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    元スレP「千早ってヤンデレが似合いそうだよな」千早「え?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 巫女 ×8+ - アイドルマスター ×3+ - ポケモン ×3+ - メイド ×3+ - モバp ×3+ - ヤンデレ ×3+ - デレ ×2+ - 千早 ×2+ 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「ヤンデレ知らないか?」

    千早「いえ…少しなら知ってますがどうして私が?」

    「いやーなんというか千早は好きになった人に凄い一途な気がするからな」ナデナデ

    千早「あっ…///」

    「そうだ!もしかしたら今後そういう役が千早にくるかも知れないからちょっとだけ練習してみるか!」

    千早「練習…ですか?」

    「あぁ!一週間俺の彼女になりきって千早なりにヤンデレみたいな素振りを練習してみるんだ!俺なんかじゃ嫌かもしれないけどな」

    千早「プロデューサーの…わかりました。やってみます」

    そうして俺と千早の嘘の恋人関係が成立した
    思い返せばこんなことを言わなければあんなことにはならなかったといくら悔やんでも悔やみきれない…

    2 :

    千早の恋人はやよいだけ

    3 :

    物凄くはよ

    4 :

    あくしろよ

    5 :

    またかよ

    6 :

    せやな

    9 :

    ヤンデレ千早は定番ですな
    ヌカポォォ

    10 :

    俺もちーちゃんからクッソ重いメール送られたい

    11 :

    薄くておも

    12 :

    硬骨のヤンデレポーズ

    13 :

    大抵の変態プレイは受け入れてくれそうだな
    捨てられたくない一心で

    16 :

    一日目

    P「ただいま」

    千早「お、おかえりなさい、プロデューサー」

    P「そんな緊張しなくていいんだぞ?」

    千早「いえ……と言われても」

    P「まあ、徐々に慣れて行ってもらえばいいさ」

    千早「はい……」

    P「それで、何かあるか?」

    千早「あ、えっと料理を作ってみたんですけど……」

    P「ほうほう、それは楽しみだな」

    千早「……食べますか?」

    P「何言ってるんだ、千早が作ったものを食べれるなんてこんなご褒美他にあるか」

    千早「い、言い過ぎですよ! ……でも、ありがとうございます」

    P「あはは、こちらこそ」

    P(一日目はまだ、ヤンデレというより普通の恋人同士。というか、ヤンデレのこと覚えてるのか?)

    17 = 16 :

    P「それで、千早」

    千早「はい」

    P「ヤンデレ、について覚えてるか?」

    千早「一応考えてはみました。えぇと……」

    P「ほうほう」

    千早「……料理がおいしくできなくても、私のこと嫌いにならないでくれますか?」

    P「!」

    千早「……こ、こんな感じでしょうか」

    P「い、いいぞ! そうだ、そういうカンジだ!」

    千早「でも、やっぱり少し恥ずかしいと言うか……」

    P「大丈夫! どうせ練習だし、役なんだから気にすることない!」

    千早「役……そう、ですよね。わかりました」

    P「おう! まあ、とりあえず料理いただいちゃうか!」

    千早「は、はい!」

    19 = 16 :

    P「……」

    千早「どう、ですか?」

    P「うまいよ、普通にうまい!」

    千早「よかった……」

    P「よくここまで……普段料理とかするのか?」

    千早「いえ、でもせっかく作るなら……と思いまして」

    P「ありがとうな千早」

    ギュッ

    千早「ひゃっ! プ、プロデューサー、何を……」

    P「俺たちは恋人同士なんだ、これくらい普通だろ?」

    千早「……そう、ですね」

    P「よし、それじゃ寝る仕度するか」

    千早「……え?」

    P「どうした?」

    千早「ま、まさかここで一緒に泊まるんですか!?」

    20 = 16 :

    P「まあ恋人同士だし……一応言っておくと別にいかがわしいことはしないけどさ」

    P「そういう雰囲気作りって大事だろう? でも、千早が嫌っていうなら別に……」

    千早「い、いえ……わかりました、役ですもんね……」

    P「そうそう」

    千早「そういうことでしたら、家から着るものを……」

    P「今から行くのか? 寒いだろうし……あれだったら俺の……って下着がないか」

    千早「プロデューサーの……」

    P「よし、なら車をだそう」

    千早「でも、もうこんな時間ですし……」

    P「大丈夫だ、ちょちょっと回せばすぐ付く」

    千早「……すみません」

    P「気にするな。それに、俺の恋人のためなんだから」

    千早「……プロデューサー、大丈夫です」

    P「え?」

    千早「下着は、替えがありますから。その……寝間着だけ貸していただければ」

    21 = 16 :

    P「でも、そりゃ男物だぞ?」

    千早「大丈夫です! ……プロデューサーのですし」

    P「千早……わかった、お互いに明日早いしな」

    千早「はい、風呂場をお借りしますね」

    P「あ、あぁ」

    P(全く考えてなかった、そうだシャワーまで使わせるんだ……)

    千早(……ここで着替えたくなかったからつい言ってしまったけど、シャワーまで共用なのね)

    千早(でも、プロデューサーは嫌じゃない、って言ってるし……ヤンデレ、っていう事はもっともっと甘えても……)


    千早「……上がりました」

    P「お、おう」

    千早「……」

    P「ど、どうした?」

    千早「一緒に寝ても、いいですか?」

    P「なっ!?」

    千早「こんな機会ないですから……プロデューサー?」

    22 = 16 :

    P「あ、いや、それは構わないというかなんというか……」

    千早「見たところそれほど小さい布団ではなさそうですし」

    千早「もともと、プロデューサーは他で寝る予定だったんでしょう?」

    P「……まあ、そりゃ」

    千早「それとも……プロデューサーは私と寝るのが嫌ですか……?」

    P「……そういうわけじゃない」

    千早「それに、さっきいかがわしいことはしないと言ってくれましたから」

    P「いや、それは話の流れで……って違う! それは本当だ! やましい気持ちなんて!」

    千早「私は、いいですよ?」

    P「……はい?」

    千早「ふふっ……寝ましょう、プロデューサー?」

    P「……は、はい」


    千早(……こ、これでいいのかしら)ドキドキ

    千早(この服、やっぱり大きい……それに、プロデューサーの匂い、布団からも、それに……・)

    千早(……近くに、プロデューサーがいる。……温かい……プロデューサー

    23 = 16 :

    二日目

    P「まあ一応、同棲してると言うのがばれると困るしな。俺は後から行こう」

    千早「わかりました」

    P「それじゃ、また後でな」

    千早「はい! あ、プロデューサー」

    P「ん?」

    千早「……なんでもないです、それでは」

    バタン

    P「……千早、あったかかったな」

    P「1週間って言ったけど、そこまで千早が我慢してくれるかだよなぁ」

    P「……寝てくださいって言われたときは本当にトキメイちゃったけど」

    P「まあ大丈夫だ! ただ、ヤンデレ感が足りないし、もう少し!」

    P「この調子で行けば大丈夫だろう! さて、俺もそろそろ仕度かな」

    24 = 16 :

    千早(……昨日、ずっとドキドキしていた)

    千早(誰かと一緒に寝るなんて、何年振りかしらね)

    千早(……プロデューサー。それは、今まで気になったこともあったけど)

    千早(あぁやって一緒に過ごすと……よりありがたみがわかるというか)

    千早(……私は、プロデューサーのこと)

    P「よっ、千早お疲れ!」

    千早「ひゃぁ!!」

    P「な、なんだ?」

    千早「び、びっくりするじゃないですか!」

    P「あ、いや、すまん……」

    千早「あ、い、いえ……その……」

    P「……うん」

    千早「……今日は何が食べたいですか?」

    P「え? そうだな……ハンバーグとか?」

    千早「わかりました」

    26 = 16 :

    千早「他に、何か希望は?」

    P「いや、特には……」

    千早「……そうですか」

    P(いや、どうしてそこでそんな顔をする!)

    P「あーできればその、男一人で過ごしてたし、部屋がきれいになってると嬉しいな、なんて……」

    千早「は、はい! わかりました」

    P(一瞬だけテンションが上がった……もう、恋人という役にハマりつつあるな)

    春香「あ、プロデューサーさんと千早ちゃん! おはよう!」

    千早「え? あ、は、春香おはよう」

    P「おう、春香おはよう」

    春香「あれ? なんだか二人で話してたみたいですけど」

    P「ん? いや、別に」

    春香「むむ、怪しいですよ? ダメですよプロデューサーさん! 千早ちゃんに手、出しちゃ!」

    千早「ちょ、ちょっと春香……」

    P「な、何馬鹿な事を! そんなわけないだろ! あれは単に役なだけだしさ……」

    27 = 16 :

    春香「役?」

    P「あ、いやなんでもない!」

    千早「……役」ズキッ

    千早(……そうか。そうよね、私とプロデューサーの恋人同士っていうのは役だもの)

    春香「千早ちゃんはそういうの、意外と気を使うんですから!」

    P「まあ、お前と違ってな~」

    春香「あ、ひっどい! そこまで言いますか!!」

    千早(春香はそうやって、普通の状態でもプロデューサーと楽しそうに……)

    千早(……私も、もう少し)


    千早(……役に、なりきればいいのかも)

    P「あぁ、悪かった悪かった! でもお前……ん? どうした千早?」

    千早「……」

    P「千早? 袖、つかんで……」

    千早「……こっち、来てください」

    P「え? いや、ちょっと千早?」

    28 :

    再放送の人ならしね

    29 = 16 :

    春香「千早、ちゃん?」


    P「千早、どうしたんだ急に?」

    千早「……いえ」

    P「何かあったのか?」

    千早「……」

    P「千早?」

    千早「なんでも、ありません……」

    P「一体どうしたんだ……? 俺、何か言ったか?」

    千早「……プロデューサーは、私のこと好きですか?」

    P「え?」

    千早「答えてください」

    P「そ、そりゃ……好きだけど」

    千早「それは、どういう好きなんですか?」

    P「お、おい千早……」

    千早「……あ、わ、私……すみません」

    30 :

    千早prpr

    31 = 16 :

    P「……千早」

    千早「……仕事に戻りますね」

    P「あっ……なんだったんだ……」



    千早(……何をしてるのかしらね)

    千早(私はあの時……春香に嫉妬してた?)

    千早(違う……役って言われたのが、すごくつらくて……)

    千早(私は、プロデューサーのことが好きか、まだよくわからないけど)

    千早(……プロデューサーには私のこと好きであってほしいから、きっと)

    千早(だったら、もっともっとプロデューサーのために……)


    千早(頑張らなきゃ……)


    ――

    P「ふぅ、仕事も終わったし帰るか……」

    P「……千早、大丈夫かな」

    32 = 16 :

    千早「おかえりなさい」

    P「……これ、どうしたんだ?」

    千早「その、仕事が思ったより早く終わったのでできるところだけでもと……」

    P「……新築みたいだ」

    千早「ど、どうでしょうか……」

    P「どうもこうも、千早」

    千早「は、はい」

    ギュッ

    千早「ふぁ……」

    P「……ありがとう、なんてすぐこんな、ごまかしてるみたいで申し訳ないけど」

    千早「……いえ、でも私はどちらかと言えば」

    P「ん?」

    千早「……頭をなででもらう方が、好きです」

    P「……わかった」

    スッ
    千早「……ん」

    33 :

    ふむ

    34 = 16 :

    P「それにしても……」

    千早「私の部屋にほとんど物がないので、これでもまだ……」

    千早「あまりプロデューサーの物を動かさないようにしたことと、どうしても動かさなきゃいけない物があそこにまとめてあります」

    P「いやいや、本当に理想の部屋だ……」

    千早「それと、お風呂も沸かしておきましたので」

    P「なっ!」

    千早「夕食もできてますから……その」

    P「……まさか」

    千早「……お、お風呂にします? それとも、ご飯にしますか?」

    P「……」

    千早「……」

    P(もじもじしてる千早が本当に可愛い。もう、選択肢は1つ)

    P(千早!と即答したかったが……千早もそれを言うのを躊躇ってたようだから)

    P「……夕飯で、頼む!」

    千早「は、はい!」

    35 :

    千早かわいいよ千早
    しえん

    36 :

    ちーちゃんかわいい

    37 = 16 :

    P「そして、ハンバーグか……素晴らしい」

    P「いや、正直失礼かもしれないけどさ。ここまですぐ上達するもんなのか?」

    千早「私にもわからないです……でも、プロデューサーのことを考えて、頑張りました」

    P「……ありがとう」

    千早「いえ……」

    P「……味も申し分ないよ」

    千早「よかった……」

    P「なんていうか、申し訳ないな。いろいろしてもらってさ」

    P「これじゃ恋人同士って言うより、お世話しに来てもらってるみたい……ってそれも失礼だな」

    千早「いえ、私も家じゃボイストレーニングくらいしかやることがないので、新鮮です」

    P「……何か、したいことがあったら言ってくれ。俺にできることならさ」

    千早「……そうですね」

    P「オフが近いだろうし、その時は二人で過ごせる」

    千早「……今は、こうして一緒に暮らしてるだけで、十分ですよ」

    P(あぁもう、どうしてそういうことを言う。どこまで演技かわからないだろうが)

    38 :

    これドラマでヒロインやったら絶対共演者のイケメン俳優と付き合うだろ

    39 :

    支援
    実に可愛い

    40 = 16 :

    P「ごちそうさまでした」

    千早「お粗末様でした」

    P「よし、それじゃ風呂もいただこうかな」

    千早「……」

    P「どうかしたか?」

    千早「あ、いえ……どうぞごゆっくり」

    P「あ、うん」


    P「うわぁ、風呂もピカピカになってる……」

    P(これが千早流のヤンデレなのだろうか?でも確かに家庭的な千早もいいな)

    P(って、今の感じだとただ家政婦さんになってるし……何かお礼をしたいよな)


    P「風呂上がった、ありがとうな千早」

    千早「いえ、喜んでもらえてよかったです。それじゃ私も」

    P「おう、ゆっくりあったまってこい」

    千早「ありがとうございます」

    42 = 16 :

    千早「……」

    千早(嬉しい……)

    千早(プロデューサーからありがとうと言われるのが、すごく嬉しい)

    千早(プロデューサーから頭をナデられるのが、今の幸せ)

    千早(……今の私は、私なのかしら。まだ演技をしてるのかもしれないけど)

    千早(でも、いいのよ。今が幸せなんだから)

    千早(次は何をして……もっとプロデューサーに……)

    千早「……ブクブク」


    千早「上がりました」

    P「おう、言い忘れてたがいい湯だったよ。浴槽まで綺麗になってて」

    千早「私にできるのはそれくらいですから」

    P「そんなことないさ、それじゃ寝るとするか」

    千早「はい」


    P「……なぁ千早」

    43 :

    新年早々素晴らしいスレだな

    44 = 35 :

    堪らんな

    45 = 16 :

    千早「なんですか?」

    P「次のオフ、よかったら出かけないか? いろいろご馳走するよ」

    千早「え?」

    P「別に千早の料理に問題があるわけじゃないし、今のままでも満足してるけど」

    P「だからこそ千早とゆっくりしたいなって思ったんだ。どうかな?」

    千早「……私とでいいんですか?」

    P「そりゃ、恋人同士だし」

    千早「……」

    P「千早?」

    千早「……わかりました。私も楽しみにしてます」

    P「そうか、よかった」

    千早「……」

    P「それじゃ、おやすみ」

    千早「おやすみなさい」

    49 = 16 :

    三日目

    千早「おはようございますプロデューサー」

    P「千早、おはよう。なんて、朝挨拶したばっかりだけどな」

    千早「ふふっ、事務所で今日はこれが初めてですから」

    P「ま、確かにな。えっと今日のスケジュールは……」

    千早「レッスン後に収録ですね」

    P「ち、千早?」

    千早「はい? どうかしましたか?」

    P「いや、よく把握してるなと思ってさ」

    千早「できるだけ自分でできる事は自分で、と思いまして」

    P「そうか、いやありがたいけどますます引け目を感じてしまうというか」

    千早「そんなこと、私はただプロデューサーに少しでも楽をしてもらおうと思って」

    P「助かるよ、ただここじゃなでてやることもできないからな。また、後で」

    千早「……はい」

    「あ、プロデューサー!」


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