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    元スレ淡「高鴨穏乃を100回倒す!」

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    52 = 1 :

    穏乃「私は友達になりたいと思ってるけど、大星さんはどうなのかわからなかったからさ」

    「あ……そうなんだ」ホッ

    穏乃「ごめんごめん。言い方悪かったね」アハハ

    「ホントだよっ…」グシュ..

    穏乃(さて……ここで私から友達になろうって言うのは簡単だけど…………何故か無性に大星さんから言わせたい……)ウズウズ

    穏乃「………で、大星さんはどうかな?」

    「え?ま、まぁ……いいんじゃないの///」

    穏乃「いいんじゃないのってどういう意味?」

    「えと……今言ったみたいなことで」

    穏乃「ちゃんと言ってくれないとわかんないけど」

    「だ、だから……その……高鴨穏乃と………友達になりたい、とかそんな感じの……///」(髪の毛いじりつつ)

    穏乃(ちくしょーーー!可愛い!!)

    54 = 1 :

    穏乃「お、大星さんが私と友達になりたいなんて……嬉しいよ!ありがとう!」

    「う、うん……私は別に、その……高鴨穏乃ほど喜んではないけど……まぁ、嬉しいは嬉しいかな……///」ニヘー

    穏乃「よかった」

    「じゃあこれからも勝負してもいい?」

    穏乃「もちろん。ただ、クイズみたいなズルは無しだよ?」

    「あれはマニアック問題でズルってわけじゃ……」

    穏乃「…………」ムム..

    「う……わかった。ズルはやめる!」

    穏乃「うん。さて、それじゃあ夕飯まで何して遊ぶ?っていってもゲーム機もないし、あんまり遊べるものないけど……あ、人生ゲームがあった。人生ゲーム勝負や
    る?」

    「やる!絶対勝つ!」

    穏乃「私だって負けないよ~……――――」

    55 = 1 :

    穏乃「―――……やった!勝ち~!」

    「また負けた~!!」

    穏乃「いや~、なんかツイてるなぁ。これで私の3勝目だね」エッヘヘー

    「うぅ~……ダブリーが出来ないのが辛い……」

    穏乃「人生ゲームでダブリーって何?」

    「ゴール1マス前でお金いっぱい」

    穏乃「それズルだよ……」

    穏乃「ご飯出来たわよ~!」

    穏乃「お、いいタイミング。行こ」

    「うん」

    56 = 1 :

    <リビング>

    「あの、改めまして。私は穏乃さんの友達の大星淡です」ニコッ

    穏乃「ふふっ、よろしくね」

    穏乃(うぉおぉ……友達になったこと、そんなに嬉しくないとか言っといて、めちゃくちゃ喜んでる!くっそー……可愛いなー)

    穏乃(それと、高鴨穏乃って呼ばれるより『穏乃さん』って呼ばれる方がいいなぁ。ちょっとドキッとする)

    穏乃「それじゃ食べましょうか。いただきます」

    穏乃・淡「いたーだきます!」

    パクパクモグモグ..

    穏乃「大星さんが遊びに来てくれて嬉しいわ~。この子ったらいつも1人で山に行って遊んで……友達いないんじゃないかって心配してたのよ」

    「あんほ、ほうあんえふか」モグモグ

    穏乃「あらら。食べてる途中に話し掛けちゃってごめんなさいね」

    「!ひ、ひいえ……ごくごく………はぁ………なんと、そうなんですか?」

    穏乃「ふふっ……言い直してくれたのね。ありがとう」

    「い、いえ……///」

    57 = 1 :

    穏乃「……友達がいないわけじゃないよ?ただ1人で遊ぶことが多いだけで」

    穏乃「それとあんた、携帯置いて山に行くのやめなさいよ。松実さんとか憧ちゃんがあんたを誘いに来てくれた時あったけど、連絡つかないから帰っちゃったわよ」

    穏乃「あはは……学校でもそれ言われた」

    「………私以外に友達いるんだ」

    穏乃「いるよっ!ひどいなぁ」

    「ふーん……」

    (なんかモヤッとするなー……)モグモグ..

    穏乃「あ、ねえ大星さん。大星さんはこの後の予定とかって決まってるのかしら?」

    「へ?いえ、特には」

    穏乃「だったらうちに泊まっていかない?」

    「え?」

    穏乃「!」

    穏乃「だって東京からわざわざ来てくれたんでしょ?それとも、もうホテルとか予約してある?」

    「い、いえ……日帰りのつもりでしたので」

    58 = 45 :

    あわあわノープランかわいい

    59 = 1 :

    穏乃「あら!日帰りなんて大変じゃない。是非泊まっていって。ね?」

    「いいんですか?」

    穏乃「もちろん」ニコリ

    「…………」チラ

    穏乃「ん?」

    「…………」ジー..

    穏乃(あの目……『泊まっていい?』ってことかな?それか私に『泊まっていって』と言ってほしがってる?うわ、それ可愛いなぁ)

    「…………」シューン..

    穏乃(ああっ!私が何も言わないからだんだん元気がなくなってきた。ごめん!でもそのしょぼんとした顔がいい!)

    「…………」

    穏乃「私は大歓迎だよ」ニコリ

    「あ……」パァァア!

    「じゃ、じゃあ!是非泊まらせてください!」ペコリ!

    穏乃「ええ」ニッコリ

    60 :

    ふむふむ

    61 = 1 :

    「いやぁ~、ありがとうございます!穏乃さんのお母さんは優しいお母さんですねっ!」ニヘー

    穏乃「あら、ありがとう」ニコリ

    「ぱくっ!もぐもぐ……おかず作るのも上手だし!」ハグハグ..

    穏乃(はぁ……大星さん可愛い……)

    穏乃「穏乃」

    穏乃「ん、なに?」

    穏乃「ちょっと意地悪よ?」クス

    穏乃「…………うん、気を付ける」

    穏乃「穏乃の気持ちはわかるけどね」フフフ

    穏乃(……さすが私のお母さん)

    62 = 41 :

    その日のうちにセックスしても違和感ない

    63 = 1 :

    1時間後―――

    穏乃「お風呂沸いたわよ」

    「ありがとうございます!」

    穏乃「お母さんはもっと遅い時間に入るから、大星さんから入っていいよ」

    「え?高鴨穏乃も一緒に入ろうよ」

    穏乃「えっ!?」

    (友達の家にお泊りときたら、一緒にお風呂入るのが当たり前だよね?なんかの漫画で読んだよー!)ムフー

    穏乃「お、大星さんがそういうなら……//」

    「あ、お風呂の中で息止め勝負しよう!」

    穏乃(やばい……なんか緊張してきた)

    64 :

    その調子ですよ穏乃さん

    65 = 1 :

    <風呂場>

    「~♪」ジャバー

    穏乃「…………」

    穏乃(大星さんの体、キレイだな……腰も腕も足もすっげー細い……あと、おへそがなんか可愛い)

    「じゃあ私から息止め勝負いくね?せーの!」ザブーン!

    「……………」

    穏乃(あ……髪が水面でユラユラ揺れて…………こう見ると金髪っていいな……)

    「……………」コポ..

    穏乃(……毎日使ってるお風呂に大星さんがいるって、なんか不思議……)

    「ぷはぁっ!」ザバーン!

    「はぁ……はぁ……はぁ……どう?何秒だった?」

    穏乃「え?あ、ごめん、全然計ってなかった」

    「ええーっ!?もう!私の息を返してよっ!」

    66 = 53 :

    穏母×淡で阿知賀に平和が訪れるよね

    67 = 1 :

    4時間後―――

    <穏乃の部屋>

    穏乃「…………」

    「…………」

    穏乃「………ねえ」

    「なに?」

    穏乃「エアコンの温度とか大丈夫?寝苦しくない?」

    「大丈夫。ちょうどいいよ」

    穏乃「ごめんね、私だけベッドで」

    「高鴨穏乃の部屋だもん。全然いいよ。この布団フカフカだし」

    穏乃「そっか、よかった」

    「…………」

    穏乃「…………」

    穏乃(高鴨穏乃、か……)

    68 = 41 :

    あわあわは子供っぽいのに身体はちゃんと年齢にあってるアンバランスさ

    69 = 1 :

    穏乃「……………ねえ」

    「なに?」

    穏乃「ふと思ったんだけどさ」

    「うん」

    穏乃「大星さんって、私のこと『高鴨穏乃』って呼ぶよね?」

    「……うん」

    穏乃「………なんかさ、友達なのに他人行儀っていうか」

    「…………」

    穏乃「だから……その、なんていうか……」

    穏乃(穏乃って呼んでほしいんだけど………って、なんかすっげー照れくさい……//)

    穏乃(憧の時は何も言わなくても憧の方からしずって呼んできたし、玄さんとかは年上だから穏乃ちゃんって普通に呼ばれた)

    穏乃(……考えてみたら、自分から下の名前で呼んでって言うの初めてだ。うわ、やっべ、ドキドキしてきた)

    71 = 1 :

    「…………」

    穏乃「…………わ、わかんないかな?」

    「わかんない」

    穏乃「ええー……」

    「高鴨穏乃は私のこと友達って言うくせに『大星さん』って呼ぶし」

    穏乃「あ」

    「だから私が高鴨穏乃って呼ぶのは間違ってない」プイッ

    穏乃「…………」

    穏乃(大星さんは………わがままというかお姫様気質というか……)クスッ

    72 = 1 :

    穏乃「………あわい」

    「!」ピクン

    穏乃「あーわい♪」

    「………し、しずの//」

    穏乃「!……ありがと、淡」

    「ふ、ふん……//」

    穏乃「……………」ニヘラー..

    穏乃(なんか………すっごい心があったかくなる)

    穏乃(名前を呼んでもらうだけでこんな気持ちになるなんて……)

    穏乃(てゆーか、顔がにやける!やばい!布団かぶって寝よう!)ガバッ!

    73 = 1 :

    2日後―――

    <阿知賀女子学院 麻雀部部室>

    穏乃「~♪」

    「あれ?穏乃ちゃん、帰らないの?」

    穏乃「ん?あ、玄さん。もうちょっとしたら帰ります」

    「なんか楽しそうだね。いいことあった?」

    穏乃「はい!ありました!」

    「そうなんだ~♪よかったらどんなことか、私に教えてほしいな」

    穏乃「いいですよ!あのですね、一昨日から白糸台の淡と勝負してるんです!」

    「あわい?………えっ、あの大星さんと!?」

    穏乃「はい!それで、今は猫真似勝負をしてて……」

    「ね、猫真似勝負?それってなんなのかな?」

    穏乃「えと、どっちが猫っぽく振る舞うかって勝負なんです!」

    74 :

    似勝負(意味深)

    75 = 1 :

    「そうなんだ」

    (というより、いつのまに仲良くなったんだろう?)フゥーム

    穏乃「それでちょうど今、淡から写メが来まして……ほら、見てくださいよ!これこれ!!」

    「ん?………わぁ、可愛い」

    穏乃「でしょ!?髪を頭の上で猫耳みたいに結んで……猫耳ヘアっていうんでしたっけ?マジでやばい!!」

    穏乃「首輪まで付けて……しかもマジックでヒゲも描いてるし。ああ……可愛い…//」

    「本格的だね。穏乃ちゃんも猫ちゃんの真似して写メール送るの?」

    穏乃「いえ、私は淡からのメールにめちゃくちゃ食いついて、猫真似写メをいっぱい送らせておきながら、つれない返事をすることで猫の気まぐれさをアピールして勝ちます」

    「……大星さん怒らないかな?」

    穏乃「多分怒りますね。『私はこんなに頑張ったのに!穏乃のおバカ!』って感じで……でもその怒ったところも可愛いんですよ~!」エヘヘ

    76 = 64 :

    飼い慣らしてますわ

    77 :

    >>70
    見ようとしたら落下してた…

    78 = 1 :

    ♪~

    穏乃「あ、またきた!」ポチポチ..

    「もう……締まりがない顔しちゃって」ボソッ..

    「憧ちゃん?」

    「しず、教室でもずっとああなのよ」

    「ずっとメールしてるの?」

    「そ。昨日、一昨日って一緒に遊んだ時にメアド交換したんだって」

    「そうなんだー。仲良しさんだね」

    「うーん……仲良しは仲良しだけど、それ以上のものを感じるんだよねー………彼氏が出来たばかりの子みたいというか……」

    「え?」

    79 :

    思遠

    80 = 1 :

    「彼氏からのメールをニコニコしながら待ってる感じ?」

    「でも、穏乃ちゃんは大星さんとメールしてるって」

    「そうなんだけど……しずが初恋したらこうなるだろうな、ってイメージとピッタリ重なるのよね」

    「どんなイメージなの?」

    「……好きな人に一直線、ちょっとしたことに感動する、結構ヤキモチ焼き」

    「あはは、確かに穏乃ちゃんっぽいかも」

    「1つ好きになったらそれに集中するタイプだから。麻雀もそうだし、きっと恋愛もそうね」

    穏乃「わあ!しっぽも用意してる!可愛い!!あ、宥さん!灼さん!これ見てくださいよ!可愛いんです!」タタッ

    「…………」

    「……それにしても浮かれすぎ」フフッ..

    81 = 1 :

    <白糸台高校 麻雀部部室>

    「むふー、これだけ送れば勝ったも同然!!」

    「はぁ……なんで私が猫になった淡を撮影しなければならないんだ、まったく」

    「ありがとうございましたー♪」

    「ん」

    「でも私ってツイてる!猫真似の完成度を高めたいなーって思ってたら、菫先輩が首輪持ってるんだもん!」

    「あ、ああ……運がいいな」

    「サイズもピッタリだし。菫先輩って犬飼ってるの?」

    「いや、それは……まぁ、それなりにな」

    「?」

    ガチャ

    「…………」

    「ん?」

    「あれ?テルもまだ残ってたんだ?」

    82 = 1 :

    「うん。淡は菫と何を…………あ」

    「?」

    「その首輪……」

    「これ?菫先輩のだよ!」

    「…………」

    「あ、待て照……」

    「……私以外の人に付けるなんてひどい」

    「へ」

    「ちょ、ちょっと待て!」

    「菫は……私を捨てるの…?」

    「ば、馬鹿なことを言うな!私にはお前しかいない!首輪は貸しただけだ!」

    「??」

    「……本当?」

    83 = 45 :

    乱れてんな白糸台

    84 = 1 :

    「ああ」

    「………だったらキスして」

    「!?」

    「そ、それは……淡が見ているし」

    「私が好きだって、淡の前で証明して」

    「………わかった」

    「え?えっ?」

    (キスって……どういうこと?)

    「私が愛してるのは照だけだよ………ん……」チュ

    「ん……ちゅ……」

    「!!!」

    (て、テルと菫先輩がキスしてる!?なんで!?)

    (……2人は恋人じゃなくて友達だよね!?すごく仲が良い友達同士はキスするのが普通なの!?)

    85 :

    爛れた白糸台


    でもたかみーは別だよね?

    86 = 1 :

    「ん……はぁ……これで信じてくれたか?」

    「…………///」コクリ

    「ありがとう」ナデ..

    (友達……恋人……わかんない………こうなったら直接聞こう!)

    「あ、あ、あのっ!」

    「なんだ?」

    「つかぬことを聞きますが、テルと菫先輩は……友達、だよね」

    「ああ」

    「うん」

    「………それじゃあ……なんで………き、きす?……するの?」

    「それは……なんというか……//」

    (菫先輩が照れてるの初めて見た!)ナント!

    「友達で、恋人だから」

    「友達でこいび……ええっ!?」

    87 = 1 :

    「///」

    「で、でもでもっ!女の子同士なのに……」

    「あ……」シュン

    「…………」ギュッ(照の肩を抱く)

    「菫……」

    「確かに女性同士で付き合っているのは少数だし、日本では結婚することはできない。しかし、この気持ちに恥じるものなどない。私は世の男女が恋人に向ける愛情となんら変わらない気持ちを、照に対して抱いている。そして、これからも抱き続けていく」

    「うん。私も……」ギュッ

    「…………」

    「……だから安心して相談してくれていいぞ」

    「……ふぇ?相談?」

    「ああ。淡も女性に恋をしてるだろう?」

    「ええっ!?し、してないよ!」

    「ん?高鴨さんが好きなんじゃ…?」

    「ち、違うよっ!穏乃は友達だよ!」

    89 = 1 :

    「そうか?私は友達に向ける感情以上のものを感じたがな。今も奈良に行った時の話を楽しそうに語っていたじゃないか」

    「だからって……」

    「高鴨さんのお母さんに会った時にやたら緊張したというのは、好きな人の母親だからだろうな、とも思った」

    「あ……」

    (確かに……なんでっていうぐらい緊張したけど……)

    「……淡が同級生の友達と話してるのを見たことあるけど、その時と高鴨さんの話をしている時の淡の目の輝きが全然違う」

    「…………!」

    「一度であろうと、自分を麻雀で負かした相手だからというのもあるだろう。だが、本当にそれだけか?」

    「…………」

    (それだけ?……どうなんだろ?)

    「インハイが終わってからも、高鴨さんのインタビュー記事が載っている雑誌をとっておいたり、大会のDVDを繰り返し見てたじゃないか」

    「あ……」

    (それは……負けた悔しさを忘れないように……だったはず……だけど……)

    90 = 45 :

    これは巧妙な洗脳

    91 = 1 :

    「麻雀の実力なら高鴨さん以上の人間は何人もいる。でも淡がこだわるのは高鴨さんだけ。それは何故だ?」

    (そう……決勝で絶対倒すって決めて………実際、勝った。でも穏乃のことが頭から離れなくて………どうしてだろう?)

    「……………わかんない」

    「そうか……」

    「うん……」

    「…………ねえ、淡。私と菫がしたみたいに、高鴨さんとキスするところを想像してみて」

    「え?な、なんで?」

    「いいから」

    「う、うん……」

    (穏乃とキス……?)

    92 = 64 :

    そうやって仕立てあげるんですね

    93 = 1 :

    「…………」

    「どうだ?」

    「テルと菫先輩の見てたけど、実際にキスしたことないから想像しようにもよくわかんない」

    「それもそうか……なら、告白はどうだ?」

    「告白?」

    「そう。高鴨さんから告白される場面を想像する」

    「わかった」

    (穏乃から告白……)

    94 = 1 :

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    穏乃「私、淡のことが好き……///」

    穏乃「淡のためだったらなんでもできる!」

    穏乃「……もし淡がエッチなお願いを望むなら……叶えてあげる」

    穏乃「だから……私の前では全てを見せてよ……//」

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    95 = 1 :

    「むぁあ~~!!」

    照・菫「!!」ビクッ!

    (やばいって!!すっごく嬉しい!!穏乃ってちょー可愛いじゃん!!)ドキドキ..

    「どうだった?」

    「どうって……~~~~///」カァアァ..

    「淡、顔真っ赤」

    「しょ、しょうがないじゃん!勝手になっちゃうんだから!青くなるよりいいでしょ!」

    「確かにな」

    「……ね、これって……ホントに好きってことなのかな?告白されるの想像してからドキドキが止まらないんだけど……」ドキドキ

    「そのドキドキが嬉しさから来てるものなら……間違いないよ」

    「ああ。それが恋というものだ」

    「そう……なんだ……」

    (私は穏乃が好き………これが……恋……)

    96 = 64 :

    そんな告白どこで教わった?

    97 = 45 :

    あわあわの読む漫画あたりにすでに仕込んでやがったなこの部長…

    98 = 1 :

    「ど、どうしよう!?」

    「え?」

    「私が穏乃を好きだってのはわかったけど、このあとは何すればいいの?ねえねえ!!」

    「恋人として付き合えるように努力する、だな」

    「なるほど……」

    「そのためには……」

    「あ、ねえ、女の子同士って付き合ったらどんなことするの?」

    「ん?別に男女のカップルとそう変わらないと思うぞ?あ、まったくエッチしない人たちもいるみたいだけどな」

    「ほうほう…」

    (エッチかぁ……女の子同士のエッチって、どうやるのかな?おそらくお互い裸になってから…………って)

    「ああ~~~っ!!」

    「っ」ビクッ!

    「な、なんだ急に……」

    「私……穏乃と一緒にお風呂入った……裸、見られちゃった……」

    99 = 1 :

    「それがどうかしたか?」

    「え?だ、だって……恥ずかしいよ……穏乃は友達っていう意識だったから……私、すっごい無防備だったし……///」

    「?」

    「菫にはわからない。淡が感じてるのはきっと『される側』の感覚だから。私にはわかる」

    「そういうものか……」

    「うぅ……//」

    「大丈夫。恥ずかしいかもしれないけど、淡はキレイだから自信を持って。ね?」

    「テル……ありがと……でも私ね、暑いからって脱衣場で大の字に寝て……穏乃にうちわで煽いでもらっちゃったの……」

    「え゛」

    「うぅ……あの時の私……ホントおバカだよぉ……」

    「それは………」チラ

    (わ、私にフォローしろというのか?)

    100 = 1 :

    「あ、淡。過去のことは過去。悔やんでも仕方がない。それよりも未来について考えよう」

    「未来……?」

    「ああ。攻め方としては押せ押せでいいだろう、メールでも電話でもいい。とにかく連絡して繋がりを持つんだ」

    「押せ押せ……」

    「うん。淡にはその方が合ってると思う。それに女の子同士だから、待ってるだけだと難しい」

    「わかった。さっそくメールしてみる!」

    (『昨日の料理勝負で穏乃が作ってくれた納豆ご飯が美味しかったからまた食べたい!今週の土曜日も遊びに行っていい?』……と、送信)ピッ

    「よ、よし……」

    ♪~

    「きた!!穏乃はなんて返してくるかな?『淡の作ったパスタをまた食べたい』とか?」ピッ

    穏乃『うん』

    「…………………え?」


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