元スレ佐天「吸血鬼を召喚し使役する能力かぁ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 27 :
あれかぁwwww
52 = 1 :
佐天「吸血鬼ってなんなの……」
アーカード「おい」
佐天「うわっ!いきなり後ろから声をかけないでください!」
佐天「ていうかあなた棺桶の中にいませんでしたっけ!?」
佐天「ていうかていうか!あの棺桶!どこ行ったんです!?」
アーカード「いちいち喧しい娘だ。そんなことはどうでもいい」
佐天「ツッコミが追い付かないよぉ……」
53 = 1 :
アーカード「さあ我が主よ。次のオーダーをよこせ」
佐天「命令って言われてもなぁ」
佐天(また女の子の姿に戻るのもいいなぁ)
佐天(でも今の状態もちょっと格好良いかも)
佐天「どんなことができるんです?」
アーカード「いろいろできる。ナチスをくびり殺したり神父の心臓を」
佐天「けっこうです」キッパリ
54 :
■■さんの時代がきたぞ!!
55 = 1 :
佐天(この人、実はかなり危ない人かも……)
佐天(でも、とても強いのかな……だったら……)
佐天「だったら、私の友達を助けてください!」
アーカード「ほう」
佐天「私の友達にとっても困っている人がいて、でもその人はとっても強くて」
佐天「私に助けを求めたりしなくても自分で何でも解決できちゃうすごい人なんですけど」
佐天「でもそれでも、その人が今困ってて、私はその人の力になりたいんです!」
56 = 1 :
アーカード「……」
佐天「あの……ダメですか?」
アーカード「くっくっくっく……」
佐天(こわっ!!)
アーカード「いいだろう、我が主よ。そのオーダー、確かに承った」
佐天「ありがとうございます!」
佐天(御坂さん、私、あなたのお手伝いがしたいんです)
佐天(迷惑かもしれない。必要ないかもしれない)
佐天(でも私、あなたのために何かしたい)
佐天(じっとしているのは、嫌だもんね!)
57 = 39 :
一方通行逃げろ
58 :
召還できるのは一人とは言っていない
59 :
>>1さんは、ヘルシング読んだことあるようでないな。
アーカードが「腹へった、血を飲ませろ」なんて言うかよ
60 = 1 :
学園都市、とある路地裏
佐天「……とは言ったものの、どこにいるのかしら……」
佐天は当てもなく路地裏を歩く。
陽はすでに傾きかけていた。
佐天(アーカードさん、ちゃんとついてきてくれてるかな)
アーカード(お前の影の中にいる。問題ない)
佐天(うわ~、私テレパシーで会話しちゃってるよ……)
佐天「こんなんで、見つかるのかなぁ」
アーカード(私の”体”が街中を走っている。すぐに”掛かる”)
佐天(意味分かんないけど凄そう……。吸血鬼ってこんなんだっけ?)
61 :
さっきまでヘルシング見てた俺にはタイムリーなスレ
62 = 1 :
佐天「そう言えば、さっきはごめんなさい」
アーカード「何の話だ」
佐天「ごき……棺桶に勝手に触ってしまって、ごめんなさい」
佐天「あれ、あなたの大切な物なんですよね」
アーカード「……私の最後の領地だ」
アーカード「あそこで生まれ、あそこで死ぬ」
佐天(アーカードさん、ちょっと寂しそう)
63 = 1 :
角を曲がる佐天。
アーカード「おい」
佐天「え?」
どすん
誰かにぶつかった。
佐天「きゃ!?」
不良A「おいおいおいおい、いってぇじゃねーかよぉ?」ニヤニヤ
不良B「骨が折れちまったぞ、どうしてくれる?」ニヤニヤ
佐天「ご、ごめんなさい……」
不良C「あれあれぇ?この子可愛くない?超可愛くない?」ニヤニヤ
不良A「うっへっへ、こりゃあいいや」ニヤニヤ
佐天(アアアアアーカードさーん!)
65 = 1 :
3人の不良が佐天を取り囲む。
不良B「ねえカノジョー、俺たちと楽しいことしない?」ニヤニヤ
不良A「それでチャラにしてやるからさぁ」ニヤニヤ
アーカード(まったく、どこにでもこの手の輩はいるものだな)
佐天(そんなこと言ってないで、助けて下さいよ!)
不良C「オラ何とか言えよ!」ドン!!
佐天「痛っ!」
アーカード「しょうがない小娘だ」
66 = 1 :
不良たちは見た。
ビルの壁面に映った少女の影から、人の上半身が浮かび上がってくるのを。
影の手が伸びる。
アーカード「ゴミどもめ」
不良達「……!!」
アーカードの眼が妖しく光る。
アーカード「失せろ」
不良達「はい」
佐天は目を丸くしたまま、3人の不良の背中を見送った。
佐天「え?え?今何したんです?」
アーカード「何もしていない」
佐天「はぁ……」
佐天(エ口光線か何かかな……)
67 = 1 :
アーカード「それはそうと、お前は本当に危機感が足りんな」
アーカード「それではいくつ命があっても足りん」
佐天「反省します……」
アーカード「……それはまあいい」
アーカード「ところで、お前の輩(ともがら)が見つかったぞ」
佐天「本当ですか!?」
アーカード「……」
佐天「どうし……!?」
佐天は見た。
アーカードの顔には、怖気のするような笑みがあったのだ。
アーカード「どうやら、”楽しいこと”になっているようだぞ」
佐天「御坂さん……!」
人いない……寂しい……
68 :
いるぞはよ
69 = 30 :
見てるぞ~
70 :
お前の影にいるから
71 = 1 :
とある倉庫街に爆音が響く。
一方通行「ヒャーッハッハハハハハッハハハッ!!!」
一方「いつまで逃げてるつもりですかァ?三下ァ!」
上条「ちくしょう!」
一方「クケケケケケケ!」
再び爆音。
髪をツンツン立てた少年が宙を舞う。
72 = 27 :
居るから黙って書きなさい
かまってちゃんと思われるしな
73 :
一方さんオワタ
74 = 1 :
御坂「うう、強い……」
御坂美琴は傍らに倒れている々姿の妹を見つめる。
生きてはいるが、すでに意識が無かった。
御坂「やっぱり無理なのよ……あいつに勝つなんて」
御坂「あいつまで巻き込んで……私、バカみたい……」
御坂は気を失った。
3人の敵を倒し、一方通行は再び笑う。
一方「ケケ、雑魚どもがよォ。もちっと楽しませろよなァ」
アーカード「おい」
75 = 68 :
死亡確定
76 :
少佐だしてくれ...
77 = 1 :
声が掛かった。
一方「あァン?」
そこには赤いコートの男が立っていた。
一方「誰だァ、てめェ?」
アーカード「俺の名前はアーカード。HELLSINGのゴミ処理係だ」
一方「ヘルシングだァ?聞いたことねェなァ?」
一方「でもちょうどいいや。ゴミならあるぜェ?生ゴミが3つもなァ!」
アーカード「……まったく、気配を感じて来てみたら、こんな餓鬼だとはな」
一方「……あァン?」
一方通行の表情が歪む。
78 :
れみりゃじゃないのか
ノシ
79 = 1 :
アーカード「餓鬼が餓鬼をいたぶって好き勝手絶頂やってもらわれると、この上なく不快だ」
アーカード「そうだろう、娘?」
佐天「うえっ!?」
物影に隠れていた佐天に向かって、アーカードは言う。
アーカード「さあ我が主よ。オーダーを。オーダーをよこせ」
佐天「……そいつを倒して、御坂さんたちを助けて!」
アーカード「認識した。マイマスター」ニィ
80 = 58 :
アーカードさんってどんくらい強いの?
81 :
>>80
防御力は人並みだけどHPがハンパない
82 = 73 :
>>80
百万個命があってその数だけ殺さなきゃ死なない
火力よりも生存力がチートなキャラ火力もそれなりにチートだけど
83 = 1 :
一方「何だァ?何ですかァ?」
一方「主だの何だの、SMプレイですかってンだ」
一方「おいおっさン。俺が誰だか分かってンのかァ?」
アーカード「知らんな」
一方「ケッ、じゃあ教えてやるよ。俺は一方通行だ」
一方「学園都市の最強の超能力者(レベル5)様だよォ!」
佐天(マジで!?実在するんだ!?)
佐天「アーカードさん!さっきの取り消し!やばいって!」
佐天「早く御坂さん達を助けて逃げようよ!」
一方「もうおっせェよ!」
84 = 1 :
一方通行が地面を蹴る。
無数の砂利が、まるで散弾銃のようにアーカードを襲う。
佐天「アーカードさん!!」
肉と内臓が引き裂かれ、血が噴き出す。
佐天が悲鳴を上げる。
一方「ウヒャヒャヒャヒャ!どうしたよォ、糞奴隷野郎!」
アーカードが倒れる……と思われた。
85 :
旦那は頼もしさで言えば最高クラスなんだけど純粋に能力だけで見ると一方さんに勝てなさそうなんだよな
86 = 1 :
アーカード「餓鬼が」
佐天「え?」
一方「なッ!?」
バラバラになったはずのアーカードの身体が再生する。
アーカード「なるほどなるほど、そういう能力か」
佐天「すごい……」
一方「へへ、どういう細工か知らねェが、随分と楽しませてくれるじゃねぇか!」
轟ッ!
一方通行の身体が加速し、弾けたようにアーカードに突進した。
アーカードは銃を抜き、それに応じる。
ヒュパ!
連発する破裂音。
しかし一方通行は止まらない。
87 = 1 :
一方「ミンチにしてやンよォ!!」
アーカードの首が飛ぶ。
佐天がまた悲鳴を上げる。
一方「まだまだァ!」
無数の鉄骨が飛来し、アーカードを押し潰していく。
佐天「アーカードさーん!」
砂煙と血の臭いが空間を満たす。
一方「どうだァ、ゴミ処理係ィ?自分がゴミカスになる気分はよォ!」
一方通行の邪悪な笑いがこだまする。
しかし――
88 :
自分の中身殺しが既に終盤で残機が10くらいしかないという可能性も…
89 = 54 :
果たして犬は魔術扱いなのか
それにより攻撃か通るか決まるな
90 = 1 :
アーカード「拘束制御術式第3号、第2号、第1号、開放」
アーカード「状況A 『クロムウェル』発動による承認認識」
アーカード「目前敵の完全沈黙までの間、能力使用限定解除開始」
チキチキチキチキ
一方「な、なンだァ!?」
アーカード「教育してやろう。吸血鬼の闘争というものを」
91 :
旦那そいつ吸血鬼ちゃう
92 = 76 :
子安の化物がぁぁぁってシーンが浮かんだ
93 = 1 :
アーカードの身体が拡散していく。
黒い闇の中に、不定形の”何か”が浮かび上がる。
それは黒い獣となって、一方通行に襲いかかる――!
一方「なンだよこれはァ!?」
咄嗟に身をかわす。
最強の自分が、身をかわすことになるとは。
ゾルッ!
一方「うぎゃああああああああ!!俺の腕がああああああ!!!」
94 = 1 :
右腕が、黒い獣に食いちぎられていた。
真っ赤な鮮血が生々しく光っている。
一方(畜生ちくしょう、どうなってやがンだチクショウ!)
反射膜は確かに張っていた。
しかし防げなかった。
アーカードの声がする。
アーカード「おいどうした最強?」
アーカード「まだ腕が一本千切れただけだぞ。かかってこい」
闇の中からアーカードが言う。
95 = 27 :
未知の物質?だし反射はできないよなぁ
96 = 81 :
>>88
能力的にはシュレディンガーの持ってるから死なないんじゃない?
97 = 1 :
一方「うぎぎぎぎぎ……」
アーカード「その程度の傷で戦闘不能とは情けない」
再び獣が一方通行を襲う。
一方「うげェ!」
左脚が闇に消える。
迸る血が夜を染める。
アーカード「もはや演算もできんか」
アーカード「能力に比べて、肉体と精神が脆弱すぎるな」
98 :
腕千切れたのに気絶せずに状況分析できるとかもやしのくせにやるじゃん
99 = 91 :
一通ってぶっちゃけトバルカインにも負けそう
100 = 1 :
静かに歩み寄り、アーカードが一方通行に囁く。
アーカード「ときに最強。貴様はどのくらいの間、不眠不休で闘える?」
アーカード「何も食べず、眠らず、休まず、何年くらい闘っていられるかね?」
アーカード「私を打ち倒したいのならば、早く立つことだ」
アーカード「なあに、あとたったの3,000,000回くらいだ」
虫のように這いつくばる一方通行をアーカードは見下ろす。
みんなの評価 : ☆
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