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    元スレ幼女「釣りか」

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    1 :

    店員「はい。落とさないでね」

    幼女「ありがとです」

    店員「お遣い? こんな時間に出歩くと危ないからお家まで送ってあげようか?」

    幼女「心配無用だし。 1人で余裕だし」

    店員「……そう。怪しいおじさんとかに気を付けてね」

    幼女「ありがとです。店員さんも気を付けてね」

    店員「う、うん。ありがとね」

    幼女「ばいばい」

    店員「ばいばーい…………心配だなぁ。誘拐とかされないといいけど」

    2 :

    なんだ釣りか

    3 :

    大変だ俺が保護しなきゃ

    4 :

    確かに釣りなんだけどさぁ・・・思ったのと違うじゃん釣られに来たのに・・・













    良いぞ続けろください

    5 :

    釣りだけど、釣りじゃなかった!

    6 = 1 :

    スレ見失って焦ったわ 危うく釣りになるところだった


    幼女「……寒いし。ママのコート大きいから風入ってくるし。……くしゅっ」

    「ちょっと君」

    幼女「ひんっ?!」

    「君一人でこんな時間に出歩いてるの? 危ないよ」

    幼女「こっちくるなしっ! 怪しいおじさんこっちくるなし!!」

    「まだおじさんと呼ばれる年齢じゃないわ。人が心配して声かけてやったのに怪しいってのは言ってくれるな」

    幼女「……(ビクビク)」

    「家は近いのか? 送るぞ」

    幼女「ひ、一人で帰れるから! 余計な気遣いとかいらないからこっち来ないで!」

    7 = 1 :

    「ほう……人の親切を野獣から溢れ出る肉欲と勘違いする失礼なガキには熱いお灸が必要だな」

    幼女「ひっ?!」

    「怖がる必要はないよ。今から優しいお兄さんたちを呼んでやっからな」

    幼女「ど、どこに電話するの?」

    「お・ま・わ・り・さ・ん」

    幼女「っ!?」

    「警察に電話すればすぐにお母さんやお父さんが迎えにきっおまっ! 携帯電話返せ!!」

    幼女「ちゃ、ちゃんと話し合うことが大切だと思うし!! なんでも誰かの力に頼るのはよくない癖だし!!」

    「どう考えてもお前のためだろ。俺のためでもあるからさっさと返せ」

    幼女「…………よし」

    8 :

    設定はよ

    10 :


    難しい

    11 = 1 :

    書き溜めある場合の理想の投稿間隔が分からないからとりあえず5分置きに

    >>8 設定? 幼女と仲良くなる


    バキンッ

    「」

    幼女「はい」

    「『はい』じゃねえだろ!! なんで躊躇してから真っ二つにへし折ってんだよ!!」

    幼女「た、たまたまだし。たまたま無理な方向に力込めたら折れたんだし」

    「無理やり折り曲げようとした時点で確信犯じゃねぇか!! 買い換えてまだ3日目だったのに……」

    幼女「そんなことより私のことどうするの? 連れ去る?」

    「家に送り届けてやるよ。まだ警察に捕まるようなことはしたくないからな」

    12 = 1 :

    幼女「連れ去らないの?」

    「連れ去るわけないだろ」

    幼女「なんで?」

    「だから捕まりたくないからだって」

    幼女「そうなんだ」

    「おう」

    幼女「……」

    「……」

    幼女「すぅ……むぐっ」

    13 = 1 :

    5分置きとか俺が無理だわ 計算したら13時間もかかるとか


    「待てよ! なんで大声出す準備してんだよ!!」

    幼女「むっむんむんむ……チロチロ」

    「手の平舐められても離さないからな。頷くか首振るかで答えろ」

    幼女「(コクコク)」

    「この時間に出歩いてるのは親は知ってるんだよな?」

    幼女「(フルフル)」

    「警察に連れてったら困るか?」

    幼女「(コクコク)」

    「家に帰りたいんだよな?」

    14 = 1 :

    幼女「(フルフル)」

    「お前を連れ帰った後の俺の未来を考えてるか?」

    幼女「(フルフル)」

    「行く当てはあるのか?」

    幼女「(フルフル)」

    「…………俺の家に来たいか?」

    幼女「(コクコク)……ぷはぁ」

    「俺がお前を連れ帰ったらどうなるか分かってんのか?」

    幼女「青年は持て余した性欲を抑えることができず、まだ熟れる気配さえ見せない若い果実を」

    15 = 1 :

    「勝手に罪を増やすな。そんな言葉どこで覚えんだよ」

    幼女「お家の棚にあった小説」

    「とんでもない家庭だな」

    幼女「で、お家に連れて行ってくれるんだよね?」

    「はぁ……来いよ。騒ぐなよ」

    幼女「そんなこと分かってるし。あと…………ありがとです」

    16 = 1 :

    ──────────────

    「なんで警察に行くのが嫌なんだよ。見ず知らずの男には積極的に付いて行けって教育でもされたか?」

    幼女「そんな常識外れな教育されたことないし。警察はなんか怖いから近付きたくないだけだし」

    「お前の感性が全く分からん。ほら、着いたぞ」

    幼女「この部屋?」

    「一人暮らし前提の広さだから文句は言うなよ」

    ガチャリ

    幼女「……これはさすがに汚部屋にも限度があるし」

    「アパート住まい独身男の部屋なんてこんなもんだから気にするな」
    「物色せずとも大切なものはそこらへんに転がってる」

    幼女「べつに家探し趣味なんてないし。そう言えばさっき玄関扉に貼ってあった電話番号は」

    17 = 1 :

    「気にするな。そんなものはなかった」

    幼女「いや、ちゃんと見」

    「特別に一晩だけ居させてやっからな! 明日朝一番で帰れよ」

    幼女「(バ゙ツン)りょーか」

    「貴様今何しくさりやがった」

    幼女「たぶん電話使えなくした。はさみ返すし」

    「籠城のつもりだろうけどお前の行動全てが俺を破滅に追い込んでるのを忘れるなよ」

    幼女「もうちょっと大丈夫」

    「どこ目指してんの?!」

    18 = 1 :

    幼女「騒ぐと近所迷惑なるし。あとお腹すいた」

    「この状況で悲鳴上げない家主はどこにもいねえ……。傍若無人なんてもんじゃないな……」

    幼女「食べ物欲しいし」

    「これ以上何かしないって約束すれば食わしてやる」

    幼女「するから早く」

    「わーったよ。ちょっと待ってろ準備してやっから」

    幼女「食材ある?」

    「明日の朝が質素になるだけだ」

    幼女「可哀想」

    19 :

    エギングじゃねーのかよ

    20 = 1 :

    「ほらよ。朝起きて娘がいなかったらご両親は大層心配するだろ。通報されないといいなマジで」

    幼女「大丈夫。たぶん気付かない」

    「可能性を言うだけなら誰だって簡単にお手軽予言はできるっての……はぁ」

    幼女「マヨネーズ使っていいの?」

    「青虫みたいに自然の美味しさそのままに食べたいならべつに」

    幼女「マヨ美味しい」

    「野菜とマヨの比率狂ってっぞ。ほら、魚も食え」

    幼女「小骨邪魔だし」

    「細かいのだったら噛んで飲め。お前の骨になるぞ」

    21 = 1 :

    幼女「刺さって痛い」

    「刺さったらご飯で流し込め」

    幼女「……(モグモグモグモキュンッ)?!」

    「飯は逃げないから慌てて食うなよ。ほら味噌汁」

    幼女「っ!! (ゴキュンッ)?!」

    「救いようがないなお前。まず落ち着け」

    幼女「っ……(ゴクゴクゴクゴク)ぷふぅ。し、死ぬかと思ったし。焦ったし」

    「拉致監禁過失致死の三犯にリーチかかって俺も焦ったわ」

    幼女「ごちそうさま。死ぬほど美味しかった」

    22 = 1 :

    「比喩無く死ぬぐらいだったな。朝飯は味わって食えよ」

    幼女「そのつもりだし」

    「満足したなら寝るぞ。そこに洗面台あるから歯磨いてこい」

    幼女「歯ブラシは?」

    「新品が隣の棚に入ってるから好きなの選んで使え」

    幼女「りょーか」

    ガチャッ

    幼女「これ? だね」

    23 = 1 :

    キュポッニュルンパクン
    ゴシゴシワシャワシャ

    『どうすっかなぁ』

    シャコシャコカコカコ

    『大家にバレたらなんて言い訳っすっかなぁ』

    ワシュワシュカシャカシャ

    『めんどくっせぇ』

    シュコシュコ……

    『……』

    25 = 1 :

    …………カシュカシュカシィカシィ、もきゅもきゅガラガラっぺ

    幼女「……ねぇ」

    「磨き終わったか。どうした浮かない表情して」

    幼女「私邪魔?」

    「別に……邪魔と言えば邪魔だが騒がなきゃあまり気にはならないな」

    幼女「もしかしなくてもいない方がよかった?」

    「行き場所がないんだからいろよ。もう追い出すつもりもねえし」

    幼女「……うん」

    「じゃあ寝るぞ。明日起きたら朝飯食って謝罪の準備だ」

    26 = 1 :

    幼女「うん」

    『カタカタカタガッ!「いーたーいー!! かーきゅぅぅーん!!いたいよぉー!!」』

    「階段で盛大に転ぶ音……完全に忘れてた」

    幼女「呼ばれたの?」

    「お前風呂場に隠れてろ。呼ぶまで絶対に出てくんなよ」

    幼女「お湯入ってる?」

    「かもしれないから浴槽は使えないからな」

    幼女「りょーか」

    27 = 1 :

    ガチャガチャガチャガチャ!!

    『かーきゅぅーん。お姉ちゃんだよー。いるんでしょ? お姉ちゃん知ってるんだから』

    幼女「……怖い」

    「いつものことだ。ほら早く行け」

    幼女「う、うん」

    「今開けるから待ってろ」

    『私知ってるんだよぉぉ。かーきゅんが朝にシャワー浴びたからまだお風呂入ってないこと』

    「怖いわ!! そこまで観察してる奴を部屋にあげられるかよ!!」

    『うっへへぇ。じょーだんだから開けてー。今日はいつもと違ってもうお風呂入ったんだよね』

    「そこを訂正するとなお怖いわ! なんでバイト中の出来事なのに知ってんだよ!!」

    28 = 1 :

    『愛だからだよ。だから、ね? あーけーてー』

    ガチャガチ
    「ほらよ」

    「ありがとー。愛してるよ」

    「未来の旦那見つけて言ってやれ」

    「愛してるよ」

    「俺のこと見んじゃねぇよ」

    「んー」

    「しねぇから」ペチン

    29 = 1 :

    「うきゃんっ。冷たいなぁかーきゅんは」

    「いつも通りだろ。鬱陶しいからちゃっちゃと男作れ」

    「かーきゅんは男の子が欲しんだね。私も頑張るよ」

    「そういう意味じゃないからな?!」

    「はてさて、冗談はここまでにして。恒例となりました『かーきゅんの残り物チェーック』!」
    「今回のテーマは残飯です」

    「待てよ」

    「急に肩掴んでどしたの? せっかく止めるなら後ろから抱きすくめて欲しいな」

    「俺は1人分しか作ってないだろ。前からずっと言ってるが姉貴が勝手に残飯と称して食ってるのは作り置きだ」

    「……そうなの?」

    30 :

    すげーすれだ

    31 = 1 :

    「とぼけはいらないから。これ以上嫌がらせが続くなら出禁も視野に入れるから」

    「じゃあ抱きすくめて欲しいな」

    「そして今晩は自分の部屋でご飯を食べてくれ」

    「優しく抱きすくめて欲しいな」

    「次回から何かが鍋の中にあってもそれは姉貴の分じゃない」

    「優しくそっと抱きすくめて欲しいな」

    「執着しすぎだろ!? 触れないようにしてんだから嫌がってんだって気付けよ!!」

    「かーきゅんのご飯食べれないなんてさびしいな。毎晩のお楽しみだったのに」

    「それは本当に申し訳ないと思ってるんだ。だから明日にまたな」

    32 = 1 :

    「じゃあかーきゅんを食べる前にお風呂で綺麗にしようね」

    「半目で俺のこと見るんじゃねぇ。頭が沸いたような戯言ほざいてないで帰れ」

    「お風呂いただきマース! 突撃隣部屋の洗面台!!」

    「おまっ! 待ちやがれ! 待ってください!」

    「おわっ!」「きゃっ!」

    「…………ごめん」

    「そんな押し倒さなくてもかーきゅんなら私いつでもいいのに」

    「熱っぽい眼差し向けんな」

    「ベッド・・・・・・行く?」

    33 :

    テンポいいな

    34 = 1 :

    「……そうだな。行こうか」

    「え?」

    「俺の部屋だといろいろあるから姉貴の部屋だな」

    「う、うん。ほんとに?」

    「姉貴は俺を信用しないのか」

    「そ、そんなことないよ! ただ、その……さっきとは言ってることが急に変わって・・・・・・・・ほんとに?」

    「行くなら早い方がいいだろ? しゃべってる時間がもったいない」

    「うん……」

    「ほら起きろ。鞄持って」

    35 = 1 :

    「ありがと」

    「財布とか持ってくからちょっと先に部屋行って待っててくれ」

    「あ、分かった! そんなこと言って追い出すつもりだね! そんな姑息な手には」

    「忘れられない夜にしてやるよ」

    「私待ってるね」

    「おう。じゃ」

    「うん。あとでね」

    ガチャッ
    ガチャンカチッ

    36 :

    ああ素晴らしい

    37 = 1 :

    『…………』

    「…………おやすみ」

    『…………次はないからね』

    「おやすみ!! ……さて、悪は去った。おい幼女。出てきてもいいぞ」

    ガチャリンコ……ソローリコン

    幼女「だい……じょーぶ?」

    「大丈夫だ。たぶんバレてない。明日どうなるかは分からないが」

    幼女「ごしゅーしょー」

    「やめろ。冗談にもならない」

    38 = 1 :

    幼女「ね」

    「なんだ?」

    幼女「そろそろ眠いし」

    「ああ、姉貴が入ってきたせいですっかりタイミング逃したな。布団敷いたら寝るぞ」

    幼女「うん」

    「朝は7時起きだからな」

    幼女「今1時」

    「俺のためだ。協力しろ」

    幼女「うん」

    39 = 1 :

    ──────────────

    幼女「朝だし! さっさと起きろし!」

    「おかしい。絶対まだ起きる時間じゃない」

    幼女「5時だし! もうお日様だって昇る時間だし!」

    「太陽より早起きするガキなんか聞いたことないぞ」

    幼女「カーテン開けて。洗濯物ない? テレビ付けて時間とニュースの確認しろし」

    「なんで俺よりも一人暮らしが板についてんだよ」

    幼女「パンと牛乳あったし。 コーヒーどこだし」

    「食器棚の右にある箱の中」

    幼女「砂糖も見つけたし。あとはジャムだし」

    40 :

    池田で再生される

    41 = 1 :

    「上の籠の中……主婦かよ」

    『ガチャガチャッ! ガタン!!バタン!! ヒャンッ!!』

    幼女「あ、隣も起きだしたし。昨日の人?」

    「そうだよ。女って早起きなんだな」

    幼女「お兄さんがルーズなだけだし」

    「どう考えても俺が普通な……いいか。コーヒーに砂糖はいらないからな」

    幼女「苦いのが好きな男の人って……はい」

    「ありがと。まさかこんな時間に叩き起こされるとは思わなかった。7時出発でいいか?」

    42 = 1 :

    幼女「うん」

    「あーあ、どうやって弁解すっかな」

    幼女「たぶん怒られないから心配いらないし」

    「怒られて済めばそっちのほうがいいわ。優しいを通り越して無関心の域だぞ」

    幼女「大らかだから」

    「娘を誘拐されて笑って過ごす親は大らかじゃなくて人としておかしい」

    幼女「もう一泊していい?」

    「いいわけないだろ。お前の親の許可が降りたとしても俺が断る」

    43 = 1 :

    幼女「いじわる」

    「誰だって同じこと言うわ。こちとら人生がかかってるんだ」

    幼女「ふうん」

    「他人事だからってこいつ……」

    幼女「シャワー使う?」

    「寝癖気になるからな」

    幼女「ついでにお風呂掃除もしておいてほしいし」

    「主婦かよ……」

    44 = 1 :

    ──────────────

    「準備できたか?」

    幼女「……(ムゴムグムゴ)」

    「人に朝飯早くから食わせておいてお前は……」

    幼女「……(モグモグムギュンッ)?!」

    「またか。ほい水」

    幼女「(ゴキュンッ)?!」

    「つくづく期待を裏切らないな」

    幼女「ゴクゴク……はぁはぁ。死ぬかと思ったし。焦ったし」

    「お前が死んだら俺も社会的に死ぬんだからな。家に帰すまでが容疑者なんだ」

    幼女「犯罪者予備軍」

    「誰のせいだゴラ」

    45 :

    さるよけ

    46 = 1 :

    幼女「準備できたし」

    「よし、行くぞ」

    ガチャッガタン

    大家「あらあらうふふ。おはよう」

    「…………」

    幼女「おはようだし」

    大家「あらら? かわいい女の子ね」
    大家「アパートにゆーちゃんが来た時はそんな元気も無かったのに今ではそんな、うふふふふ」

    幼女「ゆーちゃん?」

    「そ、そうなんですよ! 毎晩寝させてくれなくて大変なんですよ! おかげで朝から疲れが溜まって」

    47 = 1 :

    大家「あらあらあらら。かーくんもここに入ったばかりはよく手を出されて泣いてたのにね」
    大家「今じゃ逆にゆーちゃんに手を出しちゃって。あ、出してたのは手じゃなくて……うふふふふ」

    「あの、真っ昼間なんでそういう話は」

    大家「おばさんね、かーくんがゆーちゃんのこといっつも冷たくあしらってるから不安だったのよ」
    大家「でも、裏ではしっかり繋がってだなんて。絆もそうだけど肉体て」

    「そうですね! 仲が良いっていいですよね!!」

    大家「若いっていいわねぇ。私もあの人が単身赴任から帰ってきてくれてれば頑張れたのに」

    幼女「あの人? 頑張る?」

    「ほ、ほら! 小さい子もいるのでそういう話は! ね! 大家さん!」

    大家「そうね。そんな素振りなんて全然見せないんだからおばさん気付かなかったわ。うふふふふ」

    48 = 1 :

    「え、ええ」

    幼女「つまりどういうことだし……」

    「お前にはまだ先の話だ」

    大家「あ、その子はなんてお名前なの?」

    「え? 名前ですか?」

    大家「そうそう。お名前」

    「えっと……ほら、大家さんに自己紹介してごらん」

    幼女「(あとで絶対殴ってやるし)マキだし」

    大家「マキちゃんって言うのね。可愛いわ」

    幼女「イザルナ・マキ・ベリューナ。略してマキだし」

    「なんで横文字になるんだよ!? 血縁関係完全に切れてんだろそれ!?」

    大家「あらあら。素敵なお名前ね。さすかーくんだわ。その……センスしか感じないわ」

    49 = 1 :

    「言葉を詰まらせてまで無理矢理褒める必要はないですから」

    幼女「今からお兄さんとお出かけだし。ばいばい」

    大家「はい、気を付けてね。そうそうねえ、かーくん」

    「…………はい」

    大家「今晩は……寝させないわよ?」

    「言い訳だけはさせてください……」

    大家「じゃあね。うふふふふ」

    幼女「おばさんいい人だった」

    「土下座じゃすまなくなったぞちくしょうが」


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