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元スレモバP「アイドルの絶望した顔が見たい」
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島村卯月(17)
http://imgur.com/FOHIcdw
卯月「あれ、プロデューサーさん? どうしたんですか?」
P「ん? おぉ、卯月! いいところに来たな!」
卯月「はい、おはようございます! 島村卯月です!」
P「そうだ、お前は卯月だ!」
卯月「はい、卯月です!」
P「頑張ってるか?」
卯月「頑張ります!!」
P「そうか、流石卯月だ!」
卯月「ありがとうございます。えへへっ」
P「……じゃなくてだな」
卯月「はい、なんでしょう?」
http://imgur.com/FOHIcdw
卯月「あれ、プロデューサーさん? どうしたんですか?」
P「ん? おぉ、卯月! いいところに来たな!」
卯月「はい、おはようございます! 島村卯月です!」
P「そうだ、お前は卯月だ!」
卯月「はい、卯月です!」
P「頑張ってるか?」
卯月「頑張ります!!」
P「そうか、流石卯月だ!」
卯月「ありがとうございます。えへへっ」
P「……じゃなくてだな」
卯月「はい、なんでしょう?」
P「実は俺、結婚するんだ」
卯月「えぇっ!? け、結婚ですか!?」
P「おう、結婚だ!」
卯月「うわぁ……おめでとうございますっ!」
P「ありがとう! そしてありがとう!」
卯月「プロデューサーさん、忙しいからなかなか家にも帰れないって言ってたし……驚いちゃいました!」
P「ハッハッハ、そうだなぁ。そんな俺だから彼女もできなくってなぁ……」
卯月「え?」
P「あ、なんでもない。ホントダヨ」
卯月「そうですか? なら、いいんですけれど」
P「ソウダヨー」
卯月「えぇっ!? け、結婚ですか!?」
P「おう、結婚だ!」
卯月「うわぁ……おめでとうございますっ!」
P「ありがとう! そしてありがとう!」
卯月「プロデューサーさん、忙しいからなかなか家にも帰れないって言ってたし……驚いちゃいました!」
P「ハッハッハ、そうだなぁ。そんな俺だから彼女もできなくってなぁ……」
卯月「え?」
P「あ、なんでもない。ホントダヨ」
卯月「そうですか? なら、いいんですけれど」
P「ソウダヨー」
卯月「でも、結婚かぁ……式はするんですか?」
P「え? あぁうん、する……かなぁ……」
卯月「そこはビシっと決めないと! やっぱりお嫁さんは綺麗な人なんですか? 私、気になります!」
P(うっ!? なんだこの純粋に輝く瞳は!? く、苦しい!!)
卯月「プロデューサーさん?」
P「あ、あぁ……そうだな、いい人だよ……いつも支えてくれて……」
卯月「そうなんですか。やっぱり、綺麗なドレスとか着るんですよね……憧れちゃうなぁ……」
P「卯月もやっぱり、そういう憧れはあるんだな」
卯月「はい! だって、素敵なお嫁さんと綺麗なお姫様は女の子の憧れですから♪」
P「なるほどなー」
卯月「だから、結婚式はやっぱりパーっと、しっかりしたところでしなきゃダメですよ! 私たち、お祝いしちゃいますから!」
P「お、おう」
P「え? あぁうん、する……かなぁ……」
卯月「そこはビシっと決めないと! やっぱりお嫁さんは綺麗な人なんですか? 私、気になります!」
P(うっ!? なんだこの純粋に輝く瞳は!? く、苦しい!!)
卯月「プロデューサーさん?」
P「あ、あぁ……そうだな、いい人だよ……いつも支えてくれて……」
卯月「そうなんですか。やっぱり、綺麗なドレスとか着るんですよね……憧れちゃうなぁ……」
P「卯月もやっぱり、そういう憧れはあるんだな」
卯月「はい! だって、素敵なお嫁さんと綺麗なお姫様は女の子の憧れですから♪」
P「なるほどなー」
卯月「だから、結婚式はやっぱりパーっと、しっかりしたところでしなきゃダメですよ! 私たち、お祝いしちゃいますから!」
P「お、おう」
卯月「……お仕事は続けますよね?」
P「うん? あぁ、そうだな……俺はこれからもプロデューサー、だよ……うん」
卯月「そっかぁ……お嫁さん。今度紹介してくださいね?」
P「ははは、まかせとけ」
卯月「はい、楽しみですっ!」
P(うーん、卯月は純粋に祝ってくれて心苦しいな。とりあえず嘘って素直に言うか……)
卯月「じゃあ私、みんなにもお知らせしてきますねっ! いってきます!」
タッタッタッタ…
P「え、ちょっ……うおぉっ!? 足がもーれつに絡んですっころんだぁーっ!!!」
\どんがらがっしゃーん/
P「……あ、卯月みうしなった」
P「うん? あぁ、そうだな……俺はこれからもプロデューサー、だよ……うん」
卯月「そっかぁ……お嫁さん。今度紹介してくださいね?」
P「ははは、まかせとけ」
卯月「はい、楽しみですっ!」
P(うーん、卯月は純粋に祝ってくれて心苦しいな。とりあえず嘘って素直に言うか……)
卯月「じゃあ私、みんなにもお知らせしてきますねっ! いってきます!」
タッタッタッタ…
P「え、ちょっ……うおぉっ!? 足がもーれつに絡んですっころんだぁーっ!!!」
\どんがらがっしゃーん/
P「……あ、卯月みうしなった」
幸子「それで、なんですか?」
P「ああ、その内容だがな……まずは何も言わずにこの箱に入ってくれないか」
幸子「箱? む、結構大きいですね」
P「あぁ。さ、どうぞどうぞ」
幸子「でもこれ、深いし入ったら出られないんじゃ……あれ? 底にはちゃんとクッションが敷いてありますね」
P「そうだよ。ふっかふかだぞー」
幸子「どれどれ……あ。確かにいい感じです……あったかいですし、気持ちいいかも………」
P「そうだろ? じゃあ蓋しめるぞー」
幸子「え? ちょっと待―――」
バタンッ
幸子(あ……閉じちゃった。むぅ、プロデューサーさんは話を聞かないんだから……)
P「ああ、その内容だがな……まずは何も言わずにこの箱に入ってくれないか」
幸子「箱? む、結構大きいですね」
P「あぁ。さ、どうぞどうぞ」
幸子「でもこれ、深いし入ったら出られないんじゃ……あれ? 底にはちゃんとクッションが敷いてありますね」
P「そうだよ。ふっかふかだぞー」
幸子「どれどれ……あ。確かにいい感じです……あったかいですし、気持ちいいかも………」
P「そうだろ? じゃあ蓋しめるぞー」
幸子「え? ちょっと待―――」
バタンッ
幸子(あ……閉じちゃった。むぅ、プロデューサーさんは話を聞かないんだから……)
幸子(………暗いなぁ。まぁ、仕方ないか)
幸子(だいたい、説明も無しに箱に入れだなんて非常識な)
幸子(ボクは優しいからちょっとぐらい説明不足でも許してあげますけどね。この海よりも広いボクの心に感謝してほしいですよ!)
幸子(…………外から声が聞こえないなぁ。どうしたんだろう?)
幸子「あの、プロデューサーさん?」
シーン………
幸子(あれ? 聞こえてないのかな……)
幸子(だいたい、説明も無しに箱に入れだなんて非常識な)
幸子(ボクは優しいからちょっとぐらい説明不足でも許してあげますけどね。この海よりも広いボクの心に感謝してほしいですよ!)
幸子(…………外から声が聞こえないなぁ。どうしたんだろう?)
幸子「あの、プロデューサーさん?」
シーン………
幸子(あれ? 聞こえてないのかな……)
幸子「プロデューサーさん? 箱に入って蓋を閉じて、それで何をするんですか?」
幸子「このまま何もしないでいればいいんですかー? ボクのカワイイ姿、見られませんよ? いいんですか?」
シーン………
幸子(返事がない………防音性があるようにも見えないのに……)
幸子「……プロデューサーさん、外には聞こえてないんですか?」トントン
シーン………
幸子「プロデューサーさん………」トントン…
シーン………
幸子「このまま何もしないでいればいいんですかー? ボクのカワイイ姿、見られませんよ? いいんですか?」
シーン………
幸子(返事がない………防音性があるようにも見えないのに……)
幸子「……プロデューサーさん、外には聞こえてないんですか?」トントン
シーン………
幸子「プロデューサーさん………」トントン…
シーン………
幸子「………」トントン…
シーン……………
幸子(……腕が疲れちゃった。箱、壊しちゃいけないし、これ以上強く叩いちゃダメだよね)
幸子「はぁ……もう………プロデューサーさんはどうせまた碌でもないこと考えてるんでしょうけど。そんなのお見通しなんですからね?」
幸子「ボクは優しいですから、つきあってあげますけど」
幸子「ほら、感謝してくれてもいいんですよ?」
シーン……………
幸子「………ふんだ」
シーン……………
幸子(……腕が疲れちゃった。箱、壊しちゃいけないし、これ以上強く叩いちゃダメだよね)
幸子「はぁ……もう………プロデューサーさんはどうせまた碌でもないこと考えてるんでしょうけど。そんなのお見通しなんですからね?」
幸子「ボクは優しいですから、つきあってあげますけど」
幸子「ほら、感謝してくれてもいいんですよ?」
シーン……………
幸子「………ふんだ」
幸子(暗い………地面はフカフカだけど、外からの音も聞こえない)
幸子(それに、やっぱり狭い。座ったり、立ったりはできるけど横になるのはギリギリかな?)
幸子(ちょっと、息苦しい気がする………)
幸子「……プロデューサーさーん」
幸子「今なら許してあげますよ。カワイイボクの荷物持ちの役割までつけちゃいます」
幸子「よかったですね! ふふん!」
シーン……………
幸子「ふふーん……別に、そっちがその気ならとことん付き合ってあげます」
幸子「その代り、後で覚えておいてくださいね?」
幸子(それに、やっぱり狭い。座ったり、立ったりはできるけど横になるのはギリギリかな?)
幸子(ちょっと、息苦しい気がする………)
幸子「……プロデューサーさーん」
幸子「今なら許してあげますよ。カワイイボクの荷物持ちの役割までつけちゃいます」
幸子「よかったですね! ふふん!」
シーン……………
幸子「ふふーん……別に、そっちがその気ならとことん付き合ってあげます」
幸子「その代り、後で覚えておいてくださいね?」
――――
――
幸子(あつい……くらい………)
幸子(どれぐらいたったんだろう……? 何かする気だったら、もういいと思うんだけど……)
幸子(喉も乾いたし、悪ふざけにしたってタチが悪いし……まったく。プロデューサーさんのバカ……)
幸子「プロデューサーさんのばーか……」
幸子「………わるぐちですよー。ばーか、いじわるー、すけべー、むしんけー」
幸子「とめないんですかー。おしごとにんげーん、いじっぱりー、むっつりすけべー、だめにんげーん」
幸子「……………」
幸子「……あついです……ねぇ、出してくださいよ。ボク、なにか悪いことしちゃいましたか……?」
――
幸子(あつい……くらい………)
幸子(どれぐらいたったんだろう……? 何かする気だったら、もういいと思うんだけど……)
幸子(喉も乾いたし、悪ふざけにしたってタチが悪いし……まったく。プロデューサーさんのバカ……)
幸子「プロデューサーさんのばーか……」
幸子「………わるぐちですよー。ばーか、いじわるー、すけべー、むしんけー」
幸子「とめないんですかー。おしごとにんげーん、いじっぱりー、むっつりすけべー、だめにんげーん」
幸子「……………」
幸子「……あついです……ねぇ、出してくださいよ。ボク、なにか悪いことしちゃいましたか……?」
幸子「ボク……いつも、ワガママばっかり言って………」
幸子「………最初は、プロデューサーさんのこと、嫌いでした。変な人だし、ボクのこと、カワイイって言ってくれないし」
幸子「だから……それで、ワガママで…………でも」
幸子「でもっ……今は、嫌いじゃなくって……だけど、プロデューサーさんがボクのことかまってくれるから……」
幸子「いっしょにいたいって言うの、恥ずかしかったんです。それに、そう言っても『嫌だ』って言われたらって思ったら怖くて……」
幸子「なんて、これもワガママですよね。ごめんなさい……」
シーン……………
幸子「………」
幸子「………最初は、プロデューサーさんのこと、嫌いでした。変な人だし、ボクのこと、カワイイって言ってくれないし」
幸子「だから……それで、ワガママで…………でも」
幸子「でもっ……今は、嫌いじゃなくって……だけど、プロデューサーさんがボクのことかまってくれるから……」
幸子「いっしょにいたいって言うの、恥ずかしかったんです。それに、そう言っても『嫌だ』って言われたらって思ったら怖くて……」
幸子「なんて、これもワガママですよね。ごめんなさい……」
シーン……………
幸子「………」
幸子(本当は、周りにはもう誰もいないのかも)
幸子(プロデューサーさん、ボクのこと箱に入れて捨てちゃう気だったのかも……)
幸子(ううん。ボクのこと捨てるにしたって、誰かが気づくはず……だったら……)
幸子(プロデューサーさんにも、何かあったのかも……そしたら、そしたらっ……)
幸子「もう、会えない……?」
幸子「やだ……」
幸子「やですっ……だしてください、だしてっ!」ドンッ
幸子「だしてよぉっ! だしてぇっ!」ドンドンッ!
幸子(プロデューサーさん、ボクのこと箱に入れて捨てちゃう気だったのかも……)
幸子(ううん。ボクのこと捨てるにしたって、誰かが気づくはず……だったら……)
幸子(プロデューサーさんにも、何かあったのかも……そしたら、そしたらっ……)
幸子「もう、会えない……?」
幸子「やだ……」
幸子「やですっ……だしてください、だしてっ!」ドンッ
幸子「だしてよぉっ! だしてぇっ!」ドンドンッ!
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