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元スレカツオ「このままじゃ殺される」
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マスオ「君の相手は僕だ!」
イササカ「フハハハハハ」
マスオ「なにがおかしい!?」
イササカ「ふふふ、“炎のマスオ”まさか私相手に相性が良いと思ってませんか?」
マスオ「……」
イササカ「あなたは“炎”。私は“植物”。確かにこのままでは私に勝ち目はないでしょう」
イササカ「ですが」
イササカは左の掌から大量の水を噴射した。
マスオの炎がかき消される。
マスオ「まさか“二重覚醒者”!?」
イササカ「ふふふふ。あなたの炎など恐るに足りません」
イササカ「フハハハハハ」
マスオ「なにがおかしい!?」
イササカ「ふふふ、“炎のマスオ”まさか私相手に相性が良いと思ってませんか?」
マスオ「……」
イササカ「あなたは“炎”。私は“植物”。確かにこのままでは私に勝ち目はないでしょう」
イササカ「ですが」
イササカは左の掌から大量の水を噴射した。
マスオの炎がかき消される。
マスオ「まさか“二重覚醒者”!?」
イササカ「ふふふふ。あなたの炎など恐るに足りません」
マスオ「震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!山吹き色の波紋疾走!
カツオ「ハアハア、アナゴさんの家は確か……」
カツオは単身アナゴの家を目指していた。
カツオ「ここだ!」
カツオはインターホンを押す。
すぐにアナゴが出て来た。
アナゴ「あれ? フグ田くぅんの……」
カツオ「ハアハア実は……」
カツオはアナゴに全てを話した。
カツオ「マスオ兄さんが戦ってまし! まずは助けに行って下さい!」
カツオは単身アナゴの家を目指していた。
カツオ「ここだ!」
カツオはインターホンを押す。
すぐにアナゴが出て来た。
アナゴ「あれ? フグ田くぅんの……」
カツオ「ハアハア実は……」
カツオはアナゴに全てを話した。
カツオ「マスオ兄さんが戦ってまし! まずは助けに行って下さい!」
アナゴ「カツオくぅん、その必要はないよ」
カツオ「でもマスオ兄さんが!」
アナゴ「フグ田くぅんは強い」
カツオ「でも……」
アナゴ「それよりも今は君の“覚醒”の方が先決だよ」
カツオ「……分かりました」
カツオ「でも“覚醒”ってどれぐらいの時間がかかるんですか?」
アナゴ「う~ん天才的な人で一年。素質がない人は二十年たっても無理なこともあるね~」
カツオ「そんなぁ」
カツオ「でもマスオ兄さんが!」
アナゴ「フグ田くぅんは強い」
カツオ「でも……」
アナゴ「それよりも今は君の“覚醒”の方が先決だよ」
カツオ「……分かりました」
カツオ「でも“覚醒”ってどれぐらいの時間がかかるんですか?」
アナゴ「う~ん天才的な人で一年。素質がない人は二十年たっても無理なこともあるね~」
カツオ「そんなぁ」
アナゴ「でも僕に教わった場合は別だよ」
カツオ「えっ?」
アナゴ「僕は“覚醒者”であり“教育者”だからね。今のは独学の話だよ」
カツオ「どれぐらいでできるの?」
アナゴ「まあ三日あれば……」
カツオ「すごいや! それなら……」
アナゴ「でもそれでもタラオくぅんに敵うかどうかは分からないよ」
カツオ「え?」
アナゴ「タラオくぅんはSランクの“覚醒者”だからね」
カツオ「なんなのそのランクって?」
アナゴ「毎年更新される裏社会で付けられる“覚醒者”なランクだよ。タラオくぅんは最年少のSランクの“覚醒者”だよ」
カツオ「えっ?」
アナゴ「僕は“覚醒者”であり“教育者”だからね。今のは独学の話だよ」
カツオ「どれぐらいでできるの?」
アナゴ「まあ三日あれば……」
カツオ「すごいや! それなら……」
アナゴ「でもそれでもタラオくぅんに敵うかどうかは分からないよ」
カツオ「え?」
アナゴ「タラオくぅんはSランクの“覚醒者”だからね」
カツオ「なんなのそのランクって?」
アナゴ「毎年更新される裏社会で付けられる“覚醒者”なランクだよ。タラオくぅんは最年少のSランクの“覚醒者”だよ」
カツオとアナゴの修業がはじまった。
アナゴ「カツオくぅん、筋がいいよ」
カツオ「あ、ありがとうございます」
……
そして三日目。
アナゴ「大分形になってきたよ。あと少し……」
そのとき、突然の轟音がなり響いた。
アナゴの家の壁が崩落する。
カツオ「なっ、なに!?」
甚六「ヒャッハー、随分探したよ! カツオ君!」
アナゴ「カツオくぅん、筋がいいよ」
カツオ「あ、ありがとうございます」
……
そして三日目。
アナゴ「大分形になってきたよ。あと少し……」
そのとき、突然の轟音がなり響いた。
アナゴの家の壁が崩落する。
カツオ「なっ、なに!?」
甚六「ヒャッハー、随分探したよ! カツオ君!」
カツオ「じ、甚六さん!?」
甚六「ヒャッハー! カツオ君お迎えだよ!」
アナゴ「敵か……あいつは……“疾風の甚六”!?」
カツオ「どうかしたの?」
アナゴ「“疾風の甚六”と言えば僕らの業界では知らない者はいないよ。なにより恐ろしいのは……」
甚六「ヒャッハー!」
アナゴ「理性が崩落し、躊躇なく人を殺せることさ……!」
甚六「ヒャッハー! カツオ君お迎えだよ!」
アナゴ「敵か……あいつは……“疾風の甚六”!?」
カツオ「どうかしたの?」
アナゴ「“疾風の甚六”と言えば僕らの業界では知らない者はいないよ。なにより恐ろしいのは……」
甚六「ヒャッハー!」
アナゴ「理性が崩落し、躊躇なく人を殺せることさ……!」
アナゴ「カツオくぅん、とにかく君は逃げるんだ!」
カツオ「い、いやだ! もう逃げるのはいやだ! 僕も戦うよ!」
アナゴ「カツオくぅんはまだ“覚醒”しきれてない……このままじゃ足手まといにしかならないよ」
カツオ「そんなぁ」
甚六「ヒャッハー! 死ぬい!」
甚六が大風を起こした。
アナゴの家が吹き飛ばされる。
アナゴ「僕は確信したんだ。タラオくぅんを倒せるとしたらカツオくぅん君だけだ! だからここは逃げるんだ!」
カツオ「……」
アナゴ「それに僕も“覚醒者”だよ。必ず甚六くぅんを倒して君と合流する」
カツオは背を向けて走りだした。
アナゴは分かっていた。
Eランクの自分にはCランクの甚六を倒せないことを。
カツオ「い、いやだ! もう逃げるのはいやだ! 僕も戦うよ!」
アナゴ「カツオくぅんはまだ“覚醒”しきれてない……このままじゃ足手まといにしかならないよ」
カツオ「そんなぁ」
甚六「ヒャッハー! 死ぬい!」
甚六が大風を起こした。
アナゴの家が吹き飛ばされる。
アナゴ「僕は確信したんだ。タラオくぅんを倒せるとしたらカツオくぅん君だけだ! だからここは逃げるんだ!」
カツオ「……」
アナゴ「それに僕も“覚醒者”だよ。必ず甚六くぅんを倒して君と合流する」
カツオは背を向けて走りだした。
アナゴは分かっていた。
Eランクの自分にはCランクの甚六を倒せないことを。
カツオ「くそっ! 僕は助けてもらってばかりだ!」
カツオは涙を拭いながら夜の町を駆け抜けていた。
ノリスケ「あれ!? カツオ君! カツオ君じゃないか!」
カツオ「ノリスケおじさん!」
ノリスケ「良かった。君を探していたんだよ。マスオさんに頼まれてね」
カツオ「マスオ兄さんに!? マスオ兄さんは生きてるの!?」
ノリスケ「ごめん。それは分からないんだ。マスオさんから式神がきて僕は事件を知っただけだから……」
カツオ「そうなんだ……」
マスオは戦闘中に僕を気付かって式神を飛ばしたに違いない。
涙が出て来た。
ノリスケ「とにかくカツオ君に協力するよ! ここから逃げよう!」
波平「誰から逃げるんじゃ? ノリスケ?」
ノリスケの身体を一本が刀が貫いた。
カツオは涙を拭いながら夜の町を駆け抜けていた。
ノリスケ「あれ!? カツオ君! カツオ君じゃないか!」
カツオ「ノリスケおじさん!」
ノリスケ「良かった。君を探していたんだよ。マスオさんに頼まれてね」
カツオ「マスオ兄さんに!? マスオ兄さんは生きてるの!?」
ノリスケ「ごめん。それは分からないんだ。マスオさんから式神がきて僕は事件を知っただけだから……」
カツオ「そうなんだ……」
マスオは戦闘中に僕を気付かって式神を飛ばしたに違いない。
涙が出て来た。
ノリスケ「とにかくカツオ君に協力するよ! ここから逃げよう!」
波平「誰から逃げるんじゃ? ノリスケ?」
ノリスケの身体を一本が刀が貫いた。
>>78
いいssだからペースあげろ
いいssだからペースあげろ
ノリスケ「ぐあっ」
ノリスケの腹から血が吹き出す。
カツオ「ノリスケおじさん!」
波平「カツオ、お前を処刑しにきた」
ノリスケから刀を引き抜くと波平は構えた。
波平「マスオ君も馬鹿よのお。よりにもよってGランクのノリスケに助けを頼むとは……」
ノリスケ「た……助けて……」
波平「まだ息があるのか」
ノリスケ「私を……おじさんの味方に……して下さい」
波平「カツオを裏切るのか?」
ノリスケ「はい……こんな糞刈り上げの味方をした私が愚かでした……」
ノリスケの傷が塞がっていく。
ノリスケの能力は治癒。
しかし、直せるのは自分だけだ。
ノリスケの腹から血が吹き出す。
カツオ「ノリスケおじさん!」
波平「カツオ、お前を処刑しにきた」
ノリスケから刀を引き抜くと波平は構えた。
波平「マスオ君も馬鹿よのお。よりにもよってGランクのノリスケに助けを頼むとは……」
ノリスケ「た……助けて……」
波平「まだ息があるのか」
ノリスケ「私を……おじさんの味方に……して下さい」
波平「カツオを裏切るのか?」
ノリスケ「はい……こんな糞刈り上げの味方をした私が愚かでした……」
ノリスケの傷が塞がっていく。
ノリスケの能力は治癒。
しかし、直せるのは自分だけだ。
おい
服で隠せる範囲しか殴らないのに顔腫れてるのはどういうことやねん
イスラームなのか?
服で隠せる範囲しか殴らないのに顔腫れてるのはどういうことやねん
イスラームなのか?
カツオ「そんなぁ」
波平「ふふふ、まあええじゃろう」
ノリスケ「ありがとうございます」
カツオは背を向け走りだした。
だがすぐに波平が回りこむ。
カツオ「速い……」
波平「わしの能力は肉体強化。速さ、力ともにもはや人の領域ではない!」
カツオ「くっ……」
波平「死ねカツオ!」
波平の刀が振り下ろされる。
カツオは死を覚悟し、目を閉じた。
だがいつまでたっても刀は下りてこない。
中島「磯野! これが片付いたら野球しようぜ!」
波平「ふふふ、まあええじゃろう」
ノリスケ「ありがとうございます」
カツオは背を向け走りだした。
だがすぐに波平が回りこむ。
カツオ「速い……」
波平「わしの能力は肉体強化。速さ、力ともにもはや人の領域ではない!」
カツオ「くっ……」
波平「死ねカツオ!」
波平の刀が振り下ろされる。
カツオは死を覚悟し、目を閉じた。
だがいつまでたっても刀は下りてこない。
中島「磯野! これが片付いたら野球しようぜ!」
カツオ「中島!?」
中島がバットで波平の刀を受け止めていた。
波平「儂の刀を見切ったじゃと!?」
波平が距離をとる。
カツオ「中島お前……」
中島「今まで黙ってて悪かったな磯野。実は僕も能力者なんだ」
カツオ「!」
中島「そしてどうやらあいつと同じタイプらしい!」
中島はポケットから球を取り出すと、波平にむかって投げた。
球は空気を切り裂きながら、波平に一直線にむかう。
波平は直前で球を刀で両断した。
波平「どうやら君も肉体活性タイプの能力者のようじゃな……」
中島「磯野、下がっていてくれ……」
中島「こいつは僕が倒す!」
中島がバットで波平の刀を受け止めていた。
波平「儂の刀を見切ったじゃと!?」
波平が距離をとる。
カツオ「中島お前……」
中島「今まで黙ってて悪かったな磯野。実は僕も能力者なんだ」
カツオ「!」
中島「そしてどうやらあいつと同じタイプらしい!」
中島はポケットから球を取り出すと、波平にむかって投げた。
球は空気を切り裂きながら、波平に一直線にむかう。
波平は直前で球を刀で両断した。
波平「どうやら君も肉体活性タイプの能力者のようじゃな……」
中島「磯野、下がっていてくれ……」
中島「こいつは僕が倒す!」
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