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元スレカツオ「このままじゃ殺される」
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サザエ「なんなのよこいつ!」
中島の拳は血だらけだった。
カツオ「中島……」
カツオは何度も目を背けようとした。
だが、それは許せれない。
カツオには中島の生き様を見届ける義務があった。
中島「うおおおああああ!!!!」
中島は絶えず拳をふるう。
何度電撃を受けても、毒をくらっても拳をふるい続けた。
なにかが割れる音がした。
サザエの絶対防御壁にひびが入っていた。
中島の拳は血だらけだった。
カツオ「中島……」
カツオは何度も目を背けようとした。
だが、それは許せれない。
カツオには中島の生き様を見届ける義務があった。
中島「うおおおああああ!!!!」
中島は絶えず拳をふるう。
何度電撃を受けても、毒をくらっても拳をふるい続けた。
なにかが割れる音がした。
サザエの絶対防御壁にひびが入っていた。
カツオ「中島!!」
中島「うおああああ!!!!」
中島もひびが入ったのに気が付いのだろう。
ひびの部分を集中的に殴りはじめた。
中島の拳はもはや砕けていた。
それでも気持ちだけで中島は拳をふるい続けた。
全ては友を守るためだった。
中島「うおああああああああああ!!!」
大きな音をたててサザエの絶対防御壁が崩れた。
中島「うおああああ!!!!」
中島もひびが入ったのに気が付いのだろう。
ひびの部分を集中的に殴りはじめた。
中島の拳はもはや砕けていた。
それでも気持ちだけで中島は拳をふるい続けた。
全ては友を守るためだった。
中島「うおああああああああああ!!!」
大きな音をたててサザエの絶対防御壁が崩れた。
カツオ「いけええええええ!!!!!」
中島「うおああああああああああああああ!!!!!」
中島の渾身の一撃がサザエの身を襲う。
はずだった。
だが実際に中島が殴ったのは、サザエの絶対防御壁。
サザエ「ウフフフフフフフ、長い間ごくろうさま。これを破ったのはアンタがはじめてよ」
サザエ「まあ何度でも張替えれるんだけどね」
次の瞬間。
中島の膝は折れていた。
中島「うおああああああああああああああ!!!!!」
中島の渾身の一撃がサザエの身を襲う。
はずだった。
だが実際に中島が殴ったのは、サザエの絶対防御壁。
サザエ「ウフフフフフフフ、長い間ごくろうさま。これを破ったのはアンタがはじめてよ」
サザエ「まあ何度でも張替えれるんだけどね」
次の瞬間。
中島の膝は折れていた。
深夜のせいか>>79で笑ってしまった
カツオ「中島……!」
中島は死んでいた。
いや、本当は拳をふるっているときにすでに限界はとうに越えていたのだろう。
サザエ「ごくろうさま!」
サザエは中島の死体に電撃を加えはじめた。
カツオ「……やめろ」
何度も何度もいたずらに中島の身体に電撃がはしる。
カツオ「もう……やめてくれ……」
カツオの悲痛な叫びも届かず、中島の身体には電撃が流れ続けた。
中島は死んでいた。
いや、本当は拳をふるっているときにすでに限界はとうに越えていたのだろう。
サザエ「ごくろうさま!」
サザエは中島の死体に電撃を加えはじめた。
カツオ「……やめろ」
何度も何度もいたずらに中島の身体に電撃がはしる。
カツオ「もう……やめてくれ……」
カツオの悲痛な叫びも届かず、中島の身体には電撃が流れ続けた。
サザエ「ウフフフフフフフ、まあこんなもんでいいでしょう」
中島の身体はもはや原形を留めていなかった。
サザエがゆっくりとカツオに近付く。
用心しているのか。
絶対防御壁は張ったままだ。
サザエ「ウフフフフフフフ、次はアンタの番よ。カツオ」
カツオ「……」
サザエ「あの眼鏡のように、ボロ雑巾にしてあげるわ」
カツオ「中島のことか……?」
サザエ「ん? 何?」
カツオ「中島のことかあああああああああああああああああ!!!!!!!」
中島の身体はもはや原形を留めていなかった。
サザエがゆっくりとカツオに近付く。
用心しているのか。
絶対防御壁は張ったままだ。
サザエ「ウフフフフフフフ、次はアンタの番よ。カツオ」
カツオ「……」
サザエ「あの眼鏡のように、ボロ雑巾にしてあげるわ」
カツオ「中島のことか……?」
サザエ「ん? 何?」
カツオ「中島のことかあああああああああああああああああ!!!!!!!」
刹那。
サザエの身体は真っ二つになっていた。
サザエ「なん……でよ……」
サザエの身体が崩れ落ちる。
サザエの絶対防御壁と身体は同じ平面で引き裂かれていた。
次の瞬間。
約10mの距離があったはずのカツオの身体はサザエの顔の数cm先にあった。
高速移動ではなかった。
サザエ「これは……“空間干渉”!?」
カツオが手をかざした次の瞬間。
サザエの身体は微塵となった。
サザエの身体は真っ二つになっていた。
サザエ「なん……でよ……」
サザエの身体が崩れ落ちる。
サザエの絶対防御壁と身体は同じ平面で引き裂かれていた。
次の瞬間。
約10mの距離があったはずのカツオの身体はサザエの顔の数cm先にあった。
高速移動ではなかった。
サザエ「これは……“空間干渉”!?」
カツオが手をかざした次の瞬間。
サザエの身体は微塵となった。
マスオ「これは……」
ワカメを苦戦を強いられながらも片付けたマスオの目に入った光景は目を疑うものだった。
中島と思われる黒焦げの肉塊。
綺麗な真っ二つになって転がっているサザエの絶対防御壁。
目から涙を流しながら、たたずむカツオ。
マスオ「か、カツオ君!? サザエは!?」
カツオ「……塵にした」
マスオ「まさかカツオ君、君といとう……」
カツオ「うん……“覚醒”したみたい」
マスオ「い、いったいどんな“力”なんだい!?」
カツオ「……“空間干渉”とか言ってたよ……」
マスオ「く、“空間干渉”!?」
マスオが驚くのは最もだった。
Sランクに認定されうる能力は三つしかない。
“空間干渉”はその一つだった。
ワカメを苦戦を強いられながらも片付けたマスオの目に入った光景は目を疑うものだった。
中島と思われる黒焦げの肉塊。
綺麗な真っ二つになって転がっているサザエの絶対防御壁。
目から涙を流しながら、たたずむカツオ。
マスオ「か、カツオ君!? サザエは!?」
カツオ「……塵にした」
マスオ「まさかカツオ君、君といとう……」
カツオ「うん……“覚醒”したみたい」
マスオ「い、いったいどんな“力”なんだい!?」
カツオ「……“空間干渉”とか言ってたよ……」
マスオ「く、“空間干渉”!?」
マスオが驚くのは最もだった。
Sランクに認定されうる能力は三つしかない。
“空間干渉”はその一つだった。
カツオ「マスオ兄さん」
マスオ「ん? なんだい?」
カツオ「決着をつけにいこう」
マスオ「……うん」
マスオは敢えて中島のことについては触れなかった。
マスオ「お父さん、サザエ、ワカメちゃん……今、磯野家にいるのはあとタラちゃんだけだ……。ん? なにか違和感があるな……」
カツオ「それであってるよ。とにかく僕とマスオ兄さん二人で行けば、タラちゃんだって倒せる!!」
マスオ「ん? なんだい?」
カツオ「決着をつけにいこう」
マスオ「……うん」
マスオは敢えて中島のことについては触れなかった。
マスオ「お父さん、サザエ、ワカメちゃん……今、磯野家にいるのはあとタラちゃんだけだ……。ん? なにか違和感があるな……」
カツオ「それであってるよ。とにかく僕とマスオ兄さん二人で行けば、タラちゃんだって倒せる!!」
>>231
S
S
>>232
さんくす
さんくす
マスオ「そうか……アナゴ君は……」
カツオ「……うん、ごめんねマスオ兄さん……」
マスオ「カツオ君が謝ることじゃないさ! 気を引きしめよう! 相手はあのタラちゃんだ!」
カツオ「うん」
カツオはマスオの腕を掴んだ。
次の瞬間には、磯野家の前だった。
マスオ「それにしてもすごい“力”だねえ」
カツオ「……中島のおかげだよ……。中島のためにも僕らは絶対に勝たなくちゃいけない!」
カツオ「……うん、ごめんねマスオ兄さん……」
マスオ「カツオ君が謝ることじゃないさ! 気を引きしめよう! 相手はあのタラちゃんだ!」
カツオ「うん」
カツオはマスオの腕を掴んだ。
次の瞬間には、磯野家の前だった。
マスオ「それにしてもすごい“力”だねえ」
カツオ「……中島のおかげだよ……。中島のためにも僕らは絶対に勝たなくちゃいけない!」
>>233
アナゴ「タラオくぅんはSランクの“覚醒者”だからね」
アナゴ「タラオくぅんはSランクの“覚醒者”だからね」
カツオとマスオは二人で磯野家に入った。
用心しながらタラオを探す。
カツオ「いないなあ……あれ? マスオ兄さん? ん? あれはイクラちゃん!?」
ー花沢宅ー
マスオ「カツオ君? いたかい? ってあれここは花沢さんの家じゃ?」
??「フーッ!!!!」
マスオ「タ、タマ!?」
タマ「シャーッ!!!」
用心しながらタラオを探す。
カツオ「いないなあ……あれ? マスオ兄さん? ん? あれはイクラちゃん!?」
ー花沢宅ー
マスオ「カツオ君? いたかい? ってあれここは花沢さんの家じゃ?」
??「フーッ!!!!」
マスオ「タ、タマ!?」
タマ「シャーッ!!!」
タラオ「ふふふ、よく来ましたね。カツオ兄ちゃん」
気がつけば、カツオの後ろにはタラオが立っていた。
手には鋭利なナイフが握られている。
カツオ「いつの間に? マスオ兄さんをどこへやった!?」
タラオ「マスオには少し時間を戻ってもらったですぅ」
カツオ「時間……だと……?」
カツオは不意にタラオのいる空間を切断した。
しかし、タラオは再びカツオの後ろに立つ。
カツオ「!?」
タラオ「まだ話の途中ですぅ。Sランク以外の人はここに立つ資格はないですぅ。だから、マスオは飛ばしたですぅ」
気がつけば、カツオの後ろにはタラオが立っていた。
手には鋭利なナイフが握られている。
カツオ「いつの間に? マスオ兄さんをどこへやった!?」
タラオ「マスオには少し時間を戻ってもらったですぅ」
カツオ「時間……だと……?」
カツオは不意にタラオのいる空間を切断した。
しかし、タラオは再びカツオの後ろに立つ。
カツオ「!?」
タラオ「まだ話の途中ですぅ。Sランク以外の人はここに立つ資格はないですぅ。だから、マスオは飛ばしたですぅ」
タラオ「多分今頃はタマと戦ってるはずですぅ」
カツオ「タマと? 花沢さんの家にはタマなんていなかったぞ?」
タラオ「マスオとカツオ兄ちゃんが来たのを確認してからタマを向こうに向かわせたですぅ。そして移動時間を僕の能力ですっ飛ばしたですぅ。だから実質、瞬間移動ですぅ」
カツオ「ここに立つ資格があるのはSランクの人間だけと言ったな。じゃあイクラちゃんは……」
タラオ「イクラちゃんは“事象否定”の“覚醒者”ですぅ。はっきり言って三つのSランクの能力の中でも別格ですぅ。
でも安心して下さい。イクラちゃんを使ってカツオ兄ちゃんの存在を否定させるようなことはしないですぅ。カツオ兄ちゃんは僕の“時間干渉”能力でぶっ殺すですぅ。」
カツオ「タマと? 花沢さんの家にはタマなんていなかったぞ?」
タラオ「マスオとカツオ兄ちゃんが来たのを確認してからタマを向こうに向かわせたですぅ。そして移動時間を僕の能力ですっ飛ばしたですぅ。だから実質、瞬間移動ですぅ」
カツオ「ここに立つ資格があるのはSランクの人間だけと言ったな。じゃあイクラちゃんは……」
タラオ「イクラちゃんは“事象否定”の“覚醒者”ですぅ。はっきり言って三つのSランクの能力の中でも別格ですぅ。
でも安心して下さい。イクラちゃんを使ってカツオ兄ちゃんの存在を否定させるようなことはしないですぅ。カツオ兄ちゃんは僕の“時間干渉”能力でぶっ殺すですぅ。」
カツオ「タラちゃん、君の能力は“時間干渉”だけかい?」
タラオ「そうですよ。これさえあればイクラちゃん以外の“覚醒者”は僕からしたら雑魚ですぅ」
カツオ「じゃああのとき僕がタラちゃんの腹を殴ったとき固かったのは……」
タラオ「あれは時間を巻き戻してフライパンをお腹に仕込んだからですぅ。
だから実際に一回パンチはくらったんですよ。まあ痛みは巻き戻したら消えるですけど」
カツオ「それならいい。勝負だよ。タラちゃん」
タラオ「ふふふ、カツオ兄ちゃん、Sランクの“覚醒者”だからと言って僕と同格になったと思ってませんか?」
カツオ「……」
タラオ「カツオ兄ちゃんの“空間干渉”能力はSランクの中では一番下位の能力なんですよ!?」
刹那。
カツオの喉元にタラオのナイフが迫っていた。
タラオ「そうですよ。これさえあればイクラちゃん以外の“覚醒者”は僕からしたら雑魚ですぅ」
カツオ「じゃああのとき僕がタラちゃんの腹を殴ったとき固かったのは……」
タラオ「あれは時間を巻き戻してフライパンをお腹に仕込んだからですぅ。
だから実際に一回パンチはくらったんですよ。まあ痛みは巻き戻したら消えるですけど」
カツオ「それならいい。勝負だよ。タラちゃん」
タラオ「ふふふ、カツオ兄ちゃん、Sランクの“覚醒者”だからと言って僕と同格になったと思ってませんか?」
カツオ「……」
タラオ「カツオ兄ちゃんの“空間干渉”能力はSランクの中では一番下位の能力なんですよ!?」
刹那。
カツオの喉元にタラオのナイフが迫っていた。
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