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元スレさやか「あ、あたしたちの中に化け物が……?」
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さやか「う、うそ……」
マミ「でも、さっきのたっくんのニセモノは、それほどの知性があるようには……」
QB「それは、擬態したのが鹿目タツヤだったからだよ。
彼に精巧に成り代わったからこそ、知性で言えば3歳児程度の知性しか備わらなかったんだ。
不用意にあんな姿を晒してしまったのはそのせいもあるかも知れないね。
もっとも、基本的には本能で擬態に徹するし、
アレが完全に擬態していれば、本物との判別は僕にも不可能だ」
杏子「ちっ……まぁとにかく、あの化け物は島の外には出ちゃいないってことで良いんだね?」
QB「今のところはね」
さやか「じゃあこの化け物は今日初めて地球に来たってこと?なんでよりによって……」
QB「これは僕の推測なんだけど……さっきマミが言った通り、
この島にはずっとアレが潜んでいたんじゃないかな。
ただし、恐らくは長い眠りについていたんだろう。それが今日、目を覚ましたんだ。
きっかけは多分……昼間の魔女との戦いだろうね。そう考えるのが一番自然だ」
マミ「でも、さっきのたっくんのニセモノは、それほどの知性があるようには……」
QB「それは、擬態したのが鹿目タツヤだったからだよ。
彼に精巧に成り代わったからこそ、知性で言えば3歳児程度の知性しか備わらなかったんだ。
不用意にあんな姿を晒してしまったのはそのせいもあるかも知れないね。
もっとも、基本的には本能で擬態に徹するし、
アレが完全に擬態していれば、本物との判別は僕にも不可能だ」
杏子「ちっ……まぁとにかく、あの化け物は島の外には出ちゃいないってことで良いんだね?」
QB「今のところはね」
さやか「じゃあこの化け物は今日初めて地球に来たってこと?なんでよりによって……」
QB「これは僕の推測なんだけど……さっきマミが言った通り、
この島にはずっとアレが潜んでいたんじゃないかな。
ただし、恐らくは長い眠りについていたんだろう。それが今日、目を覚ましたんだ。
きっかけは多分……昼間の魔女との戦いだろうね。そう考えるのが一番自然だ」
マミ「っ……そんな……!」
さやか「あ、あたしたちが、あの化け物を起こしちゃったって、こと……?」
QB「まぁ、結果的にはそうなるだろうね。でも仕方ないことだ。
それに君たちが何もしなくても、いつかは何かのきっかけで目を覚ましていたと思うよ。
とにかく、ここが無人島だったのは運が良かったかも知れないね。
もし他にたくさん人が居たなら、被害はこんなものじゃ済まなかったはずだ」
さやか「そ……そう、だよね。それに、さっきもう、化け物は倒したんだし、これで……」
マミ「……本当にそうかしら」
ほむら「巴さん……?」
マミ「アレが目を覚ました時……この島に居たのは、本当に私たちだけ?」
杏子「……おいおい、まさか……」
QB「操縦士の男が、アレに成り代わられている、ということかい?」
さやか「あ、あたしたちが、あの化け物を起こしちゃったって、こと……?」
QB「まぁ、結果的にはそうなるだろうね。でも仕方ないことだ。
それに君たちが何もしなくても、いつかは何かのきっかけで目を覚ましていたと思うよ。
とにかく、ここが無人島だったのは運が良かったかも知れないね。
もし他にたくさん人が居たなら、被害はこんなものじゃ済まなかったはずだ」
さやか「そ……そう、だよね。それに、さっきもう、化け物は倒したんだし、これで……」
マミ「……本当にそうかしら」
ほむら「巴さん……?」
マミ「アレが目を覚ました時……この島に居たのは、本当に私たちだけ?」
杏子「……おいおい、まさか……」
QB「操縦士の男が、アレに成り代わられている、ということかい?」
QB「つまり……君たちをこの島から逃がさないために、わざと船を隠していた。
マミ、君はそう考えているんだね。……確かにそれなら辻褄が合うよ」
ほむら「でも……船があるのなら、こんな島なんて出て行ってもっと人の多いところに
行った方が良いんじゃないかしら。
目的が仲間を増やすことだとすれば、そっちの方が遥かに……」
杏子「目の前の獲物から確実に、ってことかもね。
化け物も化け物なりに慎重になってるってことじゃないの?」
マミ「……旅行者の私たちを仲間にしておけば、
もっと早く広範囲に仲間を増やせる、ということかも知れないわね」
さやか「ちょ、ちょっと待ってよ!それじゃあこの島に、まだあの化け物が居るってこと!?」
QB「可能性としては、あるだろうね。
もちろん、操縦士は普通の人間で、ただ船着場を間違えた可能性だってある。
ただ、もし本当に彼がアレだとすれば、船着場の小屋なんかじゃなくて、
きっとこの近くに身を潜めているんじゃないかな」
マミ、君はそう考えているんだね。……確かにそれなら辻褄が合うよ」
ほむら「でも……船があるのなら、こんな島なんて出て行ってもっと人の多いところに
行った方が良いんじゃないかしら。
目的が仲間を増やすことだとすれば、そっちの方が遥かに……」
杏子「目の前の獲物から確実に、ってことかもね。
化け物も化け物なりに慎重になってるってことじゃないの?」
マミ「……旅行者の私たちを仲間にしておけば、
もっと早く広範囲に仲間を増やせる、ということかも知れないわね」
さやか「ちょ、ちょっと待ってよ!それじゃあこの島に、まだあの化け物が居るってこと!?」
QB「可能性としては、あるだろうね。
もちろん、操縦士は普通の人間で、ただ船着場を間違えた可能性だってある。
ただ、もし本当に彼がアレだとすれば、船着場の小屋なんかじゃなくて、
きっとこの近くに身を潜めているんじゃないかな」
さやか「この近くに……あっ……!」
マミ「美樹さん?」
さやか「あ、あたし、見たかも……そいつ、見たかも!」
杏子「なんだと……!?いつ、どこで!」
さやか「マミさんからたっくん見付けたってテレパシーがあって、ここに戻って来る時!
一瞬ちらっと、人影みたいなのが見えたんだよ……!
あの時は、こんなとこに人が居るはずないって、気のせいだって思ったけど、
もしかして、あれが……!」
ほむら「本当に……!?本当に、見間違いじゃなかったの!?」
QB「だとすると……鹿目タツヤを外に連れ出したのは、それの仕業かもしれないね」
さやか「……!」
マミ「美樹さん?」
さやか「あ、あたし、見たかも……そいつ、見たかも!」
杏子「なんだと……!?いつ、どこで!」
さやか「マミさんからたっくん見付けたってテレパシーがあって、ここに戻って来る時!
一瞬ちらっと、人影みたいなのが見えたんだよ……!
あの時は、こんなとこに人が居るはずないって、気のせいだって思ったけど、
もしかして、あれが……!」
ほむら「本当に……!?本当に、見間違いじゃなかったの!?」
QB「だとすると……鹿目タツヤを外に連れ出したのは、それの仕業かもしれないね」
さやか「……!」
十分に、あり得る話……。
いやむしろ、その可能性が圧倒的に高かった。
全員口には出さなかったが、おかしいとは思っていた。
3歳の子どもが、真っ暗で雨も風も強い屋外に、1人で出ようとするものだろうか、と。
だが、連れ出されたのであれば、それも納得の行く話になる。
すぐ近くに、高い知性を持った化け物が居る。
だとすると、この状況で最も危険なのは、1人になることだ。
……1人……?
さやか「ま、まどか……!」
立ち上がったのは、全員同時。
そして、裏口の方から小さな物音が聞こえたのもそれとほぼ同時だった。
いやむしろ、その可能性が圧倒的に高かった。
全員口には出さなかったが、おかしいとは思っていた。
3歳の子どもが、真っ暗で雨も風も強い屋外に、1人で出ようとするものだろうか、と。
だが、連れ出されたのであれば、それも納得の行く話になる。
すぐ近くに、高い知性を持った化け物が居る。
だとすると、この状況で最も危険なのは、1人になることだ。
……1人……?
さやか「ま、まどか……!」
立ち上がったのは、全員同時。
そして、裏口の方から小さな物音が聞こえたのもそれとほぼ同時だった。
全員、裏口へと走る。
ただし、可能な限り音を消して。
そして、廊下の角を曲がり、裏口が見える。
そこには……
男「……!」
間違いない、操縦士の、あの男だ。
顔を確かめた瞬間、男が何か行動を起こすよりも早く、
杏子「マミ!」
マミ「わかってる!」
マミはリボンで、男を拘束した。
手足を完全に封じられた男は、そのまま床へ倒れ込む。
男「なっ……!?お、おい!なんだこりゃ!?どうなってんだ!?」
QB「この男はちょうど今入ってこようとしていたところみたいだね。
まどかに何かされる前に間に合って良かったよ」
ただし、可能な限り音を消して。
そして、廊下の角を曲がり、裏口が見える。
そこには……
男「……!」
間違いない、操縦士の、あの男だ。
顔を確かめた瞬間、男が何か行動を起こすよりも早く、
杏子「マミ!」
マミ「わかってる!」
マミはリボンで、男を拘束した。
手足を完全に封じられた男は、そのまま床へ倒れ込む。
男「なっ……!?お、おい!なんだこりゃ!?どうなってんだ!?」
QB「この男はちょうど今入ってこようとしていたところみたいだね。
まどかに何かされる前に間に合って良かったよ」
マミは男を拘束したまま、外へと連れ出した。
それに引き続き、他の3人も外へ出る。
さやか「あ、あんた……ここに、何しに来たのよ……!?」
男「何って、ペンションの明かりが点いてたから、変だと思って……。
もしかしたら昼間の客たちが居るんじゃないか、って……」
杏子「だったら正面から堂々と入ってくりゃ良いだろ。
なんで裏口からコソコソ入ってくんだよ?」
男「船着場からの最短距離だと、こっちのが近いんだよ!
あ、そ、そうだ、申し訳ない。俺が昼間、船着場間違えちまったんだ、ほんと、申し訳ない」
ほむら「……普通の人間にしか見えないわね」
それに引き続き、他の3人も外へ出る。
さやか「あ、あんた……ここに、何しに来たのよ……!?」
男「何って、ペンションの明かりが点いてたから、変だと思って……。
もしかしたら昼間の客たちが居るんじゃないか、って……」
杏子「だったら正面から堂々と入ってくりゃ良いだろ。
なんで裏口からコソコソ入ってくんだよ?」
男「船着場からの最短距離だと、こっちのが近いんだよ!
あ、そ、そうだ、申し訳ない。俺が昼間、船着場間違えちまったんだ、ほんと、申し訳ない」
ほむら「……普通の人間にしか見えないわね」
確かに、その通りだった。
縛られて悶えるこの男の姿は、先ほど見たあの化け物の姿とは重ならない。
さやか「ね、ねぇ。この人本当に、あの化け物なの?あたしたちのことも覚えてるっぽいし……」
杏子「ふん……記憶があるかどうかなんて、アテになりゃしないよ。
タツヤのニセモノだって、あたしの名前を呼んでただろ」
男「お、おい!?さっきから何を言ってんだ!化け物!?なんのことだよ!?」
QB「杏子の言う通りだ。彼らは、獲物を完璧にコピーできるんだ。
記憶の有無は判断基準にはならないよ」
マミ「ねぇ……本当に見分ける方法はないの?」
QB「僕には不可能だけど、君たちには方法がないわけじゃないよ。
彼に、失血させてみると良い」
縛られて悶えるこの男の姿は、先ほど見たあの化け物の姿とは重ならない。
さやか「ね、ねぇ。この人本当に、あの化け物なの?あたしたちのことも覚えてるっぽいし……」
杏子「ふん……記憶があるかどうかなんて、アテになりゃしないよ。
タツヤのニセモノだって、あたしの名前を呼んでただろ」
男「お、おい!?さっきから何を言ってんだ!化け物!?なんのことだよ!?」
QB「杏子の言う通りだ。彼らは、獲物を完璧にコピーできるんだ。
記憶の有無は判断基準にはならないよ」
マミ「ねぇ……本当に見分ける方法はないの?」
QB「僕には不可能だけど、君たちには方法がないわけじゃないよ。
彼に、失血させてみると良い」
ほむら「……失血?」
QB「動脈を傷つけたりして、大量に失血させるんだ。そのまま放って置けば
普通の人間なら失血死するだろうけど、もしニセモノならその程度では死なないよ。
血液の量を操るくらい、彼らにとって造作もないことだからね。
血を抜かれても死なないという点では、君たち魔法少女と似ているかもしれないね」
さやか「同じにしないでよ!あんな化け物と!」
QB「おっと、悪かったよ。まぁ確かに魔法少女と比べるのは間違いかな。
傷の回復力は魔法少女ほど高くはないし、人間に擬態した今、脳を打ち抜かれれば即死してしまう。
生物としての耐久力は実はさほど高くないんだよ。擬態の精巧さと攻撃力に特化した生き物だからね」
杏子「……なるほどね。そんじゃ早速、こいつの頚動脈でも切ってみるか?」
男「な、何を言ってるんだ!さっきから誰と話してる!?
頭おかしいんじゃないのか!?お前ら、俺を殺す気か!?」
杏子「安心しなって、あんたが普通の人間なら死にはしないよ。死ぬ前に治してやるからさ」
QB「動脈を傷つけたりして、大量に失血させるんだ。そのまま放って置けば
普通の人間なら失血死するだろうけど、もしニセモノならその程度では死なないよ。
血液の量を操るくらい、彼らにとって造作もないことだからね。
血を抜かれても死なないという点では、君たち魔法少女と似ているかもしれないね」
さやか「同じにしないでよ!あんな化け物と!」
QB「おっと、悪かったよ。まぁ確かに魔法少女と比べるのは間違いかな。
傷の回復力は魔法少女ほど高くはないし、人間に擬態した今、脳を打ち抜かれれば即死してしまう。
生物としての耐久力は実はさほど高くないんだよ。擬態の精巧さと攻撃力に特化した生き物だからね」
杏子「……なるほどね。そんじゃ早速、こいつの頚動脈でも切ってみるか?」
男「な、何を言ってるんだ!さっきから誰と話してる!?
頭おかしいんじゃないのか!?お前ら、俺を殺す気か!?」
杏子「安心しなって、あんたが普通の人間なら死にはしないよ。死ぬ前に治してやるからさ」
杏子は男の首筋に槍の切っ先を添える。
杏子「そんじゃ……さやか頼んだよ」
さやか「わ、分かった」
ほむら「……本気なの?」
男「やっ、やめろ!やめてくれ、頼む、やめてくれッ!!」
マミ「っ……でも、仕方ないわ。こうするしか……」
杏子「大丈夫、そんなに痛くないようにするから……さ!」
そうして勢い良く、槍を引いた。
男「がッ……!?」
男の首筋から、勢い良く血が噴き出る。
キュゥべえ以外の全員が、その瞬間だけは思わず目を逸らさずにはいられなかった。
杏子「そんじゃ……さやか頼んだよ」
さやか「わ、分かった」
ほむら「……本気なの?」
男「やっ、やめろ!やめてくれ、頼む、やめてくれッ!!」
マミ「っ……でも、仕方ないわ。こうするしか……」
杏子「大丈夫、そんなに痛くないようにするから……さ!」
そうして勢い良く、槍を引いた。
男「がッ……!?」
男の首筋から、勢い良く血が噴き出る。
キュゥべえ以外の全員が、その瞬間だけは思わず目を逸らさずにはいられなかった。
男「が、あっ、あアッ……!」
さやか「うッ……!」
血の噴出は止まらない。
果たしてあれからどれだけの時間が経っただろうか。
この男の失血量は、尋常じゃない。
そろそろ傷口を塞いでやらないと、まずいんじゃないか。
さやか「っ……だ、駄目だ!これ以上はもう、本当に死んじゃうよ!」
我慢の限界だと言う風に、さやかは男へ駆け寄ろうとする。
しかし、それを杏子に止められた。
杏子「待てさやか!」
さやか「と、止めないで!だって、あんなに血が出て、苦しんで……!
やっぱり普通の人だったんだ!!早く、治さないと……」
杏子「だからだよ!!」
さやか「うッ……!」
血の噴出は止まらない。
果たしてあれからどれだけの時間が経っただろうか。
この男の失血量は、尋常じゃない。
そろそろ傷口を塞いでやらないと、まずいんじゃないか。
さやか「っ……だ、駄目だ!これ以上はもう、本当に死んじゃうよ!」
我慢の限界だと言う風に、さやかは男へ駆け寄ろうとする。
しかし、それを杏子に止められた。
杏子「待てさやか!」
さやか「と、止めないで!だって、あんなに血が出て、苦しんで……!
やっぱり普通の人だったんだ!!早く、治さないと……」
杏子「だからだよ!!」
さやか「は、はぁ!?あんた、何言って……」
杏子「“血を出し過ぎてる”し、“苦しみ過ぎてる”んだ、こいつは……!」
さやか「だ、だから、早く治さないと……!」
杏子「馬鹿!おかしいと思わないのか!?」
さやか「な、何が……!」
QB「失血の量が、普通じゃない。普通の人間なら、意識が朦朧としてくるはずだよ。
いや……既に意識を失っていてもおかしくない」
マミ「……でも、この人は……」
男「た、頼む、早く止めてくれ、血が、止まらない、止めてくれ……!」
さやか「っ……!」
杏子「“血を出し過ぎてる”し、“苦しみ過ぎてる”んだ、こいつは……!」
さやか「だ、だから、早く治さないと……!」
杏子「馬鹿!おかしいと思わないのか!?」
さやか「な、何が……!」
QB「失血の量が、普通じゃない。普通の人間なら、意識が朦朧としてくるはずだよ。
いや……既に意識を失っていてもおかしくない」
マミ「……でも、この人は……」
男「た、頼む、早く止めてくれ、血が、止まらない、止めてくれ……!」
さやか「っ……!」
それから更に時間が経ち、どう考えても、この男から出た血の量は、
普通の人間ならとっくに失血死しているはずの量を超えていた。
しかし……
男「くそっ、なんで、早く、止め……!」
ほむら「……決まりね」
QB「うん、間違いない。この男は、人間じゃない」
杏子「あんたさ……もう下手な芝居はやめなよ。とっくにネタは上がってんだ」
男「な、何を……」
マミ「あなたが出した血の量……人間ならもうとっくに死んでるのよ」
男「ッ……くそ、離せ、離しやがれぇええッ!!ああぁああァアアアアアア!!」
突然男は叫び出し、そして……その体から、触手が生え始めた。
普通の人間ならとっくに失血死しているはずの量を超えていた。
しかし……
男「くそっ、なんで、早く、止め……!」
ほむら「……決まりね」
QB「うん、間違いない。この男は、人間じゃない」
杏子「あんたさ……もう下手な芝居はやめなよ。とっくにネタは上がってんだ」
男「な、何を……」
マミ「あなたが出した血の量……人間ならもうとっくに死んでるのよ」
男「ッ……くそ、離せ、離しやがれぇええッ!!ああぁああァアアアアアア!!」
突然男は叫び出し、そして……その体から、触手が生え始めた。
さやか「こ、この……化け物ォオ!!」
さやかは咄嗟に男に斬りかかる。
その剣は、男の首と胴体を一撃で切り離した。
首は地面を転がったが……胴体の触手はまだ蠢いている。
杏子「ちっ!首を切り落とすだけじゃ駄目ってか!」
ほむら「やっぱり、脳を潰さないと……!」
マミ「わ、わかったわ!」
マミは転がった頭に狙いをつけ、引き金に指をかける。
引き金を引く……その直前。
男の首は笑った。
そして、言った。
男「お前らの中に、仲間が居るぞ」
パァン
さやかは咄嗟に男に斬りかかる。
その剣は、男の首と胴体を一撃で切り離した。
首は地面を転がったが……胴体の触手はまだ蠢いている。
杏子「ちっ!首を切り落とすだけじゃ駄目ってか!」
ほむら「やっぱり、脳を潰さないと……!」
マミ「わ、わかったわ!」
マミは転がった頭に狙いをつけ、引き金に指をかける。
引き金を引く……その直前。
男の首は笑った。
そして、言った。
男「お前らの中に、仲間が居るぞ」
パァン
マミの銃撃により、男の頭は弾け、胴体も動かなくなった。
しかし……その場に居た全員も、動けなかった。
杏子「……今、あいつ、なんて言った……?」
さやか「あたしたちの中に、あ、あいつらの仲間が……?」
ほむら「いいえ……!あいつの嘘という、可能性だって……!」
マミ「く……苦し紛れの、はったりということ?」
QB「もちろんその可能性もあるだろうね。ただし……事実である可能性だって否定できない」
マミ「そう言えば……大切なことを聞いていなかったわ。
キュゥべえ、あの生物は、どうやって獲物を捕食するの……?」
QB「自分の細胞を、獲物の体内に侵入させるんだ。
一番効果的かつ確実性が高いのは、傷をつけて傷口から侵入させることだろうね。
その男の体のどこかに、傷痕はないかい?」
ほむら「……あるわ。背中に、何かに刺されたような傷が……」
しかし……その場に居た全員も、動けなかった。
杏子「……今、あいつ、なんて言った……?」
さやか「あたしたちの中に、あ、あいつらの仲間が……?」
ほむら「いいえ……!あいつの嘘という、可能性だって……!」
マミ「く……苦し紛れの、はったりということ?」
QB「もちろんその可能性もあるだろうね。ただし……事実である可能性だって否定できない」
マミ「そう言えば……大切なことを聞いていなかったわ。
キュゥべえ、あの生物は、どうやって獲物を捕食するの……?」
QB「自分の細胞を、獲物の体内に侵入させるんだ。
一番効果的かつ確実性が高いのは、傷をつけて傷口から侵入させることだろうね。
その男の体のどこかに、傷痕はないかい?」
ほむら「……あるわ。背中に、何かに刺されたような傷が……」
さやか「そ、それじゃあ、この化け物に傷を付けられるだけで、
こいつらの仲間になっちゃうってことなの!?」
杏子「ちっ……まるでゾンビ映画だな。皮肉なもんだよ」
マミ「で、でも、大丈夫よね?私たちは、誰も、傷なんて……あっ……」
マミは突然、何かを思い出したように、杏子を見る。
杏子「あん?なんだよ?」
マミ「佐倉さん、確かあなた、たっくんのニセモノに……」
ほむら「……!攻撃を、受けていた……!」
杏子「は、はぁ!?」
こいつらの仲間になっちゃうってことなの!?」
杏子「ちっ……まるでゾンビ映画だな。皮肉なもんだよ」
マミ「で、でも、大丈夫よね?私たちは、誰も、傷なんて……あっ……」
マミは突然、何かを思い出したように、杏子を見る。
杏子「あん?なんだよ?」
マミ「佐倉さん、確かあなた、たっくんのニセモノに……」
ほむら「……!攻撃を、受けていた……!」
杏子「は、はぁ!?」
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
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