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    元スレモバP「都市伝説」

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    1 :

    口裂け女




    その日ボクはお仕事の帰りでした

    2 = 1 :

    幸子「あー今日もボクは完璧でしたね」

    幸子「早く帰って宿題しなきゃ…?」

    「……………」


    気づくと目の前に道をふさぐように女の人が立っていました


    幸子「あの、どうかしましたか?」

    「……………」

    幸子「そこにいられるとボク通れないんですけど」




    「ワタシってキレイ?」

    3 :

    目標を発見、支援する

    5 :

    カワイイから仕方ありませんね!

    6 = 1 :

    幸子「え」

    「ワタシってキレイ?」

    幸子「あのー?」

    「ワタシってキレイ?」

    幸子「……………」

    「ワタシキレイ?」


    何を聞いてもその人は私は綺麗と繰り返すだけです

    しかし大きなマスクで顔のほとんどを隠しているので

    ボクにはその人がキレイがどうかが解りませんでした

    8 = 1 :

    「ワタシ、キレイ?」

    幸子「うーん、そうですね」

    「……………」

    あまりにも何度も聞くので適当に返すわけにもいきません

    だからボクはこう答えました



    幸子「ボクはカワイイですよ!」
    ドヤァ


    「ワタシキレ…は?」

    9 :

    幸子はブレないなぁ!

    10 :

    はい

    12 = 4 :

    存じてますけど

    13 = 1 :

    幸子「ボクはカワイイです」

    「いやそうじゃなくてね、ワタシってキレ」

    幸子「ボクはカワイイんですよ!」
    ドヤァ

    「………………」

    幸子「ボク、カワイクないでしょうか?」

    「…質問に質問で答えるなって学校で習わなかったしら?」

    幸子「………………」

    「………………」

    「はあ、そうね、可愛いんじゃない?」

    幸子「っ!ふふふ…解ってるじゃないですか!」

    14 = 9 :

    都市伝説に気を使わせやがった

    15 :

    幽霊が最も苦手とするのは変人らしいな

    16 = 1 :

    「うん、そうね、それで私ってキレ」

    幸子「そんなお姉さんには特別ですよ!」
    ゴソゴソ

    幸子「はい、これを差し上げます」

    「ちょ、ちょっとだから人の話を」

    幸子「実はボクアイドルやってるんですよ!まあこんなにカワイイから当然ですが」

    幸子「で、これはこの間スカイダイビングした時のDVDです」

    「(今のアイドルってスカイダイビングをする物なのかしら)」

    幸子「お姉さんはボクを知らなかったみたいですからね、コレを見てぜひボクのファンになって下さい」

    「あっ…そ、そう…ありがとう」

    17 = 4 :

    都市伝説が折れた……どんだけウザいんだ

    18 :

    すげぇやさっちゃん!

    19 :

    幸子本人からDVDをもらえるなんてうらやましいな

    20 :

    vs口酒女戦が終わったら次はvsさっちゃん戦やろうず

    21 :

    自ら布教活動をするなんてアイドルの鏡やで

    22 = 1 :

    幸子「礼ならいりません、可愛いボクはファンサービスも怠らないアイドルの鏡ですから!」

    「(もうファンにされてる)えっと…その、でもね私…そういうつもりじゃなくて」

    幸子「ではボクは宿題があるので!夜も遅いからお姉さんも気をつけてくださいね」

    「…ええ」


    スタスタスタスタ クルッ


    幸子「あっ、それとお姉さんが綺麗かどうかですけど」

    「ッ!ど、どう…あなたにはワタシがどうミエルかしら…?」

    23 = 1 :

    幸子「そんなの解りませんよ、顔、見えないんですから」


    「……………」

    幸子「でもお姉さんが自分の事を綺麗と思っていないのは解ります」

    「っ!?」

    幸子「…こういう事には敏感なんですよボク」

    幸子「お姉さん…誰かにカワイイと聞く前にもっと大事な事忘れてます」

    「そ、それは…?」

    幸子「ほかのどんな人よりも、まず自分で自分をカワイイと思う事ですよ!」
    ドヤドヤァ

    24 = 3 :

    うぜえwww
    しかし案外的を得てる……

    25 :

    さっちゃん初めてすごいと思った

    26 = 4 :

    論破すんなww

    27 = 10 :

    幸子ってだれ?

    28 = 9 :

    ドヤ顔さっちゃんうざカワイイ

    29 :

    何このいい話

    31 = 1 :

    「あ───」

    幸子「ふふ、まずは自信を持つのが一番です」

    幸子「それさえ解れば誰だってボクみたいにカワイクなれますよ」

    幸子「じゃ今度こそさようなら」



    「……………ワタシで…ワタシを」



    ………
    ……




    事務所

    P「幸子ーちょっと話がある」

    幸子「はい?どうかしましたかプロデューサーさん」

    32 :

    都市伝説にさっちゃんの名前が並ぶのか

    33 :

    都市伝説・ドヤ顔女

    34 = 1 :

    P「お前充ての届け物の事なんだけどな」

    幸子「あ、ひょっとしてファンレターやプレンゼントが多すぎて事務所に入りきりませんでしたか?」

    幸子「人気者は辛いですね、しかしコレも人気アイドルの証でしょうか」

    P「…量自体は普段通りささやかな量だよ、それよりほら」

    幸子「ぐぬぬ…って何ですかコレ?飴みたいですけど始めて見ます」

    P「べっこう飴だ、お前の世代じゃ知らないかもな」

    妖怪飴くれ「飴!?」

    P「お前じゃねえ座ってろ」

    35 :

    これがアイドル……!!

    36 = 9 :

    そう言えば口裂け女の好物と言われてたっけか

    37 :

    妖怪呼ばわりのニートwwwww

    38 :

    いたのか杏wwww

    39 = 4 :

    杏ェ……

    40 :

    小学校の時理科の授業で作ったなあべっこう飴なつかしい

    41 :

    幸子はブレないなあ

    42 = 1 :

    P「それはお前のファンからの物だと思うんだが…うーん」

    幸子「何ですかその煮え切らない言い方、ボクのファンからなんでしょう?」

    P「…その飴以外はファンレターも何も無い、荷物の中にこの飴だけポツンとあったんだ」

    幸子「何かの拍子でコレだけ落ちたのでは」

    P「いやそれも無い、事前にちひろさんが確認してるからな」

    P「さらに言うなら危ない物とかも同時に除いてる」

    P「だから大丈夫なのは間違いないんだが…不思議な事もあるもんだ」

    幸子「そうですか残念です、この飴…結構気にいったのに」

    P「まあその気持ちを大事にすればいい、ちゃんと食べてやれば満足してくれるさ」

    幸子「はい、おいしく頂きますよ」

    妖怪飴くれ「飴ェ…」

    43 :

    妖怪扱いワロタ

    44 = 1 :

    P「お前宛てのはもう自分で全部食ったろうが」

    妖怪飴くれ「世界はどうしてこうも杏に冷たいのか」

    P「はいはい、それじゃ今日もお仕事といこうか、ところで幸子スカイダイビングのオファーがあちこちから着てるんだけどな…」

    幸子「はいいい!?いやいやいやいやもうボク二度とあんな事しませんよ!!」

    P「とぼけちゃってえ───」

    幸子「何ですかそのニヤけた顔は!ボクはアイドルであって芸人では無いと何回言えば───」

    妖怪飴くれ「何でもいいから飴頂戴よ…ねえ…飴おいてってってば───」









    「………………頑張ってね」



    口裂け女 おわり

    45 :

    やっべえ、クッソ吹いた

    46 = 20 :


    ホラーものかと思ったらいい話しで和んだ

    47 = 19 :

    次は何が来るかな
    八尺様? くねくね?

    48 = 1 :

    紫鏡




    あるところにA子という少女がいた

    49 :


    流石俺の幸子だ

    50 = 4 :

    コトリバコでオナシャス!


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