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    元スレ晴絵「ハルエニッキとカップリング」

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    201 = 122 :

    昼ドラも真っ青な人間関係

    202 = 84 :

    穏乃「あっちのテーブルでは玄さん。あっちでは宥さん。……向こうのテーブルでは和とお似合いって言われたんですよ」

    洋榎・胡桃「むむむ………」

    エイスリン「ムムム………」

    穏乃「最近流行ってるんですかね?2人組が」

    洋榎・胡桃「むむむむ~」

    エイスリン「ムムムム~」

    穏乃「ん?どうしたんですか?」

    洋榎「いや!どうもせえへん!ただ、穏乃ちゃんには憧ちゃんが1番似合うって思ってただけや!」

    エイスリン「ソウ!」

    胡桃「正しいそれ!」

    「………ちょっと~……聞き捨てならないな~」

    洋榎「んぉ?」

    エイスリン・胡桃「?」

    203 = 157 :

    これは酷い人間関係

    204 = 89 :

    ネットでよくあるカプ厨の争いがリアルで起きると考えると怖すぎるな

    205 = 83 :

    さあ導火線が短くなってきました!

    206 = 110 :

    争え、争うのだ

    207 = 84 :

    「穏宥の良さを忘れちゃダメだよ?」

    洋榎「松実姉か………いや、忘れた訳ちゃう。魅力的やし、好きなんも理解出来る」

    洋榎(けどそれやと恭子とうちの相性が……)

    洋榎「……理解した上でうちは憧穏や!最高やもん!なぁ?そう思うやろ?」

    胡桃「当然!」

    エイスリン「…………」キュキュキュ..

    エイスリン「オモウ!」(じゃれる穏乃を照れながらいなす憧の絵)

    洋榎「ええやんけ~!絵上手いなぁ~♪」(エイスリンの頭をなでなで)

    エイスリン「エヘヘ~♪」

    洋榎「見てみぃ!この絵のイチャイチャっぷり!まさにカップルやろ!」

    「ぐぬぬ……でも穏宥は癒しがすっごいんだから!」

    洋榎「癒し……それは………確かに……」

    「へへん!穏宥の癒しパワーなら、今の現代社会のなんかの大変なやつを……なんとか出来るね!これは!」

    洋榎「大事な部分が虫食いやからわからへん」

    「い、いいの!とにかく見てて幸せだし、3年と1年のコンビは鉄板!」

    208 = 84 :

    胡桃「3年同士も鉄板!」

    穏乃(……なんか……会話に入れない……)

    「待って!姉妹愛を忘れちゃダメだよ!」

    「サキ!?」

    洋榎「ん?清澄の……」

    「淡ちゃん……私は淡ちゃんに姉妹愛の素晴らしさを知って欲しくてあのブログを教えたのに……」

    「だってクロよりユウの方がいいんだもん!」

    「でも少しはわかってよ!さっきから聞いてたら、松実さ……玄さんの話題が出ない!あんなに妹を愛でてたのに!」

    「それは知ってるけど……」

    「愛宕さん!妹さんは好きですか!?」

    洋榎「へ?……そらぁ、好きやけど」

    「っ!じゃあ愛宕さんも穏玄へ」

    洋榎「……それはちゃう!絹は大切な妹やけど、穏玄にシフトする理由にはならへん」

    「……引っかからなかった……」

    洋榎「当然や!」

    210 = 134 :

    穏乃には─┬─部内だよ─┬─灼だよ
    .       │.        │  ├静と動派:浩子
    .       │.        │  └運命の出会い派:和
    .       │.        │
    .       │.        ├─宥だよ
    .       │.        │  ├縛られたい派:哩、姫子、一
    .       │.        │  ├1年と3年派:淡、ゆみ、桃子、菫
    .       │.        │  └意地悪したい派:透華
    .       │.        │
    .       │.        ├─玄だよ
    .       │.        │  ├姉妹派:咲さん、絹恵
    .       │.        │  └創設の苦楽を共にした派:久、まこ
    .       │.        │
    .       │.        ├─晴絵だよ
    .       │.        │  └いつも見守ってくれた派:塞
    .       │.        │
    .       │.        └─憧だよ
    .       │.            ├親友派:竜華、怜、照
    .       │.            └同学年の幼馴染派:エイスリン、胡桃、洋榎
    .       │
    .       └─部外だよ─┬─和だよ
    .                 │  ├再会から燃え上がる派:美穂子
    .                 │  └偽装結婚派:透華、菫
    .                 │
    .                 └─男だよ
    .                     └ノンケ派:優希

    211 = 98 :

    相関図が迷路すぎワロタ

    212 = 110 :

    戦いはさらに激しさを増していく

    213 = 84 :

    胡桃「引っかけはやめるそこ!」

    エイスリン「ダメ!」

    「……ちょっといいですか?」スタスタ

    洋榎「?原村……」

    穏乃「あ、和!」

    「……………」

    「んー?」

    胡桃「……」

    穏乃「あのさ、和は……」

    「灼穏をお忘れですよ?高校で出会った者同士の素晴らしい恋愛模様……見逃したら損です」

    穏乃「………………」

    穏乃(和まで……)

    「ねえ咲さん?出会って半年足らずで下の名前を呼び合うとか………もはや付き合うべき運命!」

    「あはは………運命っていい言葉だよね」

    214 :

    図にしたらごちゃごちゃしそうだな

    215 = 140 :

    >>210
    これは見やすくまとまってる
    すばらです

    216 = 84 :

    「はい。ですから………灼穏に習い、私たちも……」

    「いや……私は穏玄だから……」

    「穏玄?………じゃあ私がお姉さん役をします!咲さんは妹役で!」

    「…私は疑似姉妹じゃなくても平気。っていうか、お姉ちゃんとほぼ婚約状態みたいなものだし」

    「…………」

    「…………」

    「あー!もう!」

    咲・「!?」

    「穏宥が1番なの!それで、私はテルーと付き合うの!」

    「それを言ったら……穏玄が1番だよ!姉妹愛が最強なんだから!」

    「な、何を……っ、灼穏が1番運命的です!咲さんと私の絆がそうであるように!」

    洋榎「待て待て!憧穏の同学年パワーが1番や!気心知れまくりやで!?」

    穏乃(わわ……なんかヒートアップしてきた……)

    217 = 138 :

    >>210
    塞さんが独自路線すぎて笑うw
    後候補に入りそうなのは久保コーチ、代行くらいかな?
    あらたそが穏乃に惚れてなかったらその派閥に入ってたかもだが

    218 = 83 :

    本音が出てきたな

    219 = 214 :

    ちゃんと猿本人の気持ちを残してるあたりよく練ってあるオチも期待できる

    220 = 169 :

    エイちゃんは変わった?

    221 = 158 :

    >>210
    かなり分かりやすくまとめたな

    222 = 84 :

    「ちょ、ちょっと……落ち着きなよ。誰が1番とか……順位つけるもんじゃないでしょ?」

    洋榎「……そらそうやけど!ってなんやあんた急に!…………ちなみにあんたは誰派や?」

    「私?私は穏晴…」

    洋榎「穏晴て………恭子が代行にとられてまうやろが!!」

    「だ、代行?知らないよ、そんな事言われても……」

    洋榎「絶対嫌や!恭子がめっちゃ好きなんやもん!」

    「恭子?ああ、末原さんか……あのね、感情移入する気持ちもわかるけど、だからって」

    洋榎「ほななんであんたは穏晴やねん!言うてみい!」

    「それは………熊倉監督が私を好きなら嬉しいし……って言わさないでよ!」

    洋榎「ほれみい!感情移入しとるやないか!」

    「してる事が問題なんじゃなくて、騒ぐ事が問題なの。わかるでしょ!?」

    穏乃「あ、あの……皆さん落ち着いて……」オロオロ

    洋榎「わかるけどライバル多いねんもん!善野監督はもちろん、代行も怪しい!漫も可愛がっとるから危険や!」

    洋榎「由子は由子で『気が付いたら愛情たくさんよー』とか言いそうやから油断でけへんのよー!」

    「あ…その点、私はいけるかも。競争相手は少なそうだし」

    223 = 138 :

    トシレジェ、トシ沼、トシすこと結構ライバル居そうだけどな

    224 = 98 :

    >>223
    男女恋愛とかニッチすぎ

    225 = 134 :

    >>223
    大沼プロには南浦プロがいるだろ!いい加減にしろ!

    226 = 84 :

    洋榎「なんやそれ!自分ばっか有利でずるいで!」

    「……メチャクチャな理屈だね…」

    「そんな事ない!ひめまつが言ってるの正しいよ!モテモテな人を相手にするのは大変だもん!テルーなんてファンクラブあるんだから!」

    洋榎「ほれみろ!」

    「それは……まぁ……でもずるいって言われても……」

    「ふふっ、お姉ちゃんぐらい可愛くて凛々しくていい匂いがして麻雀強いなんて最高だからファンクラブも当然だね!さすがお姉ちゃん!」

    「あ、こういうのはどうでしょうか?咲さんはお姉さんのファン代表として応援に徹し、実生活では私との愛を…」

    「両想いなのにそんなのおかしい!私はお姉ちゃんと色々楽しむよ!」

    「……くっ!」

    「ダメー!テルーは私とイチャイチャするのー!」

    「淡ちゃんはいい子だからお姉ちゃん以外の素敵な人に出会えるよ!東京は人がたくさんいるし、頑張って!」

    「なにおー!?」

    穏乃「あうあう……どうしたら……」

    「……………」

    (随分とヒートアップしている様子………高鴨さんが困っていますね)

    228 = 84 :

    「むぅうう~!!」ズズィッ!

    「んぬぬぬ!!」ズズィッ!

    「…………………」ジィーッ..

    「皆さん!」

    淡・咲・「?」ピタッ!

    「……少し落ち着いてくださいな……」スタスタ

    「……スバラ……」

    「そちらの方々も」

    洋榎・塞「!」ハッ!

    「誰が1番か、などと言い争うのではなく、楽しく過ごす方がすばらですよ?」

    「せっかく、普段なかなか会えない方々とお喋り出来る場なのですから」スバラッ!

    洋榎「あ、うん……せやな……興奮しすぎてもうた……すまん……」

    「え、あの……私こそ……ごめんなさい」

    「………私も……自分の考えを押し付けてた……ごめんなさい……」

    229 = 138 :

    すばら先輩は流石やで…

    230 = 84 :

    「………少し我を忘れていました……恥ずかしいです……」

    (大切な友達のエトペンに八つ当たりしてしまうなんて……ごめんなさいエトペン……許してください……)サスリサスリ

    「………………うん」

    「わかったかい?」

    「?」

    穏乃「今の声は……」

    晴絵「ょいしょっと……」(自動卓の下から登場)

    「っ!?」

    晴絵「……花田さんの言う通りだよ……」

    (赤土さん……ずっと卓の下に……?)

    洋榎(今日の事も書く気やな、この人……)

    晴絵「カップリングってさ、個人の自由なんだよ。各々が好きなカップリングがある。それでいい」

    晴絵「まぁ、順位つけるのもまた自由だけどさ、言い争うのはよくないよ」

    「…………」

    231 = 84 :

    晴絵「……カップリングに思い入れを持つのはいい。自分と重ねあわせて愛着を覚えるのもいいだろう」

    晴絵「でもさ、それによって生じた熱い想いをぶつける相手は……他のカップリングを推す人ではないはず」

    「あ………」

    晴絵「……でしょ?」

    「………はい……ごめんなさい」

    晴絵「いや、わかってくれればいいんだ。……じゃあ仕切り直していこう!みんな、ジュース持って!………いい?それじゃ、カンパーイ!」

    全員「カンパーイ!!」

    穏乃(よかった……なんとか落ち着いたみたい)ホッ

    「シズノ………ごめん」

    洋榎「うちもその……ごめんな?騒がしくしてもうて」

    「ちょっと冷静さを欠いてたみたい」

    胡桃「ごめん」

    エイスリン「スイマセンデシタ……」

    穏乃「あ、いえ……そんな」

    232 :

    で、本人は誰を選ぶんでー?

    233 = 84 :

    「私たちも…ごめんなさい」

    「せっかく呼んでもらったのに……ごめんね?」

    穏乃「あ……えと……私は気にしてませんから!」

    洋榎「そか……ほんまに優しいなぁ……」

    「そりゃモテる訳ね」

    「ふふ……昔からそうなんです」

    「……あ……じゃあ、私はそろそろ部長たちのところに戻るね」

    洋榎「ん、うちも絹んとこ行くわ、ほなな」

    「私たちも。…行こ」

    胡桃「うん。それじゃ」

    エイスリン「ジャアネ シズノ!」

    穏乃「あ、はい」

    穏乃(……………みんな行っちゃった……これはこれで寂しい)

    234 = 84 :

    「しずー」

    穏乃「あ」

    「なんか大変だったねー」

    「でも、あの人たちも悪気はないみたい」

    「そうだね。でもあんな大声……ちょっとゾクゾクしちゃった……」

    穏乃「みんな……」

    「ここにいた人たち行っちゃったの?別にそこまで気にしなくてもいいのに…」

    「というより、私たちに気付いたから行った、の方が正しいと思う。目合ったから」

    「そゆ事か」

    「??」

    (理由はわからないけど、応援してくれてるみたいだし)

    235 = 84 :

    穏乃「?あ、でも花田さんと大星さんはいてくれてるよ。ほら……ってあれ?いない」

    「え?さっきまで………あっ、2人で部室を出ていくみたい」

    煌・淡「………」ガチャ..バタン

    「本当だ」

    「言い合いしてたけど……その続きをするつもりとか?」

    「まさか」

    穏乃「そ、それは無いと思うけど………一応、追いかけよう!」ダッ!

    「あ、しず!待って」ダッ

    「わ、私たちも行こう」

    「うん……」

    「……」コクリ

    236 = 84 :

    <廊下>

    「あの、お話とはなんでしょうか?」

    「うん……別にわざわざ呼び出して話す事でもないんだけど、さっき騒いじゃったし、頭を冷やしてから話そうと思って」

    「なるほど」

    「えとね、スバラに聞きたい事があったの」

    「はい」
     
     
     
     
     
    穏乃・憧・灼・玄・宥「………」

    237 = 84 :

    「スバラはさ、私としんどーじの2人、長野の人たち……みんな灼穏派のテーブルでずっと一緒だったじゃん?」

    「はい」

    「でもそれほど会話に入ってくるでもないし、反応を見ても灼穏派とは思えないんだよねー」

    「じゃあどうしてずっとこのテーブルにいるのかなー?って不思議だったの。あ、嫌とかそうゆー意味じゃないよ?」

    「はい」ニコ

    「……どうしてか、聞いていい?」

    「はい………私は、灼穏派でもあるのです」

    「え?」

    「正式には………私は……穏憧灼玄宥派なのです」

    「!!!」

    憧・灼・玄・宥「!!!」

    穏乃「?」

    238 = 84 :

    「そ、それは………全員って事?」

    「はい」

    「…………なんで?」

    「だって……阿知賀の皆さんが仲良くしているのは……とてもすばらな事です!」

    穏乃・憧・灼・玄・宥「!」

    「同学年、年上、年下、幼馴染、姉妹……立場は違えどそれぞれが相手を思いやり、深まる絆……」

    「きっとこれからも、このすばらな絆は変わらない事でしょう。……そう、私は思います」

    「………スバラ……」

    穏乃・憧・灼・玄・宥「!」

    豊音「ちょーわかるよー!」

    淡・煌「?」

    豊音「みんな優しいしちょーいい子たちだよー!」

    239 :

    やっぱり豊音は癒しだな

    240 = 134 :

    穏乃には─┬─部内だよ─┬─灼だよ
    .       │.        │  ├静と動派:浩子
    .       │.        │  └運命の出会い派:和
    .       │.        │
    .       │.        ├─宥だよ
    .       │.        │  ├縛られたい派:哩、姫子、一
    .       │.        │  ├1年と3年派:淡、ゆみ、桃子、菫
    .       │.        │  └意地悪したい派:透華
    .       │.        │
    .       │.        ├─玄だよ
    .       │.        │  ├姉妹派:咲さん、絹恵
    .       │.        │  └創設の苦楽を共にした派:久、まこ
    .       │.        │
    .       │.        ├─晴絵だよ
    .       │.        │  └いつも見守ってくれた派:塞
    .       │.        │
    .       │.        ├─憧だよ
    .       │.        │  ├親友派:竜華、怜、照
    .       │.        │  └同学年の幼馴染派:エイスリン、胡桃、洋榎
    .       │.        │
    .       │.        └─憧灼玄宥だよ
    .       │.           └争いは何も生まない派:煌、豊音(←New!)
    .       │
    .       └─部外だよ─┬─和だよ
    .                 │  ├再会から燃え上がる派:美穂子
    .                 │  └偽装結婚派:透華、菫
    .                 │
    .                 └─男だよ
    .                     └ノンケ派:優希

    241 = 169 :

    ノンケって何なんだろうな…

    242 = 84 :

    「姉帯さん………」

    豊音「みんなで仲良く楽しく過ごすのが、大切な思い出になるんだよー」

    穏乃「……………思い出………」

    「…………そっか……」

    (それも1つの形か……)フフッ

    「すばらっ!」

    豊音「あ!本物のすばらだー!テレビで観たのと同じ!もう1回やってもらっていいですかー?」

    「ええ、構いません!…………すばらっ!」

    豊音「わー!ちょーうれしいよー」

    「ではご一緒に!」

    煌・豊音「すばらっ!」

    243 = 138 :

    >>237
    穏宥派の間違いかな?

    244 = 138 :

    やっぱりすばら先輩は聖人、豊音は天使

    245 = 84 :

    穏乃「………みんな」

    憧・灼・玄・宥「?」

    穏乃「私………みんなの事が大好き」

    憧・灼・玄・宥「!!!!!!」キュンキュキューン!

    穏乃「みんなと出会えてよかった!」

    憧・灼・玄・宥「!!!!!!」キュバババーン!

    穏乃(最高の友達と出会えて、毎日楽しく過ごせてる……私は幸せ者だよ)ウルッ..

    (今の発言……しずは誰か1人と付き合うんじゃなくて……)チラ

    (みんなの妹、みんなのお姉ちゃんになるって事?)チラ

    (この関係を保ったまま、全員と深いお付き合いをする………考えた事なかったけど、この方法もアリかも……)チラ

    (……エッチな格好を見られるのは恥ずかしいけど……信頼出来るみんなの前でなら………)チラ

    憧・灼・玄・宥「…………」コクン

    246 = 138 :

    一方穏乃以外の阿知賀の子達の心は汚れきっていた

    247 = 84 :

    「スバラはさ、私としんどーじの2人、長野の人たち……みんな穏宥派のテーブルでずっと一緒だったじゃん?」

    「はい」

    「でもそれほど会話に入ってくるでもないし、反応を見ても穏宥派とは思えないんだよねー」

    「じゃあどうしてずっとこのテーブルにいるのかなー?って不思議だったの。あ、嫌とかそうゆー意味じゃないよ?」

    「はい」ニコ

    「……どうしてか、聞いていい?」

    「はい………私は、穏宥派でもあるのです」

    「え?」

    「正式には………私は……穏憧灼玄宥派なのです」

    「!!!」

    憧・灼・玄・宥「!!!」

    穏乃「?」

    248 = 84 :

    1ヶ月後――

    【奈良】

    <通学路>

    穏乃「~♪」テクテク

    穏乃(昨日は楽しかったな~!みんなでキャンプ!最高!)

    穏乃(最近……というかこないだのパーティー以来、さらに仲良くなれたからか、みんなのスキンシップも増えてきて、親友感が凄い!)

    穏乃「……………」

    穏乃(でも……たまに変な気持ちになっちゃうんだよね……)

    穏乃(ふとした時につく憧のため息……色っぽいっていうか、なんかドキッとするし……)

    穏乃(灼さん……目が合うとすぐ顔を真っ赤にしてうつむいて……あそこまで照れ屋だったかな?でもその顔がなんか……可愛くて…先輩なのに頭を撫でたくなる)

    穏乃(たまに妹のノリをして甘えるとテンションがおかしくなる玄さん……よくわからないタイミングで胸を触ってくるけど……その瞬間、体が熱くなるよ……)

    穏乃(宥さん……寒がりでいつも震えてるけど、たまに熱っぽい目で私を見てる気がする……)

    穏乃(その時、何とも言えない気持ちになるんだよね……あえて意地悪したくなっちゃうというか……恥ずかしがらせたくなるというか……)

    穏乃(……私がみんなに抱いてる、この複雑な感情はなんだろ………うーん……)

    249 = 84 :

    「しず~」

    「穏乃ちゃ~ん」

    「穏乃……おはよう」

    穏乃「あ、みんな………おっはよーう!」

    穏乃(今はまだ……その感情がなんなのかも、この先どんな展開になるのかもわかんない………けど……1つだけわかる事がある)

    憧・灼・玄・宥「………」ニコッ

    穏乃(やっぱり…………)ニコッ!

    穏乃(……みんなといると楽しいっ!!)

    【完】

    250 = 214 :

    後半レジェンド消えたな


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