私的良スレ書庫
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元スレ唯「私、万引きなんてしてません!」
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思った以上の大きな声に、自分でも驚いた。
「私、してませんよ」
改めて言い直す。
唯はスーパーを出たところで、
警備員らしき人に腕を掴まれたのだった。
「そうは言ってもねぇ。こっちは見てるんだよ」
唯の腕を掴んだまま、警備員はそう言った。
「私、してませんよ」
改めて言い直す。
唯はスーパーを出たところで、
警備員らしき人に腕を掴まれたのだった。
「そうは言ってもねぇ。こっちは見てるんだよ」
唯の腕を掴んだまま、警備員はそう言った。
唯は地下の事務所まで連れていかれた。
コンクリートが打ちっぱなしの壁で、
空気がひんやりとしている。
「じゃああとはこっちでやっておくから。ご苦労さん」
「お願いします」
この人は店長だろうか。
パイプ椅子に座ったままそう指示を出す。
唯を連れてきた警備員は、また階上の店へ戻っていった。
コンクリートが打ちっぱなしの壁で、
空気がひんやりとしている。
「じゃああとはこっちでやっておくから。ご苦労さん」
「お願いします」
この人は店長だろうか。
パイプ椅子に座ったままそう指示を出す。
唯を連れてきた警備員は、また階上の店へ戻っていった。
「まぁ。君も、そこへ掛けて」
促されて唯はパイプ椅子に座った。
「私はこの店で店長をやらせてもらっているんだけどね、
こういうことされちゃうと、困っちゃうんだよねぇ」
店長は腕を組んだままそう言った。
中年太りと呼ぶのか、おなかがぽこんと出ていて、
顔は油でギトギトとしていた。
なんだか狸みたいだな。と唯は思う。
「私、万引きなんてしてないんですけど」
真っ直ぐに目を見つめたままそう言った。
店長が「うーん」と唸る。
「みんなそう言うんだよ。最近の子は嘘をつくのがうまくてね。
カバンの中身をチェックさせてもらっていいかな」
「どうぞ」
こんなおじさんに持ち物をあさられるのは嫌だったが、
身の潔白を証明するため、唯は仕方なくバッグを差し出した。
嘘つき呼ばわりされて、多少なり憤慨していた。
促されて唯はパイプ椅子に座った。
「私はこの店で店長をやらせてもらっているんだけどね、
こういうことされちゃうと、困っちゃうんだよねぇ」
店長は腕を組んだままそう言った。
中年太りと呼ぶのか、おなかがぽこんと出ていて、
顔は油でギトギトとしていた。
なんだか狸みたいだな。と唯は思う。
「私、万引きなんてしてないんですけど」
真っ直ぐに目を見つめたままそう言った。
店長が「うーん」と唸る。
「みんなそう言うんだよ。最近の子は嘘をつくのがうまくてね。
カバンの中身をチェックさせてもらっていいかな」
「どうぞ」
こんなおじさんに持ち物をあさられるのは嫌だったが、
身の潔白を証明するため、唯は仕方なくバッグを差し出した。
嘘つき呼ばわりされて、多少なり憤慨していた。
「ほら、これはうちの商品だよね」
そう言って、店長が机の上にポンと箱を放り投げる。
唯には身に覚えのないお菓子の箱だった。
「そんな」
唯は首を振った。きっと何かの間違いだろう。
どこかで紛れ込んだのかもしれない。
けいおん部の誰かが、間違えて入れたとか。
「それ、ここのじゃありません。多分誰かかが」
バァン!大きな音がして、言いかけた唯は身を竦めた。
店長が机を叩いた音だった。
「ほら、箱にさ。ポップがついてるでしょ?
これ俺の手書きだからさ、ここの商品以外でありえないんだよね」
そう言って、もう一度机を叩く。
大きな音に唯はまたビクリと反応した。
そう言って、店長が机の上にポンと箱を放り投げる。
唯には身に覚えのないお菓子の箱だった。
「そんな」
唯は首を振った。きっと何かの間違いだろう。
どこかで紛れ込んだのかもしれない。
けいおん部の誰かが、間違えて入れたとか。
「それ、ここのじゃありません。多分誰かかが」
バァン!大きな音がして、言いかけた唯は身を竦めた。
店長が机を叩いた音だった。
「ほら、箱にさ。ポップがついてるでしょ?
これ俺の手書きだからさ、ここの商品以外でありえないんだよね」
そう言って、もう一度机を叩く。
大きな音に唯はまたビクリと反応した。
「いるんだよねぇ、君みたいなの。
罪を暴かれても平気な顔して嘘重ねるやつ。
最初の言葉が謝罪ならさぁ、こっちも考えるんだけど。
はっきり言って窃盗犯で嘘つきなんてただのクズだよ。クズ」
強い口調でそう言った。
「違う。違います。私じゃない」
唯は首を振った。
「はぁ!?」
バァン!と大きな音がする。
唯は身を縮こまらせた。
「喋るんじゃねぇよ! このクズ野郎!」
「ひっ」
店長は唯の横の壁を蹴りつけた。
コンクリートの壁がゴスンと重たい音をたてる。
唯はただガタガタと震えていた。
罪を暴かれても平気な顔して嘘重ねるやつ。
最初の言葉が謝罪ならさぁ、こっちも考えるんだけど。
はっきり言って窃盗犯で嘘つきなんてただのクズだよ。クズ」
強い口調でそう言った。
「違う。違います。私じゃない」
唯は首を振った。
「はぁ!?」
バァン!と大きな音がする。
唯は身を縮こまらせた。
「喋るんじゃねぇよ! このクズ野郎!」
「ひっ」
店長は唯の横の壁を蹴りつけた。
コンクリートの壁がゴスンと重たい音をたてる。
唯はただガタガタと震えていた。
「どうして平然と嘘がつけるわけ?
何を考えて生きてんの?」
店長は呆れたように言った。
唯はただ黙って首を振っている。
「まぁ、いいや。
とりあえず警察と学校、自宅には連絡入れるからね」
机の奥に置いてあった固定電話を手元に引き寄せた。
そしてジロジロと唯の全身に視線を這わせる。
「その制服さぁ、桜が丘高校のやつでしょ?
あそこ厳しいから、万引きやったのなんてばれたら一発で退学だろうね。
自業自得だから、同情なんてしないけど」
受話器を上げてプッシュボタンを押す。
その横から。
手が伸びてきて、受話器を置くフックの上に乗せられた。
店長が視線を上げると、青ざめた顔の唯と目が合う。
「連絡は、やめてください」
唯は懇願した。
何を考えて生きてんの?」
店長は呆れたように言った。
唯はただ黙って首を振っている。
「まぁ、いいや。
とりあえず警察と学校、自宅には連絡入れるからね」
机の奥に置いてあった固定電話を手元に引き寄せた。
そしてジロジロと唯の全身に視線を這わせる。
「その制服さぁ、桜が丘高校のやつでしょ?
あそこ厳しいから、万引きやったのなんてばれたら一発で退学だろうね。
自業自得だから、同情なんてしないけど」
受話器を上げてプッシュボタンを押す。
その横から。
手が伸びてきて、受話器を置くフックの上に乗せられた。
店長が視線を上げると、青ざめた顔の唯と目が合う。
「連絡は、やめてください」
唯は懇願した。
「あのねぇ」
店長はやおら立ち上がると、唯に歩み寄った。
胸倉を掴み立ち上がらせると、
そのままコンクリートの壁に押し付ける。
「うぐっ」
唯の口から声が漏れた。
「うっ、ひっ」
力を込めて、何度も何度も。
グイグイと壁に押し付けられた。
そのたびに、悲鳴とも呻きとも取れるような声が、
唯の口から発せられる。
「なめてんのか! お前は!」
耳元でそう叫ばれて、唯はギュッと身を固くした。
「ふん」店長は鼻を鳴らすと手を離した。
「うっ」唯は支えを失って、床に崩れ落ちる。
店長はそんな唯を、冷たい目で見下ろしていた。
店長はやおら立ち上がると、唯に歩み寄った。
胸倉を掴み立ち上がらせると、
そのままコンクリートの壁に押し付ける。
「うぐっ」
唯の口から声が漏れた。
「うっ、ひっ」
力を込めて、何度も何度も。
グイグイと壁に押し付けられた。
そのたびに、悲鳴とも呻きとも取れるような声が、
唯の口から発せられる。
「なめてんのか! お前は!」
耳元でそう叫ばれて、唯はギュッと身を固くした。
「ふん」店長は鼻を鳴らすと手を離した。
「うっ」唯は支えを失って、床に崩れ落ちる。
店長はそんな唯を、冷たい目で見下ろしていた。
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
退学。
そんなことになったら。
もうけいおん部として活動ができなくなる。
みんなの笑顔に、会えなくなる。
それだけは、避けなければならない。
「お願いします! なんでもしますから!」
店長の足に縋り付きながら叫んだ。
上目づかいで、瞳を潤ませる。
『なんでもしますから』
その言葉の意味を唯は理解していた。
それだけの覚悟もあった。
唯の決心は、固い。
「お願いします!」
店長の目を見つめ続けながら、もう一度言った。
そんなことになったら。
もうけいおん部として活動ができなくなる。
みんなの笑顔に、会えなくなる。
それだけは、避けなければならない。
「お願いします! なんでもしますから!」
店長の足に縋り付きながら叫んだ。
上目づかいで、瞳を潤ませる。
『なんでもしますから』
その言葉の意味を唯は理解していた。
それだけの覚悟もあった。
唯の決心は、固い。
「お願いします!」
店長の目を見つめ続けながら、もう一度言った。
「なんでも、ねぇ」
店長はぐいっ、と唯を突き放した。
そして踵を返すとパイプ椅子に腰かける。
「あのさぁ」
そう言いながら、膝の上で手を組み体を深くかがめた。
「なんでも、って。何をする気なのよ、お宅は」
呆れたような言い方だった。
「えっ」唯は慌てた。
まさか質問が飛んでくるとは思わなかったからだ。
口元に手を当てて、しばし考え込む。
「なんでも、は。なんでも、です」
やっとそれだけ言う。
「はぁ」と店長はため息をついた。
店長はぐいっ、と唯を突き放した。
そして踵を返すとパイプ椅子に腰かける。
「あのさぁ」
そう言いながら、膝の上で手を組み体を深くかがめた。
「なんでも、って。何をする気なのよ、お宅は」
呆れたような言い方だった。
「えっ」唯は慌てた。
まさか質問が飛んでくるとは思わなかったからだ。
口元に手を当てて、しばし考え込む。
「なんでも、は。なんでも、です」
やっとそれだけ言う。
「はぁ」と店長はため息をついた。
「どうせ、私の体で満足してください。とか、そんなことだろ?」
相変わらず呆れたように言う。
「そんなのはさ、AVとかそういうのだけの話なんだよ。
何を勘違いしてるのか知らないけど、
万引きなんかより未成年淫行、レイプの方が断然罪が重いんだからね。
犯罪者を許す代わりに、
なんでわざわざこっちがそんなリスクしょわないといけないのよ」
そこまで言って、店長はまたため息をつく。
図星なだけに、唯は何も言い返せなかった。
「最近の若いやつはさ、自分の体を粗末にしすぎなんだよ。
お前みたいに自ら差し出すような奴の体に魅力なんて感じないの。
どうせ毎晩やりまくってんだろ?」
パイプ椅子に座ったまま「あーあ」と伸びた。
その様子を見て、唯は悔しそうに体を震わせていた。
相変わらず呆れたように言う。
「そんなのはさ、AVとかそういうのだけの話なんだよ。
何を勘違いしてるのか知らないけど、
万引きなんかより未成年淫行、レイプの方が断然罪が重いんだからね。
犯罪者を許す代わりに、
なんでわざわざこっちがそんなリスクしょわないといけないのよ」
そこまで言って、店長はまたため息をつく。
図星なだけに、唯は何も言い返せなかった。
「最近の若いやつはさ、自分の体を粗末にしすぎなんだよ。
お前みたいに自ら差し出すような奴の体に魅力なんて感じないの。
どうせ毎晩やりまくってんだろ?」
パイプ椅子に座ったまま「あーあ」と伸びた。
その様子を見て、唯は悔しそうに体を震わせていた。
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