元スレ男「あれ?俺もしかしておふくろ殺しちゃった?」

みんなの評価 : ☆
151 = 100 :
妹こえ
152 = 1 :
幼馴染「男君まだぁ!?」
男「わかった!今行くッ!!」
妹「・・・」
男「じゃあな」
ガラガラガと浴室の戸を閉める男
幼馴染「おそいよ~何やってたの?」
男「ちょっとな」
幼馴染「とりあえずゴミ袋をどっかに捨てないと」
男「適当にどっかに捨てりゃあいい、どっちみちバレるんだ」
門を閉めた時、姉の車が家のガレージに止まった
男「ゲッ!?姉貴だ・・・」
幼馴染「あ、やばい?」
男「やばいやばい、早く行くぞ」
バタムっと車のドアを閉めて出てくる姉
姉「あれ?男?」
154 = 100 :
ktkr
155 = 55 :
わくわく
158 = 1 :
姉「珍しいじゃん、やっと外に出る気になったか?」
カッカッカと笑う姉
男「いや、べつに・・・ちょっとな」
姉「そっちの女の子は?」
幼馴染「もう忘れました?」
姉「あー!あー!幼馴染ちゃんね、昔はうちの男とよく遊んでくれてたね」
幼馴染「はい!」
姉「ヒュー、男やるじゃん、こんな女の子ゲットしちゃってまぁ」
肘で小突く姉、はははと苦笑いする男
男「ま、まぁな・・・」
ちらっと男の手に持つゴミ袋に目をやる姉
姉「こんな時間にゴミ出し?」
男「あ、これはだな・・・その」
160 = 1 :
幼馴染「さっきまで二人で男君の部屋を掃除してたんですよ」
男「そ、そうそう掃除だよ姉貴」
姉「あぁ男の部屋、ずっと引き篭もってたから超汚そうだもんね」
男「そうなんだよ!すげー散らかっててさ」
姉「ごみなんて家に置いとけばいいのに、ゴミの日に私とお母さんとで捨てるからさ」
男「あぁ・・・おふくろね」
姉「お母さんもういるんでしょ?」
男「あ、いや・・・その」
姉「?」
男「おふくろは・・・そので、出かけるって・・・」
姉「でかける?どこに?」
幼馴染「旧友と久しぶりに食事に行くと行っていましたよ」
姉「あ~そうなんだ、じゃあ今日のご飯は出前でも頼んだの?」
幼馴染「私が家にあるもので適当なものを作らせていただきました」
姉「ごめんねぇ迷惑かけちゃって」
161 = 100 :
こえーな幼馴染
162 :
かあちゃん
165 = 1 :
姉「お母さんも先に言ってくれればいいのに、そしたらもっと早く帰ってきたのになぁ」
男「あ、姉貴」
姉「ん?」
男「俺たち、そろそろ行くよ」
姉「ん、あぁ!ごめんごめん今から二人でしっぽり行くところを足止めしちゃって」
二人を見てニヒヒと笑う姉
幼馴染「いえいえそんな・・・さ!行きましょう男君!」
ひらひらと手を振って玄関に向かう姉
男「あ、姉貴ッ!」
姉がひょいっと顔を向ける
男「今までありがとな!!」
「はぁ?」っという顔をして姉が立ち止まる
姉「よくわからんが、どういたしまして!」
そう言うと玄関を開けて中に入っていった
男「姉貴・・・」
168 :
姉貴可愛いな
170 = 153 :
姉貴……
171 = 100 :
おっせーな
172 :
面白いね
173 = 1 :
二人で夜道を走る、ゴミ袋は適当に捨てた
幼馴染「はぁはぁ、ねぇねぇ男君!」
男「なんだよ!」
幼馴染「どこ行くの!?今どこに向かってるの私たち!?」
男「知るかー!!黙って走れぇええ!!」
幼馴染「あははは!何か楽しいかも!!」
男(何やってんだ俺)
適当に走る俺ら、どこに向かってるかなんて知らない、どうするかなんて考えてない
―――あの時玄関を開けずに死んじまってたほうがよかったか?
幼馴染「星がきれー!」
―――あの時、すぐ連絡してりゃあ事故で済んでたんじゃないのか?
幼馴染「ねぇねぇ!ヒッチハイクしようか!?北海道まで!!」
男「遠すぎるだろ馬鹿!!」
―――これでよかったのか?
174 = 100 :
おなんかドラマ的な展開
175 :
ヒミズ的小説 ほしゅ
177 :
面白い
人体刻むのってやけに時間かかるのな
178 = 1 :
幼馴染「ねぇねぇやっぱり山かな?山!」
男「素人が山に入ってなんになるんだよ!!修行でもするのかお前は!?」
幼馴染「とりあえず、ずっとずーっと先の町まで逃げようよ」
男「逃げてどうするつもりだ?」
幼馴染「とりあえず住み込みの仕事を探してー、ある程度溜まったらまた次の町に行く」
男「面倒くさいなぁ・・・」
幼馴染「私いろんなとこに行きたいもん」
男「えー・・・・」
息切れして立ち止まる男
幼馴染「男の子のくせにヘボーい!」
男「う、うるせぇ!お前と違って俺は何年も部屋に引き篭もってたんだぞ!?」
幼馴染「おんぶしてあげよっか?」
男「いらねぇよ馬鹿」
―――ま、とりあえずなるようになってみるか
179 = 141 :
山籠り編は無しっぽいな
180 = 1 :
―――数年後―――
あれからやっぱりお袋の件はすぐに露呈した
妹が解体してたのを話したから、警察は下水をさらったり町中のゴミ袋を漁ったりして遺体を捜したらしい
俺ら?
俺たちは、なんだかんだでまだ捕まっていない、ニュースで顔写真も出たのにな、以外にみんな盲目だ
ま、すぐ近くに逃亡犯がいるなんて普通は考えないか
今はとある寂れた町でバイトをやってる
幼馴染は違うところで仕事中だ、一緒だと目立つからな
きっと姉貴も、妹も、転勤中の親父も俺を恨んでるんだろうな・・・
俺の居場所は今やこの世界にこれっぽっちも残ってない、あるのは幼馴染だけだ
あいつは、こんな俺でも必要としてくれている
男(こんな俺のどこがいいんだかな)
チリンチリーン 店のベルが鳴る
男「はい、いらっしゃいませー」
182 = 162 :
妹ちゃんか?
183 :
幼は地獄
184 = 177 :
まだだ!まだ終わらんよ!
185 = 100 :
妹登場
186 :
ボヘミアン・ラプソディかと
って思ったけど、あれは殺したの母親じゃなかった
187 :
おいついた
なかなか面白い
188 = 1 :
男「!?」
妹「久しぶり兄貴」
男「あ、あぁ・・・」
――ま、いつかはこうなるって思ってたよ
ドス
鈍い音が響く、身体に違和感・・・・何かを差し込まれたような、異物感
妹「・・・・」
妹の手がカタカタ震えるのがわかる
自分の胸の付近をちらっと見下ろすとナイフのようなものが深々と刺さっているのが見えた
男(やっぱな)
189 = 172 :
これ長編?
190 = 1 :
男「姉ちゃん元気?」
妹「うるさいッ!!」
妹の肩が震える
男「ごめんなって言っといてくれな、いえなかったから」
妹「うるさい黙れッ!!」
意識が薄れる、あぁ死ぬんだな俺
こんなことならもっと早く死んどけばよかったか?
いや、ここ数年幼馴染と過ごした年月は、引き篭もってたそれよりもずっとずっといいものだった
そう思うと生きてた価値がちょっとだけでもあったかな・・・
最後に一つだけわがままが許されるなら、あれだな
男(幼馴染に会いたかったな・・・)
おわり
192 = 1 :
とりあえずすき屋で牛丼食ってくるわ
みんな人は殺してもバラバラにしちゃだめだぞー
196 :
もうちょい頑張ってよ
197 = 162 :
>>192
殺さねーよwwwww
198 = 172 :
面白かったよ。乙
幼馴染みの復讐編とか見たい
199 = 118 :
これ実話?
200 :
とんでもないスレに来てしまった
みんなの評価 : ☆
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