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元スレ男「交通事故で死んでしまった…」神「そうですね」
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男「子供を助けたお陰で俺は死んだ…」
神「おめでとうございます」
男「誰だ?」
神「私は神」
男「神…神様ってことはここは天国?」
神「天国、と思われても構いませんよ」
男「やっぱり俺は死んだのか…ああ…死んだんだな…」
神「おめでとうございます」
男「誰だ?」
神「私は神」
男「神…神様ってことはここは天国?」
神「天国、と思われても構いませんよ」
男「やっぱり俺は死んだのか…ああ…死んだんだな…」
神「それよりおめでとうございます」
男「死者におめでとうとか言うなよ…クソみてぇな神だな…」
神「貴方は230億3829万人目の死者です」
男「そんなに死んでるの?」
神「ええ、最近は死者がこっちの世界に多く流れていますよ」
男「じゃあ俺はこれからどうするんだよ」
神「この世界に住んでもらいます」
男「この世界?」
神「そうです、天国に近い世界です」
男「へぇ…第2の人生を歩むって訳か…」
男「死者におめでとうとか言うなよ…クソみてぇな神だな…」
神「貴方は230億3829万人目の死者です」
男「そんなに死んでるの?」
神「ええ、最近は死者がこっちの世界に多く流れていますよ」
男「じゃあ俺はこれからどうするんだよ」
神「この世界に住んでもらいます」
男「この世界?」
神「そうです、天国に近い世界です」
男「へぇ…第2の人生を歩むって訳か…」
ペラペラ
男「その辞典なに?」
神「死者大図鑑です」
男「……」
神「あ、男さんありました」
神「17歳で死因は子供を交通事故から庇い死亡となっていますね」
男「そうそう…その図鑑すごいな」
神「なーんだ、あんた17歳かよ」
男「え…」
神「じゃあ敬語外すね」
男「な、なんだよ急に馴れ馴れしくしやがってよ…!」
神「ふむふむ…男くんは生前、友達は1人しかいなくて学校にもほとんど行ってなかった…」
男「うあああ!!やめろ!!それは言うな!!」
男「その辞典なに?」
神「死者大図鑑です」
男「……」
神「あ、男さんありました」
神「17歳で死因は子供を交通事故から庇い死亡となっていますね」
男「そうそう…その図鑑すごいな」
神「なーんだ、あんた17歳かよ」
男「え…」
神「じゃあ敬語外すね」
男「な、なんだよ急に馴れ馴れしくしやがってよ…!」
神「ふむふむ…男くんは生前、友達は1人しかいなくて学校にもほとんど行ってなかった…」
男「うあああ!!やめろ!!それは言うな!!」
神「それなら死んでも特に地上に未練はないよね」
男「未練はない…かな…」
神「家族にも迷惑をかけっぱなしだったみたいだし」
男「今頃、俺が死んで喜んでるだろうな」
神「見てみる?」
男「え?」
神「このテレビから男くんの家族の様子が見れる」
プチッ
ザーザー
男「あ……俺の家族が映ってる!?」
男「未練はない…かな…」
神「家族にも迷惑をかけっぱなしだったみたいだし」
男「今頃、俺が死んで喜んでるだろうな」
神「見てみる?」
男「え?」
神「このテレビから男くんの家族の様子が見れる」
プチッ
ザーザー
男「あ……俺の家族が映ってる!?」
母「…」
父「……」
男(やっぱり悲しんでるのか…)
神「自分の息子が死んだんだから当然だよ」
母「はぁーやっといなくなったわね」
父「ああ、これで安心して暮らせるよ」
母「今夜はお祝いね!」
父「久し振りに中華料理でも食べに行くか」
母「うふふふ」
プツンッ…ザーザー…
神「……なんかごめんね」
男「いや、いいよ…どうせこんな事だろうと思ってたし」
父「……」
男(やっぱり悲しんでるのか…)
神「自分の息子が死んだんだから当然だよ」
母「はぁーやっといなくなったわね」
父「ああ、これで安心して暮らせるよ」
母「今夜はお祝いね!」
父「久し振りに中華料理でも食べに行くか」
母「うふふふ」
プツンッ…ザーザー…
神「……なんかごめんね」
男「いや、いいよ…どうせこんな事だろうと思ってたし」
神「対して男くんの弟は扱いが違うみたいだ」
男「弟は小学校から受験したり俺と違って優秀だから」
男「一流企業へのレールをただ走り続けてるんだよ弟は」
神「それはそれでつまらない人生ね」
男「いや、そうでもないだろ」
神「弟くんは本当に今の人生に満足してるのかな?」
神「ホントはもっと別にやりたいことがあるかもしれないよ」
男「そういえば、あいつ野球が大好きだったな…」
男「でも、受験の邪魔になるからってすぐ辞めさせられてた」
神「きっと弟くんは今でもそのことを引きずってるはず」
男「…あいつは俺と違って文句を人に言わないからな…引きずってるのかは分からんな…」
男「弟は小学校から受験したり俺と違って優秀だから」
男「一流企業へのレールをただ走り続けてるんだよ弟は」
神「それはそれでつまらない人生ね」
男「いや、そうでもないだろ」
神「弟くんは本当に今の人生に満足してるのかな?」
神「ホントはもっと別にやりたいことがあるかもしれないよ」
男「そういえば、あいつ野球が大好きだったな…」
男「でも、受験の邪魔になるからってすぐ辞めさせられてた」
神「きっと弟くんは今でもそのことを引きずってるはず」
男「…あいつは俺と違って文句を人に言わないからな…引きずってるのかは分からんな…」
母「弟、貴方はこのままずっと勉強し続ければいいのよ」
父「学業のためなら父さんはいくらでも資金を出すぞ」
父「弟はなんの心配もしなくていいからな」
母「今、勉強していれば将来に役立つのよ」
父「お前はエリートなんだ、兄と違って素晴らしい力を持っている」
母「頑張りなさい」
父「頑張れ」
弟「はい」
神「弟くんも大変だね」
プツンッ
男「…」
神「あれ?見なかったの?」
男「あんな親父と母親の顔なんてもう見たくねぇよ…」
父「学業のためなら父さんはいくらでも資金を出すぞ」
父「弟はなんの心配もしなくていいからな」
母「今、勉強していれば将来に役立つのよ」
父「お前はエリートなんだ、兄と違って素晴らしい力を持っている」
母「頑張りなさい」
父「頑張れ」
弟「はい」
神「弟くんも大変だね」
プツンッ
男「…」
神「あれ?見なかったの?」
男「あんな親父と母親の顔なんてもう見たくねぇよ…」
>>23
病気?
病気?
>>27
はよ死ね害虫
はよ死ね害虫
神「将来のためのことに固執し過ぎて色々と見失ってるね」
男「死ねばいいんだよあんな親…」
神「えいっ!」
パァーンッ
神が男の頬を叩いた
男「いってえええええ!!な、なんでこんなに痛いんだ!?」
神「神のビンタだから」
神「確かにね今の男くんの親は間違ってる」
神「でも、君を生んでくれたのは誰?育ててくれたのは?」
男「そりゃあの親だけど…」
男「もしかしたら、あいつ等は俺を拾った血の繋がっていない親なのかも…」
神「残念だけどあの人たちが君の本当の親だよ」
男「…」
神「何にせよ血の繋がった大切な家族に変わりない」
男「死ねばいいんだよあんな親…」
神「えいっ!」
パァーンッ
神が男の頬を叩いた
男「いってえええええ!!な、なんでこんなに痛いんだ!?」
神「神のビンタだから」
神「確かにね今の男くんの親は間違ってる」
神「でも、君を生んでくれたのは誰?育ててくれたのは?」
男「そりゃあの親だけど…」
男「もしかしたら、あいつ等は俺を拾った血の繋がっていない親なのかも…」
神「残念だけどあの人たちが君の本当の親だよ」
男「…」
神「何にせよ血の繋がった大切な家族に変わりない」
神「この世界にきた人の中には両親がいない人がたくさんいる」
神「親孝行しようと思った時には既に亡くなっていた…とか」
神「まだ小さい子供の親が亡くなったりしたりもしてるんだよ」
男「…」
神「だから、親に死ねなんて言うのはその人達に対しても失礼だし」
神「きっといつか男くん自身も後悔するかもしれないからね」
男「後悔なんて…」
神「はい、じゃあこの話はここまで!」
男「クソ…神様に説教なんてされたくねーよ…」
神「そうだね、私も君と同じぐらいの年だしね」
男「エッ」
神「親孝行しようと思った時には既に亡くなっていた…とか」
神「まだ小さい子供の親が亡くなったりしたりもしてるんだよ」
男「…」
神「だから、親に死ねなんて言うのはその人達に対しても失礼だし」
神「きっといつか男くん自身も後悔するかもしれないからね」
男「後悔なんて…」
神「はい、じゃあこの話はここまで!」
男「クソ…神様に説教なんてされたくねーよ…」
神「そうだね、私も君と同じぐらいの年だしね」
男「エッ」
>>27
お前誰だよ
お前誰だよ
男「え…お前いくつなの?」
神「☆×○歳」
男「いや、わかんねーよ」
神「死者には分からないよ。多分、君と同じぐらいの年齢かな。」
男「ははははは、俺はこんなクソ餓鬼に説教されてたのかよ」
神「同い年ぐらいなんだから変わらないよ!」
男「まあいいや…それより俺はどこに行けばいいんだよ」
神「男くんの今の様子だともう1度、地上に戻りたいみたいだね…」
男「は…」
神「戻りたい?」
男(…!!やっぱり漫画みたいに生き返れるんじゃねぇか!)
男(これなら、この先に何回死んでも大丈夫そうだな…!)
神「どっち?」
男「も、戻りたい!戻りたいです!!」
神「☆×○歳」
男「いや、わかんねーよ」
神「死者には分からないよ。多分、君と同じぐらいの年齢かな。」
男「ははははは、俺はこんなクソ餓鬼に説教されてたのかよ」
神「同い年ぐらいなんだから変わらないよ!」
男「まあいいや…それより俺はどこに行けばいいんだよ」
神「男くんの今の様子だともう1度、地上に戻りたいみたいだね…」
男「は…」
神「戻りたい?」
男(…!!やっぱり漫画みたいに生き返れるんじゃねぇか!)
男(これなら、この先に何回死んでも大丈夫そうだな…!)
神「どっち?」
男「も、戻りたい!戻りたいです!!」
神「ごめん、嘘」
男「……」
神「地上に戻すなんて事はこの世界で禁止されてるからね」
神「もし、死者が地上に戻ったりしたらパニックを引き起こしかねないから」
男「だ…騙してなにがしたいんだよ……」
神「ただ試しただけだよ」
神「戻りたい意志はすごくあるみたいで安心したよ」
男「…そりゃ、結婚もしたかったし…彼女も欲しかった…」
男「結局、なにも体験出来ないまま死んだから戻りたいって気持ちはあるよ…」
神「しかも子供を助けて死んじゃったもんね」
男「……」
神「地上に戻すなんて事はこの世界で禁止されてるからね」
神「もし、死者が地上に戻ったりしたらパニックを引き起こしかねないから」
男「だ…騙してなにがしたいんだよ……」
神「ただ試しただけだよ」
神「戻りたい意志はすごくあるみたいで安心したよ」
男「…そりゃ、結婚もしたかったし…彼女も欲しかった…」
男「結局、なにも体験出来ないまま死んだから戻りたいって気持ちはあるよ…」
神「しかも子供を助けて死んじゃったもんね」
男「なぁ、ホントに地上に戻れないのか?」
神「この世界の歴史上…まだ地上に戻った人間は1人もいない」
神「それだけ生き返るということが至難の業」
男「クソッ…尚更生き返るなんて無理じゃねぇか…!」
神「これからはこの世界で生きていけばいいよ」
神「さっ、まずは閻魔の所に行って健康診断を受けてきて」
男「え…閻魔…?」
神「実質この世界の頂点に立つ人だよ」
男「神がトップじゃないの?」
神「今は閻魔だよ、とりあえずこの道真っ直ぐ行ったら着くから」
神「この世界の歴史上…まだ地上に戻った人間は1人もいない」
神「それだけ生き返るということが至難の業」
男「クソッ…尚更生き返るなんて無理じゃねぇか…!」
神「これからはこの世界で生きていけばいいよ」
神「さっ、まずは閻魔の所に行って健康診断を受けてきて」
男「え…閻魔…?」
神「実質この世界の頂点に立つ人だよ」
男「神がトップじゃないの?」
神「今は閻魔だよ、とりあえずこの道真っ直ぐ行ったら着くから」
どこへ行こうというのかね
閣下そんなことをせずとも入れますよさあ何をためらうのです中へお進み下さい閣下
終点が玉座の間とは上出来じゃないかここへ来い
閣下そんなことをせずとも入れますよさあ何をためらうのです中へお進み下さい閣下
終点が玉座の間とは上出来じゃないかここへ来い
男「…はぁ…」
神「それじゃ、この施設の3階の部屋に閻魔はいるから」
神「名前と年と死因をちゃんと伝えてね」
男「お前はどこ行くんだよ?」
神「私はこれからこっちの世界に流れてくる死者達を案内しないと」
男「神様も大変だな」
神「これはバイトだからそんなに忙しくないよ」
男「バイトなの!?」
―3階閻魔の間―
男「……ゴクリ」
コンコン
「どうぞ」
ガチャッ
男「きょ、今日死にました!17歳の男です!死因は交通事故です!」
神「それじゃ、この施設の3階の部屋に閻魔はいるから」
神「名前と年と死因をちゃんと伝えてね」
男「お前はどこ行くんだよ?」
神「私はこれからこっちの世界に流れてくる死者達を案内しないと」
男「神様も大変だな」
神「これはバイトだからそんなに忙しくないよ」
男「バイトなの!?」
―3階閻魔の間―
男「……ゴクリ」
コンコン
「どうぞ」
ガチャッ
男「きょ、今日死にました!17歳の男です!死因は交通事故です!」
閻魔「ふむ、志望(死亡)動機は?」
男「事故です!」
閻魔「趣味は?」
男「エロゲです!」
閻魔「逝ってよし!」
男「逝ってます!」
男&閻魔「がははははは」
男「事故です!」
閻魔「趣味は?」
男「エロゲです!」
閻魔「逝ってよし!」
男「逝ってます!」
男&閻魔「がははははは」
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