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    元スレ怜「ワ○ミに就職することになったでー」

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    51 = 41 :

    俺が養ったろ

    52 :

    ワタミって実際のところどうなん?
    過労死でてるところ見るとこれに近いような気もするが・・・

    53 :

    言い方がもっとネチネチしてるぐらいだろうな

    54 = 17 :

    過激な一部だろうな
    でも一部存在してる時点で正常とは言いがたし

    55 = 41 :

    むしろ無言の雰囲気で労働させられるのかも

    56 = 1 :

    赤土「園城寺さん、残念だったわね……」

    「はい……」

    赤土「でもね、私たちの時代と比べると全然甘いのよ」

    赤土「私たちが若い頃は」

    赤土「熱が40度でても、手足がもげても、心肺停止しても会社に行って働いたものよ」

    赤土「あの頃はほんと大変だったわ」

    「…………」

    赤土「だから、ファイト!よ」

    「はい……」

    58 :

    蹴られはしないけど似たような光景はマジであるからな
    おまえらもヤバいと思ったらすぐバックレろよ

    59 = 1 :

    (今日もまた怒鳴られたり殴られたりするんやろか)

    (もう嫌や)

    (最近、赤土さん以外の同僚の目が冷たいし……)

    (なぜかロッカーで物がよくなくなるし……)

    (会社行きとうない)

    (…………)

    (そやけどサボったりしたら、余計に叱られるし……)

    (はあ……生きるって辛いなあ…………)

    (もういっそ、死んでしまおか)

    (はあ…………)

    (…………ええ加減仕事行く準備しよ)

    60 = 1 :

    久保「園城寺ぃいいいいいいてめええええ」ばちーん

    「ぅぅぅぅ………」

    久保「泣いてんじゃねーよ、本気でつかえねーなお前」

    久保「仕事はできないくせに、人をイライラさせるのだけは上手いな」

    社員A「(園城寺さんまた叱られてる)」くすくす

    社員B「(ほんとに無能なのね)」くすくす

    社員SA「(病弱のフリしてはるちゃんの気をひこうとして許せない)」

    61 :

    怜が就活するSS思い出した
    あの続きがこれだと思うと・・・

    62 = 53 :

    マグマこけしが混じってますね・・・

    63 = 41 :

    ここではレジェンゴ人気なんだな

    64 = 1 :

    久保「ああ」

    久保「そういや、お前、高校の頃、インターハイに出場したらしいな」

    久保「決勝に行けなかったんだろ? まあ打倒だよな」

    久保「お前みたいな半端者が、何かを成し遂げられるわけないよな」

    久保「むしろ準決勝まで行けたことが驚きだわ。まっ、どうせマグレだろうけど」

    「ぅぅぅ、ぁぁあぁぁぁ」

    65 = 1 :

    屋上

    (もう、なんやの! アイツ!?)

    (なんであそまで言われなきゃあかんの?!)

    (なんも知らんくせに!)

    (竜華やセーラ達が、どんな気持ちであの舞台に辿り着いたか)

    (どんだけ頑張ってきたのか)

    (これっぽっちも知らんくせに!)

    (ぅぅ…………)

    (うちらの大切な思い出を)

    (あんな風にバカにするなんて)

    「ぅぅぅぅぁああああああああああ」

    66 = 41 :

    病んできましたね…

    67 = 61 :

    しかし、これだけブラックならブチ切れて役員を××しちゃうような奴が出てきてもおかしくないと思うが、そういう奴は一向に出てこないよな
    自殺するにしたって、せめて一矢報いてからにすればいいのにと常々思う

    68 :

    それが洗脳というものなんだな

    69 = 1 :

    (自分がどうして悔しいのか)

    (どうして悲しいのかわからへん)

    (もうわけわからんわ)

    (ただ、どうしようもなく悔しいわ)

    (どうしようもなく悲しいわ)

    「ああああああああああああああ」

    「りゅうかー、りゅうかー」

    「会いたい、竜華に会いたいわ……」

    「ぅぅうううあうあああああああああ!」

    「…………ぅ……ぅ」

    70 = 1 :

    (ああ……)

    (こっから飛び下りたら楽になれるやろか)

    (…………)

    (…………)

    (あかん……)

    (あかんなあ、思考がネガティブになってきてるわ)

    (こんなんやと竜華に叱られてしまうわ)

    グラっ

    「え?」

    (手すりが! 外れっ)

    ふわっ

    (あれ?)

    (私死ぬん?)

    「」

    71 = 1 :

    ……

    「ときぃーときぃー」

    (幻聴やろか?)

    (竜華の声が聞こえるわ)

    (幻聴でも嬉しいなあ)

    竜華「ときぃーときぃー」わんわん

    竜華「よかった! ホンマに良かった!」ぐすっ

    「竜華……本物や」

    竜華「なにゆうてんの」

    「えっとー、ここは……」

    「なんや病院臭いとこやなー」

    竜華「その病院や」

    72 = 1 :

    竜華「怜もしかして何も覚えてないん?」

    「あんま覚えてんなあ……」

    竜華「怜は屋上から落っこちたんや」

    竜華「ほんとやったら死んでもおかしくなかったんやで」

    「けど私、あまり怪我してないみたいや」

    竜華「たまたま怜が落ちたところに『すばらっ』と謎の単語を呟く不審者がいたらしくてな、その変質者がクッションになって助かったんらしいで」

    「私、運がええなあ」

    73 :

    すばらは犠牲になったんや…

    74 = 41 :

    終わりはチューで頼むでさかい

    75 = 1 :

    「それでその変態さんはどうなったん?」

    竜華「『こういうことには慣れてますから、すばらっ』と、気味の悪い捨て台詞を残して去っていったらしいで」

    「頑丈な人やったんやなー」

    「かっこええわー」

    竜華「かっこ……ええかなあ……?」

    76 = 45 :

    お前らその変質者に会ったことあるだろ、しかも目の前で

    77 = 1 :

    竜華「それより怜!」

    「急にそんな大声だしてどうしたん?」

    竜華「…………」

    竜華「…………」

    竜華「怜が悩んでる時に力になれんくて、ほんまごめんな……」

    「竜華……」

    (やっぱ竜華はやさしいなあ)

    竜華「けどな怜! いくら仕事で失敗したからって、自殺はあかんで!」がしっ

    「え?」

    竜華「会社に迷惑かけてみんなにあわせる顔がないんのはわかるけど、自殺はあかん!」

    「竜華……一体なにをゆってるん?」

    (…………)

    78 = 1 :

    (ようわからんけど、私が会社でミスをやらかして、それが原因で自殺したと思ってるみたいや)

    竜華「死んだら、あかん! 死んだらあかんよ!」

    竜華「ウチ怜が死んだら……と思ってすごい怖かったんやで!」

    竜華「怜ぃー! お願いやから死ないといて!」ぎゅっ

    「ごめんなあ……心配かけて……」

    (なんや勘違いしてるみたいやけど、とりあえず謝っとこ)

    (それにしても竜華の体、あったかいなあ)

    竜華「ときー、ときー!」ぎゅぎゅっ

    …………

    ……

    79 = 4 :

    あかん、これなんかミスを押し付けられとるパターンや

    80 = 1 :

    竜華「あかんなあ、怜を元気づけにきたのにうちが泣いてしもた」ぐすっ

    「別にええで」

    (それより早く誤解をとかな、いけんなあ)

    (けど今の竜華は動転してて話、聞いてくれそうにないし)

    竜華「そや、なんか久保さんっつう怜の上司が話があるってゆうてたわ」

    「うっ」

    竜華「ちょっとウチ席外すわ」

    「ちょっ! 竜華行かんといて」

    竜華「もうー、怜はおおげさやなー。今久保さんよんで来るからなー。話し合い終わったらまた戻ってくるよー」

    「ちょっ」

    「…………」

    81 = 1 :

    がらっ

    久保「よおー、園城寺ぃー、元気そうだなー」

    「あ…………」

    久保「なあ」

    久保「お前さあ、本気で殺されたいのかよおおおおおお!」ばちんっ

    「あうっ!」

    久保「ワ○ミの看板に傷つけてんじゃねーよ! ワ○ミの社員がみんなお前みたいな自殺する根性無しのキ○ガイだと思われるだろおおおおお!」ばしーん

    「うっ!」

    久保「ったく! 死ぬんなら会社辞めてワ○ミと縁切ってから死ねよ」

    82 = 1 :

    久保「仕事できないくせに迷惑だけかけてんじゃねーよ!」

    久保「お前のせいで会社の評判落ちたらどう責任とんだよ? お前の安い命と会社の評判、どっちが大事かはいくらお前の足りないおつむでもわかるだろおおおーがっ!」

    「す、すみませんっ!」

    久保「ああ、それと」

    久保「お前、クビだから」

    久保「だから死にたいならもう死んでもいいぜ」

    久保「お前とうちの会社はもうなんの関係もないから」

    久保「じゃーな、クズ」

    「…………」

    「…………ぅ」

    「……ぅぅ、あああああああああ!」

    84 = 61 :

    やめさせてくれるだけ良心的だな
    真のブラックは法を盾にやめさせない
    だから離職率が高いブラック企業はブラックとして二流
    ワ○ミのような離職率の低いブラックこそが真のブラック

    85 :

    こうなることはわかっていた

    で、これなんのキャラ?

    86 = 4 :

    >>85
    咲、千里山編

    87 = 1 :

    一年後

    竜華「ただいま」

    竜華「……………」

    「……おかえり」

    竜華「怜、今日も一日ずっと家にいたん?」

    「今日はちょっと体調悪くてな……」

    竜華「今日『も』、やろ」

    「そうはゆっても、私が病弱なの竜華も知ってるやろ?」

    竜華「だから病弱アピールやめっ」

    88 = 61 :

    うわあ・・・
    心が痛い・・・

    89 = 1 :

    竜華「そんなに体調悪いんやったら、やっぱり病院で一度見てもらったほうがええんちゃう?」

    「病院はだめや!!!」

    竜華「っ!」びくっ

    竜華「そんな大声ださんでも……」

    「医者っつーのは、金のことしか考えとらん!」

    「特に精神科医はタチが悪い! 患者のこと弄んで楽しんどるんや」

    竜華「そんなことないと思うけどなー」

    90 = 1 :

    竜華「けどな怜、もう三週間外にでてないんちゃう?」

    竜華「やっぱまだ人が怖いん?」

    「ちゃうねん、ちゃう、さ、最近は特に体調がよくないんや……」

    竜華「…………」

    竜華「でも一日中パソコンは健康に悪いと思うで」

    竜華「クマも酷いし……せっかく怜可愛いのにもったえないでー」

    91 = 1 :

    竜華「今日はみんな集まってくれてありがとなー」

    セーラ「オレは久しぶりにみんなにあいたかったから別にええでー」

    「相談ってやっぱり園城寺先輩のことですか?」

    舟久保「つっーことは、園城寺先輩は清水谷先輩のアパートに引き蘢ったままですか?」

    竜華「うん……」

    セーラ「オレが前に会いに行ったときも部屋にこもって会ってくれんかった」

    セーラ「ドア越しに少しだけ話はできたんやけど……」

    セーラ「アレはけっこーショックやったわー」

    竜華「あのなセーラ、勘違いしないで欲しいんやけど、怜は別にセーラのことが嫌いになったわけやないんやで」

    竜華「ただ……人と会うのが怖いだけや」

    セーラ「ワカッテルデー」

    92 = 1 :

    「清水谷先輩のことは大丈夫なんですか?」

    竜華「うん、うちのことだけは平気みたい」

    舟久保「愛の力ですねー」

    「っすねー」

    竜華「もうー、からかわんといてー」

    93 = 1 :

    ……

    竜華「ただいまー」

    「おかえり……」

    竜華「今日はセーラ達と会ってきたでー」

    「それはよかったなあ」

    竜華「みんな怜に会いたがってたでー」

    「…………」

    「…………」

    「あのなー私もみんなと会いたいんやけど、ほらっ、最近体調が悪いからなあ……」

    竜華「じゃあ今度、体調が良い時にみんなで麻雀しよーや」

    「……体調がようなったらな」

    竜華「約束やでー」

    「…………」

    竜華「…………」

    94 = 1 :

    竜華「今日も一日中パソコンしてたん?」

    「ちゃっ、ちゃうでー、ネットでバイト探しとったんや!」

    「それでなー」

    「今度面接することになったわー」

    竜華「…………」

    竜華「じゃあ久しぶりに外出るん?」

    「そっ、その日に体調よかったらな」

    「ほらっ、私病弱やし」

    竜華「そう言って今まで何本バイトの面接すっぽかしてきたん?」

    「なっ、なんでそんなことゆうん!?」

    95 = 1 :

    「好きで体が弱いわけやないんで!!!」

    「面接の日にたまたま調子悪くなるのって、私のせいなん?」

    「しゃーないやん!!!!」

    「私だって健康な体に生まれたかったわ!」

    「竜華は……竜華だけはわかってくれる思っとったのに……」ぅぅ

    竜華「ごめんな、ごめんな怜。今のはうちが悪かったわ」

    96 = 1 :

    竜華「体調悪かったら、面接行けなくても、しかたないよな」ぎゅっ

    「…………うん」

    竜華「ごめんな怜、うち変なこと言って」ぎゅっ

    「もっとぎゅっとしてくれたら、許したる……」

    竜華「ごめんな怜、これでええか」ぎゅぎゅっ

    「竜華はあったかいなあ」すりすり

    竜華「ときぃ……」なでなで

    97 = 73 :

    痛いくらいにわかる

    98 :

    なにこれ辛い辛すぎる

    99 :

    他の社員が適応してるような描写は失敗だったな
    ゴタ消し白虎という漫画のブラック企業の話を読むといい

    100 = 1 :

    …………

    「相変わらず園城寺先輩は引き蘢ったままですか?」

    竜華「うん……」

    セーラ「オレはこの前電話で話したわ」

    セーラ「面と向かってでなければ、少しは話せるみたいやんな」

    「つまりメンゼンはあかんと」

    竜華「え?」

    セーラ「え?」

    舟久保「え?」

    「……なんでもないです///」


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