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    元スレP「お前ら人間じゃねぇ!」 ゆきぽ「ぽえ!?」

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    151 = 101 :

    さるった?

    152 = 76 :

    ─帰りの車─

    冬馬「マンションに戻れるのって何時ぐらいですか?」

    運転手「20:00には着きますよ」

    冬馬「そうですか…」

    冬馬「…(時間はぴったりだがちひゃーは怒ってるだろうな、たぶん)」

    冬馬「…(わかってくれって言ったって無理だ…俺がちひゃーの立場だったら絶対理解してやれない…)」

    冬馬「…(なんて謝るか…)」

    運転手「着きましたよ」

    冬馬「いつもありがとうございます」

    運転手「これが私の仕事ですから……!?」

    冬馬「どうしました?」

    運転手「天ヶ瀬さんのマンション…煙が出てないですか?」

    冬馬「えっ!?」

    153 :

    大丈夫だよな?信じてるぞ>>1

    155 = 76 :

    運転手「出てますよね!?」

    冬馬「あの位置…俺の部屋だ…」

    運転手「大変だ!すぐに消防に連絡を」アタフタアタフタ

    冬馬「ちひゃーーー!!!」ダダッ

    運転手「駄目です天ケ瀬さん!避難してください!!」

    ─マンション入り口─

    冬馬「おい!警報は!?」

    警備員「警報?なんのことです?」

    冬馬「くそっ!俺の部屋から煙が出てるんだ!」

    警備員「そんな馬鹿な!?警報機はどれも作動してないですよ!?」

    冬馬「いいから住人を退避させろ!」ダダダダダッ

    158 = 76 :

    ─冬馬の部屋のある階─

    冬馬「やっぱり俺の部屋か!」ダダダッ

    ドアの隙間から真っ黒い煙がもくもくと溢れ出る

    冬馬「おい!ちひゃー無事か!うわっ!?」ガチャンッ

    ─冬馬の部屋─

    部屋の中は煙で充満していた

    冬馬「ちひゃー!返事をしろ!ちひゃーー!!」

    煙のせいで部屋の奥まで見渡すことができない

    冬馬「おい!どこにいるんだ!ちひゃー!」

    ある程度は部屋の中に入れる

    しかしそれ以上は…

    冬馬「ちひゃー!ちひゃーーーーーー!!!」

    159 = 76 :

    部屋の中は熱く、予想以上に呼吸がしずらい

    冬馬「ちひゃー……………………」

    そこが冬馬の入れる限界だった

    目の前に見えるのは真っ黒い煙と、ところどころから噴出する炎だけ

    冬馬「くそっ!!!!!!!」

    あきらめかけて下を向くと…そこには

    冬馬「ちひゃー!?」

    居間の角にそれは倒れていた…

    冬馬「しっかりしろ!ちひゃー!」

    ほんの数センチ横で炎が唸りをあげ大量の火の粉が降り注ぐ

    しかしその中を冬馬は必死に進む

    161 = 76 :

    冬馬「もう少しで……………………届いたぁ!!」ギュッ

    ちひゃー「」ゴロッ

    冬馬「?」

    ちひゃーから何かが落ちた

    だがそれを気にしている余裕はない

    冬馬「くっ」

    全力で部屋から逃げ出す

    冬馬「ごほっごほっ」ハァハァハァハァ

    警備員「なにやってるんですか!自分から火災に飛び込むなんて!」

    冬馬「それより消防と救急はまだか!?スプリンクラーは!?火災報知機は!?」

    警備員「消防と救急は今こっちに向かってます!防火設備はなぜか機能しないんです!!」

    165 = 162 :

    く・・・起きてられない(´・ω・`)エレ速辺りに載ってくれたら嬉しいな

    166 = 76 :

    冬馬「おい!ちひゃー!」ペチンペチン

    ちひゃー「」

    冬馬「しっかりしろ!死ぬんじゃない!」ペチンペチン

    ちひゃー「」

    冬馬「返事しろよ!」ユサユサ

    ちひゃー「」

    冬馬「お前を置いて仕事に行った俺が悪かったから!」ユサユサ

    ちひゃー「」

    冬馬「頼むよ…目を開けてくれ…」

    ちひゃー「」

    警備員「…」

    167 = 76 :

    その後すぐに消防が来てちひゃーは動物病院へと運ばれていった…

    火も他の部屋に多少燃え移ったぐらいで、被害はそこまで拡大しなかった…

    ─鎮火から数時間後・冬馬の部屋─

    目の前にはちひゃーに買ってやった首輪が落ちている

    しかし焼け焦げが酷く「ち…ゃ…」以上は読めなかった

    冬馬「…」

    ここでの思い出が全て燃えてなくなってしまった

    冬馬「あの…原因ってなんだったか…わかりますか?」

    消防隊隊長「出火元はテーブルの上の可能性が高いですね…ですが火災原因になるようなものが…」

    冬馬「電球が落ちて火がでたとか?」

    消防隊隊長「それはないですね。部屋の電気が消えてたという報告もありますので」

    冬馬「え?部屋の電気が消えてた?」

    消防隊隊長「はい。ですから卓上になにか燃えそうなものを放置して外出したとかはないですか?」

    168 = 76 :

    部屋の電気を消して…

    ローソクを吹き消す…

    そして火災が発生したのは俺が帰ってきた瞬間…

    冬馬「テーブルの上には……なにがあったんですか……?」

    消防隊隊長「判断できるのは…皿が二枚とフォークが二つですね」

    確か皿に移したままフォークも一緒に冷蔵庫に入れたはずだ…

    ということはちひゃーが俺を驚かせようとして…

    でもそれならなんでちひゃーはすぐに逃げなかったんだ…?

    まさか自分で消そうとして…

    ゴロンッ

    冬馬「マイク!?」

    確かちひゃーを見つけたとき、何かがちひゃーから落ちた気がした

    169 = 153 :

    ちひゃーは普通に飼いたい

    170 :

    泣かせんなくそ

    171 = 76 :

    これを持ってたせいで脱出が遅れたのか?

    待てよ

    さっき火事に気づいて部屋に飛び込んだ時…

    鍵を開けてないにも関わらず扉が開いた…

    ということは一度部屋を出たはずだ…

    まさかこれを取りに戻ったのか!?

    冬馬「このっばかやろーーーー!!!!!!!!!」ドンッ

    消防隊「どうしたんですか!?」

    冬馬「どうしてお前は!?こんなものの為に!!」ドンッドンッ

    消防隊「やめて下さい!」

    冬馬「くっそーーーーー!!!!」ドンッ

    172 = 76 :

    ─動物病院─

    冬馬「…」コツコツ

    ちひゃーに聞きたかった

    本当にマイクを取りに戻って逃げそこなったのか!?

    本当ならなんでそんなことをしたのか!?

    たとえ返事がないにしても

    ちひゃーに直接言いたかった

    ガチャッ

    獣医「あ…先ほどのペットの飼い主さんですか?」

    冬馬「はい…」

    獣医「あの子は72番の檻です…」

    173 = 101 :

    くっ

    174 :

    うぉう……

    175 = 76 :

    ─動物病院・病室─

    冬馬「…」

    ちひゃー「」

    冬馬「本当に…ごめんな……」

    ちひゃーの顔を見ると言いたかったことが全て消えた

    代わりに一人にしてしまった罪悪感に包まれる

    ちひゃー「」

    冬馬「お前を置いて…出かけちまって…」

    ちひゃー「」

    冬馬「ちひゃー…」

    ちひゃー「」

    176 = 170 :

    嘘だ

    177 = 76 :

    冬馬「お供え物には…あの店のケーキ持ってってやる…だからせめて…向こうで食ってくれ…」

    ちひゃー「くっ?」パチクリ

    冬馬「牛乳も供えてやる…安心して眠ってくれ…」

    ちひゃー「くくーっ!」

    冬馬「じゃあな…ちひゃー…」

    ちひゃー「くっ!くっ!くー!」

    冬馬「!?」

    ちひゃー「くっ♪」

    冬馬「お前…生きてたのか!?」

    ちひゃー「くっくー」

    178 = 101 :

    防御力は高いからね

    180 = 76 :

    冬馬「おい!先生!どういうことだ!?」

    獣医「ん?気がつきましたか…救出が早かったおかげで、ただの一酸化炭素中毒で気を失ってただけですよ」

    冬馬「ちひゃー!ちひゃーー!」ギュッ

    ちひゃー「くっ!」モゾモゾ

    獣医「念のため後遺症がないか数週間入院してもらいますが…」

    冬馬「死んだかと思ってた…」ギュッ

    ちひゃー「くくぅ!」モゾモゾ

    獣医「聞いてるかな?」

    冬馬「ほんとに…生きててくれて良かった…」ギュッ

    ちひゃー「くっ!くくーっ!」モゾモゾ

    182 = 91 :

    だぜ!

    183 = 76 :

    『天ヶ瀬冬馬マンション火災』事件から一ヶ月・NEW冬馬マンション─

    冬馬「お前…新しいマイク買わなくていいのか?」

    ちひゃー「くっ!」

    冬馬「元から繋ぐことがなかったとはいえ…それ壊れてんだぞ?」

    ちひゃーに渡したプレゼント『マイク』

    しかしそれは火事のときの放水で壊れてしまっていた

    ちひゃー「くくっ♪」ギュッ

    冬馬「お前がそれでいいってんならいいけどさ」

    ちひゃー「くっくー」ピヨーイ

    冬馬「ボールもバットも全部焼けちまったもんなぁ…買い直しか」

    ちひゃー「くっ」ペシペシ

    184 :

    バカだけど、かわいいのが家族ってもんだよね

    185 = 91 :

    かんけーし!

    186 = 76 :

    冬馬「まぁいいか。どうだちひゃー、退院祝いにケーキでも買ってやろうか?」

    ちひゃー「くっ!?」ビクッ

    冬馬「大丈夫だよ!このマンションはブラックウェルカンパニー製じゃないからな!火がついたらすぐにスプリンクラーが消してくれるさ」

    ちひゃー「くくぅ」ビクビク

    冬馬「それにこれからは仕事行くときも一緒だ!ただし邪魔したら檻だからな?」

    ちひゃー「くっ!くー!」ピョン

    冬馬「じゃ、この間食えなかったチョコレートケーキを買いに行くか!」

    ちひゃー「くーっ」

    冬馬「ちひゃー!」

    ちひゃー「くっ?」

    冬馬「これからもよろしくな!」ナデナデ

    ちひゃー「くっくー♪///」

    よろこぶちひゃーの首には、焼けて名も読めない首輪が太陽の光を浴びて光っていた

    188 :

    黒井社長責任問題やろなぁ

    189 :

    スレタイイミフ、そして何で虐待匂わせる書き方した?まあ一言だけ




    つっっっっまんねええぇぇぇぇ

    190 = 91 :

    だぜ!

    193 :

    面白かった

    が、スレタイは何だったんだよ

    194 = 101 :

    いい話だった
    ほんと長い時間乙

    しかしスレタイなんなんだよwwww

    196 :

    おつなの

    197 :

    最初に捨てたのは千早?

    198 = 91 :

    P「空気だ!」

    あふう「なの」

    199 :

    乙ん

    がスレタイ関係ねえぇぇぇ

    200 = 76 :

    スレタイは置いといて…

    来週あたりにもう一本書こうと思ってるんだけど、このSSのちひゃー視点っていう案があるんだ
    需要ある?焼きまわしっぽくなるからやめたほうがいい?


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