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    元スレシンジ「ジオフロントの駅員さんになった」

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    みんなの評価 : ★★
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    101 = 1 :

    シャー キュッキュッ


    シンジ「ふぅ…」

    シンジ (歯ブラシ用意してくれて助かったな、やっぱり歯を磨かないで寝るのは気持ち悪いもんね)

    シンジ (バスタオルまで用意してある…)

    シンジ (別にやましい気持ちは断じてない、断じて)

    シンジ「フッ…僕ももうこんな事で熱膨張する碇シンジじゃない」

    シンジ「」

    シンジ (なんかドキドキしてきた)

    102 = 65 :

    そこはぽかぽかでしょ

    103 = 1 :

    ガチャ


    シンジ「おっ、ここちゃんとトイレと風呂別れてるんだ」

    シンジ (シャンプー…は使ってもいいよね、ボディソープは…ないな…石鹸?)

    石鹸「」カドガトレテ マルイ

    シンジ「」ゴクッ

    シンジ「逃げちゃダメだ」

    104 = 1 :

    ジャー ホカホカ


    シンジ (それにしても…綾波の部屋でシャワー借りる事になるなんて)

    シンジ (意外と女の人と同居することが多いから慣れたと思ったのに)

    シンジ (…綾波、洗面台に化粧品あったな。変わったんだな、本当に)

    105 = 1 :

    シンジ「フー」ガチャ

    シンジ「綾波ありがとう…ってもう寝たか」

    シンジ (ベッド以外に寝れるところと言ったら…ソファかな)キョロキョロ

    シンジ (綾波起こさないようにしなきゃ)ソロ~リ

    レイ「碇君」

    シンジ「はいっ」ビクッ

    レイ「碇君、こっちへ」

    106 = 1 :

    シンジ「え…あの…」

    レイ「碇君」

    シンジ「うん…」

    シンジ (なんか綾波の言うことって逆らえないな)

    レイ「ベッド、半分使っていいわ」

    シンジ「…」モソモソ

    シンジ「…」

    レイ「…」

    シンジ (気まずい!)

    107 = 79 :

    >シンジ (なんか綾波の言うことって逆らえないな)

    カーチャンだもんな

    つまり親子で添い寝するだけだもんね
    問題ないね

    109 = 1 :

    レイ (碇君…何もしてこない、アドバンテージのある彼女を持つ男には、既成事実を作るのが一番だって)

    レイ (私…私が赤木博士の真似をしてもダメなのね)


    シンジ (何話そう何話そう何話そう逃げちゃダメだ今日は良い天気だね?)

    シンジ (というか二人とも仰向けに寝てたんじゃ始まる会話も始まらないじゃないか?)

    シンジ・レイ「綾波」「碇君」

    シンジ・レイ「」

    110 = 1 :

    レイ「碇君」

    シンジ「はいっ」

    レイ「…お仕事は楽しい?」

    シンジ「…まあまあです」

    レイ「ご飯…どうしてる?」

    シンジ「相変わらず自分で作ってますっ」

    レイ「なぜ敬語なの?」

    シンジ「えっえっ」キョドキョド

    111 = 1 :

    レイ「…碇君、私のこと、好き…?」

    シンジ「」バクバク (心臓の音が凄いよ!使徒と戦ってた方がマシだったよ!)

    レイ「私は好きよ」

    レイ「碇君」

    レイ「私のこと知ってるのね」

    シンジ「え」

    113 = 58 :

    石鹸「」カドガトレテ マルイ
    シンジ「」ゴクッ

    ってどういう意味?

    114 = 97 :

    使用済みってことだろ

    115 = 15 :

    綾波が使ってるってこと

    116 = 65 :

    >>113
    アスペかテメー
    普段レイがマンマン洗ってるのと同じ石鹸つー意味だよ
    今良いとこなんだからすっこんでろ

    117 = 1 :

    シンジ「えっ…なに…?知ってるって、元から知ってるけど」

    レイ「隠さなくていいわ」

    レイ「だからネルフが解体された時、私と一緒に来てくれなかったのね」

    シンジ「いや、あれは…僕はもともと科学者になれる程の頭もないし」

    レイ「私と一緒に過ごすのがイヤだったの?」

    シンジ「ちがうよ、綾波、キミが何を言ってるのか、分からないよ」

    118 = 1 :

    レイ「だから私とは過ごさず、あの人と一緒になった」

    シンジ「マリのこと?あれはあっちから押しかけて来ただけで…」

    レイ「…私の事を思うなら、正直に話して」

    シンジ (綾波が僕の方を向いて、僕の胸に手を置いてる…)

    シンジ (窓から入ってくる月明かりが綾波の顔を照らしてる…白くて綺麗だ)

    シンジ (これが…これが)ゴクッ

    レイ「私、あなたのお母さんから作られたの」

    119 = 1 :

    シンジ「え…?」

    レイ「知ってるでしょ?でも私、あなたのこと好きよ」

    シンジ「僕の母さんから…?僕たち…僕たちその…兄妹?」

    レイ「?…まさか…私に知らされて、あなただけ知らないって事は、ないわよね。誰にも言われなかったの?」

    シンジ「なに…なにを言ってるんだよ、綾波」

    レイ「私、あなたのお母さんから作られたのよ、クローンよ」

    120 :

    うわぁぁぁああはぁぁぁぁああ!!

    よくも僕を裏切ったな!!!

    121 = 1 :

    シンジ「」

    レイ「私…てっきりあなたが知ってるものだと…」

    シンジ「僕…知らない、何も知らない」

    シンジ「どうして…作られたの?」

    レイ「碇司令よ」

    シンジ「…と、父さんは…何をやってるんだ」

    レイ「…全てを新しくやり直すには、真実を知る必要があるって、赤木博士が教えてくれたわ、あなたには、碇司令から直接話すだろうって」

    シンジ「僕は…何も聞いてない」

    レイ「そう…」

    122 = 97 :

    計画失敗したらゲンドウ自殺してそう

    123 = 1 :

    カンカンカンカン ガタンゴトン ガタンゴトン


    シンジ「綾波は綾波じゃなかったんだ…」

    レイ「いいえ、綾波レイよ」

    シンジ「でも綾波は母さんのクローンじゃないかっ…!」

    ユイ「いいえ、綾波レイよ」

    ゲンドウ「シンジ、大人になれ」

    シンジ「何を言ってるんだよ…僕だけ置いてけぼりにして…何を言ってるんだよ!!」

    アスカ「アンタだけじゃないわ」

    ヒカリ「ほら、あなたのすぐ後ろに」

    ミサト「シンジくん、誰の意思でもない、自分で決めなさい」


    シンジ「後ろ…?」

    (エヴァと同化したマリ)

    シンジ「うわぁああ!!」

    124 = 1 :

    レイ「」

    シンジ「」スースー

    レイ「寝てしまったのね…」

    レイ (あれから一言も喋らなかった)

    レイ 「ダメなのね…もう」

    125 :

    鬱電車か

    126 = 79 :

    あれなんで電車なんだろうな

    シンジなんかトラウマでもあるのか

    127 = 1 :

    マリ「いーちにちいーっぽぉー」カタン

    マリ「みぃーっかーでさぁんぽぉー」カタン

    マリ「さぁんぽすすんでぇー…」ガタガタ

    マリ「にゃあーッ!!!」ガタガタ バリン

    マリ「もうお酒ない…」

    マリ「食べるものもない…」

    マリ「」ズッ…ズッ…

    マリ「…」(鏡に映るマリ)

    マリ「こんなんじゃ外に出れない」

    マリ「ワンコくん…エヴァもキミもいなくなっちゃったよ」

    128 = 1 :

    ブォオオーーーッ


    アスカ「ひゅーう!爽快ね!」

    ミサト「でしょー?新車よ新車!これ最速230km出るんだからぁ!」

    アスカ「ミサトぉ、あんま無茶して加持さんや子供泣かすんじゃないわよ」

    ミサト「はいはい、しっかしアスカが帰って来てるとわね!連絡ぐらいしなさいよォ」

    アスカ「びっくりさせたかったのよ!でもミサトが特撮なんて驚きね!」

    ミサト「ま、ねー。ちょーっち路線変更し過ぎちゃった感はあるけど、でも大分まともなところに落ち着いたもんよ」

    129 = 92 :

    130 = 13 :

    >>126電車のガタンゴトンが胎内の音と似てるから云々ってエバのフィルムブックに書いてあった気がする

    胎内電車の中で自分の行く先、妥協点を探す葛藤の旅をしてるんじゃないかな

    131 = 1 :

    アスカ「でもまさか特撮やってるミサトと軍にいる私がプライベート以外で会うなんてね!」

    ミサト「アスカも大変よね~、今回の滞在、一応休暇なんでしょ?」

    アスカ「いいのよ!むしろ仕事のついでに休暇をもらったって事になってるし!って言っても本当は逆だけどね」

    ミサト「いやー、今回の取材は張り切って行くわよー!」

    アスカ「ミサトォ!仕事の後は呑みに行くかんね!付き合いなさいよ!!」

    ミサト「え、車…」

    アスカ「妙なところで落ち着いたわね、ミサト」

    133 = 19 :

    マリが可哀想な事になってるけど真綾ならこれぐらいの演技は余裕だろうな

    134 = 1 :

    守衛「関係者の方ですか?」

    アスカ「ユーロから来たわ、これパス」

    守衛「失礼します…確認しました、どうぞ」

    守衛「そちらの方は?」

    ミサト「株式会社カラーから来ました、葛城ミサトと言います。
    技術部課長の日向マコトさんにアポを取って来たんですが」

    守衛「確認します、しばらくお待ちください」

    ミサト「アスカ、先行ってていいわよ」

    アスカ「いいわ、ここで待ってる」

    136 = 1 :

    守衛「お待たせいたしました、確認が取れましたので、受付ロビーでお待ちください」

    守衛「日向課長がお迎えに上がります」

    ミサト「ええ、どうも」

    アスカ「行きましょ!ミサト」

    137 = 19 :

    カラーってなんぞ

    139 = 1 :

    ミサト「研究施設のロビーって無機質で広いのよね、キレイだけど」

    アスカ「ねー、やる事なくてつまんないわ」

    マヤ「」スタスタ

    アスカ「ん?今デジャヴ?なんか記憶にある人が通り過ぎたような気が…」

    ミサト「マヤちゃん!?」ガタッ

    アスカ「それだ!」

    マヤ「葛城さん!?それにアスカも!」

    140 = 1 :

    マヤ「お久しぶりです!二人とも!」

    ミサト「懐かしいわね~!リツコのとこで働いてたんじゃないの!?」

    マヤ「いやぁ、それが転勤で」

    日向「ヘッドハンティングですよ、今回の仕事は経験者がいないと不安ですからね」

    ミサト「日向くん!」

    アスカ「あら、こっちのは記憶にないわ」

    日向「アスカは相変わらずだね…」

    142 = 1 :

    日向「ま、ここで話しててもなんだし、ご案内しますよ」

    日向「マヤちゃんこれから休憩?」

    マヤ「ええ、お昼ご飯食べ終わったらすぐ戻ります!」

    アスカ「そういえば私たちもまだだったわね」

    ミサト「マヤちゃんが忙しくないなら、パパッと見てお昼一緒に食べちゃいましょ!」

    マヤ「いいんですか!?」

    アスカ「いいわね!」


    ミサト・アスカ・マヤ「」キャイキャイ


    日向「仕事で来てるんじゃないのか…?」

    143 = 19 :

    マヤの過食拒食潔癖症は治ったのだろうか

    144 = 1 :

    ゴウン ゴウン


    ミサト「あーこうよねー、やっぱこうよねー」

    アスカ「何がよ」

    ミサト「研究施設っていったら、大体なんの音か分からないゴウンゴウンが聞こえて、パイプやコードがやたらめったら張り巡らされているのよ」

    ミサト「特撮心がくすぐられるわ!」

    アスカ「ミサト…数年前までネルフでこんなのばっかり見てたじゃない」

    マヤ「二人とも相変わらずですね」クスクス

    日向「ここです」

    145 = 27 :

    ミサトが特撮か……

    かなーり昔のネルフが特撮撮るSS思い出すな
    あれってちゃんと完結したんだっけか

    146 :

    >>145
    冬月先生が暴走するやつか

    147 :

    >>145
    財政難の奴なら完結したと思う

    148 = 1 :

    ミサト「…ちょっと待って」

    アスカ「これって…私がわざわざ視察に行って来いって言われたのは、これのせいなの?」

    マヤ「…驚くのも無理はありません」

    日向「マヤちゃん、スイッチ押して照明と防護布はがして」

    マヤ「はい」ポチッ


    バンッ ゥウィイーーン

    149 = 138 :

    青葉さん・・・

    150 = 19 :

    青葉はミュージシャンだよ多分


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