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    元スレ男「あれ?俺もしかしておふくろ殺しちゃった?」

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    タグ : - 幼馴染 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「やっちゃったかな」


    階段の下でぐったりする男の母親


    「むかついたからちょっと押したら階段から転がり落ちちまうんだもんな」


    目を見開いてピクりともしない母、鼻からツゥーっと鼻血が垂れてきているのが見える


    「これじゃあ、もうジャンプ読めないなー」


    ボリボリと頭を掻き毟る男、パラパラと舞い散るフケ


    「あーメンドクセー、もうあれだな、俺も死ぬか~」


    そう言うと男は「ふぁ~~あ」っとアクビをしながらトントンと階段を降りていった

    3 :

    電撃から出版したらどう?

    4 :

    山田悠介レベル

    5 = 1 :

    「おーいおふくろ~生きてるか~?」


    「」


    「死んでるか~」

    足でチョンチョンと母の身体を小突く男、しかし何の反応も返って来ない


    「やっぱ駄目か」


    くるっと家の中を見渡す男


    「包丁、包丁っと・・・」

    6 :

    ちょっと面白い

    7 = 1 :

    「あ!」


    男が包丁を持って動きを止める


    「やっぱ手首切って死ぬより、首吊った方があんまり痛くなさそうだな」


    コト


    「うんそれがいい、それがいいな!うん」


    居間をウロウロしながら紐を探す男


    「う~んビニール紐じゃどう考えても駄目だよなぁ・・・・、やっぱロープだよなぁロープ」


    男が座布団を持ち上げて下を見ていた、その時


    ピンポ~~ン


    「ん?」

    9 = 1 :

    「なんだぁ?妹のやつ家の鍵忘れでもしたか?」


    面倒くさそうに玄関を開ける男

    ガチャ


    幼馴染「え!?男君!?」


    そこには目を丸くして驚いてる幼馴染が突っ立ていた、露骨に嫌そうな顔する男


    「なんだ・・・・学校・・・どうしたんだよ」


    幼馴染「やだなぁ今日日曜日だよ?」


    「そうだっけ・・・か?」


    幼馴染「珍しいね!男君が部屋から出てるなんて!!」


    「う~ん、確かにそうかもね・・・・話変わるけどさ、ロープかなんか持ってない?」

    10 = 1 :

    幼馴染「ろーぷ?」


    「そうそう」


    幼馴染「う~ん、残念ながら持ってない!」


    「あっそ」


    玄関を閉めようとする男、それを慌てて幼馴染が止める


    幼馴染「あ!待って!待ってよ!」


    「・・・・なに?」

    玄関からチラっと顔を覗かせて話す男


    幼馴染「へへへ、さっきお料理の練習してたんだけどね、せっかくだから男君にも食べてもらおうと思って」


    そう言うと幼馴染は弁当箱のような物を男に見せた


    (・・・・・ま、ちょうど腹減ってたしいっか)

    11 = 1 :

    「あ、それからあげ入ってるか?」


    幼馴染「からあげはないな~」


    「じゃあ作ってこいよ」


    幼馴染「え~そんな~、他の料理が冷めちゃうよ~」


    「チっ」


    しょうがないと言う顔を浮かべてチョイチョイと幼馴染に手招きする男


    幼馴染「え!?入っていいの?」


    「入らないのか?閉めるぞ」


    幼馴染「入る!入る!お邪魔しま~~すっ!」

    13 = 1 :

    玄関を閉め、鍵をかける男


    幼馴染「ん~?男君って以外と用心深いんだね」


    「んだよ、文句あんのか?」


    幼馴染「ないない!これは褒めてるの!!」


    「ふん」


    玄関から入って左の通路、階段下で母親の死体がそのまま放置されている


    幼馴染「ふんふ~ん♪」


    彼女はそのことに気づかなかった


    幼馴染「あれ?男君のお母さんは?お仕事?」


    「まだ寝てるよ」

    14 :

    早くしろ

    15 = 4 :

    気づけよ

    17 = 1 :

    幼馴染「この卵焼きね!私の自信作なんだ!」


    卵焼きを箸で掴み、男の口元に持っていく幼馴染


    幼馴染「あ~ん」


    「やめろ、自分で食えるっつの」


    パシっとそれをハタく男、箸からこぼれた卵焼きがテーブルに落ちる


    幼馴染「あ~」


    不機嫌そうに自分の箸を取って卵焼きを取る男、幼馴染はテーブルに落ちた卵焼きをヒョイっと持ち上げ口に運んだ


    幼馴染「三秒ルール三秒ルール」モグモグ


    「汚いやつだな」


    男も卵焼きをパクパクと食べる

    18 :

    はやく犯せよ

    20 = 1 :

    「この卵焼き味ねーぞ」


    ポイっと箸を投げる男


    幼馴染「そうかなぁ~?結構味濃いほうだと思うけど」


    「お前の料理全体的に薄いんだよ」


    幼馴染「う~ん、精進します・・・」


    「ったくよ・・・」


    幼馴染「こうやって男君と二人で食事するの久しぶりね?」

    ねーねーっと楽しそうに話す幼馴染


    「そうだっけか?忘れた」


    幼馴染「そうだよー、男君全然学校に来ないんだもん」


    「ふん」

    21 = 1 :

    幼馴染「そうだ!!」


    ガバっと立ち上がる幼馴染、男の身体がビクっと揺れた


    「んだよいきなり・・・」ドキドキ


    幼馴染「私、今日どうせ暇だから男君の為にからあげ作ってあげるよ!!」


    「いーよもう、腹一杯になったから


    幼馴染「人の好意は素直に受け取るものだよ男君!」


    「好意は押し付けるもんじゃないだろ・・・」


    幼馴染「そうと決まれば今からスーパーに行って材料買ってくるね!」


    パタパタっと玄関に向かう幼馴染


    「おいおい、いいっつのほんとに」

    22 = 1 :

    幼馴染「男の子が遠慮しな~~い!」


    「遠慮してねーっつの、お前もうそのまま帰れよ!」


    幼馴染「また戻ってくるからね」


    「いいっつの!」


    幼馴染「絶対帰ってくるから、絶対・・・ぜ・・・」


    ふと横の通路に目をやる幼馴染


    幼馴染「あれ?・・・お母さん?」


    「・・・・・・」

    23 = 1 :

    幼馴染「大変ッ!!」


    バッと母の死体に駆け寄る幼馴染


    幼馴染「男君のお母さん倒れてるよ!!」


    ゆさゆさと死体を揺さぶる幼馴染


    幼馴染「い、息してないよ!!こ、こういう時は心臓マッサージだっけ・・・えっと、人工呼吸だっけ!?ねぇ!!」


    「・・・・」


    幼馴染「あ!そ、その前にきゅ、救急車!救急車呼ばなくちゃ!!」


    「・・・・」


    幼馴染「男君早く救急車呼んで!!」


    「安心しろよ、その必要はないからさ」

    24 = 4 :

    気づくのおせーよ

    26 = 1 :

    幼馴染「え?」


    頭をボリボリと掻く男


    「だ~か~ら~呼ぶ必要ないって言ってんだよ、もう死んでんだからさ」


    幼馴染「・・・知ってたの?男君・・・お母さんが倒れてたの・・・・」


    「う~んまぁ~ね」


    幼馴染「なんで、なんでほっといたの!?」


    「階段から突き落としたらさ、即ポックリだったから仕方なかったんだよ」


    幼馴染「男君・・・・今なんて言ったの・・・・・?」


    「だから階段から突きお・・・」

    幼馴染「男君がお母さんをこうな風にしたの?」

    「そうだよ?」

    27 :

    続きはよ

    28 = 1 :

    幼馴染「何言ってるの男君・・・」


    「頭悪いな~お前」


    幼馴染「男君が言ってること全然わかんないよッ!!!」


    「アスペかよ」


    幼馴染「なんでこんなことするのッ!?お母さんでしょ!?」


    「あーうんうん、そうですよ~」


    幼馴染「酷すぎるよッ!!」


    「大丈夫だって」


    幼馴染「何が大丈夫なの!?どうするつもりなの!?」


    「俺もすぐ死ぬからさ」

    30 = 1 :

    幼馴染「え?」


    「捕まったらあれだろ?何年もネットもない牢屋ん中で暮らさなきゃ駄目なんだろ?そんな面倒くさいの死んでも嫌だからさ」


    幼馴染「え?」


    「だから先に死んじゃおうと思って」


    幼馴染「お、男君死んじゃうの?」


    「うん、死ぬね、間違いなく死ぬ」


    幼馴染「駄目だよそんなの・・・・」


    「どうせこの世から俺一人消えたぐらいじゃどうってことないから安心しろよ」


    幼馴染「駄目だよそんなのッ!!」

    31 = 1 :

    「でかい声出すなよ・・・あ~うるせぇな~」


    幼馴染「男君が死んじゃうなんてそんなの耐えられないよ・・・」


    「お前俺のなんなんだよ」

    へっと笑う男


    幼馴染「やだよ・・・そんなの駄目だよ」ブツブツ


    「あ?聞こえねーよ?」


    幼馴染「駄目、駄目そんなの駄目・・・なんとかしなきゃなんとかしなきゃ・・・」ブツブツ


    「・・・・あ、そういえばロープ探してたんだったな、ロープロープ」


    幼馴染「わかったッ!」


    「?」


    幼馴染「私がなんとかしてあげるよ!」

    33 = 1 :

    「お前が何をどうするんだよ」


    幼馴染「男君が捕まらないようにして、死ななくてもいいように私がする!」


    「無理無理、死ぬから俺」


    幼馴染「無理違う!無理違う!絶対大丈夫!」


    「その自信はどっから来るんだよ・・・」


    幼馴染「私は男君の為ならなんでもできるんだよ」


    「あっそう」


    幼馴染「とりあえず男君のお母さん運ぼうよ」


    「運ぶってどこに?」


    幼馴染「とりあえずお風呂かなぁ~、細かいことは後から考えよう!」

    35 = 1 :

    幼馴染「う~~ん、男君のお母さんおもい~~~~」


    「おい!足ちゃんと持ってろよな!」


    幼馴染「うう~、がんばる」


    「よし着いた」


    ガラガラと浴室の戸を開ける男


    浴槽に運んできた母親の死体を放りなげる二人


    「」


    「で、どうすんだよ?」


    幼馴染「それは今から考える」


    「早くしないと姉貴も妹も帰ってくるぞ」(メンドクセェ、とっとと死んどきゃよかった)

    36 = 1 :

    幼馴染「埋めるっていうのは?」


    「どこにだよ、ウチ庭ないぞ」


    幼馴染「どっか山奥に運ぶ!」


    「俺車持ってないし運転もできないからな」


    幼馴染「私も」


    「はい却下」


    幼馴染「う~ん」


    「無理なんだよやっぱ、死ぬわ俺」


    幼馴染「わー!!待って待って!もうちょっと考えさせて!」


    「考えたところで何か出るとは思わないんだけどな俺は」

    37 :

    改行が気持ち悪すぎる

    38 = 1 :

    幼馴染「思いついた!」


    「はい幼馴染君、発言を許す、どうぞ」


    幼馴染「細かくしてどこかに捨てる!」


    「面倒くさい却下」


    幼馴染「え~~~ッ!?」


    「やだよ、死体切り刻むなんて、殺したのは確かに俺だけど抵抗あるぞさすがに」


    幼馴染「私がやる!」 フンっと胸を張る幼馴染


    「大丈夫か~?お前、ちっさい頃も工作できなくて俺に泣きついてたクセによ」


    幼馴染「ム・・・・、あの頃の私とは違いますからね」


    「どうだか」

    39 = 1 :

    >>37
    読みやすいと思ったんだけどな、次から直すわ

    40 = 1 :

    幼馴染「えーと死体をバラバラにする方法っと」

    カチカチ

    「ググって出るもんなのか?」

    幼馴染「わかんない、やったことないしちょっとでもやり方があればいいな~なんて」

    「・・・・」

    カチカチ

    幼馴染「う~ん、事件の記事ばっかりで見つからない・・・」

    「諦めなされ」

    幼馴染「男君は色々諦めすぎなんだよ!」

    「褒めるなよ」

    41 = 1 :

    「どこ行くんだ?」

    幼馴染「買い物!」

    「買うって何を?」

    幼馴染「ホームセンターでノコギリとか」

    「包丁でやれよ、包丁で」

    幼馴染「あんなので胴体真っ二つにできないでしょ」

    「あぁそっか」

    幼馴染「男君もほら!外行く用意して!」

    「あ?俺も!?」

    幼馴染「だって男君一人にしたら死んじゃいそうなんだもん」

    (よくわかってらっしゃる)

    44 :

    45 = 1 :

    ――――ホームセンタ――――

    幼馴染「見て見て~~!これこれすごいよ~~!!」

    でかいノコギリを持ってハシャぐ幼馴染

    「馬鹿やめろ!・・・みんなに見られてるぞ」ボソ

    幼馴染「あ///」

    途端にシュンとする幼馴染、普段からこれくらい大人しかったらいいのにな

    幼馴染「とりあえずこれでいいかな?」

    手に持つでっかいノコギリを見せる幼馴染

    「そんなでっかいのあんな狭いとこで振り回すつもりか?」

    キョロキョロと店内を見回す男

    「あった、あれだ」

    男が持ってきたのは金鋸だった

    幼馴染「何それちっちゃい」

    「これぐらいが丁度いいんだよ」

    46 :

    マジキチ

    47 = 1 :

    ホームセンターから出た二人

    幼馴染が男と腕を組んで歩く、嫌そうな顔をする男

    「歩きにくい・・・」

    幼馴染「あったかーい」

    「離れろよ」

    幼馴染「やだ~」

    スリスリとさらにひっつく幼馴染

    「あ~鬱陶しいなぁ~~」

    幼馴染「またまた嬉しいくせに」

    「うれしかねーよ」

    48 = 1 :

    ――――自宅――――

    幼馴染「たっだいまーッ!」

    バーンと玄関を開ける幼馴染

    「やめろ!騒々しい」

    そのままドタドタと浴槽に走る幼馴染

    幼馴染「お母さんにもただいま!」

    「」

    「死体に話かけてどうすんだよ、死体に」

    幼馴染「ナムナム」

    「そうだな、それが正しいな」

    幼馴染「じゃあ男君、買ってきたノコギリ貸して」

    49 = 1 :

    「ほらよ」

    金鋸を手渡す男

    幼馴染「ありがと」

    「なぁ」

    幼馴染「なに?」

    「ほんとにやるつもりか?」

    幼馴染「やるよ?」

    「やめたいのならやめていいんだぞ」

    幼馴染「ダイジョーブ!」

    「無理すんなよ」

    幼馴染「大丈夫だって!心配性だな男君は!」

    ケラケラと笑う幼馴染

    「別に・・・そんなんじゃねぇよ・・・」

    50 :

    さるよけ


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