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    元スレ小鞠「甘酒か…」蛍「フフフフフフ」

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    102 = 49 :

    くっそ、ナッツかわええ

    104 :

    れんちょんの出番がないのんなー

    105 = 1 :

    夏海「姉ちゃん。本当に東京行っちゃうの?」

    小鞠「…うん」

    夏海「来月には家からいなくなっちゃうの?」

    小鞠「…うん」

    夏海「なんで落ちなかったの?」

    小鞠「…うん」

    夏海「ウチ…ウチ…本当は姉ちゃんに落ちてほしかったの」

    夏海「神社にもたくさんお願いしたんだ。姉ちゃんが落ちろって」

    小鞠「…うん」


    夏海「だって、姉ちゃんが東京に行ったら…もう会えないんだよ…」

    小鞠「…うん」

    夏海「だから行かないでよ」

    小鞠「…うん」

    106 :

    健気なレズだな

    107 :

    「スケベしようや…」

    小鞠「…うん」

    108 = 60 :

    だめだ、なっつんが可愛い

    109 = 1 :

    夏海「ウチ悪い子だよ。ずっとずっと落ちて欲しいって願った…悪い子だから」

    夏海「姉ちゃんがいないとダメなんだよ。また悪い事しちゃうよ?だから…」

    小鞠「ごめん。夏海。私は行くよ」

    夏海「行かないでよ…うわああああああああああああん」

    小鞠「ごめんね。夏海。ごめんね」

    夏海「姉ちゃんのばかああああああああああああああ」



    引き止めてくれて嬉しかった-------でもごめんね。夏海

    110 :

    「エッチしよ?♪」

    小鞠「…うん」

    111 = 62 :

    やべえ泣けてきた

    112 = 1 :

    ■別の日

    「おめでとうございます」

    小鞠「ありがとう。蛍」

    「す、すいません。私…用事が…これ合格祝いのサンドウィッチ…本当は一緒に食べようと…」

    小鞠「ありがとう…」

    「…ぅ…」



    「さ、さよなら。センパイ」

    小鞠「バイバイ。蛍」


    泣いてた----ごめんね。蛍。無理な『演技』させちゃってごめん

    113 = 16 :

    あ、これアカンやつや

    114 = 1 :

    ■別の日

    このみ「合格おめでとう!小鞠ちゃん!」

    小鞠「うん、ありがとうこのみちゃん」

    このみ「でも、まさか東京の高校に受かるなんてねー」

    小鞠「勉強たくさん頑張ったから…」

    小鞠「あと、一緒に住むことになってごめんね?」


    このみ「ううん。いいよ。初めての東京は怖いでしょ?」

    このみ「私と一緒に住んだ方がいいし、それに私も広い部屋に引っ越しが出来て嬉しいし」

    このみ「それに小鞠ちゃん一人だと、不動産屋さんも幼女誘拐とかあったらって心配しちゃうし」

    小鞠「も、もう大人だもん!」

    115 :

    このみちゃん…いつの間に東京の高校に転校したんや…

    116 = 62 :

    >>115
    こまちゃんが中3ならこのみちゃんは大1だろ

    このみちゃん可愛いよこのみちゃん

    117 = 1 :

    このみ「そういえば、どう?『演技』は出来た?」

    小鞠「え?」

    このみ「ほら、ちょうど1年くらい前に小鞠ちゃんが相談してきたでしょ?」

    このみ「告白されて振った相手と、どうやって『今まで通り』を続けたらいいか?って」

    このみ「どうだった?」


    小鞠「私には無理だったよ…」

    このみ「なんで?」

    小鞠「『演技』したよ…たぶん、出来てたと思う。『今まで通り』も出来たと思う」

    小鞠「でも…『今まで通り』楽しくはならなかった…」

    小鞠「うん。やっぱり私ってダメだね。全然楽しくなかったよ」

    118 :

    カニバきそうなんだが

    >>115
    いや大学だろ

    119 = 115 :

    >>116
    ああ…そうだった

    120 = 62 :

    >>119
    だよなこのみちゃん可愛いよな

    121 = 1 :

    このみ「じゃあ、『演技』をやめちゃえば?」

    小鞠「え?」

    このみ「えー忘れちゃったの?私言ったよね?」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    このみ「もし、『演技する』のが嫌になった時は…」

    このみ「そして、本当の自分のままで『今まで通り』が欲しくなった時は…」

    このみ「もしかしたらそれは…本当に好きってことなのかも…ね?」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    小鞠「あっ、あれ…言ったっけ?」

    このみ「ひっどいなーもうっ」

    122 = 1 :

    小鞠「でも…正直、よくわからなくて…」

    このみ「じゃあ、試しに一度だけ『演技』しないで会ってみれば?」

    このみ「それで楽しくて幸せな一日が過ごせたなら…きっとそれは…」


    小鞠(それは…一度やってる…)

    小鞠(冬休み。一度だけ…かまくらで少しだったけど。『演技』を忘れて。蛍と…)


    小鞠「……そっか」

    このみ「ふふっ。悩みは解決した?」

    123 = 1 :

    小鞠「わ、わからない…わからないけど…少しは何かわかったかも」

    このみ「じゃあ、もう大丈夫だね。頑張ってね小鞠ちゃん」

    小鞠「え?あっ、うん。でも、何をしたらいいか…」


    このみ「大丈夫だよ。出発までに残り1週間あるんだから、たくさん悩んじゃえ」

    小鞠「…わかった」

    このみ「バイバイ。小鞠ちゃん」

    小鞠「うん、ありがとう。このみちゃん」

    124 :

    ここから

    125 = 1 :

    ■別の日

    小鞠(みんな会いに来てくれた…もう少ししたらお別れだから…)

    小鞠(蛍も何回も来てくれた…でも、会話にならなかった…)

    小鞠(すぐ蛍は泣いちゃって…泣いてないふりしてくれたけど、顔は涙でボロボロで…)




    小鞠(私、本当に東京に行きたいのかな…全然わからなくなってきた)

    小鞠(ずっと嘘ばっかり付いた自分の気持ち…もうよくわからない)


    小鞠(だから、私は…私は…1つだけ気持ちを決めたい)




    小鞠(私は蛍と『今まで通り』楽しい日常を過ごしたい)

    小鞠(それだけは嘘じゃない…これだけは『演技』じゃない!)

    128 = 1 :

    ■出発前日

    れんげ「こまちゃん。明日出発なんな…」

    ひかげ「そういえば、小鞠は何で東京に行くって言いだしたの?」

    小鞠「そ、それは…」

    小鞠(蛍から逃げたいから…『演技』に疲れたから…?)


    ひかげ「ふふふ。わかる。わかるよ。やっぱり東京って憧れちゃうよねー」

    れんげ「そうなん?」

    小鞠(いや、違う。私は蛍と『今まで通り』楽しい日常を過ごしたい…それだけはこの前決めた真実!)

    129 :

    あれ?
    もしかしてひかげが一番子供なんじゃね?

    130 = 1 :

    ひかげ「やっぱり、こうっ都会にしかないユートピアって言うの?あれがさー」

    小鞠(あれ?じゃあ、なんで私は…東京に行くって…)

    小鞠(わざわざ『今まで通り』をぶち壊す選択肢を…?)



    ひかげ「それに田舎とじゃ全然違うよね。あとカッコいい芸能人とかもいるしー」

    ひかげ「そういう人と『恋人』になれるかも?とかも憧れちゃうよねー」

    小鞠(『恋人』か…そういえば、蛍って私が好きだったんだっけ…)

    小鞠(…………)


    小鞠(ああ…私…わかったかもしれない)

    小鞠(『演技』に疲れてたから、きっと…蛍に…)

    131 = 49 :

    ひかげwwwwww

    132 = 60 :

    ひか姉楽しそうで何より

    133 = 64 :

    ひか姉きた

    134 = 18 :

    こういうの相談できそうなのってこのみちゃんぐらいのもんだな

    136 = 1 :

    ひかげ「それに学校にも男子がたくさんいて…あっ、彼氏はいないけど、モテモテだよ?本当だよ?」


    小鞠(私、蛍に引きとめてほしかったんだよ)

    小鞠(告白してもらいたかったんだ……)

    小鞠(でも…『当時の私』は答えを出してなかったんだよ…きっと)


    れんげ「…」ジー

    ひかげ「本当だぞ!現に…えーと…『今の私』にはハルカって男がさー私に惚れちゃってさー」

    れんげ「…ひか姉嘘ついてるん」

    ひかげ「!?」

    ひかげ「ウ、ウソジャナイヨ?」


    小鞠(そうだよ…『当時の私』には答えを出す事ができなくても…『今の私』には…)

    137 = 64 :

    ひか姉が予想通りすぎて笑える

    138 = 107 :

    >>135
    >>2
    >>5

    139 = 64 :

    というかひか姉勉強しろよ

    140 = 1 :

     
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    このみ「もし、『演技する』のが嫌になった時は…」

    このみ「そして、本当の自分のままで『今まで通り』が欲しくなった時は…」

    このみ「もしかしたらそれは…本当に好きってことなのかも…ね?」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    小鞠(うん、ありがとう。このみちゃん)

    小鞠(今なら言える…)

    141 :

    ハルカ(ひか姉とルームシェアしている同級生の女の子)

    142 = 1 :

    小鞠(私は『演技が嫌だ』…本当の自分がいい!)

    小鞠(そして『今まで通り』が欲し……ううん。今の私は『今まで以上』を過ごしたい!)

    小鞠(だって、蛍と一緒にいるのは楽しい!)

    小鞠(今でも、冬のあのかまくらで…少しのお喋りがすっごく楽しい出来事として思い出せる!)



    小鞠(だから、きっと、たぶん。私は…だから、蛍の事が…)



    ひかげ「ごめんなさい。嘘でした」

    れんげ「よろしいのん」

    小鞠「…そっか。そうだったんだ」

    ひかげ「い、いや、嘘をつくつもりはなかったんだけど。ちょっとした冗談っていうか…」

    小鞠「ううん。ありがとう。ひか姉、れんげ!おかげで決心がついた」

    ひかげ「ん?」

    れんげ「?」

    143 = 1 :

    ■蛍の家

    ピンポーン

    「どなたですか?」

    ガラッ

    小鞠「来た!!」

    「え?」

    小鞠「あがっていい?」

    「か、構いませんが…」

    144 = 22 :

    キマシの予感…!

    145 = 62 :

    ようやく最後か

    147 = 18 :

    こまぐるみ見せつけたれ

    148 :

    嫌な予感しかしない

    149 = 1 :

    ■蛍の部屋

    小鞠「勢い!私!今勢いで言うよ!バカを言うよ!」

    「え?…え?」



    小鞠「引き止めて!!!」

    「…え?」

    小鞠「一生のお願いだから!私を引き止めて!」

    小鞠「東京に行かないでって言って!東京の高校に行かないでって!」

    小鞠「蛍が言ってくれれば…私!私!」

    150 = 16 :

    えんだああああああああああああ


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