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    元スレ塞「えっ、シロ大樹になっちゃったの?」

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    151 = 48 :

    豊音「わー、またシロの勝ちだよー!」

    エイスリン「シロ、スゴイ!」

    …………

    胡桃「も…もーいっか、い…」クラ、クラ

    ……胡桃はもう寝たほうが…

    胡桃「りゃめっ!もーいっかい!」

    ………ダル…

    トシ「あら、こんなところでマージャンかい?」

    「熊倉先生」

    ………こんばんは…

    トシ「シロ、起きたんだね」

    ……まあ…

    エイスリン「シロ、スゴクツヨイ!」

    トシ「…?」

    豊音「いま、塞がシロの代わりに打ってるんですよー」

    152 = 140 :

    塞は主人公似合うな~

    153 = 48 :

    トシ「ああ、なるほどねえ、考えたじゃないか」

    エイスリン「サエノテイアン!」

    「えへへ」

    トシ「じゃあわたしも混ぜてもらうとするかねえ」

    胡桃「いや、いま……4にん…いr……ぐう」…Zzz

    豊音「わわっ、ダメだよー、こんなとこで寝ちゃー」

    胡桃「ね、ねてな……ぐう」…Zzz

    トシ「でもよかったねえシロ、マージャンなんてほんとに久しぶりでしょう?」

    ……はい…

    トシ「それに、塞も」

    「へ?」

    トシ「なんか、随分スッキリした顔してるよ」

    「!」

    トシ「よかったねえ」

    「……はいっ」

    154 = 140 :

    かわいい

    155 = 48 :

    ――次の日・お昼まえ

    胡桃「忘れ物は?」

    「ないかな、たぶん」

    豊音「あれ、もう出るのー?」

    「うん、遅くなるほどなんか去りがたくなっちゃいそうだからさ」

    豊音「そっかー」

    エイスリン「サエ、ジュウデンキ!」

    「あっ、ありがとエイスリン、忘れてたよ」

    胡桃「ほら、もう行くよ」

    豊音「わっ、待って、わたし着替えてこなきゃ」

    胡桃「いそいでっ」

    豊音「はーいっ」

    「……じゃあ、わたしちょっと出てていいかな?」

    胡桃「…?」

    「最後に、ちょっとシロ見ておきたいんだ」

    156 = 140 :

    ふんふむ

    157 = 48 :

    ――大樹

    「おーい、シロー」

    「…寝てるよね、やっぱり」…フフッ

    「…」

    「シロ、行ってくるね」

    「……どうしよう…昨日はさ、ひさしぶりだったから、なんかカッコつけたこと言っちゃったけどさ…」

    「あんなこと言っといて、ひょっこり戻ってきちゃうかもしんない……ほんとはもう、だいぶ去りがたいんだよね、実際」

    「まあ、そうなってもあんま笑わないでよ」フフッ

    「……それで、もしも、なんだけどさ」

    「もしも…わたしがこっちに帰ってきちゃうまえに、シロが元に戻れるようなことがあったら…」

    「その時は…あの空き部屋、シロが使いなよ」

    「…」

    「…うん、こんなものかな」

    「じゃあ…ほんとに行ってくるよ」

    「またね、シロ」

    158 = 140 :

    同じ部屋に住めばイインダヨ

    159 = 48 :

    ――駅

    「よかった、まだ電車来てない」

    胡桃「もうすぐみたい」

    豊音「あの、塞…これ」

    「え…? これ、お守り…?」

    豊音「う、うんっ、つくってもらったやつ 1個あげるよ」

    「いいの?」

    豊音「うん…塞に、持っておいてもらいたいんだー」

    「トヨネ…」

    「…ありがとね、大事にするよ」

    エイスリン「サエ、エ、オクル!」

    「絵?」

    エイスリン「サエトシロノエ、カイテ、オクル!」

    「!」

    「ありがとう…うわー、楽しみっ」

    160 = 83 :

    おはよ~しえん

    161 = 48 :

    胡桃「わたしは特にあげるものないよっ!」

    「え、うん、全然いいよ」

    胡桃「…充電、しとく?」

    「あー……いや、いいや」

    胡桃「そう?」

    「うん」

    「…してもらいたくなったら、帰ってくるからさ」

    胡桃「…うん、わかった」

    「あっ、電車来た…」

    豊音「じゃあね、塞っ」

    エイスリン「オゲンキデ!」

    胡桃「いつでも帰ってきていいからっ!」

    「…うん」

    「じゃあ、またっ」


    ――…………

    163 = 140 :

    胡桃は充電して貰う方だったような
    あれは相互に充電してたのだろうか

    164 = 48 :

    ――数週間後・東京

    「まあ入ってよ」

    同僚「おじゃましまーす」

    同僚「へー、結構きれいにしてるのね」

    「そ、そうかな、普通だよ」

    同僚「いやーわたしなんかもう全然」

    「へえー」

    同僚「じゃーとりあえずビールね!」

    「まだ飲むの…明日も仕事あるんだよ?」

    同僚「へーきへーき、わたしあんまり引きずらないから!」

    「いやいや嘘じゃん…はい、ビール」

    同僚「おつまみは?」

    「はいはい」

    同僚「なんだかんだ言って出してくれるとこがいいわよね、塞は」

    同僚「……あら?」

    166 = 48 :

    「おつまみ、こんなんでいい?」

    同僚「ねえ塞、あの絵」ユビサシ

    「…うん?」

    「ああ、地元の友だちが送ってくれた絵なんだ」

    同僚「あの赤い髪の子、塞?」

    「うん、そう 綺麗でしょ?」

    同僚「…」

    同僚「…ええ」

    「……あっ!」

    「ち、ちがうよ、わたしがじゃなくて、絵が! 絵が綺麗、って意味で…!」

    同僚「あら、そうなの?」

    「そうなの!」

    同僚「ふーん」

    同僚「でも、ほんとに綺麗な絵ね」

    167 = 140 :

    シロはどっちのシロだ

    168 :

    シロが戻れないまま終わったら日曜の朝から切なすぎる…

    169 = 48 :

    同僚「後ろの白いのは……樹?」

    「そう シロっていうの」

    同僚「…? 名前つけてるの?」

    「あー…いや、そういうのとはちょっと違うんだけど…」

    「でも…大切な友だち、かな」

    同僚「…?? よく分からないけど…でも、よかったわね」

    「…なにが?」

    同僚「絵のなかの塞、とっても幸せそうだから」

    「!」

    「う、うん…」…カアァ

    同僚「それで、友だちってのはどういう意味なの?」

    「えっ? えーっと、それは…」

    「……」

    「…秘密っ」


    カン!

    170 = 140 :

    きっといつか人間に戻る
    手塚治虫なら塞も大樹になる
    おつかれちん

    171 = 48 :

    終わりっす
    支援とか保守とかありがとう

    >>168
    日曜の朝からすまんかった

    172 :

    乙~よかった

    173 = 132 :

    乙切ないけど面白かった
    絶対いつか元に戻るよな?胡桃ちゃん可愛いよな?

    174 = 130 :

    おつかれ

    また読みたいな

    175 = 134 :

    乙乙
    個人的に胡桃がMVP

    176 :


    なんかよかった

    177 = 83 :

    乙乙
    いい雰囲気だった

    179 = 99 :

    おつかれー


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