元スレモバP「アイドル達が家族だったとするじゃないですか」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
ちひろ「はい?」
P「だから、アイドル達がですね」
ちひろ「はぁ」
P「家族だったら、とするじゃないですか」
ちひろ「するんですか」
P「するんですよ」
ちひろ「家族って、どういう関係ですか?」
P「その話をしようっていうワケですよ」
ちひろ「なるほど」
2 = 1 :
P「例えば……そうですね、わかりやすく凛でいきましょうか」
ちひろ「凛ちゃんですか?」
P「はい」
ちひろ「凛ちゃんが家族……家族って、お嫁さんってことですか?」
P「まさか。アイドルをお嫁さんにだなんて恐れ多い」
ちひろ「身内にするのはありなんですか」
P「ありです。妄想ですし」
ちひろ「日菜子ちゃんみたいなこと言ってる自覚はありますか?」
P「もちろんありますが」
ちひろ「よかった、手遅れではないみたいですね」
4 :
きらりんは妹なの?
5 :
kwsmさんは妹
三船さんも妹
響子ちゃんはお母さん
6 :
妹→唯にゃん
7 = 1 :
P「それで、凛ですよ」
ちひろ「ふむふむ」
P「凛は……そうですね、妹かな」
ちひろ「妹ですか?」
P「オーソドックスですね」
ちひろ「確かにオーソドックスですね」
P「夕方の、リビングあたりの一幕で……」
ちひろ「へぇ……?」
P「イメージしろ! スタンドアップ・ザ・ヴァンガード!」
8 = 1 :
渋谷凛(15)
P「……」
凛「お兄ちゃん?」
P「あ、凛。どうした?」
凛「別に……ご飯できるよ」
P「わかった、片付ける」
凛「家でまで仕事?」
P「ん、ちょっと書類がなぁ……」
凛「ふーん……大変だね」
P「まぁな……社会人だし」
9 :
かわいい
10 = 1 :
凛「……」
P「データ見てても面白くないだろ?」
凛「うん、よくわかんない」
P「ん、じゃあまぁどかすから……」
凛「あ」
P「ん? どうした?」
凛「ねぇ、ここだけ桁が大きいみたいだけどいいの?」
P「うぇっ……嘘だろ!?」
凛「……」
P「うあぁぁ……こりゃ修正しなきゃ……」
凛「大変だね」
P「うん……でも気付けて助かったよ、ありがとな。凛」ポンポン
凛「別に……無理、しないでね」
P「うん、わかってるって!」
11 = 1 :
P「こんな感じですかね」
ちひろ「なるほど……普段とあまり変わりませんよ?」
P「凛はクールですからね。家ではもうだらっだらに甘えてくる凛ていうのも考えたんですが」
ちひろ「そっちに興味があります」
P「まぁまぁ、よいではないか」
ちひろ「不完全燃焼です……それから」
P「はい?」
ちひろ「凛ちゃんなら『お兄ちゃん』より『兄さん』じゃないですか?」
P「そこはね……悩みましたよ。それはもう、断腸の思いですよ」
ちひろ「そうですか……」
P「次いってみましょう」
12 :
長女 アナベベ
次女 きらり
真ん中 P
三女 蘭子
13 = 1 :
P「そうですね……さっきは妹だったので……」
ちひろ「次は……お姉ちゃんですか?」
P「そうですね」
ちひろ「お姉ちゃん……うーん、お姉ちゃん……」
P「凛に続いてですし。卯月、っていうのも考えたんですよ」
ちひろ「卯月ちゃんですか……なにか問題でも?」
P「ちょっと、まぁ……スパイスが足りないかなーって」
ちひろ「スパイスですか」
P「だから俺はあえて杏を提唱します」
ちひろ「杏ちゃん……!?」
P「イメージしろ!」
ちひろ「それ毎回いりますか?」
P「いりませんね」
14 :
安定のトップバッターしぶりん
この立ち位置のおかげで今日も飯が美味い
15 = 1 :
双葉杏(17) 身長139cm ニート
P「たっだいまー! って、うわぁ……」
杏「ん、あ? おかえりー、我が愛しの弟よー」
P「姉ちゃん何やってんの……」
杏「見てわからないかなー。だらけてるの」
P「そこ、コーラこぼれてる」
杏「拭くもの探すのめんどくさくて、そのうち乾くしいいかなーってさー」ケラケラ
P「ったく……なにやってんだよ、もう。片付けるよ」
杏「おーおー、働き者の弟をもってお姉ちゃん幸せだなー」
P「はいはい……」
16 = 1 :
P「ふぅ、こんなもんかな」
杏「うん、ご苦労様。ほめてやろう」
P「はいはい、ありがとう……」
杏「褒美として飴を……あ、無い」
P「……」
杏「ねぇねぇ、お姉ちゃん飴買って来てほしいなー?」
P「やだよ、めんどくさい……」
杏「えー、ケチー。ほら、買ってきたら1つあげるから」
P「せめて金くれよ!」
杏「やだー」
P「ほんっとにこの姉ちゃんは……」
杏「んー? かわいいお姉ちゃんを持てて幸せって?」
P「んなわけあるかぁ!」
17 = 1 :
杏「はぁー、仕方ないなぁ……」
P「なんだよ」
杏「じゃあ自分でお金出すから、部屋までおんぶしてよ」
P「は?」
杏「階段登るのめんどくさいし、ね?」
P「……」
杏「んー……じゃあお駄賃もあげるから」
P「はいはいわかりましたよ……」
杏「うんうん、素直なほうがかわいいぞー」
P「はぁ……」
杏「どうせならこのまま一生養ってくれたりしない?」
P「しない!」
18 = 1 :
―――
――
―
P「こんな感じで」
ちひろ「なるほど」
P「お姉ちゃん、って意外とだらしない子が似合うと思うんですよ」
ちひろ「確かに一理あるかもしれませんね……」
P「そういう意味では、そうですね……和久井さんとか」
ちひろ「留美さんですか?」
P「あの人も、仕事はできるけど普段はからっきしですし。いいかもしれません」
ちひろ「たとえば……?」
P「たとえば……」
20 = 1 :
和久井留美(25)
ガチャッ
留美「……ただいま」
P「姉さん、お帰り」
留美「……帰りは遅くなるって言ったはずだけど?」
P「うん、待ってた」
留美「夜はきちんと寝ないとダメよ?」
P「わかってるって。でもそれは姉さんもだろ」
留美「……そうね」
P「……なんかあったの?」
留美「少し」
P「そっか……ん、はい」コトッ
留美「……?」
P「ココア。飯、あっためるから飲んでてよ……コーヒーだと眠れなくなるし」
21 :
良いイメージだ!
22 = 1 :
P「……」カチッ…
留美「……仕事でね」
P「うん?」
留美「少し……いえ、大変なミスを犯してしまって」
P「……」
留美「仕事だけでやってこれたのに、こんなつまらないミスをやらかして……自信を無くしそうなの」
P「そっか……」
留美「……」
P「姉さん」
留美「何かしら?」
P「俺は、姉さんのいいところ。いっぱい知ってるよ」
留美「……」
P「仕事だけじゃないよ。もっと、自信持っていい。肩に力入りすぎじゃない?」
23 = 1 :
留美「……そうかしら」
P「そうだよ。それに、普段の姉さんを知ってる人なら……きっと、ミスぐらいで責めたりしないって」
留美「でも、私は周りには厳しくしているわけだし。自分だけミスが許されるだなんて……」
P「許される、とかじゃなくて……ほら、もっと周りに頼るとかさ」
留美「頼る……」
P「そうそう! 俺、姉さんの仕事がどれだけ大変かなんてわかんないけど……」
留美「……」
P「こう、グチとか。家であんまり話さないでしょ? 言ったら楽になるかもしれないし。聞くぐらいならできるよ?」
留美「……ふふっ、私は良い弟を持てたみたいね」
P「姉さん?」
留美「あなたが弟で本当に良かった……そばに、いてくれてありがとう」
24 = 1 :
―――
――
―
P「こんな感じで」
ちひろ「あぁ、不器用ですものね……留美さん」
P「えぇ。仕事だけにうちこんできたせいで家事もからっきしだとか……」
ちひろ「最近は、料理の勉強もしているそうですよ」
P「そうなんですか?」
ちひろ「えぇ、食べさせたい相手が見つかったとか……」
P「へぇ……」
ちひろ「……」
P「なんです?」
ちひろ「なんでもないです」
25 :
誰だろうね(棒)
26 = 1 :
P「さて、次は……」
ちひろ「次は?」
P「……」
ちひろ「いきなり悩んでますね」
P「まぁ、アイドル達も一筋縄ではないですから」
ちひろ「あなたは誰なんですか」
P「さて」
ちひろ「はい」
P「じゃあ……母を」
ちひろ「お母さん、ですか……」
P「楽な話題ではありません」
ちひろ「そうですね」
27 :
特攻の拓海は姉に欲しいな
いや年下なんだけどもやっぱり姉が良いやん
28 :
親父が再婚してできた義母がエロい30代だったとか
29 :
素晴らしいな
でも、城ヶ崎姉妹は隣家の娘さんとか従姉妹、又従姉妹辺りが映えそうだ。
30 = 1 :
P「普通に考えれば」
ちひろ「はい?」
P「川島さんとか、高橋さんになるでしょう」
ちひろ「年長組ですね……」
P「ですが」
ちひろ「はい?」
P「あえて俺は日下部さんを押します」
ちひろ「若葉さん、ですか」
P「あぁ見えて20歳です」
ちひろ「知ってますよ? それでも若すぎませんか」
P「では少し……」
31 = 12 :
グンマーはキャラの豊富なモゲマス内でも随一の土下座すればヤらせてくれそう感
32 = 1 :
日下部若葉(20) 身長:148cm 群馬出身
ピピピピッ ピピピピッ ピピッ
P「うるさいなぁ……」バシッ
P「うーん、あと5分……」
P「……ムニャ……」
ガチャッ
若葉「こーら! おーきーなーさーい!」
P「んぁ……母さん……?」
若葉「学校、遅刻するわよ?」
P「だいじょぶだって……まだぁ……」
若葉「だめですっ」コツン
P「いたっ……」
若葉「朝ご飯も作ったんだから、ちゃんと食べてもらわなきゃ!」
P「はいはい……」
33 :
SSでは初めて見たかもな日下部さん
34 = 1 :
P「んぁ……」モグモグ
若葉「どう? 美味しい?」
P「ん……まぁまぁ」
若葉「……うーんと……」
P「……」モグモグ
若葉「学校の勉強、どうかな~?」
P「普通」
若葉「そっかぁ、普通なんだ……」
P「……」モグモグ
若葉「それじゃあ、お友達は」
P「母さん」
若葉「な、なぁに?」
P「……しつこい」
若葉「あ……ご、ごめんね?」
35 = 1 :
若葉「お母さん、心配で……」
P「心配って……別に勉強も普通だし。友達もいるよ」
若葉「でも、もしもってことがあったらって考えると~」
P「はぁ……母さん」
若葉「な、なぁに?」
P「俺、母さんに隠し事とかしたことないから」
若葉「……」
P「悩みがあったら相談するって……信じろよ」
若葉「そ、そっかぁ……お母さん、嬉しい~」ギュッ
P「だ、だからくっつくなってば! 前、母さんと買い物言った時噂になったんだから!」
若葉「……噂って、どんなの?」
P「あれ、他校の生徒で彼女なのか、それとも妹なのかって……」
若葉「えぇ~!? 私、お母さんなのにぃ……」
P「だからベタベタするのはいやなんだってば!」
36 :
隣町に住んでる女の子:ちゃんみお
>>29
隣の家の少女とはまたキツい……
37 = 1 :
―――
――
―
P「みたいな方向ですかね」
ちひろ「なるほど、あの人はもうほとんど伸びしろが……」
P「それ以上いけない」
ちひろ「……失言でした」
P「入社してから1年以内に4cm伸びた17歳だっているんですから、まだ身長が伸びる可能性だって無きにしも非ずですよ」
ちひろ「本気で思ってます?」
P「杏が自分から働きだすぐらいの確率はあると踏んでます」
ちひろ「なるほど」
38 = 12 :
きらりは成長期だから
39 :
>>36
家族だったらという妄想なのにその対象にすらなれないなんて
ちゃんみおは不憫だなぁ
40 :
いいよちゃんみおと千枝ちゃんは俺が引き取るから
41 = 1 :
P「さて……他のお母さんだと……」
ちひろ「まだ続けますか?」
P「……後回しにしましょうか」
ちひろ「後回し?」
P「今、少し思いつきました」
ちひろ「思いついたって、何がですか?」
P「家族、血縁関係に限る必要はないかなって」
ちひろ「なるほど、妄想ですものね」
P「妄想ですからね」
42 :
病弱な幼馴染み加蓮
43 = 1 :
ちひろ「それで、具体的には何を?」
P「……まずは軽めに、姪を」
ちひろ「姪、ですか……確かに家族感は薄れますね。自分は叔父さんですか? 伯父さんですか?」
P「おじさんです」
ちひろ「厳密な定義は置いておくんですか?」
P「そうしましょう」
ちひろ「それで、誰が姪にしたいんですか?」
P「わかりませんか?」
ちひろ「はい?」
P「姪なら、蘭子でしょう」
ちひろ「蘭子ちゃん……?」
44 :
ランコビッチはビッチじゃないよ
45 :
「かな子…しばらくお菓子は控えなさい…メタボリックシンドロームだって健康診断で…」
「ひどい!パパなんて嫌い!」ムシャムシャ
46 = 1 :
神崎蘭子(14) 厨二病)
P「んー、たまには帰省したら兄さんと被るとはなぁ」
兄「はっは、いいじゃないか別に……そうだ。お前もいい嫁さんみつけたか?」
P「さっぱり。全然だよ……ははっ」
兄「枯れてるなぁおい」
P「疲れてるんだよ」
兄「ま、いいや。ゆっくりしてけよ」
P「はいはい……あ、兄さん」
兄「ん?」
P「蘭子ちゃん元気?」
兄「あぁ、蘭子な……蘭子はなぁ……」
47 = 1 :
あ
病院いかなきゃいけないの忘れてた
ごめんなさい
48 = 27 :
蘭子ちゃんの心の声を熊本弁で書く粋な奴をずっと待ってる
49 :
病院代行はよ
50 = 21 :
落とすわけにはいかん
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