 :

    クロチャーは実家か

    50 :

    え?なんだって?


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