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    元スレセレス「二人仕掛けの夢模様」

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    101 = 1 :

    苗木「儚げで、触れたら消え入ってしまいそうな危うさ! それでも
       こうして手をとれば、たちまち伝わるセレスさんの熱と感触が
       セレスさんの存在を伝えてくれるんだ!」

    苗木「セレスさんは消えたりなんかしないって!
       生きた人なんだって!」

    苗木「妖精のようだけど 妖精とは相反した、人ならではの魅力もいっぱい詰まってる
       そのギャップにボクはいつだって辛抱たまらないよ!」

    セレス「あの、もう本当に……」

    102 = 6 :

    苗木は物理いがいにこんな情熱をひめていたんか・・・

    103 = 1 :

    苗木「抱き心地の良し悪しでいったらパーフェクトだよ!
       出来ればずっとこうしていたいよ! あぁ、時間なんて――」

    苗木「この世から無くなってくれればいいのに!!!!」

    セレス「」

    苗木「はぁ……! はぁ……!」

    苗木「……」


     >ワイワイガヤガヤ


    苗木「……ん?」

    104 = 1 :

    罪木「み、澪田さーん あのお2人は何をやってるんでしょうか……」

    「しっ、見ちゃ駄目っすよ 詳しいイチャイチャ模様は
       あとで唯吹がモノマネしてあげるっす!」

    罪木「はわわ! 澪田さんの手で前が見えませーん!」

    西園寺「うっわ、なにアレ
        体育祭が差し迫ってるのに文化祭でする演劇の練習とか
        最近の下級生は月数もまともに数えられないのかなー」

    左右田「つーかプロポーズじゃね……今の」

    苗木「」

    105 = 6 :

    いい自爆だったぞセレスwwwwwwww

    106 :

    蜜柑ちゃん可愛い

    107 = 1 :

    苗木「セ、セレスさん……」

    セレス「い、いいから練習を再開して下さいな」

    苗木「うん――ゆ、ゆっくり走るね」

    セレス「……先程は軽率でしたわ 必要以上に煽ってしまって」

    苗木「ううん、勢い任せだったけどさ……さっきのはボクの本心だから」

    苗木「今回はセレスさんに言われたから頑張って答えたけど
       自分だけじゃきっと言えなかったよ」

    苗木「背中を押してくれてありがとね セレスさん」

    セレス「……はい」

    セレス「本当、アナタは生まれながらにしてのナイトですわね 苗木君」

    108 = 9 :

    ニヤニヤ

    109 = 1 :

     それからというもの、長いと思ってた体育祭の準備期間は

     慌ただしくも楽しい時間となってあっという間に消化された。

     明日はついに本番。 勝てるかどうかは分からないけど、

     最後までセレスさんと色んなことを共有していきたいと思う。

     すべてが順風満帆、このまま何事もなく明日に繋がってくれれば――。

    110 = 6 :

    このまま何事もなく明日に繋がってくれれば

    ヒドイフラグをみた

    111 = 1 :

     ――朝 希望ヶ峰学園>東地区
     本科校舎内>一階廊下


    苗木「あっ、セレスさ――っんわぁ!」

    セレス「はぁ、何をしてますの? こんな場所でつまずくなんて」

    苗木「はは、ゴメンゴメン……ん?」

    苗木「セレスさん なんかいつもと違うような……」

    セレス「あら、お気づきになりまして?
        ソックスを少し長くしましたの」

    苗木「へー、デザインが同じでも 長さは色々なんだね」


     >キーンコーンカンコーン

    112 = 1 :

    苗木「あっ、予鈴だ! セレスさん、行こう」

    セレス「っ――!」

    苗木「……セレスさん……?」

    セレス「はい?」

    苗木「やっぱり、どこか違うよ……もしかして
       体調が悪かったりする?」

    セレス「いいえ? 苗木君の見当違いですわ
        先に参りますわよ?」

    苗木「あっ、待って!」

    苗木(気のせい、だったのかな――でも何だろう)

    苗木(この胸騒ぎは――)

    113 = 9 :

    ほす

    114 = 6 :

    女の子の日・・・おっとだれかきたみたいだ

    115 = 1 :

     数時間後――放課後 希望ヶ峰学園>東地区
     本科敷地内>第一グラウンド


    セレス「なにをたそがていますの?」

    苗木「セレスさん そ、そんな風に見えた?」

    セレス「落ち行く夕陽を遠目に眺めて微笑を浮かべていれば
        それはもうイコールでしょう」

    苗木「あ、ははっ……何だか恥ずかしいな」

    苗木「……ちょっと考えごとをしてたんだ」

    セレス「明日のこと、でしょうか」

    苗木「うん」

    セレス「なるようになる、よりは
        なるようにすると考えるのが勝利の鉄則でしてよ」

    116 = 9 :

    たそがれてる苗木きゅんかわいい

    117 = 1 :

    苗木「うん、セレスさんの心得で 勝てるように頑張るつもりだよ
       ボク達は二人で戦うんだ」

    苗木「一緒に勝とうね セレスさん」

    苗木「……セレスさん?」

    セレス「ハァ……ハァ……ぅ……くぅ……」

    苗木「え……!?」

    苗木「セ、セレスさん!!!!」

    苗木「セレスさん? 聞こえる?
       ど、どうしてこんな――セレスさん! セレスさん――」

    118 = 1 :

     10分後――放課後 希望ヶ峰学園>東地区
     本科校舎内>保健室


    苗木「……」

    罪木「あ、あのぅ……苗木さん」

    苗木「!――セ、セレスさんは……!?」

    罪木「ヒ、ヒドい打撲と擦り傷ですぅ……膝周りだけ執拗に狙って
       鉄パイプのような物に、何度も殴打された痕があって……うぅう」

    119 = 106 :

    狛枝か?

    120 = 9 :

    くそっ...枕殴っちまった...セレスさんに手を出すとかゆるせねぇな...

    121 :

    >>120
    混乱させんなwwwwwwwww

    122 = 56 :

    霧切さんか舞園さん、ひどいよ…

    123 = 106 :

    >>120
    ぼっち何してんだ

    124 = 1 :

    苗木「お、殴打された……?」

    罪木「そ……それと、たぶん昨日つけられた傷だと思います……
       どれも比較的、新しく見えたので」

    罪木「もう少し診ないと分かりませんけど……
       骨にヒビが入ってる可能性もあるので、しばらくは絶対安静ですぅ……」

    苗木「……ありがとう、ございました セレスさんは今……」

    罪木「お、起きてますよ……どうぞ――」

    125 = 6 :

    ソックス長かったのも傷をかくすためだな

    126 = 9 :

    ほむ

    127 = 1 :

    セレス「……」

    苗木「……」

    セレス「聞かれる前に答えておきますけれど
        わたくしの体を痛めつけた愚図どもの素性は分かりかねます」

    セレス「暗闇の帰り道で視界が不明瞭なうえに、頭には白と黒色の被り物
        全員が無言でわたくしを叩くものでしたので、性別すらなんとも」

    苗木「なんで……」

    128 = 1 :

    セレス「まったく、何が目的であんなことをしたのか
        どんな過激派であっても、正当化に必要なプロパガンダの一つや二つ
        かかげて然るべきでしょうに」

    苗木「……なんで、なんだよセレスさん」

    セレス「……質問の意図が分かりかねますわ」

    苗木「なんでもっと、早く教えてくれなかったの……?」

    苗木「痛いなら痛いって、辛いなら辛いって 言ってくれればいいのに……」

    苗木「そんな大事なことを隠して、なんになるのさ……!」

    129 = 9 :

    セレスさん…

    130 = 1 :

    セレス「……いつも言っておりましてよ」

    セレス「ナイトがわたくしの手足となって動くのが
        わたくしの夢であると」

    セレス「その為、ナイトには常に万全のコンディションを
        保っていただかなくてはなりません 身も心も」

    セレス「……今回は失敗しましたけれど
        ナイトの心を良好に保てるのなら、苦痛の一つや二つ
        いくらでも隠し通してみせましょう」

    セレス「おわかりですか?」

    セレス「わたくし一人を縛るだけに過ぎないケガで、ナイトの手足まで縛ってしまう」

    セレス「――などという半端は、絶対にあってはならないのです」

    セレス「このセレスティア・ルーデンベルクには」

    131 = 9 :

    おちる

    132 = 1 :

    セレス「さぁ、明日は共に頑張りましょう?
        わたくしはここに泊まることになっていますので、苗木君はおかえり下さいな」

    セレス「警備員も動員してくれるそうなので、ご心配なく」

    苗木「……ダメだ 棄権しよう、セレスさん」

    セレス「する必要なんてありませんわ」

    苗木「……」

    セレス「はぁ、ケガを知られたのは予想以上の痛手になりそうですわね……」

    苗木「セレスさんは明日、ずっとここで休んでるんだ」

    苗木「あとはボクたちが何とかするから」

    セレス「……! 待ちなさい! な、苗木君――」

    セレス「……苗木君」

    133 = 6 :

    >>130最後の三行かっこよすぎわろた

    134 = 1 :

     次の日――朝 希望ヶ峰学園>東地区
     本科敷地内>合同大グラウンド


    桑田「やっべ、もう疲れた……」

    舞園「まだ開会式しか終わってませんよ」

    苗木「……」

    石丸「どうした、元気がないじゃないか! 苗木君!」

    苗木「う、ううん――大丈夫だよ」

    十神「放っておけ セレスの事は仕方ないとはいえ
       早々に戦力低下をもたらした戦犯者なんだからな」

    135 = 1 :

    石丸「そのような言い方こそ士気の低下を招くぞ!」

    石丸「それに戦力なら大丈夫だとも 苗木君の早期連絡の甲斐もあって
       生徒会の方から一人、応援を出してもらえることになった!」

    桑田「マジ? どうせなら可愛い女の子きてくんねぇかな」

    石丸「名前はたしか“斑井一式”といったかな」

    山田「おっ、中二チックで退廃的なネーミングですな
       我輩は興味ありませんが、二次元であれば
       美少女でも差し支え 斑井「誰が美少女だ」

    136 = 9 :

    どうして地雷を踏みに行くのか

    137 :

    蜥蜴男1号さんじゃないですか

    138 = 6 :

    斑井一式ってだれだよオリキャラ?→画像検索→うわあああああああああああああああああああああ

    こんななのと組まされんのか苗木

    139 = 1 :

    大神「ただ事ではない気配を感じて来たが
       ……お主がセレスの代理か」

    斑井「俺の名前は斑井一式だ 超高校級のボディガードをしてる」

    霧切「待って
       こんな筋骨隆々というより筋肉ダルマと苗木君という名の天使を組ませてしまったら
       天使という名の苗木君の身体が弾け飛んでしまうわ! ていうか私が組みたいから退きなさい」

    霧切「そう苗木君は私と組むべきなのよ! ここまで言えば分かるわね?」

    斑井「なんだこの本音と建て前を逆転させるどころか
       混ぜ合わせて話す女は……」

    140 = 9 :

    霧切さんは本当にブレねぇな

    141 = 74 :

    霧切さんすっかり忘れてた

    142 :

    うっわつまんねー・・・

    143 = 1 :

    十神「だまれ、行くぞ 借り物競争は第一種目なんだからな」

    霧切「ちょっ、触らないで! 体操服のびるから!
       襟を引っ張りながら引きずらないで! 苗木くうーん!」

    葉隠「よっしゃ行くべ!」

    腐川「白夜様! 私も引きずってくださぁあい!」

    144 :

    得体のしれない気持ち悪さを感じる てことはスレ主はゆとりかぁ!?

    145 :

    たしか厳密なゆとり世代って三十代も含むはず

    146 = 137 :

    触れてんなバカ

    147 = 1 :

    苗木「……」

    斑井「浮かねー顔だな 他のヤツらは応援に行ったぞ」

    苗木「……うん」

    斑井「まぁ、テントの中って落ち着くよな この学園に来る前は
       俺も毎年、ここでサボったもんさ」

    苗木「……生徒会の人って、ほんとに体育祭に出られないんですね」

    斑井「まぁな、俺みたいなのは稀だ」

    斑井「学園が認めたはいいけど
       立候補する生徒会のメンバーが他にいなかったから
       出たかった俺が消去法で選ばれたんだからな」

    149 = 1 :

    苗木「……体育祭が好きなんですね」

    斑井「やつg……お前になら話しても良いか」

    斑井「好きだぞ 八つ子全員がジャンケンして
       ここに来たがる位には」

    斑井「空気というか、一体感? 結束? みたいなのがな
       メシも無性に美味いし」

    斑井「そういうのって、体育祭以外でなかなか味わえるものじゃないからな」

    苗木「……」

    150 = 6 :

    八つ子全員がジャンケンして


    なにそれ可愛い


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