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元スレ雪乃「比企谷君とのキスにはまってしまったわ」
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八幡「おう」ガララ
雪乃「こんにちは比企谷君、由比ヶ浜さんは?」
八幡「ああ、今日は葉山達と31だとさ」
雪乃「そう」
八幡「ま、二人でも何ら問題ないだろ。どうせ人来ねぇし」スワリ
雪乃「……そうね」
ガタン
ピトッ
雪乃「……ふふ」
八幡「おい、……マジで? 今日もすんの?」
雪乃「仕方ないじゃない、我慢出来ないの」
雪乃「こんにちは比企谷君、由比ヶ浜さんは?」
八幡「ああ、今日は葉山達と31だとさ」
雪乃「そう」
八幡「ま、二人でも何ら問題ないだろ。どうせ人来ねぇし」スワリ
雪乃「……そうね」
ガタン
ピトッ
雪乃「……ふふ」
八幡「おい、……マジで? 今日もすんの?」
雪乃「仕方ないじゃない、我慢出来ないの」
雪乃「それにあなたも期待していたのでしょう? 由比ヶ浜さんが来ないと聞いた時から」
八幡「それは、まぁ……ないとは」
雪乃「…………」フイ
八幡「はぁ……はいはい」
八幡「俺もしたいよ、お前と」
雪乃「何よ、言えるじゃない」パァー
八幡「顔と声のトーンが一致してねぇんだけど……」
雪乃「比企谷君、早く」
八幡「急かすんじゃねぇよ……わかってるわかってる」
八幡(……どうして、こうなっちまったんだろうな)
八幡「いくぞ」
雪乃「焦らさないで、早く……」
ちゅっ
八幡「それは、まぁ……ないとは」
雪乃「…………」フイ
八幡「はぁ……はいはい」
八幡「俺もしたいよ、お前と」
雪乃「何よ、言えるじゃない」パァー
八幡「顔と声のトーンが一致してねぇんだけど……」
雪乃「比企谷君、早く」
八幡「急かすんじゃねぇよ……わかってるわかってる」
八幡(……どうして、こうなっちまったんだろうな)
八幡「いくぞ」
雪乃「焦らさないで、早く……」
ちゅっ
八幡「……ほらよ」
雪乃「はぁ……全然足りないわ。もっとしなさい」
八幡「ああ、ったく」
ちゅっ
雪乃「もっと、と言ったでしょう? 一度や二度で済むとでも?」
八幡「何回したいか言えばいいじゃねぇかよ……」
雪乃「そんなこと私にもわからないわ。満足するまでずっと離さない」
八幡(本当に、どうしてこうなったんだっけ……)
雪乃「ん」
ちゅっ
雪乃「はぁ……全然足りないわ。もっとしなさい」
八幡「ああ、ったく」
ちゅっ
雪乃「もっと、と言ったでしょう? 一度や二度で済むとでも?」
八幡「何回したいか言えばいいじゃねぇかよ……」
雪乃「そんなこと私にもわからないわ。満足するまでずっと離さない」
八幡(本当に、どうしてこうなったんだっけ……)
雪乃「ん」
ちゅっ
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八幡「…………」
雪乃「比企谷君? 私とキスしているというのに、一体何を考えているのかしら」
雪乃「私に何をしたいの? 駄目よ、私達は唇だけの関係なのだから」
八幡「決め付けんなよ……ぼーっとしてただけだ」
雪乃「……そう」
雪乃「今日は気分が乗らない? そうならもうおしまいにしましょう」
八幡(……んだよ、そんな目しやがって)
八幡「いや、大丈夫だ」
ちゅー
雪乃「っ……比企谷、君……?」
八幡「続けるぞ」
雪乃「え、ええ」ドキドキ
雪乃「比企谷君? 私とキスしているというのに、一体何を考えているのかしら」
雪乃「私に何をしたいの? 駄目よ、私達は唇だけの関係なのだから」
八幡「決め付けんなよ……ぼーっとしてただけだ」
雪乃「……そう」
雪乃「今日は気分が乗らない? そうならもうおしまいにしましょう」
八幡(……んだよ、そんな目しやがって)
八幡「いや、大丈夫だ」
ちゅー
雪乃「っ……比企谷、君……?」
八幡「続けるぞ」
雪乃「え、ええ」ドキドキ
ちゅっ
雪乃「ふぁ、う」
ちゅっ
八幡「ん……ふ……」
ちゅっ
ちゅっ
雪乃「……はぁ、はぁ」
八幡「…………」ナデナデ
八幡「満足か?」
雪乃「ええ、ありがとう」
雪乃「……優しいのね、あなたは」
八幡「何がだよ」
雪乃「とぼけないで」
八幡「……別にとぼけてるつもりはないんだが」
雪乃「ふぁ、う」
ちゅっ
八幡「ん……ふ……」
ちゅっ
ちゅっ
雪乃「……はぁ、はぁ」
八幡「…………」ナデナデ
八幡「満足か?」
雪乃「ええ、ありがとう」
雪乃「……優しいのね、あなたは」
八幡「何がだよ」
雪乃「とぼけないで」
八幡「……別にとぼけてるつもりはないんだが」
八幡「ちょっと考え事をしてた、……どうしてこうなったかってな」
八幡「二人してこんなになっちまった理由ってのを探してた」
雪乃「……私は、そんなものどうでもいいわ」
雪乃「あなたと一緒に居られて、キスができる……それだけでいいの」
雪乃(……嘘。本当はもっと)
八幡「そ、か」
八幡(……んなこと言ってっけどな、俺たち付き合ってねぇんだけど)
八幡「二人してこんなになっちまった理由ってのを探してた」
雪乃「……私は、そんなものどうでもいいわ」
雪乃「あなたと一緒に居られて、キスができる……それだけでいいの」
雪乃(……嘘。本当はもっと)
八幡「そ、か」
八幡(……んなこと言ってっけどな、俺たち付き合ってねぇんだけど)
雪乃「……でも、あなたが言うなら」
八幡「っ」ドキッ
八幡「そ、そうかよ」
八幡「……最初にした時は、確か――」
――――――
――――
――
雪乃「今日の部活は終わりにしましょう」
八幡「うぃーす」
結衣「はーい」
ピロリンピロリ-ン
八幡「ん? 緊急地震速報……」
グラグラグラ
八幡「おいおい、もっと早く伝えろよ!」
八幡(結構強いぞ、立ってるのがやっとだ)
八幡「っ」ドキッ
八幡「そ、そうかよ」
八幡「……最初にした時は、確か――」
――――――
――――
――
雪乃「今日の部活は終わりにしましょう」
八幡「うぃーす」
結衣「はーい」
ピロリンピロリ-ン
八幡「ん? 緊急地震速報……」
グラグラグラ
八幡「おいおい、もっと早く伝えろよ!」
八幡(結構強いぞ、立ってるのがやっとだ)
結衣「ぎゃー!」スッテン
八幡「由比ヶ浜! 派手にコケたな……大丈夫か?」
結衣「あ、うんへーきへーき! ……あ、ヒッキーあっち!」
八幡「え?」クルッ
雪乃「きゃっ」ツルン
八幡「雪ノ下!」ギュ
雪乃「ご、ごめんなさい」
八幡(さすがにこういう時はぐちぐち言わんのな)
八幡「気にすんな、不可抗力だし――」
グラグラグラ
八幡「っうお!」ズルッ
八幡(不意を突かれた……!)
八幡(だがまぁ不幸中の幸いだな、このまま後ろにずっこけても雪ノ下に被害は及ばない)
八幡(受け身が取れないのはなんだが、頭を打たなければどうということはない)
ズテッ
八幡「由比ヶ浜! 派手にコケたな……大丈夫か?」
結衣「あ、うんへーきへーき! ……あ、ヒッキーあっち!」
八幡「え?」クルッ
雪乃「きゃっ」ツルン
八幡「雪ノ下!」ギュ
雪乃「ご、ごめんなさい」
八幡(さすがにこういう時はぐちぐち言わんのな)
八幡「気にすんな、不可抗力だし――」
グラグラグラ
八幡「っうお!」ズルッ
八幡(不意を突かれた……!)
八幡(だがまぁ不幸中の幸いだな、このまま後ろにずっこけても雪ノ下に被害は及ばない)
八幡(受け身が取れないのはなんだが、頭を打たなければどうということはない)
ズテッ
八幡(っでぇ!)
八幡(……? 声が出せない……)
雪乃「」ボーゼン
八幡「」フリーズ
八幡(……雪ノ下の唇、柔らけぇな)
結衣「う゛ぇ!? ひ、ヒッキーとゆきのんがち、ちゅーしてる!?」
八幡「!」
雪乃「!!」バッ
八幡「……」
雪乃「……」
八幡「………………すまん」
雪乃「………………許すわ」
結衣「の、ノーカン! ノーカンだからね!? 今のはちゅーじゃなかったよ!!」
八幡(……? 声が出せない……)
雪乃「」ボーゼン
八幡「」フリーズ
八幡(……雪ノ下の唇、柔らけぇな)
結衣「う゛ぇ!? ひ、ヒッキーとゆきのんがち、ちゅーしてる!?」
八幡「!」
雪乃「!!」バッ
八幡「……」
雪乃「……」
八幡「………………すまん」
雪乃「………………許すわ」
結衣「の、ノーカン! ノーカンだからね!? 今のはちゅーじゃなかったよ!!」
――――――
――――
――
八幡「こんな感じ、だったよな……」
雪乃「ええ……」
八幡「……今だから言える」
八幡「あの時雪ノ下の唇をわりと堪能していた」
雪乃「……私もよ」
八幡「…………」
雪乃「…………」
ちゅー
――――
――
八幡「こんな感じ、だったよな……」
雪乃「ええ……」
八幡「……今だから言える」
八幡「あの時雪ノ下の唇をわりと堪能していた」
雪乃「……私もよ」
八幡「…………」
雪乃「…………」
ちゅー
八幡「……ん」
雪乃「ふふ……」
八幡(甘い! MAXコーヒーより甘いぞこの空間!)
八幡(まずい、あっはーんな瘴気に毒されてねぇか俺? 正気を保つんだ)
雪乃「ひきがやくん……」ギュー
八幡(雪ノ下が堕ちた!? ヤバい、健全な男子高校生の俺にとっては非常にやわらかい状況だッ……!)
八幡(やわらかい状況ってなんだよ!!!)
八幡(確かに雪ノ下の唇は柔らかいしちょくちょく当たる腕とかの感触も素晴らしいが)
八幡(それにしたってこの言い間違いはないだろ、俺もどうかしちまったのか?)
雪乃「んー……」ズイッ
八幡(あ、ダメだこりゃ)プツン
雪乃「ふふ……」
八幡(甘い! MAXコーヒーより甘いぞこの空間!)
八幡(まずい、あっはーんな瘴気に毒されてねぇか俺? 正気を保つんだ)
雪乃「ひきがやくん……」ギュー
八幡(雪ノ下が堕ちた!? ヤバい、健全な男子高校生の俺にとっては非常にやわらかい状況だッ……!)
八幡(やわらかい状況ってなんだよ!!!)
八幡(確かに雪ノ下の唇は柔らかいしちょくちょく当たる腕とかの感触も素晴らしいが)
八幡(それにしたってこの言い間違いはないだろ、俺もどうかしちまったのか?)
雪乃「んー……」ズイッ
八幡(あ、ダメだこりゃ)プツン
――――――
――――
――
「……き…や……」
八幡「……んん」
「比企谷! おい!」
八幡「は、はいっ!?」
八幡「……ひ、平塚先生? どうしてここに」
平塚「もう下校時刻は過ぎているぞ? さっさと起きろ」
八幡「はぁ……すみません」
八幡「ところで雪ノ下はどこですか? 意識がある前は一緒だったんですが」
雪乃「ここにいるわ」
八幡「うお、いたのか」
八幡「ていうか起こせよな……起きてたんならよ」
雪乃「それは無理よ、私もさっき起こされたのだから」
――――
――
「……き…や……」
八幡「……んん」
「比企谷! おい!」
八幡「は、はいっ!?」
八幡「……ひ、平塚先生? どうしてここに」
平塚「もう下校時刻は過ぎているぞ? さっさと起きろ」
八幡「はぁ……すみません」
八幡「ところで雪ノ下はどこですか? 意識がある前は一緒だったんですが」
雪乃「ここにいるわ」
八幡「うお、いたのか」
八幡「ていうか起こせよな……起きてたんならよ」
雪乃「それは無理よ、私もさっき起こされたのだから」
平塚「……でだ、聞きたいことがある」
平塚「お前達、寄り添い合って寝ていたようだが一体どういう関係なんだ?」
八幡(マジで? 超やべえじゃん)
雪乃「先生に言う必要があるとは思えません」
八幡(おいおいおいぃ! そんな敵意むき出しの言葉を使うなよ!)
八幡「……言わぬが花? みたいな」
平塚「なんだそれは、私が理解できないようなことをしていたとでも言うのか?」
八幡「あーたぶんそんな感じ……ですかね」
雪乃「先生とは縁のないことではないかと思います」
八幡(バーカーかてめぇ!! 煽ってどうすんだよ!)
平塚「お前達、寄り添い合って寝ていたようだが一体どういう関係なんだ?」
八幡(マジで? 超やべえじゃん)
雪乃「先生に言う必要があるとは思えません」
八幡(おいおいおいぃ! そんな敵意むき出しの言葉を使うなよ!)
八幡「……言わぬが花? みたいな」
平塚「なんだそれは、私が理解できないようなことをしていたとでも言うのか?」
八幡「あーたぶんそんな感じ……ですかね」
雪乃「先生とは縁のないことではないかと思います」
八幡(バーカーかてめぇ!! 煽ってどうすんだよ!)
平塚「聞き捨てならんな……何をした、是が非でも吐いてもらう」
八幡(くそ、こうなったら)
八幡「じゃあヒントを言いましょう、『魚の名前』……です」
平塚「魚……マグロ……、……ッ!!」
八幡(あれ? そっちじゃないんですけど)
平塚「比企谷ああああああああああああぁぁ!!!!」
八幡「不正解!不正解ですよ!! ……おい、逃げるぞ雪ノ下、殺されちまう」
雪乃「え、ええ」
八幡(くそ、こうなったら)
八幡「じゃあヒントを言いましょう、『魚の名前』……です」
平塚「魚……マグロ……、……ッ!!」
八幡(あれ? そっちじゃないんですけど)
平塚「比企谷ああああああああああああぁぁ!!!!」
八幡「不正解!不正解ですよ!! ……おい、逃げるぞ雪ノ下、殺されちまう」
雪乃「え、ええ」
平塚「貴様なぜ雪ノ下がマグロだということを知っているんだああああああああああああ!!!」
雪乃「言いがかりはやめてください平塚先生、私はマグロではありません」
八幡「てめぇ火災現場にガソリンぶちまけてんじゃねえよおおおおおおお!!」
雪乃「? どういうことかしら、私は魚類ではないし止まっていても死なないのだけれど」
八幡「そういう! 意味じゃ! ねぇんだよッ!!」
雪乃「よくわからないわ」
八幡「もういい! 逃げる!」ダダダ
平塚「待て比企谷、逃さんぞ! 貴様のそのふざけた根性を叩き直してやる!!」ダダダ
雪乃「…………?」
雪乃「言いがかりはやめてください平塚先生、私はマグロではありません」
八幡「てめぇ火災現場にガソリンぶちまけてんじゃねえよおおおおおおお!!」
雪乃「? どういうことかしら、私は魚類ではないし止まっていても死なないのだけれど」
八幡「そういう! 意味じゃ! ねぇんだよッ!!」
雪乃「よくわからないわ」
八幡「もういい! 逃げる!」ダダダ
平塚「待て比企谷、逃さんぞ! 貴様のそのふざけた根性を叩き直してやる!!」ダダダ
雪乃「…………?」
――――――
――――
――
雪乃「もしもし」
結衣『もしもし、ゆきのん? どうしたの?』
雪乃「比企谷君の連絡先を教えて欲しいのだけれど」
結衣『え、ヒッキーの? いいけど』
雪乃「彼に聞きたいことがあって」
結衣『ふーん、じゃあメールで送るね』
雪乃「ありがとう、由比ヶ浜さん」
雪乃「……一応聞いておくわ。マグロは魚よね?」
結衣『ええっ? ……そうじゃない?』
雪乃「そうよね」
――――
――
雪乃「もしもし」
結衣『もしもし、ゆきのん? どうしたの?』
雪乃「比企谷君の連絡先を教えて欲しいのだけれど」
結衣『え、ヒッキーの? いいけど』
雪乃「彼に聞きたいことがあって」
結衣『ふーん、じゃあメールで送るね』
雪乃「ありがとう、由比ヶ浜さん」
雪乃「……一応聞いておくわ。マグロは魚よね?」
結衣『ええっ? ……そうじゃない?』
雪乃「そうよね」
(比企谷家)
八幡「はぁ……はぁ……」
小町「あ、おかえりお兄ちゃん」
八幡「おう、ただいま……ちょっと部屋に行かせてくれ、お兄ちゃん疲れて死にそう」
小町「はいはい、ご飯になったら呼ぶね」
八幡「あいよ……」スタスタ
ガチャ
八幡「……助かった」
ブーッブーッ
八幡「メール? どうせ宣伝――」
『雪ノ下です』
八幡「うそぉ!?」
『どうしても聞きたいことがあったのでメールしました』
八幡「明日じゃ駄目なのかよ」
八幡「はぁ……はぁ……」
小町「あ、おかえりお兄ちゃん」
八幡「おう、ただいま……ちょっと部屋に行かせてくれ、お兄ちゃん疲れて死にそう」
小町「はいはい、ご飯になったら呼ぶね」
八幡「あいよ……」スタスタ
ガチャ
八幡「……助かった」
ブーッブーッ
八幡「メール? どうせ宣伝――」
『雪ノ下です』
八幡「うそぉ!?」
『どうしても聞きたいことがあったのでメールしました』
八幡「明日じゃ駄目なのかよ」
『平塚先生の言っていたマグロとはどういう意味ですか?』
八幡「」
八幡「」
八幡(やだこの子頭の中ピュアッピュア!!)
八幡「…………どうしよう」
八幡(なんて返せばいいんだ……)
八幡(ここで『セックスの時に能動的に動こうとしない人のこと』なんて言えるかよ)
八幡(だが平塚先生の言っていたマグロは間違いなくこのマグロだ)
『あんまりいい意味じゃないぞ、それでもいいか』
八幡(送信、予防線を張っておくが……多分無意味だな)
八幡「」
八幡「」
八幡(やだこの子頭の中ピュアッピュア!!)
八幡「…………どうしよう」
八幡(なんて返せばいいんだ……)
八幡(ここで『セックスの時に能動的に動こうとしない人のこと』なんて言えるかよ)
八幡(だが平塚先生の言っていたマグロは間違いなくこのマグロだ)
『あんまりいい意味じゃないぞ、それでもいいか』
八幡(送信、予防線を張っておくが……多分無意味だな)
ブーッブーッ
『構わないから早く教えなさい』
八幡(ですよねー)
八幡(……ここはひとつ、雪ノ下に性教育をしてやる心で)
八幡(…………)
『合体した時に相方任せにする奴のことだよ』
八幡(……俺のヘタレ)
ブーッブーッ
『合体とはなに? キスのことならあなた任せにはしていないけれど』
八幡(こいつ返信早ぇ……)
八幡(もう、逃げられんか)
『合体=性行為のこと。
マグロってのは性行してるときに自分から動かない奴のことだ。OK?』
八幡(送信、……あーあ)
『構わないから早く教えなさい』
八幡(ですよねー)
八幡(……ここはひとつ、雪ノ下に性教育をしてやる心で)
八幡(…………)
『合体した時に相方任せにする奴のことだよ』
八幡(……俺のヘタレ)
ブーッブーッ
『合体とはなに? キスのことならあなた任せにはしていないけれど』
八幡(こいつ返信早ぇ……)
八幡(もう、逃げられんか)
『合体=性行為のこと。
マグロってのは性行してるときに自分から動かない奴のことだ。OK?』
八幡(送信、……あーあ)
ブーッブーッ
『嘘でしょう』
八幡(嘘じゃないんだなーこれが)
『マジなんだな、これが』
ブーッブーッ
『証拠を出しなさい』
八幡(そんな刑事ドラマに出てくる犯人にありがちな台詞なんて使うなよ……)
『wikipediaに記事があるから嫁』
八幡(あ、やべぇ誤字った)
ブーッブーッ
『嫁? あなたはこんな時に私に求婚しているの?』
八幡(はぁ~ぁ…… )
『嘘でしょう』
八幡(嘘じゃないんだなーこれが)
『マジなんだな、これが』
ブーッブーッ
『証拠を出しなさい』
八幡(そんな刑事ドラマに出てくる犯人にありがちな台詞なんて使うなよ……)
『wikipediaに記事があるから嫁』
八幡(あ、やべぇ誤字った)
ブーッブーッ
『嫁? あなたはこんな時に私に求婚しているの?』
八幡(はぁ~ぁ…… )
『誤変換だよ、いいからさっさとwikipedia見ろ』
雪乃「………………」
雪乃「……比企谷君にも困ったものね」
雪乃「平塚先生の言葉に下品な意味を勝手に加えようだなんて」
雪乃「どうせ嘘よ、wikipediaにあるだなんてすぐにバレるでまかせを――」カチッ
雪乃「」
雪乃「」
雪乃「あ、あった……」
雪乃「…………………………」
雪乃(なに……これ……)
雪乃(嘘、嘘よ。wikipediaにこんな記事があるはずがないわ)
雪乃「………………」
雪乃「……比企谷君にも困ったものね」
雪乃「平塚先生の言葉に下品な意味を勝手に加えようだなんて」
雪乃「どうせ嘘よ、wikipediaにあるだなんてすぐにバレるでまかせを――」カチッ
雪乃「」
雪乃「」
雪乃「あ、あった……」
雪乃「…………………………」
雪乃(なに……これ……)
雪乃(嘘、嘘よ。wikipediaにこんな記事があるはずがないわ)
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