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    元スレ咲「私たちがアイドル?」

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    51 = 8 :

    エイスリン「フセイ! インチキ!」プンプン

    「えっ?」

    「あ、ごめんなさい。私たちの高校からはまだ一人も当選していないものだから……」

    まこ「あぁ、たしかにそうじゃの」

    胡桃「エイちゃん、落ち着いて」

    エイスリン「……」フンッ

    「ごめんなさい、でもほんとに不正なんてしてないの。申し訳ないけど最後の一枚にかけてちょうだい」

    エイスリン「……っ」

    「ほんとにすみません、当選会を中断してしまって」

    「それは構わないんだけど……」

    豊音「エイスリンさんは、シロに当選してもらいたかっただけなんだよね?」

    エイスリン「……トヨネモダヨ」

    豊音「ふふ、ちょーうれしいよー!」ニコッ

    52 :

    衣・胡桃・初美でロリコンほいほいユニット作ろうぜ

    53 = 8 :

    「さぁ、それじゃ最後の一人を引くわよ!」

    豊音「きてきてー!」

    白望「……」

    美穂子「……っ」

    加治木(くるなくるな……!)

    「こいこい!」

    「……」ブツブツ

    (お、お姉ちゃん怖い……)

    まこ(アイドルグループに緑髪は欠かせんじゃろ……っちゅうわけじゃから来い!)

    「十人目は……臼沢塞さん!」

    豊音「……えっ?」

    「は、はぁ!?」

    54 = 8 :

    「あれ、どうしたの?」

    豊音「塞は立候補なんてしてないよー?」

    「あら、ほんとだ……名簿に書いてないわね」

    「クジは自分で書いて入れたはずだろ? それじゃ誰かが故意にそいつの名前を書いたとしか……」

    「で、でも誰がそんなこと……」

    エイスリン「……」ギロッ

    白望「……」タラタラ

    エイスリン「……シロ」

    白望「……は、はい」

    エイスリン「……」ジー

    白望「……」アセアセ

    「シロ……あんたまさか」

    56 = 8 :

    豊音「ええーっ! シロの仕業だったのー!?」

    胡桃「往生際悪すぎでしょ」

    白望「……だって塞の方が向いてると思ったし」

    「だからって勝手に名前書くとかありえないでしょーが!」バシッ

    白望「あ痛……」

    シロ「……っ、ゲンメツシタ!」プンプン

    白望「……ご、ごめん」

    胡桃「んー……じゃあ、これはシロの当選でいいってこと?」

    「あ、当たり前でしょっ!」

    「……別に臼沢さんでもいいと思うけど。あなたスタイルとてもいいし」

    「は、はぁっ!? な、なに言ってんですか……っ///」

    57 = 8 :

    豊音「私も塞でいいと思うなー」

    胡桃「うん、シロはこの通りやる気ないみたいだし」

    エイスリン「……」コクコク

    白望「……がんばれ」グッ

    「し、シロ……あんたねぇ……」プルプル

    豊音「ほら、塞! ファイトっ!」

    エイスリン「っ!」カキカキ

    胡桃「おお、塞がダンス踊ってる絵」

    「や、変なの描かないでよ!」

    「……それで、決まったかしら?」

    「……っ、もうしょうがないなぁっ! やるわよ、やればいいんでしょ!」

    「ふふ、それじゃ決まりね」ニコッ

    58 = 8 :

    「それじゃ、選ばれたメンバー10人のみんなはおめでとう。これからは私があなたたちを補佐していきます。よろしくね」

    パチパチパチ

    「惜しくも当選しなかった人たちは残念だわ。でも、みんなにはどうか、今日この時の気持ちを忘れないでほしいの」

    「アイドルになりたいって強い想いさえあれば、誰だってその資格を持ってるはずなんだから。夢を捨てないで、これからも頑張って」

    豊音「うぅ……っ」ポロポロ

    「……っ」グジュ

    「そして、今だけはどうか私たちのことを応援してほしい。これからは、ここにいる全員の代表として精いっぱい頑張っていくつもりだから」

    パチパチパチ

    「ありがとう、それじゃ選抜メンバー10人は残ってください。これからの方針を決めます」

    59 = 7 :

    塞ちゃんの腰エロいよー

    60 :

    まことちゃちゃのんの東西広島弁アイドル対決を期待してた奴は多かったハズ

    61 = 8 :

    「集まってくれたわね。改めて、これからよろしく。清澄の竹井久よ」

    透華「一ついいかしら?」

    「どうぞ」

    透華「竹井さんはグループの一員として活動なさるの?」

    「えっとね、私はわかりやすく言えばプロデューサーのようなものよ。練習メニュー考えたり、ライブ会場を手配したり」

    「ち、ちなみにダンスの振り付けや曲はどうするんだ……?」

    「それは心配いらないわ。強力な助っ人がいるから」

    はやり「こんにっちはー!!」

    優輝「瑞原プロだじぇ!」

    「ダンス指導はこちらの瑞原はやりプロにしていただきます。ちなみに、曲は私とここにいる染谷まこが担当するわ」

    「え……先輩方、作曲できるんですか?」

    まこ「こう見えてもわしゃ音楽の成績は5じゃ」

    「……」

    62 = 8 :

    「心配しなくても大丈夫よ。まこはともかく私はそういうのの経験ちゃんとあるから」

    (じゃあなんで染谷先輩も一緒に……?)

    「信用していいんだな?」

    「ええ、もちろん」

    「それと練習を始める前に、まずグループのリーダーを決めたいと思うの」

    池田「たしかにまとめ役は必要だし」

    「それで、みんなのパーソナルデータを総合考慮した結果……」

    佳織(で、データってなんのでしょう……?)

    「臼沢塞さん、あなたが適任だと思うの」

    「え、私!?」

    「ええ、どうかしら?」

    「ん、んー……まぁ、他にいないんなら」

    「ふふ、ありがとう」

    「それじゃさっそく今から練習ね。まずは……」

    63 = 26 :

    >>音楽の成績は5

    それがどーしたwwwwww

    64 :

    ドムが入ってたら長野の副将揃ってたね

    65 :

    どうでもいいが優希

    66 = 52 :

    衣・胡桃・初美・まほ・優希なら副会長CD100枚買いそう

    67 = 8 :

    透華「ぜぇ……はぁ……っ」

    「はひっ……く、くるし……っ」

    優輝「のどちゃん、遅すぎだじぇ!」

    「ぶ、部長……なんで私たちが、こんなこと……っ」

    「和……アイドルたちがあれだけ歌って踊りながらも笑顔を絶やさないでいられるのはなぜだと思う?」

    「そ、それが……これですか……っ」

    「そう、体力ってのもアイドルに欠かすことのできない大切な要素なのよ。歌唱力やダンス技術と同じくらいにね」

    桃子「……っ、はぁ……はぁ……」

    桃子(ほ、ほんとに……なんで私がこんなこと……先輩もいないのに……っす)

    「……っ、まぁ、勝負事なら負けるわけにはいかねえよな……っ!」

    優希「わ、私だって体力には自信あるじょ……っ!」

    池田「はぁ、はぁ……くっそぉおおおおお!! 意地でも頑張って見せるし!」ダダッ

    久保「がんばれぇえええええええええええ!! 池田ァぁああああ!!」

    (やる気のある子もちゃんといる……その気持ちが周りにもいい影響を与えてくれればいいけど)

    68 = 7 :

    コーチェ……

    69 = 8 :

    「……っ、ふひぃ……終わったぜ」

    優輝「……っ……や、やるなノッポ」

    「へっ、お前もな……」

    「みんな、ご苦労様」

    まこ「お茶じゃぁ、好きなだけ飲め」

    「ぐびっ……ぷはぁ、生き返るっ!」

    優希「京太郎、タコスはまだか!」

    京太郎「ねーよ!」

    「はぁ、はぁ……も、もうダメ……」

    池田「あ、足が動かないし……」ガク

    「あんたたちだらしないなぁ! こんなのなんともないじゃん!」

    「ここにも体力バカが一人……」

    「なっ……バカとはなんだバカとはー!」プンプン

    「終わったのはこれだけ? 他の子たちは大丈夫かしら……?」

    70 = 3 :

    >>56
    シロ「ゲンメツシタ!」にわろた

    71 = 8 :

    佳織「……はぁ……はぁ……っ」

    佳織「も、もう……ダメ……」ガク

    佳織(うぅ……もう一歩も動けないよ……)

    「だ、大丈夫……ですか?」

    佳織「ぇ……あ、えっと……あなたはたしか、原村さん?」

    「え、ええ……原村和です」

    佳織「わ、私……妹尾佳織って言います」

    「妹尾さんですか……よろしくお願いしますね」

    佳織「い、いえ……こちらこそっ!」

    佳織(たしか麻雀の中学生大会で優勝した方、ですよね……)

    「……」

    佳織「……」

    72 = 8 :

    佳織(な、なんだか気まずい……)

    「……こんなの、無茶ですよ」

    佳織「……えっ?」

    「文化部の私たちが、寄せ集めでアイドルやるなんて……」

    佳織「た、たしかにそうですよね……」

    「まったく部長は何を考えているんだか……」ブツブツ

    佳織「はは……」

    佳織(この人も、麻雀じゃなくなれば普通の人と同じなんだなぁ……)

    「私、もうやめたいです……こんな下らないこと」

    佳織「……」

    73 = 8 :

    「あなたも、そう思いませんか……?」

    佳織「わ、私は……」

    佳織(……っ、本当にそれで、いいのかな……)

    佳織「……」スクッ

    「……せ、妹尾……さん?」

    佳織「……私は、もうちょっと頑張ってみます」

    「……えっ」

    佳織「ご存知かもしれませんが、私は麻雀があまり上手ではないんです……」

    佳織「けど、麻雀のおかげで鶴賀のみなさんと出会うことができました……だからそのことにはすごく感謝してるんです」

    佳織「その恩返しと言ってはなんですけど……こんな私にもできることがあるなら、少しでも力になりたい。そう思うんです」ニコッ

    「……」

    74 = 3 :

    らららー

    75 = 8 :

    佳織「原村さんは……どうですか?」

    「わ、私は……」

    (私だって麻雀に出会えたことを感謝している……)

    「……っ、で、でも! こんなのがほんとに役に立つんですか!? こんなアイドルごっこをすることが……!」

    佳織「……わかりません。でも、あの人は本気みたいです」

    「部長のこと……ですか」

    「ほんと私には理解できません、あの人の考えていることが……」

    佳織「ふふ……でも、なんだか不思議です。あの人になら付いていってもいいと思える……加治木先輩に似ています」

    「たしかにそうですけど……っ!」

    佳織「私にはまだ、原村さんの質問に答えることはできません」

    「……」

    佳織「……けど、いつか答えが見つかる日がくる。そう思ってます」

    76 = 8 :

    佳織「とにかく私は行きますね。ゴールのところで待ってます」

    ダダッ

    「……」

    透華「はぁ……はぁ……っ」

    「……?」

    透華「……っ、あ、あなたは……原村和っ!」

    「そ、そうですけど……」

    透華「やっと追いつきましたわよ~っ!!」

    「……いえ、競ってませんし」

    透華「あなたがそうでなくても、私はそうなんですのよ!!」

    77 :

    存在感ないアイドルって適性最悪だなモモ

    78 = 3 :

    (なにも考えてなかったとはいえない・・・)

    79 :

    かおりんマジ天使

    80 = 8 :

    「……龍門渕さん……でしたか?」

    透華「そ、そうですわよ……なんですのいきなり」

    「あなたは……なぜそんなに頑張るんですか?」

    透華「は、はぁ? 決まってますわ! ステージの上であなたより目立つためですわ!!」

    「……」

    透華「そのためには、たとえ練習であれあなたに負けるわけにはいきませんのよ!」

    「……そうですか」

    透華「そ、そうですかって……まったく、張り合いがありませんわね」

    「……だって、私は別にアイドルになりたいとかそういうのないですし」

    透華「っ、なにを腑抜けたことを言ってますの!」

    透華「私たちはもう、アイドルなんですのよ!!」

    「えっ……」

    81 = 8 :

    透華「あの選抜で選ばれた時から、どんな形であれ、私たちはアイドルになったんですの!」

    透華「それなのに、アイドルだとかアイドルじゃないとか……いつまでそんなことを言ってるおつもりなんですの! もっとピシャッとしなさいですわ!」

    「……」

    透華「っ、原村和! あの選抜会で当選しなかった方々の気持ちを少しは考えなさい!」

    「っ! と、当選しなかった人の……気持ち……」

    透華「そうですわ! 私たち10人は、あの会場にいた……いえ、麻雀が好きな高校生すべての想いを背負っていますのよ!」

    「……っ!」

    (そう……でしたね。私、咲さんの言葉をすっかり忘れていました……)

    『私、当選しなくても原村さんのこと応援する! だから頑張って!』

    「……ありがとうございます、龍門渕さん。私も、もう少しだけ頑張ってみます」

    透華「あ、当たり前ですわっ!///」

    83 = 8 :

    「っ……はぁ、はぁ……」

    「弘世さん、お疲れ様」

    「スミレ遅すぎ!」

    「……っ、うる……さいっ」

    「はぁ、はぁ……」

    透華「や、やっとゴールですわ……っ」

    「あら、和と龍門渕さんもおかえり」

    「……っ、は、はい」

    佳織「原村さん……よかった」

    「……せ、妹尾さん……先ほどはありがとうございました……っ」

    佳織「……私は何も」ニコッ

    84 :

    スレタイの割に咲は外れるのな
    てるてるが見たかった

    85 = 8 :

    「東横さんだけがまだみたいね」

    佳織(も、桃子さん……)

    「俺が探してくるよ」

    ??「いや、私が行こう」

    「あら、あなたは……ゆみ」

    加治木「モモを見つけるのは容易いことではないからな。幸い、ここに鼻の利くヤツもいる」

    蒲原「ワハハー、任せろー」

    「じゃあ、お願いするわね」

    加治木「ああ、すぐに連れ戻してくる」

    86 = 7 :

    鶴賀の部長は頼りになるなあ

    87 = 64 :

    逃亡なのか

    88 = 8 :

    桃子「……っ、はぁ、はぁ……もうお腹が痛くて走れないっす」

    桃子「後ろを走ってたあのアンテナさんももう見えなくなっちゃいましたし……」

    桃子「……はぁ、なんでこんなとこにいるんすかね、私」

    桃子「そもそも存在感の薄い私がアイドルなんて……っ!」

    ??「モモ、そんなこと言うなんてお前らしくないぞ」

    桃子「っ! か、加治木先輩……」

    蒲原「ワハハ、私もいるぞー」

    加治木「なにそんなところで座ってるんだ。みんなのところへ行かなくていいのか?」

    桃子「……いいんすよ、私。もう走れないですし」

    加治木「……」

    桃子「それに私は先輩とアイドルやりたかったんす。だからもう私が頑張る意味なんてないんすよ」

    89 = 4 :

    咲咲詐欺かよ

    92 :

    タコスの漢字違うやで、って思ったけど途中で直ってた

    93 = 8 :

    加治木「……モモ、あのな」

    桃子「?」

    加治木「私は、本当はアイドルなんてやりたくなかったんだ」

    桃子「……それくらい気づいてたっす」

    加治木「気づいていながら一緒にやりたいとか言ってたのか……まったく」

    桃子「私としては先輩だけがアイドルでも十分よかったっすけどね……怒ってるっすか?」

    加治木「怒ってないよ……結果として私はアイドルにならなかったわけだしな」

    桃子「……ずるいっすよ、先輩」

    加治木「ごめんな……だが、私は嬉しいよ」

    加治木「私が落選したことよりも、モモがアイドルになってくれたってことが」

    桃子「……え?」

    94 :

    アイドルって大抵裏でプロデューサーに食われてるんだよなあ

    95 = 91 :

    つまり全員部長に食われる展開か

    96 = 52 :

    >>95
    お?(にんまり)

    97 :

    どうでもいいけど、はやりーんは鳥取出身だから西日本側だよ

    98 = 8 :

    加治木「だって、お前は傍目から見てもかわいいし、アイドルのコスチュームなんかも十分に似合いそうだしな」

    桃子「なっ……せ、先輩なに言ってんすか!?///」

    加治木「私だけじゃない。他の人間だって今にきっとそう思うはずだ」

    加治木「私はそんなお前を心から応援したいと思ってるよ。ここにいる蒲原や、睦月だってそうだ」

    桃子「そ、そんな……私には……」

    加治木「……さっきお前は頑張る意味がなくなったといったな?」

    桃子「……」コクッ

    加治木「なら、私たちのために頑張ってはくれないか?」

    桃子「……っ!」

    加治木「私たちは全力でお前をサポートするよ。だからモモには最後までやり遂げてほしい、自分が誇れるようなアイドルを」

    桃子「……っ、せ、先輩……っ!」ダキッ

    蒲原(ワハハ……お邪魔虫だなー)

    99 = 7 :

    しえん

    100 = 8 :

    メシ食ってきます


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