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    元スレ玄「おねえちゃーん、お片付け始めるよー」

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    1 :

    ID:zoMylprb0 の代行なのです

    2 :

    「はーい」

    「年末は忙しかったし、お正月もお客さん多くて住居部分の大掃除ちゃんとできてなかったからね」

    「今年はホントに忙しかったよね」

    「うん。自分の部屋は後でもできるから、とりあえず蔵の整理を終わらせちゃおう」

    「そうしよっか」

    松実館の仲居「ちょっと玄ちゃん、悪いんだけど洗濯手伝ってくれない?」

    「あ、はい今いきます」

    「ごめんねおねえちゃん、すぐ終わらせてあとから行くから」

    3 :

    ふんふむ

    5 = 2 :

    「大丈夫だよ~」

    「はい、これ蔵の鍵」チャリ

    「先に蔵で待ってるね」

    「うん、ほんとに急いで頑張るから」

    「じゃ、あとでね」

    6 :

    続きかな

    7 :

    全員同一?

    8 = 2 :

    ――――――蔵


    「蔵…久しぶりに入るなあ」

    「こほっこほっ…すごく埃っぽい」

    「昔は玄ちゃんと二人で遊んで怒られたりしたっけ」

    「ふふ……懐かしいな」



    「さて、お片付け始めますか」

    「ん…なんだろこれ」

    「ラベルがはがれてて読めない…」

    10 :

    (ことりばこ・・・?)

    11 = 2 :

    「■■■は、14種類の生薬が溶け込む滋養強壮のための飲み物です。
      すみずみまで血行を改善し、体調を正常に整え、体を内から温めます…」

    「肉体疲労、そして冷え性の改善にとても大きな効果を発揮します…?」

    「もしかしてこれってすごいお薬なんじゃ!」

    「お待たせおねえちゃん!」ガチャ

    「ひぅ!」サッ

    「どうしたの?」

    「な、なんだ、玄ちゃんか…いきなりだったからびっくりしたよ」

    12 = 3 :

    ふぅ~む

    13 :

    >>10
    やめんか(畏怖)

    14 = 2 :

    「そうだったの。ごめんね」

    「ううん、いいの」

    (とりあえずこれは分かりやすいところに置いておこう)

    「これお皿だから割らないようにね…」

    「うん」

    「この掛け軸はそっち」

    15 = 2 :

    「はい」

    「この壺重いから気を付けて」

    「う、うん……」

    (こんなにガラクタばっか……捨てちゃえばいいのに)



    ―――――松実館大浴場


    「はあぁ~~疲れたよお~~」ザプーン

    「お疲れ様おねえちゃん」チャプ

    17 = 2 :

    「玄ちゃんは平気そうだね~」

    「うん、まあ普段から力を使う仕事は多いし」

    「ごめんね、もうちょっと私にも体力があればいいんだけど…」

    「そんなことないよ!おねえちゃんだって一生懸命やってくれてるよ」

    「うん…ありがと玄ちゃん」ギュ

    18 :

    しっかり者クロチャー好きよ

    19 = 2 :

    ――――――宥の自室

    「おやすみお姉ちゃん」

    「おやすみ玄ちゃん」バタム

    「さて……もう寝ちゃおうかな」

    「あ……」

    (結局、あの薬の入った瓶部屋に持ってきちゃった)

    「……」

    20 :

    >>7
    俺もそれ思い浮かべたけど、違うっぽいね
    ともあれ支援っすわ

    21 = 2 :

    (ちょっとだけ)クピ

    「!?」ポワワーン

    (喉…食道…おなか…)

    (通り抜けていくのがわかる…すごく熱い)

    「本当に冷え症に効くおくすりだったんだ!」

    「もうちょっと飲んでみよ」

    23 = 2 :

    ドバッ

    「…結構注ぎすぎちゃった」

    「もったいないし…飲んじゃえ」ゴクゴク

    (あれ!?)

    (世界、が、回る…………)

    「ふにゃ~」ドタッ

    24 = 2 :

    ムクリ



    「ふふ、ふ」

    「うふふふふふふふふふ…」


    ガチャ

    25 = 22 :

    宥姉コワイ

    26 :

    なんか面白そう
    支援

    27 = 2 :

    「あれ、おねーちゃ、どうし」ポケー

    「うふふ」

    「ねえ、玄ちゃん。おねえちゃんと、あったかいことしない?」

    「え?それどういうこ」



    チュッ


    「ん?んんんーっ」

    28 = 10 :

    キマシ

    29 :

    おっしいい流れ

    30 = 20 :

    よっしゃ! 宥玄やんけ!

    31 = 2 :

    「ぷはっ お、おねえちゃん……?」


    グイッ

    (なんて力…今度は振りほどけそうにない!)

    「おねーちゃっ、やめっ」

    「どうして?」

    (熱を帯びて潤みながらもしっかりと私を捉える目…そんな、そんな目をされたら…)

    32 = 13 :

    姉妹百合か…

    34 = 2 :

    (私、抵抗できないよおぉ~~~)


    (ごめんなさい、お母さん…)

    (玄は、玄は…)

    「ね…?玄ちゃん。そんな顔しないで」

    「おねえちゃんに、全部まかせて」


    「とろとろに蕩けちゃって、いいんだよ……?」

    (おねえちゃんに、堕とされてしまいました……)

    35 = 26 :

    (おねえちゃんに、堕とされてしまいました……)

    なんかワロタ

    36 = 20 :

    クロチャーちょろすぎィ!

    37 = 33 :

    堕ちたな

    38 = 2 :

    「ねえ…玄ちゃんが私の胸をおもちおもちって触るたびにどんなこと考えてたかわかる…?」サワサワ

    「そんなっ、だって私たちは姉妹じゃない」

    「姉妹だからって、そんなの関係ないよ」

    「キモチいいことはキモチいい。ね?素直になろうよ玄ちゃん」

    「玄ちゃんは素直でいい子だよね?」モミモミ

    「お母さんにもいつもそう褒めてもらってたもんね?」

    39 :

    この薬、アコチャーなら言い値で買ってくれる

    41 = 2 :

    「だから、さ…」


    「意地張ってないで、イッちゃえ♪」ギュ


    「ああああああああっ!」



    「はあ…失神しちゃった。もう終わり?つまんない」

    「お部屋に戻ってねよーっと」バタム

    42 = 29 :

    >>39
    競りに出したら天文学的価格になるぞ

    43 = 2 :

    ―――――――翌日


    「玄ちゃん、おはよう」

    「……」フイッ

    「玄ちゃん…?」

    「お父さん、行ってきます」

    「い、行ってくるねお父さん」

    「」スタタタタッ

    「くろちゃー…まって…」

    44 = 2 :

    「ということがあったの」

    穏乃「へー、仲良いふたりに珍しいですね」

    穏乃「お昼休みに玄さんウチのクラスにきて『今日はお休みするね』って言ってましたよ」

    「そう…わたしに言っといてくれてもいいのに…」

    「ほんとは昨日のお片付けで疲れてたのかな…」

    穏乃「そうかもしれませんね。たぶんあしたには元に戻ってますよ」

    「そうだといいけど…」

    45 = 2 :

    「あ、ちょっといいかな」コト

    穏乃「なんですかそれ?」

    「うん。冷え症のお薬なの。とってもよく効くんだよ」

    穏乃「へー、よかったですね…ちょっと漢方っぽい匂いがしますね」

    「うん。14種類の生薬のお薬なんだって」ゴクゴク

    穏乃「それにちょっとアルコ…」

    穏乃「宥さん?」

    47 = 2 :

    「なにかな?」

    穏乃「めちゃくちゃ目が座ってますよ」

    「わたしはいつもこんな感じだよぉ」

    穏乃「いや、それ飲んだ瞬間顔つきがキリッて変わりましたけど」

    「ひっどーい!じゃあ穏乃ちゃんは私がいつもボケボケしてるって言いたいの?」ススス

    穏乃「そんなこと言ってませんけど…さっきより距離が近くないですか?」ススス

    48 = 13 :

    アコチャー急げー

    49 = 2 :

    「ええ?そんなことないよぉ。私たちチームメイトでしょ?心の距離はゼロにしなくちゃ」ナデナデ

    穏乃「体をくっつける必要はないと思いますけど…なんで顔を撫ぜるんですか?」ペシッ

    「それは…穏乃ちゃんの体温を感じていたいからよ」ギュム

    穏乃「それは宥さんが寒がりだからというだけですか?」

    「いいえ…?それは」




    「あなたがもう私のものだからよ」

    穏乃「はい?」

    50 :

    この薬って、もしかしてもう一つのスレで出たハヤリタンDなんじゃ…


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