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元スレ雪乃「眠っている比企谷君にキスをしたら凄かった」
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八幡「」スー
雪乃「」スヤスヤ
平塚「」ポカーン
平塚「あ、……ありのまま 起こっていることを話すぞ」
平塚「『奉仕部の鍵が返されていないので様子を見に行ったら比企谷と雪ノ下が寄り添い合って寝ていた』」
平塚「何を言っているのかわからないと思うが 私も何が起きているのかわからなかった」
平塚「見間違いだとか 日頃の疲れが原因で幻想を見ているだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてない」
平塚「もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぞ……」
平塚「…………」
平塚「ドラァッ!!」ドゴーン
雪乃「」スヤスヤ
平塚「」ポカーン
平塚「あ、……ありのまま 起こっていることを話すぞ」
平塚「『奉仕部の鍵が返されていないので様子を見に行ったら比企谷と雪ノ下が寄り添い合って寝ていた』」
平塚「何を言っているのかわからないと思うが 私も何が起きているのかわからなかった」
平塚「見間違いだとか 日頃の疲れが原因で幻想を見ているだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてない」
平塚「もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぞ……」
平塚「…………」
平塚「ドラァッ!!」ドゴーン
八幡「っうお!?」ビクッ
雪乃「!? ひ、平塚先生ノックを」
平塚「ああ、ノックか? したぞ? ちと強く叩き過ぎただけさ」
八幡「というか、ドアが……」
平塚「問題ない、直して戻せる」
八幡「そ、そっすか……」
平塚「ところでお前たち、これはどういうことだ?」
八幡「いやその、(部活として)やることやったら疲れちゃいまして」
雪乃「つい時間を忘れて(眠ってしまって)……すみません」
平塚「な………」
(行き遅れフィルター)
八幡「いやその、(雪ノ下と) ヤることヤったら(イキ)疲れちゃいまして」
雪乃「つい時間を忘れて(抜かずの三発ほどしてしまって)……(平塚先生より早く処女を捨ててしまって)すみません」
平塚「このクソカスどもがァ――――ッ!!!」
雪乃「!? ひ、平塚先生ノックを」
平塚「ああ、ノックか? したぞ? ちと強く叩き過ぎただけさ」
八幡「というか、ドアが……」
平塚「問題ない、直して戻せる」
八幡「そ、そっすか……」
平塚「ところでお前たち、これはどういうことだ?」
八幡「いやその、(部活として)やることやったら疲れちゃいまして」
雪乃「つい時間を忘れて(眠ってしまって)……すみません」
平塚「な………」
(行き遅れフィルター)
八幡「いやその、(雪ノ下と) ヤることヤったら(イキ)疲れちゃいまして」
雪乃「つい時間を忘れて(抜かずの三発ほどしてしまって)……(平塚先生より早く処女を捨ててしまって)すみません」
平塚「このクソカスどもがァ――――ッ!!!」
平塚先生には家財道具を全部持っていくようなヒモがいただろ、いい加減にしろ!
八幡「」ビクッ
雪乃「平塚先生、お、落ち着いてください」
平塚「うるさい!! 神聖な学び舎でこんな不埒な行為に及ぶなど言語道断だマセガキども!!」
八幡「あああの、添い寝ってそんなに大変なことなんですかね」
平塚「それ以上のこともしただろう! 誤魔化すんじゃあない!」
雪乃(した、といえばしたけれど……)ビクッ
平塚「お、おい雪ノ下……? まさか、お前から……?」
雪乃「私から、とは」
平塚「とぼけるな―――ッ! お前から誘ったのだろうと言っているんだ!」
雪乃「平塚先生、お、落ち着いてください」
平塚「うるさい!! 神聖な学び舎でこんな不埒な行為に及ぶなど言語道断だマセガキども!!」
八幡「あああの、添い寝ってそんなに大変なことなんですかね」
平塚「それ以上のこともしただろう! 誤魔化すんじゃあない!」
雪乃(した、といえばしたけれど……)ビクッ
平塚「お、おい雪ノ下……? まさか、お前から……?」
雪乃「私から、とは」
平塚「とぼけるな―――ッ! お前から誘ったのだろうと言っているんだ!」
>>212
なんか恥ずかしいからやめろ
なんか恥ずかしいからやめろ
平塚「吐いてもらおう……全て吐け! どうやってこの腐れヘタレをその気にさせたんだ!? 言えぇ!!」
八幡「平塚先生落ち着いてくださいって! 話を聞いてくださいよ!」
平塚「お前の話なんて聞くか! その年で童貞卒業したお前なんぞのうおおおおおおお!!!」
八幡「はい?」
雪乃「え……え?」
平塚「……ん? なんだその目は」
雪乃「平塚先生……まさか、私達がここでせ、性交したと……思っていたんですか?」
平塚「ち、違う……のか?」
八幡「してませんし、するとしてもこんな所じゃしませんよ……」
八幡「平塚先生落ち着いてくださいって! 話を聞いてくださいよ!」
平塚「お前の話なんて聞くか! その年で童貞卒業したお前なんぞのうおおおおおおお!!!」
八幡「はい?」
雪乃「え……え?」
平塚「……ん? なんだその目は」
雪乃「平塚先生……まさか、私達がここでせ、性交したと……思っていたんですか?」
平塚「ち、違う……のか?」
八幡「してませんし、するとしてもこんな所じゃしませんよ……」
平塚「」
平塚「」ポカーン
平塚「」アワアワ
平塚「」チーン
平塚「な、なぁ……私はどうすればいい」
平塚「いい男を捕まえるには……どうすればいいんだ! 答えろ比企谷!」
八幡「それが先生の心の闇ですか」
平塚「いいから答えろぉ! 比企谷アアアアアアアアアアアアア!!!」
八幡「自分のことしか考えない先生は嫌いだ……」
平塚「」ポカーン
平塚「」アワアワ
平塚「」チーン
平塚「な、なぁ……私はどうすればいい」
平塚「いい男を捕まえるには……どうすればいいんだ! 答えろ比企谷!」
八幡「それが先生の心の闇ですか」
平塚「いいから答えろぉ! 比企谷アアアアアアアアアアアアア!!!」
八幡「自分のことしか考えない先生は嫌いだ……」
ハルトオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
八幡「……ということがあってな」
小町「大変だねぇ、平塚先生」
八幡「俺じゃねぇのかよ」
小町「だって今回はお兄ちゃん完全に得してるじゃん。雪乃さんと一緒に寝たんでしょ?」
八幡「気付いたらそうなってただけで、添い寝しようと提案してもいないし認識してもいなかったぞ」
小町「でもでもー、雪乃さん結構大胆だよねー」
小町「お兄ちゃんの話からすると、雪乃さんから添い寝してきたんでしょ?」
小町「うう……やっとお兄ちゃんの貰い手が出てきてくれてよかった……あ、今の小町的にポイント高い」
八幡「はぁ……雪ノ下が俺を貰う? ねーよ」
小町「大変だねぇ、平塚先生」
八幡「俺じゃねぇのかよ」
小町「だって今回はお兄ちゃん完全に得してるじゃん。雪乃さんと一緒に寝たんでしょ?」
八幡「気付いたらそうなってただけで、添い寝しようと提案してもいないし認識してもいなかったぞ」
小町「でもでもー、雪乃さん結構大胆だよねー」
小町「お兄ちゃんの話からすると、雪乃さんから添い寝してきたんでしょ?」
小町「うう……やっとお兄ちゃんの貰い手が出てきてくれてよかった……あ、今の小町的にポイント高い」
八幡「はぁ……雪ノ下が俺を貰う? ねーよ」
小町「はぁーあ……これだからごみいちゃんは」
小町「どうせ雪乃さんの好意にはとっくに気づいてるんでしょ? 何でまっすぐ見られないのかなー」
小町「……そりゃ、お兄ちゃんの昔のことは知ってるよ? 辛かったもんね、こうなっちゃうのも無理はないかなーって思うよ」
小町「でもさでもさ、雪乃さんはお兄ちゃんの気持ちを利用したり、騙したりなんて絶対しないよ」
八幡「それは分かってる」
小町「だったらなんで――」
八幡「それでもだ」
八幡「……あるだろ、どんなに信じたくても信じられないものが」
八幡「もう寝る。……小町も早く寝ろよ」
小町「お兄ちゃん……」
小町「どうせ雪乃さんの好意にはとっくに気づいてるんでしょ? 何でまっすぐ見られないのかなー」
小町「……そりゃ、お兄ちゃんの昔のことは知ってるよ? 辛かったもんね、こうなっちゃうのも無理はないかなーって思うよ」
小町「でもさでもさ、雪乃さんはお兄ちゃんの気持ちを利用したり、騙したりなんて絶対しないよ」
八幡「それは分かってる」
小町「だったらなんで――」
八幡「それでもだ」
八幡「……あるだろ、どんなに信じたくても信じられないものが」
八幡「もう寝る。……小町も早く寝ろよ」
小町「お兄ちゃん……」
>>225
やっはろー
やっはろー
八幡(……どうして)
八幡「雪ノ下は俺を裏切ったり、無意味に傷つけたりする奴じゃない」
八幡「そんなこと、わかってるだろうが」
八幡「くそっ、くそっ!」
八幡「……なんで、俺は」
八幡(雪ノ下の好意を信じられないんだよ……ッ!)
八幡「ははっ、はははははは」
八幡「…………」ズキッ
八幡「………………………」ズキズキ
八幡(俺の、馬鹿野郎……!)
八幡(嫌いだ、……俺は……俺が嫌いだ――死にたくなるほどに)
八幡「……もう、雪ノ下の顔……見れないな」
八幡「雪ノ下は俺を裏切ったり、無意味に傷つけたりする奴じゃない」
八幡「そんなこと、わかってるだろうが」
八幡「くそっ、くそっ!」
八幡「……なんで、俺は」
八幡(雪ノ下の好意を信じられないんだよ……ッ!)
八幡「ははっ、はははははは」
八幡「…………」ズキッ
八幡「………………………」ズキズキ
八幡(俺の、馬鹿野郎……!)
八幡(嫌いだ、……俺は……俺が嫌いだ――死にたくなるほどに)
八幡「……もう、雪ノ下の顔……見れないな」
プルルルル
ガチャ
小町「あ、もしもし小町です」
雪乃『小町さん? どうかしたのかしら』
小町「実は……お兄ちゃんの地雷原に突っ込んでしまいまして……」
小町「それで、その……今こそお兄ちゃんのトラウマをどうにかするチャンスだと思うんです」
小町「結構危ない賭け……ですけどね」
ガチャ
小町「あ、もしもし小町です」
雪乃『小町さん? どうかしたのかしら』
小町「実は……お兄ちゃんの地雷原に突っ込んでしまいまして……」
小町「それで、その……今こそお兄ちゃんのトラウマをどうにかするチャンスだと思うんです」
小町「結構危ない賭け……ですけどね」
(翌日、教室)
戸塚「おはよう、八幡!」トテテ
八幡「おう、おはよう戸塚」
戸塚「……? どうかした八幡? 元気ないみたいだけど」
八幡「そう見えるだけだろ、俺はいつも通りだ」
戸塚「そう、かな」
八幡「俺自身が言ってるんだ、間違いない」
戸塚「そっか……じゃあね、また後で」
八幡「おう」
戸塚(……いつも通りなんて、絶対ウソだ)
八幡「……はぁ」
戸塚(いつも通りなら、そんな辛そうになんかしないよ)
戸塚「おはよう、八幡!」トテテ
八幡「おう、おはよう戸塚」
戸塚「……? どうかした八幡? 元気ないみたいだけど」
八幡「そう見えるだけだろ、俺はいつも通りだ」
戸塚「そう、かな」
八幡「俺自身が言ってるんだ、間違いない」
戸塚「そっか……じゃあね、また後で」
八幡「おう」
戸塚(……いつも通りなんて、絶対ウソだ)
八幡「……はぁ」
戸塚(いつも通りなら、そんな辛そうになんかしないよ)
(放課後、部室)
結衣「やっはろー!」
雪乃「由比ヶ浜さん、こんにちは」
結衣「あれ? ヒッキーは?」
雪乃「比企谷君はまだ来ていないわ」
結衣「おっかしいなー……ヒッキーは今日もすぐに教室出ちゃったし、掃除当番でもないのに」
雪乃「…………」
小町『……またうちのごみいちゃんが下らないことをし始めそうなんですよ』
雪乃「それって……」
小町『多分、明日からお兄ちゃんは部活に来なくなります』
結衣「やっはろー!」
雪乃「由比ヶ浜さん、こんにちは」
結衣「あれ? ヒッキーは?」
雪乃「比企谷君はまだ来ていないわ」
結衣「おっかしいなー……ヒッキーは今日もすぐに教室出ちゃったし、掃除当番でもないのに」
雪乃「…………」
小町『……またうちのごみいちゃんが下らないことをし始めそうなんですよ』
雪乃「それって……」
小町『多分、明日からお兄ちゃんは部活に来なくなります』
雪乃(小町さんの言うとおりになった……)
雪乃(やっぱり、八幡は)
結衣「ゆきのん、ヒッキーのこと心配なの?」
雪乃「いいえ、比企谷君は放っておけばいつの間にか来るようになるわ」
結衣「嘘ついちゃダメだよゆきのん、さっきから全然本のページめくってないよ」
結衣「本も読めなくなるくらいヒッキーのことが心配なんだよね」
雪乃「…………」
コンコン
「失礼します……」
結衣「さいちゃん」
雪乃「……言わずとも分かるわ。比企谷君の事でしょう」
戸塚「うん……」
雪乃(やっぱり、八幡は)
結衣「ゆきのん、ヒッキーのこと心配なの?」
雪乃「いいえ、比企谷君は放っておけばいつの間にか来るようになるわ」
結衣「嘘ついちゃダメだよゆきのん、さっきから全然本のページめくってないよ」
結衣「本も読めなくなるくらいヒッキーのことが心配なんだよね」
雪乃「…………」
コンコン
「失礼します……」
結衣「さいちゃん」
雪乃「……言わずとも分かるわ。比企谷君の事でしょう」
戸塚「うん……」
戸塚「今朝から元気がなくて、大丈夫って聞いても受け合ってくれないし」
戸塚「それで気になって奉仕部に来てみたんだけど……」
雪乃(…………)
小町『きっと無理矢理、奉仕部と距離を取ろうとします』
小町『……でも、それはお兄ちゃんにとっても辛いことなんです』
小町『本人は必死で、何事もないかのように取り繕うんじゃないでしょうか……』
結衣「……絶対、理由はあるよね」
雪乃「……」
戸塚「それが分かれば、八幡を元気に出来るかもしれないんだけど……」
雪乃「………………」
雪乃「知って……いるわ」
戸塚「それで気になって奉仕部に来てみたんだけど……」
雪乃(…………)
小町『きっと無理矢理、奉仕部と距離を取ろうとします』
小町『……でも、それはお兄ちゃんにとっても辛いことなんです』
小町『本人は必死で、何事もないかのように取り繕うんじゃないでしょうか……』
結衣「……絶対、理由はあるよね」
雪乃「……」
戸塚「それが分かれば、八幡を元気に出来るかもしれないんだけど……」
雪乃「………………」
雪乃「知って……いるわ」
戸塚「えっ!?」
結衣「ほんと!?」
雪乃「ええ……比企谷君が奉仕部と距離を置きはじめた理由は――」
雪乃「理由は、私よ」
戸塚「どういうこと、雪ノ下さん」
結衣「ゆきのん……もしかして」
雪乃「この際だから、言ってしまいましょう」
雪乃「私は、比企谷君のことが好き」
雪乃「比企谷君が奉仕部から離れようとしているのは……私からの好意に気づいたからよ」
結衣「ほんと!?」
雪乃「ええ……比企谷君が奉仕部と距離を置きはじめた理由は――」
雪乃「理由は、私よ」
戸塚「どういうこと、雪ノ下さん」
結衣「ゆきのん……もしかして」
雪乃「この際だから、言ってしまいましょう」
雪乃「私は、比企谷君のことが好き」
雪乃「比企谷君が奉仕部から離れようとしているのは……私からの好意に気づいたからよ」
戸塚「……へ?」
結衣「さいちゃん、覚えてる? 職業体験が終わった直後のヒッキーのこと」
戸塚「確か……元気がなかったよ。今の八幡みたい、に……あっ」
雪乃「その時は由比ヶ浜さんから無理矢理離れようとしたのよ。いろいろあって元の鞘に収まったけれど」
雪乃「比企谷君は、他人から寄せられる好意を受け止めることが出来ないのよ……過去に背負った大きすぎるトラウマのせいで」
雪乃「誰かを信じたせいで、裏切られるのはもうごめんだ……と、そう思っているのでしょう」
小町『昔のお兄ちゃんは、誰かからの好意を人一倍欲しがっていました』
小町『ぼっちだからこそ、好きっていう気持ちを向けてくれる人……肯定してくれる人が欲しかったんじゃないかと思います』
結衣「さいちゃん、覚えてる? 職業体験が終わった直後のヒッキーのこと」
戸塚「確か……元気がなかったよ。今の八幡みたい、に……あっ」
雪乃「その時は由比ヶ浜さんから無理矢理離れようとしたのよ。いろいろあって元の鞘に収まったけれど」
雪乃「比企谷君は、他人から寄せられる好意を受け止めることが出来ないのよ……過去に背負った大きすぎるトラウマのせいで」
雪乃「誰かを信じたせいで、裏切られるのはもうごめんだ……と、そう思っているのでしょう」
小町『昔のお兄ちゃんは、誰かからの好意を人一倍欲しがっていました』
小町『ぼっちだからこそ、好きっていう気持ちを向けてくれる人……肯定してくれる人が欲しかったんじゃないかと思います』
小町『……でも、お兄ちゃんに本当の好意を示してくれる人は誰もいなかったんです』
小町『偽物の好意を信じたお兄ちゃんは……裏切られて、傷つけられて、それでも別の偽物を信じて』
小町『壊れる寸前になったお兄ちゃんは、そうなってからようやく逃げました』
小町『誰からも好かれないくせに、誰かを好きになろうだなんて馬鹿げてた……って』
小町『いっそ自分を好きになるのは自分だけでいい、って……自分を守ってきたんです』
小町『本当は、誰かに好かれたい……そういう気持ちを必死に隠して』
結衣「……ねぇ、ゆきのんはどうしたいの?」
雪乃「わ、私……?」
戸塚「そうだよ、八幡が雪ノ下さんを避けてるってことは」
戸塚「雪ノ下さんの気持ちは八幡に伝わってるよ。今の八幡を助けてあげられるのは」
戸塚「『好き』っていう気持ちを受け取れるように出来るのは、雪ノ下さんだけだと思う」
小町『偽物の好意を信じたお兄ちゃんは……裏切られて、傷つけられて、それでも別の偽物を信じて』
小町『壊れる寸前になったお兄ちゃんは、そうなってからようやく逃げました』
小町『誰からも好かれないくせに、誰かを好きになろうだなんて馬鹿げてた……って』
小町『いっそ自分を好きになるのは自分だけでいい、って……自分を守ってきたんです』
小町『本当は、誰かに好かれたい……そういう気持ちを必死に隠して』
結衣「……ねぇ、ゆきのんはどうしたいの?」
雪乃「わ、私……?」
戸塚「そうだよ、八幡が雪ノ下さんを避けてるってことは」
戸塚「雪ノ下さんの気持ちは八幡に伝わってるよ。今の八幡を助けてあげられるのは」
戸塚「『好き』っていう気持ちを受け取れるように出来るのは、雪ノ下さんだけだと思う」
結衣「ゆきのん言ったよね、ヒッキーのことが好きだって」
結衣「このままヒッキーを放っておいたら、ヒッキーのトラウマを治してあげる事も出来ないし」
結衣「ゆきのんの思いもヒッキーに伝わらないままだよ?」
雪乃「……!」
雪乃「それは、……嫌」
結衣「だよね! だからちゃんと伝えようよ!」
結衣「ヒッキーのことが好きだって、絶対に裏切ったりしないって!」
戸塚「雪ノ下さん……元気のない八幡はもう見たくないんだ」
戸塚「八幡はもう、不幸になる必要なんてないよね……? だから、八幡を幸せにしてあげて……」
雪乃「由比ヶ浜さん……戸塚君……」
「話は聞かせてもらった」コンコンガララ
平塚「……ノックもしたぞ?」
結衣「このままヒッキーを放っておいたら、ヒッキーのトラウマを治してあげる事も出来ないし」
結衣「ゆきのんの思いもヒッキーに伝わらないままだよ?」
雪乃「……!」
雪乃「それは、……嫌」
結衣「だよね! だからちゃんと伝えようよ!」
結衣「ヒッキーのことが好きだって、絶対に裏切ったりしないって!」
戸塚「雪ノ下さん……元気のない八幡はもう見たくないんだ」
戸塚「八幡はもう、不幸になる必要なんてないよね……? だから、八幡を幸せにしてあげて……」
雪乃「由比ヶ浜さん……戸塚君……」
「話は聞かせてもらった」コンコンガララ
平塚「……ノックもしたぞ?」
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