元スレ男「与えられた能力で殺し合えだと?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
ここは平々凡々な日本のどこかにある高等学校
休み時間に化粧をかかさない女子に、教室でトランプでギャンブルをする男子
ゲームを持ち込み隅っこでかたまりになってプレイしているオタク達…
そんなどこにでもある学校、だった
しかしある日異変はいきなり起きた
まだ休み時間なのに、教室のドアを勢いよく開け担任の先生が入ってきて
先生「おらクズ共!殺し合いが始まるぞ!」
そう叫んだ
3 :
手からコーラを出す能力
6 :
期待してるぞ
7 = 1 :
ざわざわっ
先生のいきなりの暴言と『殺し合い』などという物騒な言葉に教室はざわつく
「どういうこと…?」 「殺し合いってなんだよ」「バトロワの見すぎだろ先公ww」
男「なんなんだいったい…」
先生「理解の足りねーお前らに俺が完結に説明してやる」
先生「お前らはゴミだ
今この学校は俺の『能力』によって完全包囲されている
こっから出る方法はない」
男「…?」
8 :
ざわわ・・・ざわわ・・・
9 :
無限射精
インフィニティザーメンブラスト
10 :
>>1みたいな学校って実際無いよな
11 :
書き溜めしてないならしね
12 = 1 :
DQN1「はっ なにが能力だふざけやがって」
DQN1「じゃあこの5階の窓からも飛び降りることができないってか?」
そう言うとDQN1は窓に近づきガラスを開けようとした
先生「やめとけ」
DQN1「あん?」
ビリ…ビリリリリリリリ!!
DQN1「あがぁあがぁ!!?」ビクン
DQN1の手がガラスに触れた瞬間彼の体は黒焦げになった
「な、なんだぁ!?」「キャー!」
先生「だから言ったのに…」
13 = 1 :
男「感電したのか!?」
友「感電なんてレベルじゃねぇ…
雷に打たれたようなもんじゃねぇかこれ!」
ざわざわ ざわざわっ
先生「こいつが体を張って教えてくれたんだ
お前ら間違っても外に逃げようだなんて真似するなよな」
DQN2「あ…あ……」
DQN3「DQN1ぃ!!」
14 = 4 :
そいえばDQNってなんの略?
15 = 1 :
先生「一応、選ばせてやろう」
先生「死ぬか殺し合うかどっちがいい?」
先ほどまでのざわつきはなくなり、教室にピーンと空気が張り詰める
先生「よし、答えなかったってことは死にてー奴はいねーみたいだな
さあいよいよこれからが本番だ」
男「本番…?」
先生「お前らはただ殺し合うんじゃねぇ
ここに41本の注射器に入ってるクスリがある」
先生「こいつで人間を“越えろ”!」
先生は注射器を一本つかみ天井に向けた
17 :
>>14
「心がどっきゅん」だぞ、明後日学校でみんなにおしえてやれ
18 = 5 :
注射とかこの時点でもう無理
19 :
面白そう
20 = 1 :
友「人間を…超える…?」
男E「は、話についていけねぇよ…」
男B「く、クスリをうてってか?」
先生「くくく、その通りだ」
先生「こいつはオツムの足りねぇお前らにはちと難しいかもしれねぇが…
人間を根本から変える、そういう代物だ
こいつがあれば車より早く走れる奴やコンクリートの壁をぶち壊せる怪物に慣れる可能性もある」
男「ゴクリ…」
先生「そしてすでに俺は注射済みだ」
ざわざわっ!
「注射済み…」「じゃあやっぱりさっきの電気は先生が!?」「やだよぉ…怪物になんてなりたくない…」
21 = 1 :
DQN2「……」フルフル
友「?」
DQN2「この電気野郎!よくもDQN1を!!」ダダッ
友「あっ、おい!」
DQN3「くっ!俺も!こいつは許せねぇ!!」
男B「馬鹿野郎!!あんな電気起こせる奴に敵うわけねーだろ!」
先生「あ?なんだ威勢がよくて嬉しいぜ」
DQN2、3「うおおおおおおお!!」
先生「だがそれはうってからにすれば良かったなぁ…」ズズズ…
男「な、なんだ!?」
先生の体はねずみ色になりそのまま床に溶けた
先生「バカが…」
先生「俺は…セメント人間なんだぜ!!」
22 :
(ガラスは電気通さないのにな)
23 = 1 :
DQN2「!?」
溶けた先生はそのままDQN2の股下を潜り抜けDQN2の後ろで再び人間の形に戻り立った
DQN2「な、なんだこいつ…!?」
先生「死ね、」ズズズ
先生の左腕が巨大な針のように変わってゆく
DQN2「え?」 ズブッ
DQN2「があっ……ガハッ」ドサッ
先生「どうだ、これでもまだやるか?DQN3」
DQN3「あ…ああ…そんな…」
男「なんだよ今の…」
友「セメント…人間…」
24 = 5 :
かませっぽい能力だな
25 :
というかまじで注射打ってからにしろよwwwww
26 :
だせぇwww
27 = 16 :
これはDQN3に復習されるフラグ
28 = 1 :
先生「まあそう怯えるな
俺はあくまで監督役なんだ お前らを殺す為にいるんじゃねぇ
お前らにちゃんと殺し合いをさせることが俺の仕事だ
意味はわかるな?」
男「……………」
友「……………」
クラス全員が黙り下を向いた
少しでも気に触れることをしたら殺される
その不安が全員の頭に浮かぶ
29 :
続きはよ
30 = 1 :
先生「わかったみたいだな
なら俺のいうことを聞いていい子にするんだぞ
いいな?」
先生「まずは―」ガチャ
先生は教卓にアタッシュケースを置いた
先生「20分時間をくれてやる」
先生「注射をうってから効果が出るまでの時間はまちまちだ
だがたいていは10分で出る
つまりうってからしばらくはここで待機
それ以降は退出して学校内のどこにいても構わん
殺し合うならな
慣れ親しんだ校舎ならやりやすいだろうしな」
31 = 1 :
先生「さぁ注射器を持ってけ
一人一本だぞ、欲張るなよー」
ガチャガチャ
皆、黙々とアタッシュケースに手を伸ばす
中には注射器の中の液体を撹拌するものもいた
先生「おら、全部中身は一緒だっつってんだろ
お前らの体内で突然変異を起こすんだ
中身は一緒だが遺伝子レベルで同じ人間がいない限り能力はかぶらねーから安心しろー」
先生「よぉーし、全員持ってったな
じゃあ、挿せ」
32 :
尻にか・・・
33 = 1 :
男(いったいなにが起こるんだろうか…
これを打って本当に平気なのか?
不安だらけだ…)
男「もういっそ…」ボソ
友「…?」
男「いっそ死にたい…!」ボソ
友「…………」
ガシッ
男「友…!」
友「大丈夫だ、殺し合いだかなんだかしらねーけど…
一緒に助かろうぜ」
男「…………ああ!ありがとう」
先生「全員注射したか~?」
男「ゴクリ…」
ブスッ
男「うっ…!」
34 = 10 :
ふぅ…
35 = 29 :
>>34!?
36 = 1 :
能力 無限油脂放出
男「はっ!」
友「よう、目が覚めたみたいだな」
男「無限…油脂…?」
友「ぶっ!ww」
男「おいなに笑ってんだよ!」
友「頭の中に突然書き込まれたような感じだよな」
男「ああ…
て、じゃあお前も無限…」
友「違う違う、俺はそんなんじゃない」
男「そんなんだと!?」
37 :
おいこの話みたことあるぞ
パクんな
38 = 1 :
友「しーっ」
男「え?」
友「ここであんまり喋らないほうが良さそうだぜ…」ヒソヒソ
男「な、なんで…」
友「バカ!今から俺たちは殺し合いをするんだぞ
一人一人能力が違うのに能力がバレるなんてハンデもいいとこじゃねーか!」ヒソヒソ
男「た、たしかに」ヒソヒソ
先生「ふん 20分がたったみてーだな
じゃあこれより殺し合いを開始するぜ」
ドクン…!
殺し合い…昨日まで机を並べ黒板を写し共に学び、共に笑い合っていた仲間達
そんな仲間達による悲しく残酷な現実が今始まろうとしていた
39 = 16 :
2、3人ゴミ能力だろwww
40 :
しえん
41 = 25 :
無限油脂とか強すぎやんけ!
42 = 5 :
>>34
えっ
43 :
1時間頑張って肌がしっとりする程度かも
44 :
俺が中二時代に黒歴史ノートに書いた主人公の最強能力
「自分の半径50cm以内の菌や微生物やバクテリアの類をすべて殺す能力」
を使ってもいいよ
45 = 1 :
教室が空になるのはすぐだった
それは当然といえば当然なのかもしれない
なぜならセメント人間が教卓に胡座をかいて座っているからである
男「はぁ…はぁ……」
友「ふぅ」
男「はぁ…はぁ…」
友「はは、相変わらず体力ねぇな」
男「仕方ないだろ…帰宅部なんだから」
男「まあだがこれでみんなからは離れられただろ…」
友「まあな…けどまさかさぁ…屋上に来るとは思わなかったぜ」
男「走ってたらいつの間にかな…
まあここなら背後を取られることもないしな」
46 = 25 :
屋上は逃げ道がないからいかんでしょ
47 = 1 :
友「……………」
男「どうした?」
友「いや…どうするよ、これから
もし本当に校舎全体に超高圧電気の網が張られてるなら俺たちは絶対出ることができないんだぞ」
男「……………」
男「それについてなんだけどさ」
友「ん?」
男「俺不思議に思ったんだけど先生は最初あの電気を自分の能力みたいに言ってたよな
でもあいつの能力はセメントじゃん?
能力を二つ持ってるってことか?」
友「たしかに…!それはどういうことなんだ…」
48 :
面白そうだから支援
49 :
男 パチンコ必勝
50 = 49 :
てかもしもしから頑張るな
みんなの評価 : ★
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