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元スレモバP「都市伝説」

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幸子「あー今日もボクは完璧でしたね」
幸子「早く帰って宿題しなきゃ…?」
女「……………」
気づくと目の前に道をふさぐように女の人が立っていました
幸子「あの、どうかしましたか?」
女「……………」
幸子「そこにいられるとボク通れないんですけど」
女「ワタシってキレイ?」
幸子「早く帰って宿題しなきゃ…?」
女「……………」
気づくと目の前に道をふさぐように女の人が立っていました
幸子「あの、どうかしましたか?」
女「……………」
幸子「そこにいられるとボク通れないんですけど」
女「ワタシってキレイ?」
幸子「え」
女「ワタシってキレイ?」
幸子「あのー?」
女「ワタシってキレイ?」
幸子「……………」
女「ワタシキレイ?」
何を聞いてもその人は私は綺麗と繰り返すだけです
しかし大きなマスクで顔のほとんどを隠しているので
ボクにはその人がキレイがどうかが解りませんでした
女「ワタシってキレイ?」
幸子「あのー?」
女「ワタシってキレイ?」
幸子「……………」
女「ワタシキレイ?」
何を聞いてもその人は私は綺麗と繰り返すだけです
しかし大きなマスクで顔のほとんどを隠しているので
ボクにはその人がキレイがどうかが解りませんでした
女「ワタシ、キレイ?」
幸子「うーん、そうですね」
女「……………」
あまりにも何度も聞くので適当に返すわけにもいきません
だからボクはこう答えました
幸子「ボクはカワイイですよ!」
ドヤァ
女「ワタシキレ…は?」
幸子「うーん、そうですね」
女「……………」
あまりにも何度も聞くので適当に返すわけにもいきません
だからボクはこう答えました
幸子「ボクはカワイイですよ!」
ドヤァ
女「ワタシキレ…は?」
幸子「ボクはカワイイです」
女「いやそうじゃなくてね、ワタシってキレ」
幸子「ボクはカワイイんですよ!」
ドヤァ
女「………………」
幸子「ボク、カワイクないでしょうか?」
女「…質問に質問で答えるなって学校で習わなかったしら?」
幸子「………………」
女「………………」
女「はあ、そうね、可愛いんじゃない?」
幸子「っ!ふふふ…解ってるじゃないですか!」
女「いやそうじゃなくてね、ワタシってキレ」
幸子「ボクはカワイイんですよ!」
ドヤァ
女「………………」
幸子「ボク、カワイクないでしょうか?」
女「…質問に質問で答えるなって学校で習わなかったしら?」
幸子「………………」
女「………………」
女「はあ、そうね、可愛いんじゃない?」
幸子「っ!ふふふ…解ってるじゃないですか!」
女「うん、そうね、それで私ってキレ」
幸子「そんなお姉さんには特別ですよ!」
ゴソゴソ
幸子「はい、これを差し上げます」
女「ちょ、ちょっとだから人の話を」
幸子「実はボクアイドルやってるんですよ!まあこんなにカワイイから当然ですが」
幸子「で、これはこの間スカイダイビングした時のDVDです」
女「(今のアイドルってスカイダイビングをする物なのかしら)」
幸子「お姉さんはボクを知らなかったみたいですからね、コレを見てぜひボクのファンになって下さい」
女「あっ…そ、そう…ありがとう」
幸子「そんなお姉さんには特別ですよ!」
ゴソゴソ
幸子「はい、これを差し上げます」
女「ちょ、ちょっとだから人の話を」
幸子「実はボクアイドルやってるんですよ!まあこんなにカワイイから当然ですが」
幸子「で、これはこの間スカイダイビングした時のDVDです」
女「(今のアイドルってスカイダイビングをする物なのかしら)」
幸子「お姉さんはボクを知らなかったみたいですからね、コレを見てぜひボクのファンになって下さい」
女「あっ…そ、そう…ありがとう」
幸子「礼ならいりません、可愛いボクはファンサービスも怠らないアイドルの鏡ですから!」
女「(もうファンにされてる)えっと…その、でもね私…そういうつもりじゃなくて」
幸子「ではボクは宿題があるので!夜も遅いからお姉さんも気をつけてくださいね」
女「…ええ」
スタスタスタスタ クルッ
幸子「あっ、それとお姉さんが綺麗かどうかですけど」
女「ッ!ど、どう…あなたにはワタシがどうミエルかしら…?」
女「(もうファンにされてる)えっと…その、でもね私…そういうつもりじゃなくて」
幸子「ではボクは宿題があるので!夜も遅いからお姉さんも気をつけてくださいね」
女「…ええ」
スタスタスタスタ クルッ
幸子「あっ、それとお姉さんが綺麗かどうかですけど」
女「ッ!ど、どう…あなたにはワタシがどうミエルかしら…?」
幸子「そんなの解りませんよ、顔、見えないんですから」
女「……………」
幸子「でもお姉さんが自分の事を綺麗と思っていないのは解ります」
女「っ!?」
幸子「…こういう事には敏感なんですよボク」
幸子「お姉さん…誰かにカワイイと聞く前にもっと大事な事忘れてます」
女「そ、それは…?」
幸子「ほかのどんな人よりも、まず自分で自分をカワイイと思う事ですよ!」
ドヤドヤァ
女「……………」
幸子「でもお姉さんが自分の事を綺麗と思っていないのは解ります」
女「っ!?」
幸子「…こういう事には敏感なんですよボク」
幸子「お姉さん…誰かにカワイイと聞く前にもっと大事な事忘れてます」
女「そ、それは…?」
幸子「ほかのどんな人よりも、まず自分で自分をカワイイと思う事ですよ!」
ドヤドヤァ
女「あ───」
幸子「ふふ、まずは自信を持つのが一番です」
幸子「それさえ解れば誰だってボクみたいにカワイクなれますよ」
幸子「じゃ今度こそさようなら」
女「……………ワタシで…ワタシを」
………
……
…
事務所
P「幸子ーちょっと話がある」
幸子「はい?どうかしましたかプロデューサーさん」
幸子「ふふ、まずは自信を持つのが一番です」
幸子「それさえ解れば誰だってボクみたいにカワイクなれますよ」
幸子「じゃ今度こそさようなら」
女「……………ワタシで…ワタシを」
………
……
…
事務所
P「幸子ーちょっと話がある」
幸子「はい?どうかしましたかプロデューサーさん」
P「お前充ての届け物の事なんだけどな」
幸子「あ、ひょっとしてファンレターやプレンゼントが多すぎて事務所に入りきりませんでしたか?」
幸子「人気者は辛いですね、しかしコレも人気アイドルの証でしょうか」
P「…量自体は普段通りささやかな量だよ、それよりほら」
幸子「ぐぬぬ…って何ですかコレ?飴みたいですけど始めて見ます」
P「べっこう飴だ、お前の世代じゃ知らないかもな」
妖怪飴くれ「飴!?」
P「お前じゃねえ座ってろ」
幸子「あ、ひょっとしてファンレターやプレンゼントが多すぎて事務所に入りきりませんでしたか?」
幸子「人気者は辛いですね、しかしコレも人気アイドルの証でしょうか」
P「…量自体は普段通りささやかな量だよ、それよりほら」
幸子「ぐぬぬ…って何ですかコレ?飴みたいですけど始めて見ます」
P「べっこう飴だ、お前の世代じゃ知らないかもな」
妖怪飴くれ「飴!?」
P「お前じゃねえ座ってろ」
P「それはお前のファンからの物だと思うんだが…うーん」
幸子「何ですかその煮え切らない言い方、ボクのファンからなんでしょう?」
P「…その飴以外はファンレターも何も無い、荷物の中にこの飴だけポツンとあったんだ」
幸子「何かの拍子でコレだけ落ちたのでは」
P「いやそれも無い、事前にちひろさんが確認してるからな」
P「さらに言うなら危ない物とかも同時に除いてる」
P「だから大丈夫なのは間違いないんだが…不思議な事もあるもんだ」
幸子「そうですか残念です、この飴…結構気にいったのに」
P「まあその気持ちを大事にすればいい、ちゃんと食べてやれば満足してくれるさ」
幸子「はい、おいしく頂きますよ」
妖怪飴くれ「飴ェ…」
幸子「何ですかその煮え切らない言い方、ボクのファンからなんでしょう?」
P「…その飴以外はファンレターも何も無い、荷物の中にこの飴だけポツンとあったんだ」
幸子「何かの拍子でコレだけ落ちたのでは」
P「いやそれも無い、事前にちひろさんが確認してるからな」
P「さらに言うなら危ない物とかも同時に除いてる」
P「だから大丈夫なのは間違いないんだが…不思議な事もあるもんだ」
幸子「そうですか残念です、この飴…結構気にいったのに」
P「まあその気持ちを大事にすればいい、ちゃんと食べてやれば満足してくれるさ」
幸子「はい、おいしく頂きますよ」
妖怪飴くれ「飴ェ…」
P「お前宛てのはもう自分で全部食ったろうが」
妖怪飴くれ「世界はどうしてこうも杏に冷たいのか」
P「はいはい、それじゃ今日もお仕事といこうか、ところで幸子スカイダイビングのオファーがあちこちから着てるんだけどな…」
幸子「はいいい!?いやいやいやいやもうボク二度とあんな事しませんよ!!」
P「とぼけちゃってえ───」
幸子「何ですかそのニヤけた顔は!ボクはアイドルであって芸人では無いと何回言えば───」
妖怪飴くれ「何でもいいから飴頂戴よ…ねえ…飴おいてってってば───」
「………………頑張ってね」
口裂け女 おわり
妖怪飴くれ「世界はどうしてこうも杏に冷たいのか」
P「はいはい、それじゃ今日もお仕事といこうか、ところで幸子スカイダイビングのオファーがあちこちから着てるんだけどな…」
幸子「はいいい!?いやいやいやいやもうボク二度とあんな事しませんよ!!」
P「とぼけちゃってえ───」
幸子「何ですかそのニヤけた顔は!ボクはアイドルであって芸人では無いと何回言えば───」
妖怪飴くれ「何でもいいから飴頂戴よ…ねえ…飴おいてってってば───」
「………………頑張ってね」
口裂け女 おわり
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