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    元スレ淡「だってサキは私のこと好きだもん」

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    101 = 5 :

    由暉子「岩館揺杏…私の中学の時からの先輩です。捉えどころのない人で、いつも飄々としているというか…そんな人で」

    「ふーん…意外ね。そんな人が咲を選ぶなんて」

    由暉子「そう、意外なんです。…正直、今も驚いてます」

    「サキとけっこー身長差あるね。男女くらい差があるかも」

    由暉子「確か身長170センチくらいだったと思いますよ…」

    「結構スッとした感じの人ね…割とイケメンタイプ?」

    「シっ…話し始めたよ!」

    103 = 5 :

    揺杏「ごめんね。こんなところに呼び出して」

    「…そんなことないです…」

    揺杏「…意外だった?…呼び出したのが私で」

    「いえ…」

    揺杏「ま~気にしないでいいよ。元はこんな奴なわけだし~」

    「そ、それは…」

    揺杏「…まぁ、正直1番驚いてるのは私なんだけどね」

    105 = 5 :

    「……あの、私と先輩、と会ったのはこれで二度目…ですよね」

    揺杏「…うん。そう」

    「…やっぱり私、好かれるようなことをした覚えがないですよ…なんで、私なんかを」

    揺杏「…情けない話なんだけど。いわゆる、一目ぼれってやつだね…ホント、信じられないよ」

    「一目惚れ…」

    揺杏「一度街で宮永先輩…君のお姉さんと一緒に歩いてるところを見かけて…」

    揺杏「それ以来…ずっと気になってた」

    107 = 5 :

    ちょっと所用で席外します

    108 = 89 :

    待ってる

    109 = 70 :

    意外過ぎる人でわろた
    ほし

    110 = 59 :

    咲さんイケメンだからね
    知らない間に何人もの人間が陥落しているんでしょうな

    111 :

    やっと追いついたンゴ
    支援するぜ

    113 = 5 :

    すいません親から電話でした再開します


    「そう…ですか」

    揺杏「だって、コケてたからね。思いっきり」

    「?!(い、いつのかな…は、恥ずかしいよ!)」

    揺杏「私、子供が好きだからさ…その延長線なんだなとずっと思ってた」

    揺杏「世話が焼ける子だなーとかそんな風にしか思ってなかったと思う」

    揺杏「でも…違った。また、うちの寮で再会して…」

    揺杏「ちゃんと立ち会ったその瞬間…私の中で、全てが変わる音がした」

    114 = 5 :

    揺杏「その瞬間、頭が激しく揺らされるようにクラクラして、頭ん中が一気に真っ白になって…」

    揺杏「…君がお姉さんに手を差し伸べられて…立ち上がったその瞬間に浮かべた笑顔がフラッシュバックして」

    揺杏「私は…恋に落ちたんだと気づいた」

    揺杏「恋とか愛とか意味がわからない…自分が自分でなくなる感覚なんて…」

    揺杏「とか思ってた私が、圧倒的な感情の到来に自分を失って…本当に信じられない」

    115 = 94 :

    こけてからまた再会すれば彼女ができるんですか!?

    116 = 6 :

    ④ >>115 その場合同性だから彼氏だな アーッ!

    117 = 5 :

    揺杏「多分、時間にすれば数秒も経たないうちだったと思う」

    揺杏「おそらく、私はあの瞬間に変わってしまったんだ」

    「………」

    揺杏「そして、1日一緒にいて色んな表情を見せてもらって…カメラにそれを収めていくうちに」

    揺杏「その表情を全部自分のものにしたいって思って…そしたら、止まんなくなって…今に至る」

    揺杏「我ながらクサいセリフだとは思うけど…今、言葉にできるのはこれくらいかな」

    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

    118 = 5 :

    「うひゃー…こりゃかなり惚れ込んでるわ…」

    由暉子「赤面ものですよこんなの…こんな想いを隠してたなんて…」

    優希「………………………///]

    「…………」

    「…ノドカ?」

    「…流石に気分が悪いです。私は先に帰りますよ」

    「和…泣いてる?」

    「泣いてなんかいません!」

    「私は、私は!好きな人がこんなふうに告白されている風景なんてみたくありません!」

    「ふーん…ノドカのサキへの気持ちってこんなもんで揺らいじゃうんだ。じゃあ私の敵じゃないね」

    119 = 70 :

    これは綺麗な和やな
    支援

    120 = 5 :

    「!?」

    「ちょっ!?淡!!!何言ってんの!?」

    由暉子「大星さん…それは…」

    「何を仰っているのか…私には理解できませんね。説明をお願いできますか」

    「簡単な話じゃん。あの先輩は確かにサキに相当惚れ込んでるし、スペックも高い。しかも、その気持ちをストレートに伝えてる。」

    「確かにサキはあの先輩の告白をオーケーするかもしれない」

    「でも、それがなに?」

    「だって、サキは私が好きだもん」

    121 = 84 :

    ここでスレタイ回収か

    122 = 5 :

    「は?」

    由暉子「は?」

    「はぁ???????だってアンタたち付き合ってすらいないでしょ」

    「そうだよ?それがどうかした?」

    由暉子「…意味がわかりません。」

    優希「いやーさすがにそれはどうかと思うじぇ?」

    「…頭でも打ったんですか?」

    123 = 70 :

    淡の正妻力いいね

    124 = 111 :

    意味不w

    125 = 5 :

    「だって私みたいなスーパー美少女が、サキのことをこんなにも好きなのにサキが私を好きにならないなんてありえないじゃん!」

    「……えーっと。一応あたしこの学校の1年で1番頭いいはずなんだけど…ぜんぜんっ意味がわからないんだけど」

    「右に同じく」

    由暉子「全く持って同意見です」

    「もー。なんでわかんないのさ」

    優希「いや…これを理解できる人間のほうが少ないと思うじぇ…」

    「だって、もしそうなったとしても…また振り向かせればいいだけじゃん」

    126 = 94 :

    >>123
    むしろ愛人とか妾の発想じゃあ……

    127 = 70 :

    >>126
    よく考えたらそうだな
    2号さん的発想か

    128 = 5 :

    「!!!!」

    由暉子「あっ…」

    「…………」

    「2回そうなろうとも3回そうなろうとも、100回でも振り向く方向を変えてやればいい。こっちを向かせればいい」

    「それだけ。常に大好きをぶつけて、自分の魅力を相手に伝えれば…自ずとサキは私の方を向いてくる」

    「そう、私は信じてる。だってずっと私はサキのことを好きであり続けるし、私はサキのこと、諦めないから」

    「少なくても、私が自分に振り向かせるという気持ちもない人間に負けるなんて、ありえないよ」

    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

    由暉子「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

    優希「‥‥‥‥‥‥‥」

    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

    「だって、そうできない理由ないし。私、魅力的だし。かわいさだけで言うなら高校100年生だし」

    「意味がわかんないし…」

    129 = 6 :

    ④淡が賢く見え…何も考えてないだけかw

    130 = 5 :

    「ふぅ…おバカさんですか。あなたは」

    「はい?」

    「本当におバカさんなんですね。スーパー美少女?」

    「赤点女王が何を言ってるんですか」

    「うっ…べ、勉強がなんだ!スポーツはできるぞ!」

    「シャトルラン50本にも届かないのにですか?」

    「ぐっ…ス、スタミナなんて必要ない!必要なのは早さだよ!」

    「50m走。穏乃との対戦成績はどうでしたっけ?」

    「し、シズは陸上の選手でしょー!?あーもー!ああ言えばこういう

    131 = 89 :

    淡ちゃんバかわいい!

    132 = 5 :

    「まぁ、その他にも言いたいことが多々ありますが…一番言いたいことを言いましょうか」

    「私が咲さんを自分の方に振り向かせる気持ちもない?」

    「そんなオカルト、ありえません」

    「言わせてもらいますが、まず、あなたみたいな人に咲さんはあげられません」

    「何で!」

    「咲さんは頭がいいですし、お料理も上手で優しくて控えめで可愛いと完璧な美少女です」

    「正直、あなたでは手に余ります」

    「そ、そんなことない!サキは私のお嫁さんだし!」

    「いいえ、私のお婿さんです!」

    ??「う~ん…青春だねぇ…ま~忘れられてトーゼンだけど」

    「あ、アハハ…」

    すいません風呂入ってきます

    133 = 89 :

    136 = 89 :

    137 :

    これを落とすわけには行かない

    138 = 5 :

    「あっ」

    由暉子「ゆ、揺杏先輩……」

    揺杏「ユキィ…人の告白をデバガメするなんて修道女の名が泣くよ?」

    優希「咲ちゃんお疲れ~」

    「さ、サキ!」

    「咲さん!いつから…」

    揺杏「ま~割と最初のあたりからかな~~告白もおじゃんになったし」

    「泣いてなんかいません!って声が聞こえて…その辺から…かな」

    「ほ、ほぼ全部じゃん」

    「全部聞かれたようなものじゃないですか~

    139 = 5 :

    「な、なに自分だけ恥ずかしいみたいなこと言っちゃってるのー!一番恥ずかしいのは私だよー!」

    「あ、自覚はあったんだ」

    由暉子「流石にあれは…そうなりますよね」

    優希「で、咲ちゃん。1日で3人からも告白を受けた今の感想はどうだ?」

    「う…うん…何というか。すごく、嬉しいかな」

    「わたしって鈍臭いし、ドジだし…正直、人から好意を寄せられるような人間じゃないと思ってたから…」

    「そんなことはありませんよ?咲さんはとても魅力的だと思います」

    「あ、ありがとう…」

    「(和、積極的になってきた)」

    141 = 5 :

    「まぁ、かと言って今すぐ返事をするのは無理なんだけど」

    揺杏「そりゃそうだ」ケラケラ

    「ですよね。」

    「えー」

    「まぁ、皆さんこれからもお友達としてよろしくということで…」

    「…まぁ、そこが落としどころかしらね」

    由暉子「妥当という他ないかと」

    揺杏「私としては一歩前進、かな」

    「横一線からのスタート、ということですね。正直、気が楽になりました」

    「うーん…私としては不服だなー」

    「淡ちゃん…私ね、淡ちゃんが好きって言ってくれたのが1番うれしかったよ」ボソッ

    142 = 94 :

    和さんマジかませ

    143 = 6 :

    淡大勝利か

    144 = 4 :

    あわ!あわわわわ!!

    145 = 5 :

    「ん?サキ、なんか言った?」

    「ううん、なんでもない」

    揺杏「さて、私らはこれで引き上げることにするよ~~…ユキはお仕置きね」

    由暉子「え、えぇ~…」

    「はい、先輩。今日はありがとうございました」

    揺杏「んや~気にしないで~~じゃね~」

    由暉子「く、首根っこ掴んで引き摺らないでください~」ズルズル

    「ふぅ」

    「ふふっ、お疲れ様です。咲さん」

    優希「いやーさすが咲ちゃん。モテモテだじぇ?」

    「うぅ…正直恥ずかしいよ」

    146 = 137 :

    淡咲はやはり大正義か
    素晴らしい

    147 = 6 :

    肝心なところを聞いてないのは流石は淡だな

    148 = 5 :

    「まぁ、あんまり自分を卑下しないことね。自分が結構好かれてるってこれで分かったっしょ?」

    「う、うん」

    「さて、あたしは陸上部に戻るけど…咲たちはどうするの?」

    優希「私はテニス部に顔を出してくるじぇ。サボったら塞部長が怒りそうだし…」

    「私は…そうですね。淡ちゃんと和ちゃんとで夕食の買出しに行こうかな?」

    「それには及びません。」

    「私も料理部に顔を出さなくちゃいけない用事があるのを思い出しました」

    「えっ…そうなの?知らなかったよ…」

    「だから咲さんは大星さんと二人で買い物に行くといいです」

    149 :

    揺杏ちゃんと結ばれないかなーという淡い期待を抱いていたんだけどなぁ

    150 = 6 :

    和が後押しすると裏があるように感じるんだがw


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