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元スレ小鞠「甘酒か…」蛍「フフフフフフ」
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夏海「姉ちゃん。本当に東京行っちゃうの?」
小鞠「…うん」
夏海「来月には家からいなくなっちゃうの?」
小鞠「…うん」
夏海「なんで落ちなかったの?」
小鞠「…うん」
夏海「ウチ…ウチ…本当は姉ちゃんに落ちてほしかったの」
夏海「神社にもたくさんお願いしたんだ。姉ちゃんが落ちろって」
小鞠「…うん」
夏海「だって、姉ちゃんが東京に行ったら…もう会えないんだよ…」
小鞠「…うん」
夏海「だから行かないでよ」
小鞠「…うん」
小鞠「…うん」
夏海「来月には家からいなくなっちゃうの?」
小鞠「…うん」
夏海「なんで落ちなかったの?」
小鞠「…うん」
夏海「ウチ…ウチ…本当は姉ちゃんに落ちてほしかったの」
夏海「神社にもたくさんお願いしたんだ。姉ちゃんが落ちろって」
小鞠「…うん」
夏海「だって、姉ちゃんが東京に行ったら…もう会えないんだよ…」
小鞠「…うん」
夏海「だから行かないでよ」
小鞠「…うん」
夏海「ウチ悪い子だよ。ずっとずっと落ちて欲しいって願った…悪い子だから」
夏海「姉ちゃんがいないとダメなんだよ。また悪い事しちゃうよ?だから…」
小鞠「ごめん。夏海。私は行くよ」
夏海「行かないでよ…うわああああああああああああん」
小鞠「ごめんね。夏海。ごめんね」
夏海「姉ちゃんのばかああああああああああああああ」
引き止めてくれて嬉しかった-------でもごめんね。夏海
夏海「姉ちゃんがいないとダメなんだよ。また悪い事しちゃうよ?だから…」
小鞠「ごめん。夏海。私は行くよ」
夏海「行かないでよ…うわああああああああああああん」
小鞠「ごめんね。夏海。ごめんね」
夏海「姉ちゃんのばかああああああああああああああ」
引き止めてくれて嬉しかった-------でもごめんね。夏海
■別の日
蛍「おめでとうございます」
小鞠「ありがとう。蛍」
蛍「す、すいません。私…用事が…これ合格祝いのサンドウィッチ…本当は一緒に食べようと…」
小鞠「ありがとう…」
蛍「…ぅ…」
蛍「さ、さよなら。センパイ」
小鞠「バイバイ。蛍」
泣いてた----ごめんね。蛍。無理な『演技』させちゃってごめん
蛍「おめでとうございます」
小鞠「ありがとう。蛍」
蛍「す、すいません。私…用事が…これ合格祝いのサンドウィッチ…本当は一緒に食べようと…」
小鞠「ありがとう…」
蛍「…ぅ…」
蛍「さ、さよなら。センパイ」
小鞠「バイバイ。蛍」
泣いてた----ごめんね。蛍。無理な『演技』させちゃってごめん
■別の日
このみ「合格おめでとう!小鞠ちゃん!」
小鞠「うん、ありがとうこのみちゃん」
このみ「でも、まさか東京の高校に受かるなんてねー」
小鞠「勉強たくさん頑張ったから…」
小鞠「あと、一緒に住むことになってごめんね?」
このみ「ううん。いいよ。初めての東京は怖いでしょ?」
このみ「私と一緒に住んだ方がいいし、それに私も広い部屋に引っ越しが出来て嬉しいし」
このみ「それに小鞠ちゃん一人だと、不動産屋さんも幼女誘拐とかあったらって心配しちゃうし」
小鞠「も、もう大人だもん!」
このみ「合格おめでとう!小鞠ちゃん!」
小鞠「うん、ありがとうこのみちゃん」
このみ「でも、まさか東京の高校に受かるなんてねー」
小鞠「勉強たくさん頑張ったから…」
小鞠「あと、一緒に住むことになってごめんね?」
このみ「ううん。いいよ。初めての東京は怖いでしょ?」
このみ「私と一緒に住んだ方がいいし、それに私も広い部屋に引っ越しが出来て嬉しいし」
このみ「それに小鞠ちゃん一人だと、不動産屋さんも幼女誘拐とかあったらって心配しちゃうし」
小鞠「も、もう大人だもん!」
このみ「そういえば、どう?『演技』は出来た?」
小鞠「え?」
このみ「ほら、ちょうど1年くらい前に小鞠ちゃんが相談してきたでしょ?」
このみ「告白されて振った相手と、どうやって『今まで通り』を続けたらいいか?って」
このみ「どうだった?」
小鞠「私には無理だったよ…」
このみ「なんで?」
小鞠「『演技』したよ…たぶん、出来てたと思う。『今まで通り』も出来たと思う」
小鞠「でも…『今まで通り』楽しくはならなかった…」
小鞠「うん。やっぱり私ってダメだね。全然楽しくなかったよ」
小鞠「え?」
このみ「ほら、ちょうど1年くらい前に小鞠ちゃんが相談してきたでしょ?」
このみ「告白されて振った相手と、どうやって『今まで通り』を続けたらいいか?って」
このみ「どうだった?」
小鞠「私には無理だったよ…」
このみ「なんで?」
小鞠「『演技』したよ…たぶん、出来てたと思う。『今まで通り』も出来たと思う」
小鞠「でも…『今まで通り』楽しくはならなかった…」
小鞠「うん。やっぱり私ってダメだね。全然楽しくなかったよ」
>>116
ああ…そうだった
ああ…そうだった
>>119
だよなこのみちゃん可愛いよな
だよなこのみちゃん可愛いよな
このみ「じゃあ、『演技』をやめちゃえば?」
小鞠「え?」
このみ「えー忘れちゃったの?私言ったよね?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このみ「もし、『演技する』のが嫌になった時は…」
このみ「そして、本当の自分のままで『今まで通り』が欲しくなった時は…」
このみ「もしかしたらそれは…本当に好きってことなのかも…ね?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小鞠「あっ、あれ…言ったっけ?」
このみ「ひっどいなーもうっ」
小鞠「え?」
このみ「えー忘れちゃったの?私言ったよね?」
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このみ「もし、『演技する』のが嫌になった時は…」
このみ「そして、本当の自分のままで『今まで通り』が欲しくなった時は…」
このみ「もしかしたらそれは…本当に好きってことなのかも…ね?」
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小鞠「あっ、あれ…言ったっけ?」
このみ「ひっどいなーもうっ」
小鞠「でも…正直、よくわからなくて…」
このみ「じゃあ、試しに一度だけ『演技』しないで会ってみれば?」
このみ「それで楽しくて幸せな一日が過ごせたなら…きっとそれは…」
小鞠(それは…一度やってる…)
小鞠(冬休み。一度だけ…かまくらで少しだったけど。『演技』を忘れて。蛍と…)
小鞠「……そっか」
このみ「ふふっ。悩みは解決した?」
このみ「じゃあ、試しに一度だけ『演技』しないで会ってみれば?」
このみ「それで楽しくて幸せな一日が過ごせたなら…きっとそれは…」
小鞠(それは…一度やってる…)
小鞠(冬休み。一度だけ…かまくらで少しだったけど。『演技』を忘れて。蛍と…)
小鞠「……そっか」
このみ「ふふっ。悩みは解決した?」
小鞠「わ、わからない…わからないけど…少しは何かわかったかも」
このみ「じゃあ、もう大丈夫だね。頑張ってね小鞠ちゃん」
小鞠「え?あっ、うん。でも、何をしたらいいか…」
このみ「大丈夫だよ。出発までに残り1週間あるんだから、たくさん悩んじゃえ」
小鞠「…わかった」
このみ「バイバイ。小鞠ちゃん」
小鞠「うん、ありがとう。このみちゃん」
このみ「じゃあ、もう大丈夫だね。頑張ってね小鞠ちゃん」
小鞠「え?あっ、うん。でも、何をしたらいいか…」
このみ「大丈夫だよ。出発までに残り1週間あるんだから、たくさん悩んじゃえ」
小鞠「…わかった」
このみ「バイバイ。小鞠ちゃん」
小鞠「うん、ありがとう。このみちゃん」
■別の日
小鞠(みんな会いに来てくれた…もう少ししたらお別れだから…)
小鞠(蛍も何回も来てくれた…でも、会話にならなかった…)
小鞠(すぐ蛍は泣いちゃって…泣いてないふりしてくれたけど、顔は涙でボロボロで…)
小鞠(私、本当に東京に行きたいのかな…全然わからなくなってきた)
小鞠(ずっと嘘ばっかり付いた自分の気持ち…もうよくわからない)
小鞠(だから、私は…私は…1つだけ気持ちを決めたい)
小鞠(私は蛍と『今まで通り』楽しい日常を過ごしたい)
小鞠(それだけは嘘じゃない…これだけは『演技』じゃない!)
小鞠(みんな会いに来てくれた…もう少ししたらお別れだから…)
小鞠(蛍も何回も来てくれた…でも、会話にならなかった…)
小鞠(すぐ蛍は泣いちゃって…泣いてないふりしてくれたけど、顔は涙でボロボロで…)
小鞠(私、本当に東京に行きたいのかな…全然わからなくなってきた)
小鞠(ずっと嘘ばっかり付いた自分の気持ち…もうよくわからない)
小鞠(だから、私は…私は…1つだけ気持ちを決めたい)
小鞠(私は蛍と『今まで通り』楽しい日常を過ごしたい)
小鞠(それだけは嘘じゃない…これだけは『演技』じゃない!)
■出発前日
れんげ「こまちゃん。明日出発なんな…」
ひかげ「そういえば、小鞠は何で東京に行くって言いだしたの?」
小鞠「そ、それは…」
小鞠(蛍から逃げたいから…『演技』に疲れたから…?)
ひかげ「ふふふ。わかる。わかるよ。やっぱり東京って憧れちゃうよねー」
れんげ「そうなん?」
小鞠(いや、違う。私は蛍と『今まで通り』楽しい日常を過ごしたい…それだけはこの前決めた真実!)
れんげ「こまちゃん。明日出発なんな…」
ひかげ「そういえば、小鞠は何で東京に行くって言いだしたの?」
小鞠「そ、それは…」
小鞠(蛍から逃げたいから…『演技』に疲れたから…?)
ひかげ「ふふふ。わかる。わかるよ。やっぱり東京って憧れちゃうよねー」
れんげ「そうなん?」
小鞠(いや、違う。私は蛍と『今まで通り』楽しい日常を過ごしたい…それだけはこの前決めた真実!)
ひかげ「やっぱり、こうっ都会にしかないユートピアって言うの?あれがさー」
小鞠(あれ?じゃあ、なんで私は…東京に行くって…)
小鞠(わざわざ『今まで通り』をぶち壊す選択肢を…?)
ひかげ「それに田舎とじゃ全然違うよね。あとカッコいい芸能人とかもいるしー」
ひかげ「そういう人と『恋人』になれるかも?とかも憧れちゃうよねー」
小鞠(『恋人』か…そういえば、蛍って私が好きだったんだっけ…)
小鞠(…………)
小鞠(ああ…私…わかったかもしれない)
小鞠(『演技』に疲れてたから、きっと…蛍に…)
小鞠(あれ?じゃあ、なんで私は…東京に行くって…)
小鞠(わざわざ『今まで通り』をぶち壊す選択肢を…?)
ひかげ「それに田舎とじゃ全然違うよね。あとカッコいい芸能人とかもいるしー」
ひかげ「そういう人と『恋人』になれるかも?とかも憧れちゃうよねー」
小鞠(『恋人』か…そういえば、蛍って私が好きだったんだっけ…)
小鞠(…………)
小鞠(ああ…私…わかったかもしれない)
小鞠(『演技』に疲れてたから、きっと…蛍に…)
ひかげ「それに学校にも男子がたくさんいて…あっ、彼氏はいないけど、モテモテだよ?本当だよ?」
小鞠(私、蛍に引きとめてほしかったんだよ)
小鞠(告白してもらいたかったんだ……)
小鞠(でも…『当時の私』は答えを出してなかったんだよ…きっと)
れんげ「…」ジー
ひかげ「本当だぞ!現に…えーと…『今の私』にはハルカって男がさー私に惚れちゃってさー」
れんげ「…ひか姉嘘ついてるん」
ひかげ「!?」
ひかげ「ウ、ウソジャナイヨ?」
小鞠(そうだよ…『当時の私』には答えを出す事ができなくても…『今の私』には…)
小鞠(私、蛍に引きとめてほしかったんだよ)
小鞠(告白してもらいたかったんだ……)
小鞠(でも…『当時の私』は答えを出してなかったんだよ…きっと)
れんげ「…」ジー
ひかげ「本当だぞ!現に…えーと…『今の私』にはハルカって男がさー私に惚れちゃってさー」
れんげ「…ひか姉嘘ついてるん」
ひかげ「!?」
ひかげ「ウ、ウソジャナイヨ?」
小鞠(そうだよ…『当時の私』には答えを出す事ができなくても…『今の私』には…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このみ「もし、『演技する』のが嫌になった時は…」
このみ「そして、本当の自分のままで『今まで通り』が欲しくなった時は…」
このみ「もしかしたらそれは…本当に好きってことなのかも…ね?」
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小鞠(うん、ありがとう。このみちゃん)
小鞠(今なら言える…)
小鞠(私は『演技が嫌だ』…本当の自分がいい!)
小鞠(そして『今まで通り』が欲し……ううん。今の私は『今まで以上』を過ごしたい!)
小鞠(だって、蛍と一緒にいるのは楽しい!)
小鞠(今でも、冬のあのかまくらで…少しのお喋りがすっごく楽しい出来事として思い出せる!)
小鞠(だから、きっと、たぶん。私は…だから、蛍の事が…)
ひかげ「ごめんなさい。嘘でした」
れんげ「よろしいのん」
小鞠「…そっか。そうだったんだ」
ひかげ「い、いや、嘘をつくつもりはなかったんだけど。ちょっとした冗談っていうか…」
小鞠「ううん。ありがとう。ひか姉、れんげ!おかげで決心がついた」
ひかげ「ん?」
れんげ「?」
小鞠(そして『今まで通り』が欲し……ううん。今の私は『今まで以上』を過ごしたい!)
小鞠(だって、蛍と一緒にいるのは楽しい!)
小鞠(今でも、冬のあのかまくらで…少しのお喋りがすっごく楽しい出来事として思い出せる!)
小鞠(だから、きっと、たぶん。私は…だから、蛍の事が…)
ひかげ「ごめんなさい。嘘でした」
れんげ「よろしいのん」
小鞠「…そっか。そうだったんだ」
ひかげ「い、いや、嘘をつくつもりはなかったんだけど。ちょっとした冗談っていうか…」
小鞠「ううん。ありがとう。ひか姉、れんげ!おかげで決心がついた」
ひかげ「ん?」
れんげ「?」
■蛍の家
ピンポーン
蛍「どなたですか?」
ガラッ
小鞠「来た!!」
蛍「え?」
小鞠「あがっていい?」
蛍「か、構いませんが…」
ピンポーン
蛍「どなたですか?」
ガラッ
小鞠「来た!!」
蛍「え?」
小鞠「あがっていい?」
蛍「か、構いませんが…」
■蛍の部屋
小鞠「勢い!私!今勢いで言うよ!バカを言うよ!」
蛍「え?…え?」
小鞠「引き止めて!!!」
蛍「…え?」
小鞠「一生のお願いだから!私を引き止めて!」
小鞠「東京に行かないでって言って!東京の高校に行かないでって!」
小鞠「蛍が言ってくれれば…私!私!」
小鞠「勢い!私!今勢いで言うよ!バカを言うよ!」
蛍「え?…え?」
小鞠「引き止めて!!!」
蛍「…え?」
小鞠「一生のお願いだから!私を引き止めて!」
小鞠「東京に行かないでって言って!東京の高校に行かないでって!」
小鞠「蛍が言ってくれれば…私!私!」
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