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元スレカツオ「このままじゃ殺される」
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ー花沢宅ー
マスオは苦戦を強いられていた。
マスオ「くそっ! 僕の炎が!」
タマの能力は“万物捕食”。
“力”を放出して攻撃するタイプのマスオとは相性が最悪だった。
そしてこの能力の最も恐ろしい点は、今まで捕食した全てを凝縮して放出できること。
タマ「フアアア!!!」
タマの口から今まで放ったマスオが撃った全ての炎が凝縮され、放出される。
マスオ「炎の僕が……焼かれて……」
マスオ「ごめん……カツオ君、僕は約束を……」
“炎のマスオ”は自ら放った炎によって灰燼と化した。
マスオは苦戦を強いられていた。
マスオ「くそっ! 僕の炎が!」
タマの能力は“万物捕食”。
“力”を放出して攻撃するタイプのマスオとは相性が最悪だった。
そしてこの能力の最も恐ろしい点は、今まで捕食した全てを凝縮して放出できること。
タマ「フアアア!!!」
タマの口から今まで放ったマスオが撃った全ての炎が凝縮され、放出される。
マスオ「炎の僕が……焼かれて……」
マスオ「ごめん……カツオ君、僕は約束を……」
“炎のマスオ”は自ら放った炎によって灰燼と化した。
カツオは喉元のナイフを辛うじて空間をねじまげ、回避した。
すぐさまタラオのいた空間を切り裂く。
しかし、タラオはまたしてもカツオの喉元にナイフを向けていた。
カツオは再び辛うじて回避する。
確実にカツオの身体にはナイフにより切り傷が増えていった。
カツオ(このままじゃジリ貧だ……)
すぐさまタラオのいた空間を切り裂く。
しかし、タラオはまたしてもカツオの喉元にナイフを向けていた。
カツオは再び辛うじて回避する。
確実にカツオの身体にはナイフにより切り傷が増えていった。
カツオ(このままじゃジリ貧だ……)
カツオ(タラちゃんは僕のパンチを受けてから時間を戻してフライパンを仕込んだと言った。
つまりタラちゃんはダメージを受けた後に時間を巻き戻して次はそのダメージを被らないように備えている。
僕はタラちゃんの身体をすでに何度も引き裂いている……ただ巻き戻されてるだけだ。
巻き戻されないようにする方法……即死だ……
だけど僕の動体視力じゃナイフをギリギリでかわすのが関の山だ)
カツオ(どうすれば……)
タラオ「ふふふ、どうしたんですか? 口数が減ってるですぅ」
つまりタラちゃんはダメージを受けた後に時間を巻き戻して次はそのダメージを被らないように備えている。
僕はタラちゃんの身体をすでに何度も引き裂いている……ただ巻き戻されてるだけだ。
巻き戻されないようにする方法……即死だ……
だけど僕の動体視力じゃナイフをギリギリでかわすのが関の山だ)
カツオ(どうすれば……)
タラオ「ふふふ、どうしたんですか? 口数が減ってるですぅ」
結局、カツオは良い方策が思いうかばずタラオのナイフをギリギリで回避し続けた。
確実に切り傷は増えていく。
気がつけばカツオの身体は血だらけになっていた。
実際にカツオの空間切断によってタラオの身体は何度も両断されていた。
しかし、タラオも急所を避け両断されるたびに時間を巻き戻していた。
よってタラオにはいまだ傷一つついていなかった。
タラオ「ふふふ、カツオ兄ちゃんいい感じになってきたですぅ」
カツオ「……」
カツオは血を流しすぎたためか意識を保つのもやっとだった。
カツオには諦めの気持ちが芽生え始めていた。
カツオ(ごめんな……中島……)
タラオのナイフが迫る。
確実に切り傷は増えていく。
気がつけばカツオの身体は血だらけになっていた。
実際にカツオの空間切断によってタラオの身体は何度も両断されていた。
しかし、タラオも急所を避け両断されるたびに時間を巻き戻していた。
よってタラオにはいまだ傷一つついていなかった。
タラオ「ふふふ、カツオ兄ちゃんいい感じになってきたですぅ」
カツオ「……」
カツオは血を流しすぎたためか意識を保つのもやっとだった。
カツオには諦めの気持ちが芽生え始めていた。
カツオ(ごめんな……中島……)
タラオのナイフが迫る。
「避けろ! 磯野!」
カツオ「中島……?」
カツオは再び辛うじてナイフをかわした。
タラオ「諦めが悪いですね。じっとしといれば楽になるのに……」
「頑張れ! 磯野! 僕がついてる!」
カツオ「中島……僕はもう……」
「諦めるな磯野! 諦めたらそこで終わりだ!」
カツオ「……」
「“アレ”を使え! 絶対うまくいく!」
カツオ「中島……?」
カツオは再び辛うじてナイフをかわした。
タラオ「諦めが悪いですね。じっとしといれば楽になるのに……」
「頑張れ! 磯野! 僕がついてる!」
カツオ「中島……僕はもう……」
「諦めるな磯野! 諦めたらそこで終わりだ!」
カツオ「……」
「“アレ”を使え! 絶対うまくいく!」
カツオの目に光が戻った。
タラオ「ふふふ、遂にうわごとをいいはじめたですぅ」
カツオ「タラちゃん」
タラオ「ん?」
カツオ「君は強い。僕一人じゃ勝てない」
タラオ「当然ですぅ」
カツオ「でも僕は一人じゃない……! 中島と二人ならタラちゃんに勝てる!!」
タラオ「ほざくですぅ!!!」
タラオ「ふふふ、遂にうわごとをいいはじめたですぅ」
カツオ「タラちゃん」
タラオ「ん?」
カツオ「君は強い。僕一人じゃ勝てない」
タラオ「当然ですぅ」
カツオ「でも僕は一人じゃない……! 中島と二人ならタラちゃんに勝てる!!」
タラオ「ほざくですぅ!!!」
カツオはタラオの攻撃を回避し、タラオの空間を切断した。
今までなら、タラオはカツオの後ろにたち、再び刃をむけてきた。
しかし、タラオの刃はいっこうにむかってこない。
それも当然だろう。
タラオは頭を真っ二つに裂かれ地に臥していた。
即死だった。
それを可能にしたのは中島がくれた力。
肉体活性剤だった。
今までなら、タラオはカツオの後ろにたち、再び刃をむけてきた。
しかし、タラオの刃はいっこうにむかってこない。
それも当然だろう。
タラオは頭を真っ二つに裂かれ地に臥していた。
即死だった。
それを可能にしたのは中島がくれた力。
肉体活性剤だった。
カツオは戦いに勝利した。
しかし、あるのは虚無感のみ。
カツオ「どうして僕達こんなになっちゃったんだろう……」
カツオは泣きはじめた。
いつまでも涙が尽きることはない。
イクラ「バブー」
今まで寝ていたイクラが声をあげた。
その声を聞いたカツオの頭に一つの考えがよぎる。
カツオ「イクラちゃん、お願いがあるんだけど……」
しかし、あるのは虚無感のみ。
カツオ「どうして僕達こんなになっちゃったんだろう……」
カツオは泣きはじめた。
いつまでも涙が尽きることはない。
イクラ「バブー」
今まで寝ていたイクラが声をあげた。
その声を聞いたカツオの頭に一つの考えがよぎる。
カツオ「イクラちゃん、お願いがあるんだけど……」
波平「馬っ鹿もーん!!」
居間には波平の怒鳴り声が響いていた。
カツオ「ひいいいい。勘弁してよ。父さん」
そこには平穏。
家族がおかしくなる前の日常があった。
サザエ「あら、カツオが机にむかってるわ!」
カツオ「漫画をかいているんだよ」
サザエ「ちょっと見せてみなさいよ! あら、なによこれ野蛮ねえ」
カツオ「なんかインスピレーションを感じたんだよ」
サザエ「なにによ?」
カツオ「それが、なんかすごく壮大なことだったはずなんだけど、思い出せないんだ」
Fin~
居間には波平の怒鳴り声が響いていた。
カツオ「ひいいいい。勘弁してよ。父さん」
そこには平穏。
家族がおかしくなる前の日常があった。
サザエ「あら、カツオが机にむかってるわ!」
カツオ「漫画をかいているんだよ」
サザエ「ちょっと見せてみなさいよ! あら、なによこれ野蛮ねえ」
カツオ「なんかインスピレーションを感じたんだよ」
サザエ「なにによ?」
カツオ「それが、なんかすごく壮大なことだったはずなんだけど、思い出せないんだ」
Fin~
マスオのランクの質問があったのでいちおう最後にまとめときます
S イクラ タラオ カツオ
A サザエ フネ
B マスオ イササカ 花沢 タマ
C 波平 中島 甚六 ワカメ
D
E アナゴ
F
G ノリスケ
深夜までお付きしてもらった方々ありがとうございました。
S イクラ タラオ カツオ
A サザエ フネ
B マスオ イササカ 花沢 タマ
C 波平 中島 甚六 ワカメ
D
E アナゴ
F
G ノリスケ
深夜までお付きしてもらった方々ありがとうございました。
正直イクラが出た時点で結末予想できちゃったけど、面白かったから問題ない
乙乙!
乙乙!
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、磯野家のみんなへのメッセジをどぞ
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、磯野家のみんなへのメッセジをどぞ
>>297
次回作待ってるぞ
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