元スレ玄「おねえちゃーん、弘世さんたち帰っちゃうよー」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 :
カーテンの隙間とか気になり出すともーサイアク
252 :
カーテンの隙間から誰かが覗いていたりして・・・
253 = 246 :
宥「私、普段は寝る時に暖房付けないから……」
菫「寒がりなのに大丈夫なのか……?」
宥「その分、布団の中をいっぱいあったかくするの」
宥「毛布を何枚も使って、掛け布団も重ねて、電気毛布を敷いて……」
菫「そんなにも掛け布団を重ねて重くないのか……?」
宥「寒い方が嫌だから……」
菫「ふふ、宥らしいな……」
宥「暖房、切ってもいい?」
菫「私は構わないが……大丈夫なのか?」
菫「今よりずっと寒くなると思うが……」
宥「布団の中はあったかいから……それに、音はどうにもならないと思うし……」
菫「……」
254 = 251 :
床の間の隅っこの暗がりとかな
255 = 245 :
宥姉と菫さんが怖がるからやめるのです
256 = 251 :
うっかり布団から足を出しちゃったりとかすると
258 :
天井のしみとか水止めたっけ?とか考え出すときりがない
さらになにかについて考え出すともうね
259 :
やめるのです、ボクたち!
260 = 246 :
宥「……暖房、切るね」ピッ
菫(比べると分かり易いな……すごく静かだ……)
菫(宥が微かに動く音まで、分かるくらいに……)
宥「もし寒くなったら言ってね。また付けるから」
菫(寒さについては宥の方が心配だ……)
菫(普段そんな環境で寝てるなら、この状態で眠れるはずが……)
宥(やっぱり寒い……)カタカタ
菫(宥……)
宥「菫ちゃんはどうして眠れなかったの?」
菫「うっ……」
宥「人の家だと眠れない、って気持ちは私も分かるけど……それが理由?」
261 = 246 :
10行目修正
菫「え……?」
262 = 245 :
宥姉いいぞ
263 :
前回の続ききてた
支援!
264 = 246 :
菫「……それも理由の一つではあるが、それだけじゃない」
宥「何か他に気になることが……?」
菫「……さっき見た映画が頭から離れないんだ」
宥「えっ……」
菫(言ってしまってもいいだろう……むしろ、話してしまった方が楽になれる気がする……)
菫「私はああいうホラー映画の類いが苦手なんだ」
宥「そ、そうなの……?」
菫「ああ……今も映画のことを思い出して、眠れなくなってるくらいには」
宥「菫ちゃんも、怖いの苦手なんだね……」
菫「私は映画の設定や内容について深く考えてしまうたちだから、」
菫「ああいう映画になると、考えれば考えるほど恐怖に繋がって……」カタカタ
宥「菫ちゃんは怖くてもちゃんと見てるんだね……」
宥「私は泣いたり怯えてばかりで、見てる時のことはほとんど覚えてないから」
菫「尾が引かない分、そっちの方が幸せな気がするよ……」
265 = 246 :
13行目修正
宥「私は泣いたり怯えてばかりで、内容はほとんど覚えてないから……」
266 :
ほっほ
267 = 246 :
菫「眠れないと思わず映画のことを考えてしまい」
菫「映画のことを考えだすとまた眠れなくなって」
宥「悪循環だね……」アハハ
菫「ああ。だが、抜け出せなくなっていたところを宥に話しかけられた」
菫「本当に助かったよ、ありがとう」
宥「お、お礼なんていらないよ……私も菫ちゃんとお話したかったから……」
菫「私と?」
宥「こうやって二人だけでゆっくり話すのって、久しぶりだから」
菫「そういえば……そうなのか……?」
宥「私たちの周りには色々な人が居るから」
宥「すごく嬉しいことなんだけど、やっぱりたまには……」
宥「……」ドキドキ
269 = 245 :
宥姉かわいい
270 = 246 :
8行目修正
宥「こうやって二人だけでゆっくり話すのって、久しぶりなんだよ?」
271 = 263 :
恋する女の子は可愛い
272 = 246 :
宥「菫ちゃん……訊きたいことがあるんだけど、いいかな?」
菫「ああ、構わないが……」
宥「一緒にお風呂に入ってた時、のぼせる直前に私に言った言葉……覚えてる?」
菫「宥に言った言葉……?」
菫「……」
宥(覚えてる、のかな……)
菫『私は……宥と一緒にいたい……』
菫『君と同じ場所で、同じ時間を過ごせるなら……』
菫『他に何も要らない……』
宥(あれってやっぱり、そういう意味、なのかな……)ドキドキ
273 :
他に何も要らないは殺し文句
274 = 246 :
菫「すまない」
宥「!」
菫「実は熱い方の温泉に入った時の記憶はほとんど無いんだ」
宥「そ、そうなんだ……」シュン
菫「私は宥になんて言ったんだ?」
宥「え……」
宥「そ、それは……」
菫(……ゆ、宥が言い淀むような言葉だったのか)
菫(一体どんな言葉を……)
宥「お、教えて欲しい?」
菫「……あ、ああ」
276 :
しえん
278 = 246 :
宥「……ご、ごほん」
宥「わ、私は宥と一緒にいたい」
宥「君と同じ場所で、同じ時間を過ごせるなら」
宥「他に何も要らない、って……」
菫「な……」
宥「……」カァァ
菫「……ほ、本当なのか?」
宥「……うん」
菫(そ、そんな歯の浮くような台詞……)カァァ
菫(ほとんど告白じゃないか……)
宥「私、その言葉がどういう意味なのかずっと気になっていて……」
菫「……」
279 = 250 :
ヒャッホー
280 = 263 :
菫さんいまです!
281 = 246 :
宥「菫ちゃんはあの時、どんな気持ちでその言葉を言ったのか分かる……?」
菫「……すまない。その瞬間の私の感情は、その瞬間の私にしか分からないと思う」
宥「……そっか」シュン
菫(本当に信じられない……私が宥にそんな言葉を……)
宥(やっぱり、何か他に意味があったのかな……)
宥(そうでもないと、そんなこと言わないよね……)
283 :
玄照サイドはまだですかしえん
285 = 246 :
菫「宥……?」
宥「ご、ごめんねっ。変なこと言い出しちゃって」
宥「こんな言葉をいきなり聞かされて、意味を訊かれても困るよね」アハハ
菫「いや、そんなことは」
菫(正直かなり戸惑ったが……)
宥「ありがとう菫ちゃん。またゆっくり考えてみるね」
菫(宥……)
286 = 263 :
菫さん今だろぉ!!!
289 = 282 :
もうひといきじゃ パワーを菫さんに
291 :
寝るに寝られん
292 = 246 :
宥「ごめんね私の話に付き合わせちゃって……もう寝よっか」
菫「……宥、最後にいいか?」
宥「なに?」
菫「私はその言葉に……他の意味は無いと思う」
宥「え……?」
菫「その言葉にはきっと……言葉通りの意味以外何も含まれてない」
菫「私は宥と一緒にいたい」
菫「君と同じ場所で同じ時間を過ごせるなら……他に何も要らない」
菫「……それが全てだよ」
宥「……」
菫「す、すまないっ。それだけ言いたかったんだ。もう寝るよ、お、おやすみ……」ゴソゴソ
宥(菫、ちゃん……)ドキドキドキ
293 = 250 :
よくぞ言った
294 = 263 :
初々しすぎるだろコノヤロー!(2828
295 = 246 :
ラスト修正
宥(菫、ちゃん……)
296 = 283 :
寝れないんですが
297 = 273 :
(結婚するしか)ないじゃん……
298 = 276 :
ふんふむ
299 :
照玄サイドが気になって眠れません
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