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    元スレ妹「ネトリネトラレヤリヤラレ」

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    1 :

    「おはようございます」

    「ん、おはよ」

    「兄さん、今日学校終わってから何か用事ありますか?」

    「なんで?」

    「買い物に付き合って欲しいんです」

    「えーと……うーん」

    「何か用事でもあるんですか?」

    「ちょっと幼馴染にも同じこと頼まれててさ」

    「あ……そうなんですか」

    2 = 1 :

    「……」ジーッ

    「何だよ……」

    「最近、よく二人で出かけてませんか?」

    「え?そ、そうかなぁ」ドキ

    「じー……」

    「気のせいだよ。あ、それともお前も一緒に……」

    「いいですっ!」

    「怒るなよ、また別の日に付き合うから」

    「……わかりました、約束ですよ?」

    「了解」

    「じゃ、朝ごはん食べちゃいましょう」

    「はーい」

    4 :

    アリスソフトだっけ?

    5 = 1 :

    ~放課後~

    「お待たせー」

    「遅いぞー」

    「えへへ、ごめんね」

    「駅前のデパートでいいのか?」

    「うん、早く行こうよー」

    「待って、ATM寄らないと手持ちがない」

    「おっけー」

    「手、繋ぐ?」

    「……ん」ギュ

    「じゃ、行こうか」

    6 = 1 :

    「妹ちゃん、元気?」

    「まぁ、あいつは相変わらずだよ」

    「そっかぁ」

    「なんで?」

    「私たちの事、話したりした?」

    「えっと、それは……まだ」

    「もー!だめじゃーん」

    「言おう言おうとは思ってるんだけど、なかなか言い出す機会がなくて」

    「機会なんていくらでもあるでしょ、一緒に住んでるんだから」

    「そりゃそうだけどさ……なんていうかタイミングが」

    8 = 1 :

    「もう付き合って1週間も経つんだから、ちゃんと話してよ」

    「分かってるよ……」

    「ひひ、妹ちゃんあんたのこと大好きだからねぇ」

    「何だよその笑いは」

    「今から覚悟しておかないといけないかもねー私」

    「大丈夫だよ、なんだかんだ言って喜んでくれると思う」

    「あ、じゃあ今から報告しにいこうか」

    「いや、それはちょっと待って。待ってください」

    「何よ、もう」

    9 = 1 :

    ~デパート・洋服店~

    「ねーねー、これ可愛いよね」

    「あぁ、いいんじゃない」

    「あ、でもこっちのも可愛くない?」

    「あぁ、いいんじゃない」

    「それとも、こっちのが好き?」

    「どれも最高。お前によく似合ってる」

    「こらー!ちゃんと見て選んでよっ」

    「長すぎるんだよ!ちゃちゃっと決めてくれよ」

    「女の買い物に付き合うってことがまだ分かってないようね、あんたは」

    「足が疲れた……」

    10 = 1 :

    「うーん、これにしようかな」

    「やっと決まったか」

    「これ、買ってくるから待っててね」

    「あ、ちょっと待って」

    「なに?」

    「ひーふーみー……何とか間に合うか」

    「?」

    「買ってやるから、貸して」

    「い、いいよそんなの」

    「でも、付き合ってからまだ何にもプレゼントしてあげてないしさ」

    「……いいの?」

    「いいよ、これくらいなら何とか」

    「……ありがとーーっ!」ギュ

    「おおげさだなぁ」

    12 = 1 :

    ~帰り道~

    「マックしかおごってやれなくて悪かったなぁ」

    「私、マック好きだよ?」

    「なら、良かったけど」

    「お金大丈夫?」

    「ちょっぴりひもじいけど、そのうちバイト代も入るし」

    「この服、大事にするからね。一緒に遊びに行くとき、着て行くからっ」

    「うんうん、そうしてくれ」

    「じゃ、私こっちだから……帰ったらメールするからね」

    「あ、ちょっと待って」

    13 = 1 :

    「なぁにー?」

    「えっと……その」

    「はやく帰らないと、マック冷めちゃうよ?」

    「う、うん……」

    「……」

    「ちょ、ちょっとこっちに……」

    「あ……もぅ、ばか」

    14 = 1 :

    「えーと……もう暗いし、誰もいないみたいだし」

    「えへへ……キス、する?」ギュ

    「うん……」

    「ちゅっ……ん……」

    「ん……」

    「んっ……ん……ちゅ……ぷはーっ!」

    「も、もう終わり?」

    「あはは、おしまーい」

    「ちっ」

    「続きはまた今度、ね?」

    「はいはい」

    「じゃあねー!」タタタ

    「ふぅ……」

    15 :

    クソゲーだったろ

    16 = 1 :

    「ただいまー」

    「おかえりなさい、兄さん」

    「はい、これお土産」トス

    「マックのポテト?」

    「お前マックのイモ好きだったよな」

    「はい、好物ですけど……」

    「なら遠慮なく食ってくれ」

    「それより、くんくん」クンカクンカ

    「おい、何だよ」

    「女の子の匂いがします」

    17 :

    スレタイからの流れがわからん

    18 = 1 :

    「いやまぁ、幼馴染と一緒にいたし」

    「それで、髪の毛がこんなところにくっついてるわけですか?」

    「観察眼良すぎ」

    「じー……」ジロジロ

    「いいからほら、一緒に食べよう」

    「何言ってるんですか、私が一人で全部食べますからっ」

    「なんと」

    「ふんっ!明日は私の買い物に付き合ってもらいますからね!」パクパク

    「わかったわかった、付き合うよ」

    20 :

    ほう

    21 :

    >>4
    エルフじゃね?

    22 = 1 :

    ~翌日~

    幼友「おはよ」

    「おはよー」

    幼友「ねーねー、昨日は彼氏とどうだったの?」

    「え、えーと……どうって別に」

    幼友「ふーん、そっかぁ」

    「なによ」

    幼友「いや、もうえっちしたのかなぁと」

    「んなっ!ま、まだ付き合って一週間だしっ!」

    幼友「充分じゃん」

    23 = 1 :

    幼友「ところで、幼馴染なんでしょ?」

    「そうそう」

    幼友「なんで同じ高校にしなかったの?」

    「え……だって、別にその時はなんとも思ってなかったし」

    幼友「離れ離れになって、お互いの大切さに気がついたとか?」

    「…………」

    幼友「ちょっと、無視しないでよ」

    「あ、う、うん。そんなところかなぁ」

    幼友「いいなぁ、なんかそういうの憧れちゃう」

    24 = 1 :

    幼友「でも、お互いのこと深く知ってるぶん、きっと長続きするよね」

    「そうかな?」

    幼友「だよー。すぐ付き合うカップルはすぐ別れると思うな」

    「まぁ、なんか近くにいるのが当たり前の奴だったけどね」

    幼友「なにそれ、ノロケ?」

    「そんなつもりじゃないってば!」

    幼友「いいからいいから」

    「まったくもう……」

    25 :

    沙耶は俺の嫁

    26 = 1 :

    ~放課後~

    「さ、かえろっかな」

    幼友「今日は彼氏と遊ばないの?」

    「毎日一緒に遊ぶわけないでしょ」

    幼友「えー……何か冷めてるなぁ」

    「えっ」

    幼友「普通、付き合ってすぐの頃なんて毎日会いたいって思わない?」

    「……」

    幼友「ま、二人の場合はちょっと特殊かもね。幼馴染だし」

    「そ、そうだよ」

    幼友「じゃあまた明日ねー」

    「あ、ねぇねぇ一緒にどっか寄らない?」

    幼友「今日は私が用事あるんだもーん」

    27 = 1 :

    「彼氏?」

    幼友「ううん、弟を映画に連れてくって約束してるから」

    「プププ」

    幼友「腹たつわー……じゃーね!」

    「……」

    「どうしよっかな……アイツとあそぼっかな」

    「……だね、メールしてみよっと」ピピ

    28 = 17 :

    嫌な予感しかしないな

    29 = 1 :

    ~兄・放課後~

    「うー、やっと終わった」

    「おーい、兄よぅ」

    「なんだ」

    「彼女、迎えに来てるぜー」

    「えっ」ガタ

    「兄さん兄さん、迎えに来ましたよー」

    「なんだよ、お前か」

    「ウヒヒ、仲良しだなぁ」

    「こんなとこまで来なくてもいいのに」

    「付属校なんだし、いいじゃないですか」

    30 :

    幼がビッチなのか?!

    31 :

    妹支援

    32 = 1 :

    「今日は私の買い物に付き合ってもらいますからね!」

    「分かってるよ、そういう約束だったもんな」

    「さ、行きましょう。デパートによって、そのあとはご飯食べて帰りますよ」

    「マジか」

    「たまには兄さんとじっくり腰をすえて遊びたいんです」

    「うーんまぁいいか……」♪ピピピピ

    「電話鳴ってますよ」

    「……ん、問題ない。行こう」ピ

    「はいっ」

    33 = 1 :

    「……」♪ピロリロ

    「『妹とちょっと約束があるから今日は無理、ごめん』……か」

    「しょーがないな、もう」

    「『いいよ、今度埋め合わせしてねー』っと」

    「あーあ、しょーがないなぁ」

    「駅前でも行って時間つぶして帰ろうかな」

    「……ったくもう、仮にも彼女なのに妹を優先するなんて」

    「……」

    「……やっぱりその程度のものなのかなぁ」

    34 :

    なんという2世帯住宅・・・
    これは間違いなくサザエさん

    35 = 1 :

    ~デパート・下着売り場~

    「兄さん兄さん」

    「な、なんだよっ」

    「このパンツ、可愛いと思いませんか?ほらほら」

    「おいやめろ」

    「くすくす、それとも兄さんはこういう黒のが好きですか?」

    「黒はだめだ、黒はいかん」

    「や、やけに力説しますね……色が濃いのはよごれが目立たなくて重宝するんですよ」

    「その発想はアウトー」

    「えっ」

    「とにかく黒はだめ」





    36 = 1 :

    「そこまで言うなら……こっちはどうですか?」

    「というかはやく出たいんだけど……」

    「兄さんが選んでくれるまで帰りません」

    「なんてこった」

    「さぁさぁ兄さん、私に似合うのを探して下さい」

    「えーと……これなんかいいんじゃないの?」

    「……てっきりしましまを選ぶと思ったんですが」

    「こういう薄いピンクの綿っぽいのも味があって好きなんだ」

    「家に着いたらはいて見せてあげますね」

    「いいから、そういうの」

    「くすくす、次はこれに合うブラを」

    「まだ終わらないのかよ」

    37 = 1 :

    「あーあ、一人でぶらついてもつまんないなぁ」

    「兄の奴、まだ買い物付き合ってるのかなー……」

    「……そのへんにいないなかな」キョロキョロ

    「……」

    「あほくさ……かえろっかな」

    ププー

    「きゃっ」

    先輩「幼馴染ちゃん?でしょ?」

    「あ……先輩っ!」

    先輩「卒業式以来かな?」

    39 = 1 :

    「車買ったんですね」

    先輩「親が買ってくれたんだけどね、わざわざ新車で」

    「ふぇー……ハ……マー……?」

    先輩「今は何してるの?」

    「何もしてないです。暇だから帰ろうかなって」

    先輩「ふーん、送って行こうか?」

    「え?そんな、悪いしいいですよ」

    先輩「気にしなくていいよ、俺も暇だから」

    「うーん……」

    先輩「あれ、もしかして警戒されてるかな」

    「そ、そんなこと……じゃ、お願いします」

    先輩「おっけー、乗って乗って」

    40 = 11 :

    おい・・・

    42 :

    あちゃー

    43 = 1 :

    ~車中~

    先輩「しかし、幼ちゃんは変わらないね」

    「えー、なんかショックです」

    先輩「なんで?」

    「ずっと子供っぽいままってことですよね」

    先輩「え……いや、違うけど」

    「そうなんですか?」

    先輩「相変わらず可愛いなってこと」

    「んなっ……!」

    先輩「あ、家はどっちのほうだっけ」

    「は、はいぃ……そっちです」ドキドキ

    44 = 17 :

    あかん

    45 = 31 :

    いいぞそのまま妊娠してしまいなさい

    46 :

    兄妹が大丈夫ならおけ

    47 = 1 :

    「先輩は今、大学ですよね」

    先輩「そーそー」

    「楽しいですか?やっぱり」

    先輩「まぁ、高校より自由なところもあるし、かといって勉強も結構大変なんだけど」

    「へぇ……」

    先輩「幼ちゃんは進学するでしょ?」

    「一応そのつもりですけど」

    先輩「そっか。一緒の大学こない?」

    「えっ」

    先輩「あはは、この交差点はどっち?」

    「え、えーと……右、です……」ドキドキ

    48 = 1 :

    先輩「ちょっとお腹減ってこない?」

    「うーん、小腹がすいたって感じですけど」

    先輩「……ちょっとだけ、付き合わない?市内にいい店があるんだけど」

    「え、でも」

    先輩「無理にとは言わないけどさ。良かったら」

    「……」

    先輩「……なんか沈んだ顔してたから、気分転換になるかもよ?」

    「えっ……」

    先輩「違ったかなぁ、違うならいいんだけど」

    「……じゃ、少しだけお付き合いさせて下さい」

    49 = 1 :

    ~マック~

    「さ、食うぞー」

    「昨日に引き続いて今日もマックが食べられるなんて」パクパク

    「お前は安上がりでいいなぁ」

    「マックをバカにしたら怒りますよ」ギュム

    「いででででっ!痛いって!」

    「あ……もうポテトが無くなりました」

    「はぇえよ!どんだけ好きなんだよ」

    「追加オーダーしていいですか?もちろん兄さんのおごりで」

    「もう好きにしてくれ」

    「兄さん、大好きです」


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