元スレモバP「アイドルたちが実は人間じゃなかった」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
351 :
Pヘッドが無ければ即死だった
352 :
今までは大丈夫だったのか
353 = 304 :
P「……あれ、痛くない」
千佳「ラブリーチカの愛の三拍子は、悪い心をやっつける技なんだよ!」
ちひろ(悪の芽があるとダメージが大きくなり、ロリコンだと肌の下を蟲が這いずり回るような感触に襲われてもだえ苦しむことになってました!)
P「そうなのかー……俺、ロリコンじゃなくってよかったなぁ……」
千佳「どうしたのー、Pくん?」
P「なんでもないよ。うん」
千佳「そっか……でもこれで大丈夫だよね。さぁ覚悟だ、デビルチヒロー!」
ちひろ「デビルだなんて、そんな♪」ボォ…
P「え、ちひろさん……?」
ちひろ「その程度の称号で、私を表現できるとでも」フワァ…
P「う、浮いてるゥー!?」
千佳「す、すごい魔力!」
P(……こ、これごっこですよね?)
ちひろ(あぁ、本気バージョンですね。プロデューサーさんがいるときはやったことありませんでしたっけ?)
P(ありませんよ!? もっと可愛らしい遊びをしてますから!)
354 = 315 :
デビルじゃ短すぎるってことは、
指導者が備えるべき風貌を完全に持つ親愛なる指導者、とかじゃないとダメってことか
355 = 304 :
ちひろ(うーん……千佳ちゃんなりに遠慮してたんでしょうねぇ)
P(は、はぁ。そうなんですか……なんでこんな急にすごいことに……)
ちひろ「……魔女には嘘はつけないんですよ、ねぇラブリーチカ!」
千佳「そうだよ! だから正義のラブリーチカがやっつけるの! がんばろう、Pくん!」
P「そ、そーだそーだ!」
P(……どういう意味です?)
ちひろ(千佳ちゃんはもう気づいてるんです……プロデューサーさんが千佳ちゃんが普通の人間じゃないって知ったってね)
P(なんと)
ちひろ(それで、怖がってないか確かめるために魔法をかけた……結果として、ノーダメージでしたけど)
P(まぁ、千佳は千佳ですし。魔女だからってどうってことはないですよ……)
ちひろ(あらあらたくましい♪)
356 :
このちひろは絶対コキュートスで凍ってた
357 = 351 :
ロフォカレさん家の子ですか
358 = 304 :
千佳「むぅ……やられちゃった」
ちひろ「残念でしたね、ラブリーチカちゃん♪ またの挑戦をお待ちしています」
千佳「ちひろさんつよーい! あたし本気だったのに……」
ちひろ「まだまだ魔女としての経験が浅いんですよ。使い魔もうまく使いましょう?」
千佳「うーん、パワーアップのおともはいたらうれしいけど……」チラッ
P「……え、俺?」
千佳「ラブリーチカにはPくんがいるから、だいじょうぶなの!」
ちひろ「あらー♪ よかったですね、プロデューサーさん」
P「あ、はい……光栄、です?」
359 = 305 :
上手いなぁ
360 = 304 :
ちひろ「それに、ラブリー系の素敵な技は増えましたけど……魔女としては力が落ちてますね」
千佳「最近ラブリーチカがね、魔法少女してるから魔女はお休みなの」
ちひろ「あら大変。これもプロデュースの弊害ですよプロデューサーさん!」
P「そういわれても……千佳はラブリーチカがいいっていうし……」
千佳「そうだよ、Pくんは悪くないもん! それにあたし、一番強い魔法がまだ残ってるから!」
ちひろ「それは私には効きませんよ?」
千佳「知ってるもん! だけどいいの、これは使わないから」
ちひろ「あらあら……だそうですよ、プロデューサーさん?」
P「え、なんでそこで俺なんですか?」
千佳「もーっ! ちひろさんのいじわるー!」ポカポカ
ちひろ「きゃー、やられちゃうー♪」
361 = 304 :
千佳「今度はしゅぎょーしてくるからね! Pくん、とっくんにつきあってー!」
P「と、とっくん? いやぁ、俺にできることあるのか?」
千佳「うん! あたしの……ラブリーチカの、パワーアップにはPくんがいなきゃダメなの!」
P「ははは……それじゃあ、今度な。約束だ」
千佳「うん、やくそく! おぼえてろー!」
ちひろ「ふふふ、いつでもかかってくるがよいぞー!」
パタパタパタ… ガチャンッ
P「……嵐のように去っていきましたね」
ちひろ「可愛らしくっていいじゃないですか。壊れた場所はちゃんと直してからいきましたし」
P「そうですね。ところでちひろさん、千佳のいちばん強い魔法っていったい――あれ?」
P「おかしいな、さっきまでいたのに……おっ」
[千佳ちゃんを送ってきますね♪ 千川ちひろ]
P「……なんやかんや言っても、ちゃんと保護者はしてるんだよなぁ」
ちひろ((……千佳ちゃんの『魔女』としての最大の魔力は魅了……チャームなんですけれどね))
ちひろ((ふふっ、アイドル活動にも、それ以外にも使わない……可愛らしくって、これはプロデューサーさんにも秘密です♪))
362 = 304 :
P「……今日は激動の一日だったな」
P「あとは……ん。この時間だと帰りは送らないとまずいだろう」
P「確かソロになってるのは……」
P「……そうそう>>367は送ってやらなきゃな」
364 :
加速
365 = 335 :
柊さん
366 = 309 :
あやか
367 = 351 :
雪美
368 :
こずえ
369 = 304 :
佐城雪美(10)
P「雪美の仕事が終わりか。寮まで送ってやって……今日の業務は概ね終了か」
P「……なんだかあっという間に時間が過ぎた感じだな」
P「一日でいろいろ約束もできたし、覚えておかないと……」
P「おっと、待たせちゃまずいな。さっさといこう」
ガチャッ パタンッ
370 = 304 :
――――
――
雪美「…………」
P「おーい、雪美ー!」
雪美「………P……?」
P「うん。お待たせ……仕事、終わってたんだな」
雪美「……今……終わった………」
P「そうか。どうだった?」
雪美「…………ぐっじょぶ……?」グッ
P「やるなぁ、雪美。えらいぞー」ナデナデ
雪美「………うん……」ギュッ…
371 = 304 :
P「よーし、雪美。そろそろ……」
雪美「………」ギュ…
P「……仕事、うまくいったんならごほうびに何か買ってもいいんだぞ?」
雪美「……いい………」フルフル
P「そうか……じゃあ、帰るか?」
雪美「………もう少し……このまま………」
P「そうか……せめて、車に乗らないか? 寒さと……あと、周りの目もあるしさ」
雪美「……すぐに……いかないなら………乗る……」
P「わかった。しばらく話でもしよう?」
雪美「………うん……」
372 = 304 :
P(さーて、車に乗り込んだが……)
雪美「……P……」チョコン
P(運転席の膝上と来たもんだ。こりゃあ出発できないぜHAHAHA!)
雪美「………?」
P「あぁ、いや。なんでもないよ……ただ今日はいろいろあったなぁって思ってるだけさ」
雪美「…いろいろ……?」
P「うん、いろいろ。みんなの秘密を知ったというか、教えられたというか……」
雪美「………秘密…………」
P「そう。約束もしたし………」
雪美「……ズルい………私も…………」
P「え? 雪美……?」
雪美「……秘密………私……あなた……繋ぐ…………絆……」パァ…
>>377
雪美の正体
373 = 312 :
座敷わらし
374 = 364 :
かそかそく
375 = 328 :
座敷童
376 = 317 :
座敷わらし
377 :
小豆洗い
378 = 341 :
スキアポデス
379 = 349 :
魚(人魚じゃない)
380 = 324 :
雪女
381 :
pの妄想
382 = 311 :
芸能界以外の全次元のありとあらゆる事象を支配する神
383 = 318 :
お前ら急にkskしすぎだ
384 = 368 :
良い妖怪だネ
385 = 311 :
時空歪み過ぎだってばよ
386 = 312 :
やはり妖怪なのね
387 = 304 :
P(雪美の身体がほんのり光って……)
P「いったい何が……」
雪美「…………」シャカシャカ…
P「……えっ」
雪美「………小豆……あらおか……」シャカシャカ…
P「……え?」
雪美「……おちつく…………」シャカシャカ…
P(……すごく手慣れた手つきで、どこからか取り出した小豆を洗ってる……といでるのか?)
雪美「………秘密……」ムフー
P(あ、少し得意げだ。なんだこれ可愛いな)
388 = 304 :
P「えっと、雪美は………」
雪美「……私………小豆洗い…………」シャカシャカ…
P「やっぱり、そうなのか……」
雪美「………驚いた……?」
P「え、いや……」
雪美「……どきどき………」ジー…
P「お、おどろいたなー! すごいな、雪美が妖怪だったなんて!」
雪美「………秘密は……女を美しくする…………」ムフー
P「そうかー、のあさんか日菜子か、それとも紗理奈かわからないけど大人に教わったかー」
雪美「……そう…………」シャカシャカ…
P「小豆洗いだもんなー、すごいなー」
389 = 368 :
これは癒されますわ
390 = 318 :
ぬ~べ~だと心を洗ってくれる妖怪だったな
確かに癒やされますわ
391 = 304 :
雪美「…………」シャカシャカ…
P(可愛らしいなぁ。小豆洗いか……なんか不思議とリラックスできるなぁこの音……)ナデナデ…
雪美「………♪」シャカシャカ…
P(まぁ、雪美らしいし……大抵のことはもう受け入れられる気もするなぁ、俺……)ナデナデ…
雪美「……!」ピタッ
P「ん、どうした雪美?」
雪美「………P……」
P「お、おう」
雪美「……私………怖い……?」
P「へ?」
雪美「…………教えて……」
P(こ、これはどっちだ? 妖怪のプライド的に『怖い』か? それとも、子供心で怖がられるのが怖くなったとか……)
392 = 304 :
雪美「………P……」
P「あ、あー……そうだな……」
雪美「………」ジーッ…
P「……怖くないよ。雪美だから、怖くない」
雪美「………本当………?」
P「本当だとも。プロデューサーウソつかない」
雪美「……そう…………」
P(……あ、あっれー? 無反応……間違えたかな……)
雪美「…………♪」シャカシャカシャカ…
P(……あ。間違ってなかった。よかった、ちょっと勢いでばらして焦ってたんだな。可愛いなもう)
393 = 304 :
P「……なぁ雪美」
雪美「………なに……?」シャカシャカ…
P「妖怪でも雪美は雪美だもんな。これからもいっしょだから大丈夫だよ」
雪美「………うん………」シャカシャカ…
P「秘密って言うのも、結構いろいろあるんだ。蛇さんだったりネコさんだったりウニさんだったりな……」
雪美「……うに……?」シャカ…
P「うん、ウニ。それでも明日からも変わらない……そういうもんなんだよ、きっと」ナデナデ…
雪美「…………うん……」シャカシャカ…
P「そろそろ、送るよ。雪美のおかげで元気出たし、明日からも頑張れそうだ」ナデ…
雪美「……よかった………」シャカシャカ…
394 = 304 :
――――
――
P(今日は、ラジオなんかもかけないでいいかな……)
P(エンジンの音。タイヤの音。街の音。それから――)
雪美「………♪」シャカシャカ…
P(小豆の音。おかげで今日の出来事もあったかく受け入れられそうだ)
P「雪美、ありがとう」
雪美「……?」シャカ…
P「あぁ、なんとなくだよ。今日もお疲れ様、明日も頑張ろうな?」
雪美「………うん……がんばる……」
P(雪美を送ったら事務所に戻って、明日の準備だけして帰宅かな……あぁ、いい日だった)
395 = 304 :
P「ただいま帰りましたー」
ちひろ「あらプロデューサーさん。おかえりなさい♪」
P「ちひろさん、まだ残ってたんですか?」
ちひろ「えぇ、プロデューサーさん1人に任せるのも忍びないですし」
P「あはは、ありがとうございます」
ちひろ「いえいえ。私は事務員さんですから」
P「事務員さん……今日は本当、いろいろあってついていくので精一杯でしたよ……」
ちひろ「ふふっ、ついてこられるだけでもすごいですよ♪」
396 = 304 :
P「……さて、明日の支度はだいたい終わりましたかね?」
ちひろ「そうですね、お疲れ様です」
P「ちひろさんこそ、ありがとうございました」
ちひろ「いいえ、こちらこそあの子たちを受け入れてくださってありがとうございました♪」
P「……まぁ、なんか割とすんなりいけるもんですねぇ」
ちひろ「身近なところにいるものですよ。道を歩いていてアイドルに会うのも人外に会うのもおんなじぐらいのものなんですから」
P「そうなんですか……?」
ちひろ「私が言うからには間違いありませんよ?」
P「ははは、確かに……最後にひとつだけ、いいですか?」
ちひろ「なんでしょう?」
P「ちひろさんの正体って、なんなんです?」
ちひろ「私ですか? 私の正体は――――」
397 = 304 :
ちひろ「事務員。千川ちひろですよ♪」
P「……それで通すんですね」
ちひろ「通しますとも、通りますとも。さ、帰りましょう?」
P「そうですね……お疲れ様でした」
ちひろ「はい、お疲れ様でした。おやすみなさい!」
P「おやすみなさい」
おわり
398 = 304 :
以上、お粗末様でした
思ったより綺麗だった。ちひろさんはちひろさんなの
399 = 328 :
おつおつ
400 = 312 :
守銭奴ちひろ
みんなの評価 : ★
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