元スレP「くって!ねって!あっそっべ~!」 ゆきぽ「ぽえ!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
ちひゃー「くくっ!?」ピヨーイ
P「もう俺は腹がいっぱいだから家で食うよ…」
ちひゃー「くっ!」ペペペペペペペペペペ
P「そんなことされても食えないものは食えないんだって…」
ちひゃー「くっ!」ペペペペペペペペ
前回千早からまさかのバレンタインチョコを貰えた
あまりにも美味かったのでついつい二個目が欲しいなぁ~って言ったら、それから定期的にお菓子を作ってくれるようになった
それは嬉しいのだが、問題はコイツだ…
ちひゃー「くっ?」ペペペペペペペ
俺の頭上で偉そうに頭を叩いてる奇形生物『ちひゃー』
なんと千早のお菓子にはもれなくこいつが作った廃棄物がセットになっているのだ…
3 = 1 :
____, --------- ,,,_____
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ム;;-─ ¨亡7 ̄ ̄て_ノ¨ ─--z__ノ
このSSは『P「これは夢じゃないよな?」 ゆきぽ「ぽえ!?」』の続きです
まぁたいした設定の引継ぎはないですけれど…
4 = 1 :
もちろんこいつの作ったものなんか食べられるわけがない
最初はそれとなく捨てていたのだが、最近では目の前で食って感想を言えと言うようになった
千早の俺に対する好感度を考慮すると、とてもまずいなどと言える状態ではないのも問題だ
ちひゃー「くっ!くっ!」ペペペペペペペ
今日作ってきたのはプリンらしい…
らしい…と言うのは見た目は辛うじてプリンを保っているが
味は……目分量でもこれよりはマシなのが作れるんじゃないかってレベルの代物だ
そんなものを偉そうな顔して食えと言っている…
ちひゃー「くっ!」ピヨーイ
これは千早にはっきりと『ちひゃーのは不味くて食えたもんじゃないからもう作らせないでくれ』って言ったほうがいいのかもしれん
ちひゃー「くー」トテテテテテテテテ
5 = 1 :
ようやく頭から降りて何処かへ行った
頭の上に乗るって事は、俺はこいつに自分より下等な生き物だと思われているのだろうか?
そう考えるとあの毛玉に無性に腹が立つ
ちひゃー「くっく~♪」トテトテトテトテトテ
奇形生物が戻ってきた
手に持ってるのは…スプーンか?
ちひゃー「くっ!」ピヨーイ
まさか…
ちひゃー「くっ♪くっ♪」アーン
こいつに『あーん』なんてされる日が来るとは
P「だから俺は昼飯食ったばっかりで腹がきついんだよ」
ちひゃー「くーっ♪」ズイッ
6 = 1 :
しつこくスプーンを口に押し込もうとする奇形に対してつい…
P「いらないって言ってんだろ!!」ガチャン
ちひゃー「くっ!?」
スプーンを弾き飛ばしてしまった
P「あっ…」
ちひゃー「くぅぅぅ」ウルウルウル
千早にチクられて好感度が下がるのはまずい…
P「すまん。だけど本当にもう食えないんだって」
ちひゃー「くぅ…」シクシクシク
P「じゃあ今日の夕方までに食っとくからさ、それでいいだろ?」
ちひゃー「くっくー♪」ピョイピョイ
7 :
おいいじめか
だったら帰る
8 = 1 :
P「じゃあ仕事の邪魔にならないように給湯室で遊んでてくれ、おいゆきぽ!」
ゆきぽ「ぽえ?」トテトテ
P「ちひゃーとしばらく遊んでてくれ、どうせ暇だろ?」
ちひゃー「くっ!」
ゆきぽ「ぽえ!」
P「仲良くしてろよ?」
ちひゃー「くー」トテトテ
ゆきぽ「ぽえぽ~」トテトテ
バタンッ
二匹の奇形生物は給湯室へと消えていった
今のうちに…
9 :
ぷち虐待かよ
支援
10 = 1 :
最近奇形生物の作る廃棄物処理に適したものを手に入れた
ガラガラガラッ
量産型はるかさん「かっかー」
奇形生物に対抗するには奇形生物しかない
この考えは当たっていたようで、こいつは常人では食えない廃棄物をどんどん処理してくれる
P「ほ~ら今日のご飯はプリンだぞ!」
量産型はるかさん「ヴぁーい」モグモグモグ
しかし隠れて処理を続けるのにも限度があるだろう
やはり根本から絶つしかないのか…
バタンッ
ちひゃー「くっ?」キョロキョロ
ゆきぽ「ぽえ?」キョロキョロ
11 = 1 :
10分と絶たないうちにもう戻ってきやがった…
ガラガラガラッ
P「ほーらちひゃー、お前のプリン食ったぞ」
ちひゃー「くくくぅ♪」ピヨーイ
P「それと頭の上に乗るのもやめてくれ」
ちひゃー「くっ♪」ペペペペペペペペ
頭を叩かれて喜ぶ人間なんてそうはいないだろう
人が不愉快になることを嬉しそうな顔でしやがって…
もううんざりだ!
そういえば来週千早は沖縄に泊まりの仕事だったな
その時しかない…
12 = 1 :
一週間後
千早「じゃあプロデューサー、ちひゃーの世話をお願いしますね」
P「おう!できる限りのことはしとくよ」
千早「ちひゃー、プロデューサーに迷惑かけちゃ駄目よ?」
ちひゃー「くっ!」
千早「それと…がまぐちにちひゃーの生活費を入れておきますから、お金がかかりそうならちひゃーに払わせてください」
P「わかったよ。気をつけていって来い」
千早「それじゃ行って来ます」
ちひゃー「くー」バイバイ
こうして千早は仕事に行ってしまった
P「さて、明日は仕事が休みだしどっか行くか?」
ちひゃー「くっ!?くっく~♪」ピヨーイ
13 :
前のSS面白かったぞ
支援
14 = 1 :
乗るなと言ってるのに平気な顔で頭に飛び乗る奇形生物
こいつらには学習能力はないのだろうか
P「それじゃ持ってくものを買いに行かないとな」
ちひゃー「くっ♪くっ♪」ペシペシペシ
いつもなら腹が立つ奇形の頭叩きも、明日で終わりだと思うとなんてことはなかった
─近くのデパート─
P「それじゃ…お前は牛乳が好きなんだっけ?」
ちひゃー「くーっ♪」ペシペシ
P「そうかそうか。せっかくだから一番高いの買って行くか」ヒョイッ
ちひゃー「くっ!」トテテテテテテ
P「おい奇け…ちひゃー!どこに行くんだ?」
牛乳を手に取った瞬間に奇形生物は何処かへ行ってしまった
15 = 1 :
P「はぁ……」
犬でも見つけたのか…?
ちひゃー「くっ!」トテトテテトテテテ
奴が消えたほうからカゴがよたよたとこっちに来る
なんでもう一つカゴを持ってくる必要があるんだよ…
ちひゃー「くっ」ガコッ
そして当然のように俺のカートの下の部分にカゴを入れる
P「どうした?なんでもう一つ持ってきたんだ?」
ちひゃー「くーっ♪」ポイッ
自分で持ってきたカゴに牛乳を入れる奇形
何がしたいのか全くわからん
17 = 1 :
その後は特に変わったこともなく買い物を終えて
P「さ、レジ通すからその牛乳をこっちに渡してくれ」
ちひゃー「くっ」トテトテテ
しかしこいつはカゴを持って先にレジに入ってしまう
まさか…
店員「いらっしゃ…いませ?」
ちひゃー「くっ!」ゴトッ
店員「えっと…一点で450円になります…」
ちひゃー「くっくー!」ジャラジャラ
がまぐちから小銭を取り出し自分で代金を払う奇形生物
しかし
18 :
虐待とは
19 = 1 :
店員「あの…450円なんですけど…」
ちひゃー「くっ?」キョトン
見るとこいつは300円しか払ってない
千早、勘定もできないやつに金を渡すなよ…
P「ほらっちひゃー、代わりに払ってやるからがまぐちを貸せ」ヒョイッ
ちひゃー「しゃーーーっ!!」
威嚇された
馬鹿なのは知っていたがここまでとは
しかたないので自分の財布から不足分を払う
P「すいません。これでお願いします」
店員「450円ちょうどお預かりします…レシートは?」
P「結構です」
20 = 1 :
店員「ありがとうございました…」
ちひゃー「くっ!」フンス
店員から牛乳を受け取ってドヤ顔の奇形生物
その金は千早が一生懸命働いて稼いだ金なんだぞ?
お前は一円でも稼げるのか?
おまけに代金もまともに払えてないし
なんでそんなに偉そうなんだよ
店員「次の方どうぞ」
P「あ…はい」
考えても埒はあかない
まぁなんでもいいですけれど
21 = 1 :
─Pの家─
P「あぁ…疲れた…」
ちひゃー「くっ!」ピヨーイ
デパートから家までは車が不要なほどの距離にあるが…
道中ずっと牛乳を抱えた奇形生物を頭に乗せてれば疲れも溜まろう
ついでに明日の準備をちょこっとしておいた
ちひゃー「くっ!?くっ!?」トテテテテテ
俺の疲労など露知らず、こいつは牛乳を抱えて部屋の中を物珍しそうに駆け回っている
P「牛乳は冷蔵庫に入れとけよ。悪くなっちまうぞ」
親切に教えてやったのだが
ちひゃー「くくぅ!」ギュッ
牛乳を抱きしめて離さない
そういや発達障害者は一つのものに執着することがあるって聞いたなぁ
22 = 1 :
ま、どうせ痛んだ牛乳飲むのはあいつだしどうでもいいか
それよりも飯だ
P「おいちひゃー、どっちがいいんだ?」
買ってきたサンドイッチを奇形に見せる
ちひゃー「くっ!」トテテテテテ
凄い勢いで走り寄って来た
P「好きなの選べ」
これがお前の最後の晩餐だからな
ちひゃー「くー!」コッチ
P「じゃ俺はこっちだな…テーブルの上で食えよ!?」
ちひゃー「くっ!」フンス
またこの蹴りたいドヤ顔してやがる…
23 = 13 :
これが千早からケーキを貰って喜んでた男に見えない
24 = 1 :
P「明日は…どこに行くとするかな?」ガタッ
ちひゃー「くっ?」チョコン
P「暖かくなってきたし、里山に散歩にでも行くか?」モグモグ
ちひゃー「くっく~♪」ピョイピョイ
テーブルの上で小躍りを始めやがった
P「なら明日は早起きしなきゃならないから早く飯食っちまえよ」
ちひゃー「くっ♪」モムモム
俺が金を払ったサンドイッチを美味そうに食う奇形
なんの為に千早が金を渡したと思ってるんだか…
ちひゃー「くっ♪くー♪」モムモム
奇形は気持ちの悪い笑顔でサンドイッチを食べ終えた
25 = 1 :
P「飯食ったら風呂だな…いくぞちひゃー」
そう言った途端
ちひゃー「くっ!?」トテテテテテテテテ
物凄い勢いで逃げていった
P「なんだお前、風呂入らない気か?」
ちひゃー「くっ///」ポッ
顔を赤くしてやがる…
金髪毛虫に発情期があるってことはこいつにも性の概念があるのか?
P「別に無理強いはしないからな」ガタッ
死ぬときくらい体を清めておけよと思うが…まだこいつは自分が死ぬとは思ってないんだよな
P「そこで大人しくしてろよ」
26 = 13 :
なんとか助けてあげられませんかねぇ…
27 = 1 :
─風呂上り─
P「いい湯だった…」
風呂が命の洗濯というのはあながち間違いではないかもしれない
少しの間だがやつのことが頭からきれいに消えていた
のだが…
ちひゃー「くっくっ」クイクイ
はぁ…
P「なんだ?それはブラシか?」
ちひゃー「くっ!」
気分が良くなったところにこれだよ…
今から二時間ということは、終わりは12時くらいか…
29 = 1 :
P「いいぜ、ブラッシングしてやるよ」
人生で最後のブラッシングをな
ちひゃー「くー♪」ポフッ
ずうずうしく人の膝に座ってきやがる
そういや猿とかは自分で毛づくろいするらしいな
ちひゃー「くぅ~♪」
自分で手入れのできないこいつは猿以下か
ちひゃー「くにゃ~♪」
事務所に来るまではどうやって生活してたんだか…
ちひゃー「くくくぅ~♪」
気持ち悪い声出しやがって…
30 = 1 :
─二時間後─
P「どうだ?満足か?」
ちひゃー「くっ♪」スベスベ
P「ならさっさと寝るぞ。お前普段はどこで寝てるんだ?」
ちひゃー「くくーぃ」ピヨーイ
俺の布団で一緒に寝る気かよ…
でもこいつ見るのも明日で最後なんだ…ここは我慢我慢…
P「電気消すぞ?」
ちひゃー「くー!」
パチン
─深夜─
P「……」
31 :
P「ん……んん!?」
なんか…息苦しい!?
P「ぷはっ!」
なんなんだよ俺の顔の上に!?
ちひゃー「く……」ZZZzzz
P「はぁ…はぁ…」
こいつ…どこまでも人を馬鹿にしやがって…
このままぬれ雑巾で殺してやるか?
いや、やめておこう
ここで殺したら死骸の処理が面倒だ
32 = 31 :
─翌朝5時─
ちひゃー「くっくくっくー!」
P「ふぁ…」
なんなんだよ…こんな時間に…
ちひゃー「くっ!」
P「まだ出発の時間じゃないだろ…」ゴロン
ちひゃー「くっ!?」ユサユサ
P「いい加減にしてくれ!俺はお前の生活リズムに合わせる気はないんだよ!」
ちひゃー「くっくー!」ユサユサ
この馬鹿のせいで完全に目が覚めてしまった…
出発の時間を早めるか…
33 = 1 :
外はまだ暗い
おまけに設定しておいた暖房器具も作動していないため寒い
そんな中この奇形は
ちひゃー「くくっ」ゴソゴソ
リュックを用意して…
ちひゃー「くー」シュルシュル
がまぐちをぶら下げ…
ちひゃー「くっ!」フンス
出発の準備ができたと言わんばかりの態度だ…
馬鹿の相手がここまで辛いとは…
仕方ない、俺も準備しよう
34 = 31 :
─行き・車中─
ちひゃー「くー」キョロキョロ
チャイルドシートに座った奇形生物は外を眺めている
見慣れた都内の風景のはずだが何が楽しいのやら
P「大人しく座ってろよ?あとシートベルトは使ってくれ」
ちひゃー「くっ?くっ?」シャーコ
シートベルトも着けられないようだ…
P「ほらじっとしてろ」カチッ
ちひゃー「くっくー!」
こいつのせいでキップ切られた日には事務所の害獣を全滅させても気がすまん
はしゃぐ馬鹿を乗せて走ること二時間
35 :
素晴らしいスレだ支援
36 = 31 :
─どっかの片田舎─
P「やっと着いた…」
ちひゃー「くっ♪くー♪」ピョイピョイ
P「こっからはバスで行くぞ」
ちひゃー「くっ!」トテテテテ
バス停に向かって駆け出す奇形
P「おっと忘れてた…あとコレだ」ガサゴソ
ちひゃー「くっ?」キョトン
P「いいか、じっとしてろよ?」ゴソゴソ
ちひゃー「くっ」ジーッ
37 = 35 :
他にも虐待書いてたらタイトル教えてくれ
38 = 31 :
P「これでよし」
ちひゃー「くっ!?くっ!?」ガチャガチャ
他の人の迷惑にならないように首輪をつけてやった
首を拘束されている感覚が嫌なのか、こいつはなんとかして外そうともがいている
ちひゃー「くー!くー!」クイクイ
P「外して欲しいのか?だが人のいるところに行く時は首輪は必須だ」
ちひゃー「くっ…」ショボーン
落ち込みだした
普段首輪使わないだけでも感謝してほしいものだが…
P「そろそろ、バスが来るから行くぞ」グイッ
ちひゃー「くっ!?」
39 = 31 :
リードを引っ張って歩き出す
ちひゃー「くっ!くー!」ガシガシ
奇形はいまだに首輪を外そうともがいている
P「なぁ、首輪してないとバス乗るのにも金がかかるんだぞ?わかってんのか?」
ちひゃー「くっ!」フンス
偉そうな顔でがまぐちを突きつけてくる
P「なんだ?バス代は自分で払うっていうのか?」
ちひゃー「くっ」コクン
P「金はもっと大事にしたほうがいいと思うけどな、俺は」カチャカチャ
そこまで言うならはずしてやるか
ちひゃー「くっくー♪」トテトテトテ
40 :
>>39
どんだけ虐待したら気が済むんだよぉ
41 = 31 :
首輪を外された奇形はあっちこっち歩き回る
ちひゃー「くっ!」
P「はいはい。首輪を車に閉まってくるから、先にバス停に行ってろ」
そんなこんなでバスが来る
ぷしゅーっ
P「ここにこの硬貨を三枚入れるんだぞ?」ジャラジャラ
ちひゃー「くっ?」ガサゴソ
俺が見せたのと同じ硬貨を必死になって探す
ちひゃー「くっくー♪」ジャラジャラ
料金を払うのに手間取ったおかげで運転手のイライラがこっちにまで伝わってくる
このバス停で乗るのが俺達だけで良かった…
42 :
もしかしてはるかさんが圧死したりするやつ書いてた人?
43 = 31 :
─バスで移動中─
ちひゃー「くっ♪くー♪」ワクワク
窓から見える田舎の景色に奇形はご満悦のようだ
ちひゃー「くっくっ♪」ペシペシペシ
P「静かに乗ってろよ。他の客に迷惑だろ?」
客は俺達だけだったが…
ちひゃー「く…」ペシペシ
声は小さくしても俺の頭から降りる気はないらしい
運転手「次は~終点○○~お降りの方は~」
どうやら俺の目的地は想像より悲惨なところだ
コンビニどころか、民家すらまばらにしか点在していない…
人に見られる危険が減るなら大歓迎だけどな
44 = 31 :
ぷしゅーっ
P「ほら降りるぞ」ガタッ
ちひゃー「くっ」トテトテトテ
ここは本当に東京なのかと疑いたくなる景色だ
そんなことを思っていると
ちひゃー「くっく~♪」ピョンピョン
奇形がちょうちょを見つけてはしゃぎだした
ちひゃー「くぅ♪」トテテテテテテテ
どこに行く気だあいつは…
P「おい!こっちに行くんだぞ!」
ちひゃー「くっ?」トテトテトテ
45 = 31 :
P「確かこの裏にため池が…あったあった」
ちひゃー「くっ?」
P「じゃあ俺はここで釣りしてるからお前はその辺で遊んでていいぞ」
ちひゃー「くっく~♪」トテテテテテテ
奇形は草むらの中に消えていった
このままここに置き去りにしてやろうかな?という考えも浮かんだが、もったいないのでまた別の機会にしよう
P「…」ポチャン
黙って釣り糸を垂らす
千早は今頃仕事を頑張っているのだろうか?
美希はキラキラしているだろうか?
春香はこけてないだろうか?
休みだというのに頭に浮かぶのは仕事のことばかりだ…
46 = 31 :
─数時間後─
P「…」ZZzzz
ちひゃー「くっくっ」ユサユサ
P「ん…なんだ?」
眠ってしまっていたらしい
こいつに邪魔されて睡眠不足だったからな
ちひゃー「くっ!」グルルルルル
P「腹が減ったのか?それならパンがいくつかあるぞ」ゴソゴソ
ちひゃー「くー♪」モムモム
いただきますも言わずパンにかぶりつく
P「俺も少し食っとくかな…」ガサガサ
47 :
P「これは夢じゃないよな?」 ゆきぽ「ぽえ!?」
も読んでたけど、こんな虐待する話だったっけか
48 = 31 :
ちひゃー「くっ」ゴソゴソ
奇形がリュックを開けだした
一体なにを持ってきたのかと思えば
ちひゃー「くっく~♪」ドサッ
牛乳だ…
P「お前、そのリュックの中身はそれだけか?」モグモグ
ちひゃー「くっ!」ゴキュゴキュ
嬉しそうな顔しながら牛乳を飲む奇形生物
ちひゃー「くー!」プハァッ
口の周りが真っ白だが見なかったことにする
49 = 40 :
>>47
せいぜいちひゃーのケーキを捨てただけで千早とちひゃーが可愛くケーキをつくってるSSだったのにどうしてこうなった…
50 = 31 :
ちひゃー「くっくっ」ガサゴソ
再び牛乳をリュックにしまい始めた
ちひゃー「くっ?」トテトテ
P「なんだ、釣りに興味あるのか?」モグモグ
ちひゃー「くくっ!」パシャパシャ
水面をロッドで叩き出した
そんなことしたら魚が逃げるってわからないものなのか?
もっとも昼過ぎのこの時間に、なにか釣れると思っていたわけではないが
P「やりたきゃやってろ。もしかしたら夕食の魚が釣れるかも知れないからな」
ちひゃー「く~♪」パシャパシャ
みんなの評価 : ☆
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