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    元スレ咲「私が魔王?」

    SS覧 / PC版 /
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    151 = 148 :

    しえん

    152 = 145 :

    「……あれ?」

    穏乃「残念だね。私にはそれ効かない」

    「魔法を無効果するんだ。じゃあ、これならどうかな?」

    咲が取り出したのはM1911。それも暇を持て余して三点バーストに改造した物。

    穏乃「銃?」

    咲の人差し指にかかったトリガーが引かれ、銃口から弾丸が放たれる。
    だが、それが穏乃に届くことは無かった。主に拳のせいで。

    穏乃「やっぱり痛いな」

    「凄いよ勇者さん。じゃあこれなら?」

    MK3A1。散弾銃。
    点ではなく、面でする攻撃。フルオートだか、咲の優しさかトリガーからは一発目で指を離している。

    穏乃(あれはやばい)

    危険を察知した穏乃は跳躍する。
    常任には瞬間移動したように見える跳躍だが、咲は見失わなかった。

    「ありがとう避けてくれて」

    153 = 148 :

    しえん

    154 = 145 :

    穏乃「じゃあ今度は私から」

    穏乃が手を伸ばしても咲には届かない。だが、穏乃は拳を突き出した。
    そして、吹き飛ぶ魔王。

    「いててて。風圧?じゃあ、私も本気でいくね」

    穏乃「っ……」

    咲から放たれるオーラ。
    魔王の威厳なのか咲自身の強さなのか。

    穏乃(ヤバい……私、殺される……)

    (けど、殺すのは穏乃ちゃんの周りの空気を消せばいいだけだから簡単だけど、どうしよう……)

    「穏乃ちゃんの魔法って自分に対しての魔法を無効果だよね」

    穏乃「そうだけど」

    「穴だらけだね。銃弾も防げないって」

    穏乃「……」

    「だからこれは使わないであげる」

    咲が脇に捨てたのはMP5。完全に舐めプである。

    155 = 148 :

    しえん

    156 = 145 :

    (邪魔なんだよねMP5)

    穏乃(……それでも勝てない。でも、諦めたら玄さんに申し訳ない……よし!諦めない!
    )

    「いい目になったよ。それなら遠慮はいらないよね?」

    咲は穏乃の周りの空気を消した。
    そして追撃の銃弾。

    穏乃(息も……銃弾)

    銃弾は弾き返したが、穏乃の息は吐き出されるだけで吸い込まれることはない。

    (跳んだらいいのにな。数メートルだけしか魔法は発動してないのに)

    157 = 145 :

    穏乃(せめて一発だけでもってあれ?息ができる)

    「あれ?どうしたの?顔真っ赤だよ。それにチェックメイトかな?」

    穏乃「なんで……どうやって?」

    穏乃の目の前に現れた咲。
    数メートルある距離を一瞬で積めたことに穏乃は戦慄する。

    「簡単なことだよ。距離を0にしただけ。それと、ごめんね?痛いのは一瞬だけだから」

    穏乃(玄さん……この人には勝てません)

    咲がトリガーを引く。

    ――――――

    159 = 145 :

    「淡ちゃん、お疲れさま」

    「お疲れサキー。終わったの?」

    「うん。松実さんは?」

    「そこでのびてるよ」

    「」

    「いやぁ、クロ強かったよ。死にかけたし。けど、ドラゴンを何で呼ばなかったんだろう?」

    「優しさだよ」

    「そっか。じゃあサキー帰ろうか」

    「ちょっと待っててね。少しだけやることがあるから」

    ――――――

    161 = 145 :

    「私魔王を引退します」

    「そっか。ならまた会おうな咲ちゃん」

    「はい。次の魔王は任せましたよ。それと、餞別です」

    「これは石?綺麗やん」

    「それは抑止力です。私の魔法が込められています」

    「分かった。ほな、さよならや」

    「はい。さようなら」

    ――――――

    162 :

    山場もなく淡々と進む感じがなんか新鮮

    163 = 145 :

    穏乃「ん……玄さん?」

    「おはよう穏乃ちゃん。物語は終わりだよ」

    穏乃「私、撃たれて……」

    「咲ちゃんが助けてくれたんだよ。死にかけの状態を0に戻したって淡ちゃんが言ってたよ」

    穏乃「完全に私の負けですね」

    「うん」

    ――――――

    「サキー、行こう」

    「そうだね」

    「手を繋いで行こうよ」

    「うん。いいよ」

    「帰ったらサキーの家まで遊びに行くね」

    「待ってるね」

    ――――――

    165 :

    いまからよむほ

    167 = 162 :

    相変わらずすばやさが限界突破しているという謎

    169 :

    どうしたのかな

    170 = 162 :

    寝落ちしたな

    171 = 145 :

    小蒔「おはようございます霞ちゃん。夢を見ました」

    「どんな夢かしら?」

    小蒔「優しい魔王様の夢です」

    ――――――

    「そういやサキー、今回はだし!とワカメ出なかったね」

    「だし!は目を離したら増えてるし、ワカメは胞子を振り撒いて勝手に増えるしで管理が大変だったから根絶やしにしたんだよ」

    「魔王も大変だったんだね」

    「うん」

    カン

    173 = 145 :

    最後の最後にさるった
    沢山の支援ありがとうございました!


    「こんどはウチが主人公や」

    174 = 162 :


    待ってる

    175 = 169 :

    おつ


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