私的良スレ書庫
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元スレP「安価で彼氏でも作ろうかな」
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P「さて、これからどうしようか。どこか行きたい場所、あるか?」
冬馬「……別に、どこでもいい」
P「ふーん……じゃあ、俺にまかせるってことで、いいのか?」
冬馬「……ああ、構わねぇよ」
P「それじゃあ……」
P(今は……ちょうど暗くなってきた頃合か)
P(それなら……)
1 イルミネーションを見に行こう
2 遊園地に行こう
3 その他
>>206
冬馬「……別に、どこでもいい」
P「ふーん……じゃあ、俺にまかせるってことで、いいのか?」
冬馬「……ああ、構わねぇよ」
P「それじゃあ……」
P(今は……ちょうど暗くなってきた頃合か)
P(それなら……)
1 イルミネーションを見に行こう
2 遊園地に行こう
3 その他
>>206
P「……」ニヤ
冬馬「……?」
P「……ま、適当に歩きながら、目に付いたところに入ろうか」
冬馬「あ、ああ……」
冬馬(なんだ? 今の意味ありげな微笑みは……)
* * *
テクテク……
P「……」
冬馬「……なぁ、さっきから何黙って――」
P「……ここなら、人も……うん……」
冬馬「え?」
ガシッ
冬馬「!? な、いきなり、何、手……」
冬馬「お、おい! どこに連れていくんだよ!?」
冬馬「……?」
P「……ま、適当に歩きながら、目に付いたところに入ろうか」
冬馬「あ、ああ……」
冬馬(なんだ? 今の意味ありげな微笑みは……)
* * *
テクテク……
P「……」
冬馬「……なぁ、さっきから何黙って――」
P「……ここなら、人も……うん……」
冬馬「え?」
ガシッ
冬馬「!? な、いきなり、何、手……」
冬馬「お、おい! どこに連れていくんだよ!?」
タッタッタ……
冬馬「……はぁ、はぁ……」
P「……よし、このへんならいいかな……いい具合だ……!」
冬馬「な、何がだよ……ってか、まずここ……どこだ?」
P「見ての通り、裏路地だけど」
冬馬「……はあ!?」
P「……やっと……ふたりきりになれたな……」
冬馬「ちょ、おま……!」
冬馬「か、顔が近いって! な……」
P「……冬馬」ボソッ
冬馬「な、なんだよ……」
P「……ごめんな」
冬馬「……え?」
冬馬「……はぁ、はぁ……」
P「……よし、このへんならいいかな……いい具合だ……!」
冬馬「な、何がだよ……ってか、まずここ……どこだ?」
P「見ての通り、裏路地だけど」
冬馬「……はあ!?」
P「……やっと……ふたりきりになれたな……」
冬馬「ちょ、おま……!」
冬馬「か、顔が近いって! な……」
P「……冬馬」ボソッ
冬馬「な、なんだよ……」
P「……ごめんな」
冬馬「……え?」
P「……」
冬馬「……」
P(……何が、ごめん、なんだろう)
P(自分で言ってみたけど……心当たりが多すぎて、わからない)
P(今まで正体を黙っていたこと? それとも……)
P(困惑してるであろう冬馬を、無理矢理引っ張りまわしていること?)
P(……でも、とにかく俺は――)
冬馬「……別に、いいよ」
P「え?」
冬馬「何に謝ってんのかわかんねーけどさ。でも俺、怒ってなんかいねぇから」
P「……」
冬馬「……」
P(……何が、ごめん、なんだろう)
P(自分で言ってみたけど……心当たりが多すぎて、わからない)
P(今まで正体を黙っていたこと? それとも……)
P(困惑してるであろう冬馬を、無理矢理引っ張りまわしていること?)
P(……でも、とにかく俺は――)
冬馬「……別に、いいよ」
P「え?」
冬馬「何に謝ってんのかわかんねーけどさ。でも俺、怒ってなんかいねぇから」
P「……」
冬馬「アンタも大変だったんだろ? 今まで、女なのに男のフリしてきて」
P「……まあ、それは……」
P(それは……今まで、あまり、考えないようにしてき――)
冬馬「ストレスっつーの? それ発散させるのに付き合うくらいなら、別にかまわねーよ」
P「……」
冬馬「ま、アンタにはあの年、色々と世話になったしさ……それに」
P「……それに?」
冬馬「さっきの飯代、まだ返してねぇからな! これでチャラだぜ」
P「……は、はは……そっか」
冬馬「……だからさ、そんな顔すんなって」
冬馬「俺の知ってるあんたの顔は……もっと、生き生きしてた」
冬馬「自信満々で、アイドル達といつでも楽しそうに過ごしてて……」
冬馬「俺は……そんなお前になら、プロデュースされるのも悪くないんじゃねーかなって思ってたんだ」
P「……」
P「……まあ、それは……」
P(それは……今まで、あまり、考えないようにしてき――)
冬馬「ストレスっつーの? それ発散させるのに付き合うくらいなら、別にかまわねーよ」
P「……」
冬馬「ま、アンタにはあの年、色々と世話になったしさ……それに」
P「……それに?」
冬馬「さっきの飯代、まだ返してねぇからな! これでチャラだぜ」
P「……は、はは……そっか」
冬馬「……だからさ、そんな顔すんなって」
冬馬「俺の知ってるあんたの顔は……もっと、生き生きしてた」
冬馬「自信満々で、アイドル達といつでも楽しそうに過ごしてて……」
冬馬「俺は……そんなお前になら、プロデュースされるのも悪くないんじゃねーかなって思ってたんだ」
P「……」
冬馬「……なんてな。らしくねーこと言っちまった」
P「……ふふ」
冬馬「もういいだろ、行こうぜ」
P「……ああ」
P(……やっぱり、冬馬は……)
* * *
P「……あ」
冬馬「ん?」
P「……ほら、あれ」
冬馬「……ああ、もうそんな時期か」
P(裏路地から出た俺達を迎えてくれたのは……)
P(大きな木に綺麗に彩られた、光り輝く、イルミネーションだった――)
P「……ふふ」
冬馬「もういいだろ、行こうぜ」
P「……ああ」
P(……やっぱり、冬馬は……)
* * *
P「……あ」
冬馬「ん?」
P「……ほら、あれ」
冬馬「……ああ、もうそんな時期か」
P(裏路地から出た俺達を迎えてくれたのは……)
P(大きな木に綺麗に彩られた、光り輝く、イルミネーションだった――)
P「……」
冬馬「……なぁ、アンタさ」
P「ん、どうした?」
冬馬「言いたくないならいいんだけど……なんで、男のフリしてたんだ?」
P「……それは……まぁ、大したことじゃないんだけど……」
冬馬「……じゃあその言葉遣いは?」
P「う……言葉遣いに関しては、昔からだからな……」
P「……最初はさ、普通に女プロデューサーとして、やろうとしていたんだ」
冬馬「へえ……」
P「でも、社長が――プロデューサーとしてではなく、アイドルとして働いてみないか、なんて言い出して」
冬馬「え」
冬馬「……なぁ、アンタさ」
P「ん、どうした?」
冬馬「言いたくないならいいんだけど……なんで、男のフリしてたんだ?」
P「……それは……まぁ、大したことじゃないんだけど……」
冬馬「……じゃあその言葉遣いは?」
P「う……言葉遣いに関しては、昔からだからな……」
P「……最初はさ、普通に女プロデューサーとして、やろうとしていたんだ」
冬馬「へえ……」
P「でも、社長が――プロデューサーとしてではなく、アイドルとして働いてみないか、なんて言い出して」
冬馬「え」
P「俺、アイドルをやるなんて、どうしても無理だったからさ……あがり症だし」
冬馬「よくそれでこの業界に入ろうと思ったな……」
P「でも、社長があまりにしつこかったから……だから、765プロに入社する当日に」
――――
高木『おおキミ、待ってい――』
高木『!?』
P『……よろしくお願いします!』
――――
P「髪を、ばっさり切ってやったんだ。服装も男っぽくしてな」
冬馬「……はぁぁ!?」
P「今考えると、意味わからない行動だったと思う。でも当時の俺は、それがベストだと思っていたんだよ」
P「男装してしまえば、アイドルとしてデビューなんて言わなくなるだろう、と思って……」
冬馬「バカじゃねーの」
P「あはは……」
冬馬「よくそれでこの業界に入ろうと思ったな……」
P「でも、社長があまりにしつこかったから……だから、765プロに入社する当日に」
――――
高木『おおキミ、待ってい――』
高木『!?』
P『……よろしくお願いします!』
――――
P「髪を、ばっさり切ってやったんだ。服装も男っぽくしてな」
冬馬「……はぁぁ!?」
P「今考えると、意味わからない行動だったと思う。でも当時の俺は、それがベストだと思っていたんだよ」
P「男装してしまえば、アイドルとしてデビューなんて言わなくなるだろう、と思って……」
冬馬「バカじゃねーの」
P「あはは……」
P「で、なぜかそれがウケにウケて……」
――――
高木『……ウム! 今の君の姿を見て、改めて私はティンときた!』
P『へ?』
高木『アイドルになれというのは取り消そう。だが君はこれから、男性としてプロデューサーになりたまえ!』
P『え……え!? このまま、ず、ずっとってことですか?』
高木『彼女達がトップに立つまで、で構わないよ。ハッハッハ、男性がプロデューサーなら、女の子達の士気も上がるだろうからねぇ』
――――
P「ということに……」
冬馬「そろいも揃って、バカじゃねーの」
P「確かにな……」
――――
高木『……ウム! 今の君の姿を見て、改めて私はティンときた!』
P『へ?』
高木『アイドルになれというのは取り消そう。だが君はこれから、男性としてプロデューサーになりたまえ!』
P『え……え!? このまま、ず、ずっとってことですか?』
高木『彼女達がトップに立つまで、で構わないよ。ハッハッハ、男性がプロデューサーなら、女の子達の士気も上がるだろうからねぇ』
――――
P「ということに……」
冬馬「そろいも揃って、バカじゃねーの」
P「確かにな……」
冬馬「やっぱりめちゃくちゃだな、765プロってよ……」
P「まぁ、自覚はしてるよ……はは」
冬馬「……なぁ、でもさ」
P「ん?」
冬馬「トップに立つまで、っていうことなら……おたくらのところのアイドルはもう、とっくに達成してるんじゃねーの?」
P「……それは……」
冬馬「俺達ジュピターを倒して、アイドルアカデミー大賞を受賞したユニットだっている」
冬馬「他のやつらだって、テレビで見ない日はほとんどないじゃねーか。それならもう、事情を話して女に戻ったって……」
P「……そう思っては、いるんだけどな。今までずっとだったから、タイミングが掴めなくて」
冬馬「へぇ……」
P(確かに、最近ではもう、皆が有名アイドルとして立派に成長してくれた)
P(――だからこそ、彼氏を作ろうと思ったんだ)
P(そうすれば、きっと……色んなことが変わる、良いチャンスになると思って……)
P「まぁ、自覚はしてるよ……はは」
冬馬「……なぁ、でもさ」
P「ん?」
冬馬「トップに立つまで、っていうことなら……おたくらのところのアイドルはもう、とっくに達成してるんじゃねーの?」
P「……それは……」
冬馬「俺達ジュピターを倒して、アイドルアカデミー大賞を受賞したユニットだっている」
冬馬「他のやつらだって、テレビで見ない日はほとんどないじゃねーか。それならもう、事情を話して女に戻ったって……」
P「……そう思っては、いるんだけどな。今までずっとだったから、タイミングが掴めなくて」
冬馬「へぇ……」
P(確かに、最近ではもう、皆が有名アイドルとして立派に成長してくれた)
P(――だからこそ、彼氏を作ろうと思ったんだ)
P(そうすれば、きっと……色んなことが変わる、良いチャンスになると思って……)
あまとうが可愛いとは中々……
冬馬「……じゃあさ」
P「ん?」
冬馬「試しに、女の言葉、喋ってみてくれよ」
P「え……え!?」
冬馬「いいだろ? どうせそのうち、カミングアウトするんだし……練習だよ練習」
P「……」
P(どうしよう……言葉遣いに関しては、昔からこれだったからな……)
P(だけど、冬馬の頼みなら……)
1 ……わかった
2 やっぱ無理
>>232
P「ん?」
冬馬「試しに、女の言葉、喋ってみてくれよ」
P「え……え!?」
冬馬「いいだろ? どうせそのうち、カミングアウトするんだし……練習だよ練習」
P「……」
P(どうしよう……言葉遣いに関しては、昔からこれだったからな……)
P(だけど、冬馬の頼みなら……)
1 ……わかった
2 やっぱ無理
>>232
P「……わかった」
冬馬「おっ、本当か!」
P「あ、ああ……」
冬馬「……」ワクテカ
P「すぅー……はぁー……」
P(女らしい言葉遣い、女らしい言葉遣い……)
P「……お、俺……」
冬馬「俺?」
P「えっ!? そこからか!?」
冬馬「あ、いや……なんでもねぇ、続けてくれ」
冬馬(俺っ子萌えじゃねんだけどな……)
冬馬「おっ、本当か!」
P「あ、ああ……」
冬馬「……」ワクテカ
P「すぅー……はぁー……」
P(女らしい言葉遣い、女らしい言葉遣い……)
P「……お、俺……」
冬馬「俺?」
P「えっ!? そこからか!?」
冬馬「あ、いや……なんでもねぇ、続けてくれ」
冬馬(俺っ子萌えじゃねんだけどな……)
P「……」
P(……よし、それじゃあ……こうしてみるか)
P(こうすれば、ちょっとは言いやすい雰囲気出るかもしれない……)
P(頭を、こうこうこうして……)
モゾモゾ
――キュッ
冬馬「ん? なんで急に、髪結んで――」
クルッ
女P「……」
冬馬「……!」
女P「……冬馬」
冬馬「お、おう」
女P「……どうかしら。髪、似合ってる?」
冬馬「……ま、まぁ、いいんじゃねーの……」
P(……よし、それじゃあ……こうしてみるか)
P(こうすれば、ちょっとは言いやすい雰囲気出るかもしれない……)
P(頭を、こうこうこうして……)
モゾモゾ
――キュッ
冬馬「ん? なんで急に、髪結んで――」
クルッ
女P「……」
冬馬「……!」
女P「……冬馬」
冬馬「お、おう」
女P「……どうかしら。髪、似合ってる?」
冬馬「……ま、まぁ、いいんじゃねーの……」
>>240
やだあまとうすごく童貞くさい
やだあまとうすごく童貞くさい
女P「そ、そう……良かった」
冬馬「……」
女P「……あんまり、ジロジロ見ないでくれるかな」
冬馬「あ、す、すまねぇ」
女P「……いつまでこうしてればいい? あんまり慣れなくて、足、つりそう……」
冬馬「ずっとに決まってんだろうが!!」
女P「えっ!?」
冬馬「……わりぃ、デカイ声出して。でも、似合ってるからさ」
女P「……」
女P「……わかったわ。じゃあ、頑張る……」
冬馬「……」
女P「……あんまり、ジロジロ見ないでくれるかな」
冬馬「あ、す、すまねぇ」
女P「……いつまでこうしてればいい? あんまり慣れなくて、足、つりそう……」
冬馬「ずっとに決まってんだろうが!!」
女P「えっ!?」
冬馬「……わりぃ、デカイ声出して。でも、似合ってるからさ」
女P「……」
女P「……わかったわ。じゃあ、頑張る……」
女P「……」
冬馬「……」
女P「……あっち、行かない?」
冬馬「え……あっちって……」
女P「イルミネーション。もう少し近くで見ましょう」
冬馬「お、おう! よしきた!」
女P「ふふ、何それ……急にドギマギしちゃって、ヘンね」
冬馬「う、うるせぇよ……」
女P(……まぁ、ドギマギしてるのは……こっちも一緒なんだけど……)
女P(……営業に行く以上に、緊張してる……)
冬馬「……」
女P「……あっち、行かない?」
冬馬「え……あっちって……」
女P「イルミネーション。もう少し近くで見ましょう」
冬馬「お、おう! よしきた!」
女P「ふふ、何それ……急にドギマギしちゃって、ヘンね」
冬馬「う、うるせぇよ……」
女P(……まぁ、ドギマギしてるのは……こっちも一緒なんだけど……)
女P(……営業に行く以上に、緊張してる……)
【イルミネーション前】
冬馬「おお……近くで見ると、すげぇな」
女P「そうね……」
冬馬「……」
ドクンドクン
女P「……ね、よく見て」
冬馬「え? な、なんですか?」
女P「……その枝にかかってる、たくさんの小さなLED。一個一個、見える?」
冬馬「ああ……でもそれが、どうした?」
女P「アイドルって、こういうイルミネーションに似てるって思わない?」
冬馬「……どういうことだ?」
冬馬「おお……近くで見ると、すげぇな」
女P「そうね……」
冬馬「……」
ドクンドクン
女P「……ね、よく見て」
冬馬「え? な、なんですか?」
女P「……その枝にかかってる、たくさんの小さなLED。一個一個、見える?」
冬馬「ああ……でもそれが、どうした?」
女P「アイドルって、こういうイルミネーションに似てるって思わない?」
冬馬「……どういうことだ?」
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