おい、やめろ、俺の幻想を壊すな
このままハッピーエンドで良いだろーが

寝たいです

女ちゃん社員に確認電話して怒られながら迎えに来てもらえ！
お願いします

　　
30分後

女「また次のデート決めたいです」

男「ん、そうだな」

男「いっぱい遊べるとこにする？」

女「楽しいところがいいです」

女「あと怖くないところがいいです」

男「もうお化け屋敷は行かないよ」

女「それは助かります」ﾆｺﾆｺ

男「じゃあ…」

男「プールとかどう？」

男「海とかでもいいし…」

女「…………」

女「…………」

女「どっちも行きたくないです」

かーなーしみーのーむーこうーへとー

バッドエンドでもいいから結末はよ

>>307
うっせえハゲ
世の中にはハッピーエンドで良い物とバッドエンドのが良い物があるんだよ
これはハッピーエンドが良いやつなんだよ
残り少ない髪の毛抜くぞコラ

　　
男「そうか。あんまり泳ぐの好きじゃないか」

女「…………」

男「？」

女「私のこと好きですか？」

男「……もちろん好き」

女「大好きですか？」

男「あぁ。大好きだ」

女「…………」

女「……ここに手術跡があるんです」

男「……」

女「だからあんまり見られるのがイヤで…」

男「そうだったのか」

男「ごめんな」

女「平気です…」ﾆｺﾆｺ

>>310
人は人

>>310
お前が決めるようなものじゃねぇよ？

別にそんな本気で言ってないからマジになんなよｗｗ

　　
女「でも嫌われたらどうしようと思って…」

男「嫌うわけない」

男「ごめんな。イヤなこと言わせて」

女「大丈夫です」

女「他の人にもあんまり言ってなくて…」

男「そうか」

女「ルームシェアしてる友さんって人には自分から言ったんですけど…」

男「……ル、ルームシェア？」

男「誰かと一緒に住んでるの…？」

女「はい…」

男「(どんな環境で働いてるんだ)」

男「(ただの借金ってわけじゃないのか……)」

男「次のデートはまた考えよう」

男「お店行った時でもいいし」

女はかわいいなぁ

　　
………

……

…

男「そろそろ時間か」

女「そうですね」

女「今日も楽しかったです」

男「それはよかった」

女「さっき言えなかったけど私も大好きです」

男「！」

男「ま、まじで？」

女「もちろんです」

男「すごいうれしい」

女「私もです」ﾆｺﾆｺ

しえん

手術をしたから貧乏になった可能性が

マニュアル対応されてそうで怖い

　　
男「…聞きたいことあるんだけど」

女「なんですか？」

男「誕生日もう過ぎてる？」

女「えーっと…三ヵ月後です」

女「11月26日です」

男「なるほど…」

男「いろいろ考えててさ」

女「なんですか？」

男「15歳の誕生日はディズニーランド行こうか」

女「！！」

女「行ったことないんでうれしいです！」

男「………………」

女「？」ﾆｺﾆｺ

>>319
既に臓器提供してたりして

14歳ってことが確定した

しえん

　　
男「そうか…」

男「まだ14歳だったのか」

女「！！」

女「だ、だましててごめんなさい…」

男「謝らなくても大丈夫」

女「嫌わないでくださいおねがいします」ｷﾞｭｯ

男「大丈夫。ずっと一緒にいるから」

女「う、うれしいです…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



男「(店に言わないでくださいとは言わないのか…)」

男「(ってことは店はそれを容認してる…)」

男「(というか18歳と思えないくらい見た目も幼いからな)」

男「(隠すつもりがないってことはバレても問題がないくらい危険なお店なのか…？)」

男「(やっぱり怖い人たちが関わって…)」

社員は臓器提供に手を貸してるから一歩踏み出せんのか

　　
203号室

女「……」

友「あ、おかえりー」

女「ただいまです」

友「ご飯食べる？」

女「今日は食べてきました」

友「そっか」

友「今日はデートだったね」

女「はい」

女「お風呂入ってきます」

友「ん。了解」

>>321
兄貴の誕生日だ

　　
お風呂

女「(今日のご飯おいしかったな)」

女「(オムライスランキング一位になっちゃった)」

女「……」

女「？」

女「(前の一位はいつのだっけ？)」

女「…………」

女「(そうだ、お父さんと食べたときの…)」

女「……」

女「(でも男さんと食べた時の方がおいしかった)」

女「(……これってお店のせいなのかな)」

女「…………」

女「…………」

なんだか悲しい気持ちになってきたな

構造的に不幸せだからな
ちょいちょい挟む日常の幸せじゃあ挽回出来ないくらいに
だから本当に幸せになるには、その構造を打破しなくちゃいけない

特殊作戦群の突入はまだですか？

　　
事務所

社員「また来たのか」

女「寮の運転手さんに頼みました」

社員「…嬉しそうだが何かあったのか？」

女「……」

女「私男さんのこと好きになりました」ﾆｺﾆｺ

社員「！」

社員「……そうか」

女「あと…」

女「14歳ってバレました。すみません」

社員「(まぁバレてもどうせもみ消せるし大した問題ではないが…)」

社員「………………」

社員「ちょっと待っててくれ」

シャインにもっとスポットライト当てて欲しい

　　
社員「(男の顧客データは…)」ｶﾁｶﾁ

社員「…………」

社員「(初来店が1月20日)」

社員「(来店回数81回)」

社員「(平均すると週3ペース)」

社員「(……これはあの子のシフトに合わせてるんだな)」

社員「(これまで店に落とした金額は…)」

社員「(335万8000円)」

社員「……………………」

社員「……………………」

社員「その男を連れて事務所に来い」

女「男さんに何かするんですか…？」

社員「少し話をするだけだ」

女「……いつですか？」

しえ

男はただの金づる
社員は助けてくれた

335万ってヤバすぎだろｗ

150マソで買ったから 元とれてるな

　　
社員「いつでもいいが…」

社員「早い方が男も喜ぶはずだ」

女「そうなんですか」

女「ちょっとドキドキしました」ﾆｺﾆｺ

女「喜ぶってことは楽しい話ですよね？」

社員「…あぁ」

女「じゃあ都合良い日すぐ探します」

社員「頼む」

社員「……」

社員「(店長に頼んでおいてよかった…)」

社員「(こんなにはやく見つかるとは予想していなかったがな)」

社員「……」

社員「(500万に達したら…と思っていたがもう十分だ)」

>>337でも社員は今までに人身売買してる犯罪者だぞ

どえらいビッチ臭がする

　　
翌日　クラブ

男「事務所…？」

女「はい！」

女「来てほしいって」

男「怖いな…」

女「大丈夫です」

女「前に話した優しい社員さんですから」

男「え」

男「あの女さんと寝たっていう…」

女「そうです」

男「(美人局とかじゃないよな)」

男「(それにしては騙す期間が長すぎるし…)」

しゃいんがあらわれた。こっちをみている

　こうげきする
　じゅもんをとなえる
　なかまにする
→かねをかえす

セッちゃんで脳内再生される

　　
男「(それより予測が当たってるなら危ない事務所なんじゃないのか)」

男「(生きて帰れるのか？)」

男「(何が理由で呼び出されてるか女さんも分かってないみたいだし…)」

男「……どうにか耐えよう」

女「社員さん喜ぶって言ってました」ﾆｺﾆｺ

男「それが逆に怖いんだけどな」

女「男さん子供です」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

男「……ありがとう」

④

④

　　
一週間後　事務所

女「……」ｶｷｶｷ

女「……」ｶｷｶｷ

ｶﾞﾁｬ

社員「……また勝手に入ってたのか」

女「これ見てください」

社員「……」

女「中学二年生までおわりました」ﾆｺﾆｺ

社員「そうか…」

女「みんなに追いつきました」

社員「えらいな……」

社員「風呂に入ってくる」

女「はーい」ｶｷｶｷ