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元スレモバP「プロダクションを建てたのに……」

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母「どうぞ、おかけになってください。」
P「失礼します。あれ…雪美ちゃんはどこへ?」
母「ふふっ、もう遅いので先にお風呂に行かせました。」
P「そうですか。もう10時ですしね。」
母「ところで…。」
P(き、きた…、絶対何か聞かれると思ってたよ…。)
母「雪美は毎日ご迷惑をおかけしてませんでしょうか?」
P「え、いや別に迷惑はしてませんけど?」
母「そうですか…、お恥ずかしい話ですがあの子があんなに人に懐いているのを見たことがありませんので…。」
P「え…、どういうことですか?」
母「あの子は人付き合いがあまり上手ではないので、誰とでも距離を置いてしまう癖があるんです。」
P(まぁ、自分からペラペラ話すタイプでは無いだろうな…。)
母「それが最近は毎日帰ったらPさんの話ばかりして…。」
母「あの子が他人の話をするなんて初めてでしたから、ちょっとお会いしてみたくなったんです。」
P「失礼します。あれ…雪美ちゃんはどこへ?」
母「ふふっ、もう遅いので先にお風呂に行かせました。」
P「そうですか。もう10時ですしね。」
母「ところで…。」
P(き、きた…、絶対何か聞かれると思ってたよ…。)
母「雪美は毎日ご迷惑をおかけしてませんでしょうか?」
P「え、いや別に迷惑はしてませんけど?」
母「そうですか…、お恥ずかしい話ですがあの子があんなに人に懐いているのを見たことがありませんので…。」
P「え…、どういうことですか?」
母「あの子は人付き合いがあまり上手ではないので、誰とでも距離を置いてしまう癖があるんです。」
P(まぁ、自分からペラペラ話すタイプでは無いだろうな…。)
母「それが最近は毎日帰ったらPさんの話ばかりして…。」
母「あの子が他人の話をするなんて初めてでしたから、ちょっとお会いしてみたくなったんです。」
P「そうなんですか、それで夜遅くでも特に心配はしてなかったんですか?」
母「えぇ、あの子人を見る目はありますから…。Pさんなら心配ないかと。」
P「そう思って貰えていたなら光栄です…。」
母「それに出会った時の事や、Pさんの事は大体お聞きしていましたしね。」
P「は、はぁ…。何か照れますね…。」
母「謙遜なさらなくて大丈夫ですよ、雪美には大分好かれているみたいですから。」
母「あの…、もし良かったらこれからも雪美と仲良くしていただけませんでしょうか?」
P「……その必要は無いですよ。」
母「えっ?」
P「もう友達ですからお願いされる必要はありません。」
母「ふふっ、ありがとうございます。やっぱり雪美の見る目は確かみたいですね…。」
P「俺はそこまでたいした人間じゃ無いですよ。」
母「えぇ、あの子人を見る目はありますから…。Pさんなら心配ないかと。」
P「そう思って貰えていたなら光栄です…。」
母「それに出会った時の事や、Pさんの事は大体お聞きしていましたしね。」
P「は、はぁ…。何か照れますね…。」
母「謙遜なさらなくて大丈夫ですよ、雪美には大分好かれているみたいですから。」
母「あの…、もし良かったらこれからも雪美と仲良くしていただけませんでしょうか?」
P「……その必要は無いですよ。」
母「えっ?」
P「もう友達ですからお願いされる必要はありません。」
母「ふふっ、ありがとうございます。やっぱり雪美の見る目は確かみたいですね…。」
P「俺はそこまでたいした人間じゃ無いですよ。」
コソコソ
P(ん…?)
P「雪美ちゃんいるのかい?」
トテトテ ポスン
雪美「…………………待ってた………」
P「もしかして、ずっと見てたのかい雪美ちゃん?」
雪美「……………………」ムスッ
P「あ、ありゃ。何かあったのか?」
雪美「…………雪美…………。」
P「え?どういうこと?」
母「ふふっ、ちゃん付けは嫌みたいですよ?」
雪美「…あなた……特別…だから……」
P「なるほど…。わかったよ、雪美。」
雪美「いつも……呼んでくれるの……待ってた…Pの…声……」
母「あらあら、もうすっかり仲良しなんですね。」
P「あはは…、そ、そうですね…。」
P(ん…?)
P「雪美ちゃんいるのかい?」
トテトテ ポスン
雪美「…………………待ってた………」
P「もしかして、ずっと見てたのかい雪美ちゃん?」
雪美「……………………」ムスッ
P「あ、ありゃ。何かあったのか?」
雪美「…………雪美…………。」
P「え?どういうこと?」
母「ふふっ、ちゃん付けは嫌みたいですよ?」
雪美「…あなた……特別…だから……」
P「なるほど…。わかったよ、雪美。」
雪美「いつも……呼んでくれるの……待ってた…Pの…声……」
母「あらあら、もうすっかり仲良しなんですね。」
P「あはは…、そ、そうですね…。」
P(そして、再び雪美との不思議な日々が始まった…。)
P(いつもと同じように黙って俺の隣に座り続けいるだけだったが。)
P(ただ、以前と違って心なしか彼女の顔は穏やかだった。)
P(そんなある日…。)
ちひろ「声かけはなかなか順調ですけど、収穫はゼロですね…。」
P「うん、やっぱりアイドルにピンと来ない子が多いんだと思うな…。」
P「それに、所属しているアイドルもいないし、俺も魅力を伝えきれていない。」
ちひろ「面接までこぎつけても、事務所に来たら断られるケースも多いですからね。」
P「難題だな…。元はアイドルになる気が無い子を誘うならそこをクリアしないと。」
ちひろ「前から思っていたんですが雪美ちゃんは誘わないんですか?」
P「雪美か…。正直迷ってはいたんだけどさ…。」
P「仕事抜きで知り合った手前、何の考えも無しに彼女にアイドルになるのを求めるのは彼女の気持ちを利用しているみたいでさ…。」
ちひろ「確かに…。そのために友達になったんじゃないですもんね…。」
P「そういうことさ…。今は自分の力で何とかするしか無いんだ。」
ちひろ「私もできる限りお手伝いしますよ。」
P(いつもと同じように黙って俺の隣に座り続けいるだけだったが。)
P(ただ、以前と違って心なしか彼女の顔は穏やかだった。)
P(そんなある日…。)
ちひろ「声かけはなかなか順調ですけど、収穫はゼロですね…。」
P「うん、やっぱりアイドルにピンと来ない子が多いんだと思うな…。」
P「それに、所属しているアイドルもいないし、俺も魅力を伝えきれていない。」
ちひろ「面接までこぎつけても、事務所に来たら断られるケースも多いですからね。」
P「難題だな…。元はアイドルになる気が無い子を誘うならそこをクリアしないと。」
ちひろ「前から思っていたんですが雪美ちゃんは誘わないんですか?」
P「雪美か…。正直迷ってはいたんだけどさ…。」
P「仕事抜きで知り合った手前、何の考えも無しに彼女にアイドルになるのを求めるのは彼女の気持ちを利用しているみたいでさ…。」
ちひろ「確かに…。そのために友達になったんじゃないですもんね…。」
P「そういうことさ…。今は自分の力で何とかするしか無いんだ。」
ちひろ「私もできる限りお手伝いしますよ。」
P「ありがとう、ちひろさん。ちひろさんには本当に助けられているよ。」
ちひろ「ふふっ、ここは私にとっても居心地の良い場所ですからね。」
ちひろ「ところで、今日は雪美ちゃんの所に行かなくて良いんですか?」
P「今日はお母さんから連絡があって来れないそうだ。」
P「設立から半月立ったわけだし今日は今までの状況を整理しようかと思ってね。」
ちひろ「わかりました。私もお付き合いしますよ。」
-----
P「ふーっ、結構長々と話しこんでしまったな…。」
ちひろ「まぁ、でもこれからの方針も大体決まりましたね。」
P「うん、声かけの成功率は上がってきているし、現状を打破できるのも近そうだな。」
prrrrr…
ちひろ「あれ、珍しいですねこんな時間に。」
ちひろ「お待たせいたしました。モバプロです。」
ちひろ「え…、はいこちらには来ておりませんが?はい、少々お待ちください。」
ちひろ「ふふっ、ここは私にとっても居心地の良い場所ですからね。」
ちひろ「ところで、今日は雪美ちゃんの所に行かなくて良いんですか?」
P「今日はお母さんから連絡があって来れないそうだ。」
P「設立から半月立ったわけだし今日は今までの状況を整理しようかと思ってね。」
ちひろ「わかりました。私もお付き合いしますよ。」
-----
P「ふーっ、結構長々と話しこんでしまったな…。」
ちひろ「まぁ、でもこれからの方針も大体決まりましたね。」
P「うん、声かけの成功率は上がってきているし、現状を打破できるのも近そうだな。」
prrrrr…
ちひろ「あれ、珍しいですねこんな時間に。」
ちひろ「お待たせいたしました。モバプロです。」
ちひろ「え…、はいこちらには来ておりませんが?はい、少々お待ちください。」
ちひろ「Pさん、雪美ちゃんのお母さんからお電話ですよ。」
P「ん?どうしたんだろこんな時間に…。もしもし、Pですが。」
母「Pさんですか!」
P「うわっ!は、はいそうですけど…。」
母「す、すみません。ちょっと気が動転していて。」
母「雪美は本当にそちらにお邪魔しておりませんでしょうか?」
P「えぇ、今日は来ないって聞いてましたしこちらにも来てませんよ。」
母「そ、そうですか…。あ、あの実は雪美が帰って来ないんです!」
P「何ですって!?今日はそちらに用事があったのでは?」
母「えぇ、そうなのですが学校から帰って来なくて、てっきりPさんの所にいるのかと…。」
母「あの子には携帯を持たせていないので、連絡も取れなくて…。」
P「わ、わかりましたこっちでも探してみます。お母さんは警察に連絡を!」
P「それと、帰ってきた時のためにお母さんは家にいてください。」
母「は、はい…。申し訳ないですが宜しくお願いします。」
P「ん?どうしたんだろこんな時間に…。もしもし、Pですが。」
母「Pさんですか!」
P「うわっ!は、はいそうですけど…。」
母「す、すみません。ちょっと気が動転していて。」
母「雪美は本当にそちらにお邪魔しておりませんでしょうか?」
P「えぇ、今日は来ないって聞いてましたしこちらにも来てませんよ。」
母「そ、そうですか…。あ、あの実は雪美が帰って来ないんです!」
P「何ですって!?今日はそちらに用事があったのでは?」
母「えぇ、そうなのですが学校から帰って来なくて、てっきりPさんの所にいるのかと…。」
母「あの子には携帯を持たせていないので、連絡も取れなくて…。」
P「わ、わかりましたこっちでも探してみます。お母さんは警察に連絡を!」
P「それと、帰ってきた時のためにお母さんは家にいてください。」
母「は、はい…。申し訳ないですが宜しくお願いします。」
ちひろ「雪美ちゃん、家に帰っていないんですか?」
P「どうやら、そうらしい…。こっちにも来てないし行方がわからないそうだ。」
ちひろ「え!?」
P「俺は今から探しに行くよ。」
ちひろ「わ、私も行きます!」
P「ありがとう、ちひろさん。大丈夫な時間までお願いできるかな。」
ちひろ「はい、とにかく急ぎましょう!」
ザァァァ……
P「しまった、雨が降ってきているな…。」
ちひろ「明日の朝は大雨予定でしたからね、ちょっと早まったのかも…。」
P「とにかく、雨で視界が悪く前に探し当てないと。」
ちひろ「私は事務所の周辺を探してみます。」
P「俺は町の方へ向かうよ、何かあったら携帯に頼む。」
ちひろ「わかりました、お気をつけて。」
P(そうだ、応援を頼むか…。)ピポパポ
P「どうやら、そうらしい…。こっちにも来てないし行方がわからないそうだ。」
ちひろ「え!?」
P「俺は今から探しに行くよ。」
ちひろ「わ、私も行きます!」
P「ありがとう、ちひろさん。大丈夫な時間までお願いできるかな。」
ちひろ「はい、とにかく急ぎましょう!」
ザァァァ……
P「しまった、雨が降ってきているな…。」
ちひろ「明日の朝は大雨予定でしたからね、ちょっと早まったのかも…。」
P「とにかく、雨で視界が悪く前に探し当てないと。」
ちひろ「私は事務所の周辺を探してみます。」
P「俺は町の方へ向かうよ、何かあったら携帯に頼む。」
ちひろ「わかりました、お気をつけて。」
P(そうだ、応援を頼むか…。)ピポパポ
CuP「おまたせ!何か大変なことが起きたみたいだね。」
和久井留美「行方不明とは穏やかな話じゃないみたいね。」
P「CuP、和久井さん。こんな日に呼び出してしまってすまない。」
和久井「気にしなくてかまわないわよ、P君の頼みですもの。」
CuP「うん、会社の人間にも協力してもらってるからすぐみつかるさ。」
P「ありがとう、CoP君とPaP君も手伝える人を回してもらっているよ。」
和久井「ここまでするほどの子なんて、妬けちゃうわね…。」
P「からかわないで下さいよ…。そうだ!お母さんから写メもらってるから回すよ。」ピポパポ
CuP「ありゃ、ずいぶんと幼い子なんだね。」
和久井「これはちょっと心配ね…、何かに巻き込まれてなければ良いけど…。」
P「そうですね…。とにかく手分けして探さないと!」
和久井「わかったわ、急ぎましょう。」
和久井留美「行方不明とは穏やかな話じゃないみたいね。」
P「CuP、和久井さん。こんな日に呼び出してしまってすまない。」
和久井「気にしなくてかまわないわよ、P君の頼みですもの。」
CuP「うん、会社の人間にも協力してもらってるからすぐみつかるさ。」
P「ありがとう、CoP君とPaP君も手伝える人を回してもらっているよ。」
和久井「ここまでするほどの子なんて、妬けちゃうわね…。」
P「からかわないで下さいよ…。そうだ!お母さんから写メもらってるから回すよ。」ピポパポ
CuP「ありゃ、ずいぶんと幼い子なんだね。」
和久井「これはちょっと心配ね…、何かに巻き込まれてなければ良いけど…。」
P「そうですね…。とにかく手分けして探さないと!」
和久井「わかったわ、急ぎましょう。」
ザァァァァ
雪美(……雨……。)
ニャー
雪美「…泣かないで……すぐお家に帰れるから……。」
雪美(……ここ……どこ。)
雪美(……P……。)グスッ
雪美(……早く…気付いて……私…ここにいる……。)
------
P「くそっ!いったいどこにいるんだ!?」
和久井「見た人が全くいないのが気になるわね…。移動して無いんじゃないかしら?」
P「多分その可能性が高いでしょうね、それにそんな遠くに行けるはずは無いだろうし…。」
和久井「他に探していない場所は無いかしら?」
P「町はずれとかですかね…。行ってみましょう。」
ザァァァァ ピシャァ!
P「雷が鳴ってきたな…。雪美大丈夫か…。」
雪美(……雨……。)
ニャー
雪美「…泣かないで……すぐお家に帰れるから……。」
雪美(……ここ……どこ。)
雪美(……P……。)グスッ
雪美(……早く…気付いて……私…ここにいる……。)
------
P「くそっ!いったいどこにいるんだ!?」
和久井「見た人が全くいないのが気になるわね…。移動して無いんじゃないかしら?」
P「多分その可能性が高いでしょうね、それにそんな遠くに行けるはずは無いだろうし…。」
和久井「他に探していない場所は無いかしら?」
P「町はずれとかですかね…。行ってみましょう。」
ザァァァァ ピシャァ!
P「雷が鳴ってきたな…。雪美大丈夫か…。」
ピシャァ!
雪美「!?」
ニャー! ダッ!
雪美「…あ……待って…!」
ダッダッダッ!
------
P「駄目だ、このここら辺にもいないみたいだ…。」
和久井「大雨になってきて危険だわ、ここにいるなら早く見つけないと…。あら?」
P「どうしたんですか?」
和久井「女物のハンカチが落ちていたわ。見覚えある?」
P「これは…!雪美のハンカチです!」
和久井「なんですって!?じゃあここに居るのかしら?」
P「えぇ、もう少し探してみる価値はありそうですね。」
雪美「!?」
ニャー! ダッ!
雪美「…あ……待って…!」
ダッダッダッ!
------
P「駄目だ、このここら辺にもいないみたいだ…。」
和久井「大雨になってきて危険だわ、ここにいるなら早く見つけないと…。あら?」
P「どうしたんですか?」
和久井「女物のハンカチが落ちていたわ。見覚えある?」
P「これは…!雪美のハンカチです!」
和久井「なんですって!?じゃあここに居るのかしら?」
P「えぇ、もう少し探してみる価値はありそうですね。」
ニャー! ダッダッダッ!
雪美「…待って…行かないで…。」
CuP(ん?今すれ違った子、もしかして雪美ちゃんじゃ?)
CuP「待って!もしかして雪美ちゃんかい!?」
雪美「!?」
ダッダッダッ
CuP「あ、待って!怪しいもんじゃないんだ!」
ドンッ オイアブネーゾ!
CuP「すみません!」(駄目だ人が邪魔で追いつけない!?)
CuP「と、とにかくP君に伝えないと。」
雪美「…待って…行かないで…。」
CuP(ん?今すれ違った子、もしかして雪美ちゃんじゃ?)
CuP「待って!もしかして雪美ちゃんかい!?」
雪美「!?」
ダッダッダッ
CuP「あ、待って!怪しいもんじゃないんだ!」
ドンッ オイアブネーゾ!
CuP「すみません!」(駄目だ人が邪魔で追いつけない!?)
CuP「と、とにかくP君に伝えないと。」
P「全くいる気配がありませんね…。」
和久井「えぇ、もしかしてもう移動しした後なのかしら?」
prrrrr....
P「ん?CuPからだ!…はい、もしもし。」
CuP「P君!雪美ちゃんを繁華街で見かけたよ!」
P「なんだって!?」
CuP「でも…、声をかけたら逃げられちゃって見失ったんだ…。」
P「いや、そっちにいるってわかっただけでも充分だ。俺達も近くに居るからすぐ向かうよ。」
CuP「ごめん、こっちも引き続き探すよ。」
P「すまないな、宜しく頼む。」
ピッ
和久井「雪美ちゃん、見つかったの?」
P「えぇ、繁華街で見つけたらしいけど見失ってしまったようです。」
和久井「やっぱり移動してしまってたみたいね…。」
P「俺達も早速向かいましょう。」
和久井「えぇ、もしかしてもう移動しした後なのかしら?」
prrrrr....
P「ん?CuPからだ!…はい、もしもし。」
CuP「P君!雪美ちゃんを繁華街で見かけたよ!」
P「なんだって!?」
CuP「でも…、声をかけたら逃げられちゃって見失ったんだ…。」
P「いや、そっちにいるってわかっただけでも充分だ。俺達も近くに居るからすぐ向かうよ。」
CuP「ごめん、こっちも引き続き探すよ。」
P「すまないな、宜しく頼む。」
ピッ
和久井「雪美ちゃん、見つかったの?」
P「えぇ、繁華街で見つけたらしいけど見失ってしまったようです。」
和久井「やっぱり移動してしまってたみたいね…。」
P「俺達も早速向かいましょう。」
二次にアウトもセーフもあるかよ。三次で手を出したらアウトだけどな
ニャー
雪美「…やっと…止まってくれた…。」
雪美「…もう…離れないで……。」
雪美「ふふ…きっと…Pとも仲良くなれるから…。」ニャー
警察「ちょっと君…もしかして迷子かい?」
雪美「!?」
ダッダッダッ
警察「あ、待って危ないっ!」
雪美「……!?」
キキィーーー ガシャーン!
雪美「…やっと…止まってくれた…。」
雪美「…もう…離れないで……。」
雪美「ふふ…きっと…Pとも仲良くなれるから…。」ニャー
警察「ちょっと君…もしかして迷子かい?」
雪美「!?」
ダッダッダッ
警察「あ、待って危ないっ!」
雪美「……!?」
キキィーーー ガシャーン!
P「……あ、危なかった…。ギリギリセーフだったな…。」
雪美「…………」
P「大丈夫か!雪美、ケガはないか?」
雪美「……P……」
P「よ、良かった意識はあるな…。ほら、ネコも無事だぞ。」ニャー
雪美「……P……」ジワッ
P「よく無事だったな、もう大丈夫だぞ。」
雪美「……グスッ…P…P…」
P(……かくして、雪美は無事に見つかった。)
P(交通事故は起きたが幸い誰もケガは無く、ドライバーは飲酒運転。)
P(警察の声が原因で雪美が飛び出した事もあり、意外とすぐに解放された。)
雪美「…………」
P「大丈夫か!雪美、ケガはないか?」
雪美「……P……」
P「よ、良かった意識はあるな…。ほら、ネコも無事だぞ。」ニャー
雪美「……P……」ジワッ
P「よく無事だったな、もう大丈夫だぞ。」
雪美「……グスッ…P…P…」
P(……かくして、雪美は無事に見つかった。)
P(交通事故は起きたが幸い誰もケガは無く、ドライバーは飲酒運転。)
P(警察の声が原因で雪美が飛び出した事もあり、意外とすぐに解放された。)
--事務所--
和久井「ふぅ、何事も無く収まって良かったわ。」
CuP「P君の活躍のおかげだね。」
和久井「いきなり飛び出した時は正直ゾッとしたけど…。」
P「ははっ、あの時は雪美が危ないって思ったんで体が勝手に…。」
ちひろ「ふふっ、Pさんらしいですね。でも本当に良かったです。」
P「皆、本当にありがとうこんな遅くまで付き合って貰って。」
CuP「手伝ってくれた人たちも皆良かったって言ってたよ。」
CuP「一大事だったんだし、気にする事は無いさ。」
和久井「ふふっ、そうねP君の大事なお姫様ですものね。」
P「か、からかわないでくださいよ…。」
和久井「ふぅ、何事も無く収まって良かったわ。」
CuP「P君の活躍のおかげだね。」
和久井「いきなり飛び出した時は正直ゾッとしたけど…。」
P「ははっ、あの時は雪美が危ないって思ったんで体が勝手に…。」
ちひろ「ふふっ、Pさんらしいですね。でも本当に良かったです。」
P「皆、本当にありがとうこんな遅くまで付き合って貰って。」
CuP「手伝ってくれた人たちも皆良かったって言ってたよ。」
CuP「一大事だったんだし、気にする事は無いさ。」
和久井「ふふっ、そうねP君の大事なお姫様ですものね。」
P「か、からかわないでくださいよ…。」
>>81
?
?
ガチャッ
母「失礼しますっ!」
P「あ、雪美のお母さん。」
母「雪美はっ!雪美は大丈夫なんでしょうか!?」
ちひろ「ご安心ください、雪美ちゃんはケガも無く無事ですよ。」
ちひろ「疲れてしまったみたいで今はソファで寝ています。」
母「あぁ、良かった……。」ヘナヘナ
CuP「お母さんもこれで一安心だね…。」
和久井「娘が行方不明になって、事故に巻き込まれたなら正気でいられないわよ…。」
CuP「和久井さんも同じ状況だったらあんな風になるのかなぁ。」
和久井「どういう意味かしら…。」ギロッ
CuP「ははっ、冗談だよー。」
母「あ、あの皆さん本当にありがとうございました」ペコペコ
CuP「大丈夫ですよ。娘さんが無事なら僕らはそれで良いです。」
和久井「えぇ、そうですね。」
母「失礼しますっ!」
P「あ、雪美のお母さん。」
母「雪美はっ!雪美は大丈夫なんでしょうか!?」
ちひろ「ご安心ください、雪美ちゃんはケガも無く無事ですよ。」
ちひろ「疲れてしまったみたいで今はソファで寝ています。」
母「あぁ、良かった……。」ヘナヘナ
CuP「お母さんもこれで一安心だね…。」
和久井「娘が行方不明になって、事故に巻き込まれたなら正気でいられないわよ…。」
CuP「和久井さんも同じ状況だったらあんな風になるのかなぁ。」
和久井「どういう意味かしら…。」ギロッ
CuP「ははっ、冗談だよー。」
母「あ、あの皆さん本当にありがとうございました」ペコペコ
CuP「大丈夫ですよ。娘さんが無事なら僕らはそれで良いです。」
和久井「えぇ、そうですね。」
>>86 そんな感じです。
母「このご恩は必ずお返しいたしますので。」ペコペコ
CuP「ははっ、じゃあドーナツ好きな子がいるんで今度ドーナツの差し入れくれたら良いですよ。」
和久井「ふふっ、じゃあ私はP君に奢ってもらうことで手打ちにしようかしら。」
------
和久井「それでは、私はそろそろ帰ろうかしら。」
ちひろ「そうですね、もう時間も遅いですし…。」
CuP「じゃあ和久井さんは僕が送って行くよ。」
P「あぁ、すまないがお願いしても大丈夫かな?俺はちひろさん達を送って行くよ。」
和久井「あら残念、CuP君なのね…。でも今回はお姫様に譲るわ。」
CuP「相変わらず和久井さんは手厳しいなぁー。」
母「このご恩は必ずお返しいたしますので。」ペコペコ
CuP「ははっ、じゃあドーナツ好きな子がいるんで今度ドーナツの差し入れくれたら良いですよ。」
和久井「ふふっ、じゃあ私はP君に奢ってもらうことで手打ちにしようかしら。」
------
和久井「それでは、私はそろそろ帰ろうかしら。」
ちひろ「そうですね、もう時間も遅いですし…。」
CuP「じゃあ和久井さんは僕が送って行くよ。」
P「あぁ、すまないがお願いしても大丈夫かな?俺はちひろさん達を送って行くよ。」
和久井「あら残念、CuP君なのね…。でも今回はお姫様に譲るわ。」
CuP「相変わらず和久井さんは手厳しいなぁー。」
P「さて、僕らも行きましょうか。」
母「あの、今日何故、雪美は迷子になったんでしょうか?」
P「あぁ、それは…こいつを追いかけてたみたいですよ。」ニャー
母「ね、ネコですか…?」
P「そうですね、雪美はネコを飼いたかったんじゃないでしょうか?」
母「な、なんだ…。それならそうと言ってくれたらいいのに…。」
P「えぇ、まぁでも雪美を怒らないでやって下さいね。」
母「そ、そういうわけにはいきません!こんなに大勢の人に迷惑をかけて…。」
P「このネコは雪美の友達だったみたいです。」
P「それを俺に合わせようとして今回の事が起きましたんで…。」
母「そんな事が…。Pさんがそう言うなら怒るわけにはいけませんね…。」
P「ははっ、じゃあ行きましょうか雪美は俺がおぶっていきます。」
ちひろ「じゃあ、私も戸締りしたらすぐに向かいますね。」
P「ちひろさん。申し訳ないけど宜しく頼むよ。」
ちひろ「はい、わかりました。」
母「あの、今日何故、雪美は迷子になったんでしょうか?」
P「あぁ、それは…こいつを追いかけてたみたいですよ。」ニャー
母「ね、ネコですか…?」
P「そうですね、雪美はネコを飼いたかったんじゃないでしょうか?」
母「な、なんだ…。それならそうと言ってくれたらいいのに…。」
P「えぇ、まぁでも雪美を怒らないでやって下さいね。」
母「そ、そういうわけにはいきません!こんなに大勢の人に迷惑をかけて…。」
P「このネコは雪美の友達だったみたいです。」
P「それを俺に合わせようとして今回の事が起きましたんで…。」
母「そんな事が…。Pさんがそう言うなら怒るわけにはいけませんね…。」
P「ははっ、じゃあ行きましょうか雪美は俺がおぶっていきます。」
ちひろ「じゃあ、私も戸締りしたらすぐに向かいますね。」
P「ちひろさん。申し訳ないけど宜しく頼むよ。」
ちひろ「はい、わかりました。」
ガチャッ
ちひろ「さーて、さっさと終わらせますかっと。」
ちひろ(……あら、いけない私とした事が会議のホワイトボードを消すのを忘れてたわ…。)
ちひろ(見られて困るようなものでは無いけど…。うちが上手くいってないのがCuPさんと和久井さんにはバレちゃったわね…。)
-----------
ちひろ「お待たせしました。」
P「おし、じゃあ行こうか。先に雪美を送って行くよ。」
母「すみません、何から何まで…。」
P「ははっ、今更遠慮は無用ですよ。」
雪美「…P……いつも…一緒…離れないで」スゥスゥ
P(ん?寝言か…。)
ブゥゥゥン
母「本日はどうもありがとうございました。また改めてお礼に伺いますので…。」
P「気にしないで下さい、それより、雪美は大分雨に当たっていたので風邪に気をつけてください。」
母「えぇ、本当に本日はどうもありがとうございました…。」
ちひろ「さーて、さっさと終わらせますかっと。」
ちひろ(……あら、いけない私とした事が会議のホワイトボードを消すのを忘れてたわ…。)
ちひろ(見られて困るようなものでは無いけど…。うちが上手くいってないのがCuPさんと和久井さんにはバレちゃったわね…。)
-----------
ちひろ「お待たせしました。」
P「おし、じゃあ行こうか。先に雪美を送って行くよ。」
母「すみません、何から何まで…。」
P「ははっ、今更遠慮は無用ですよ。」
雪美「…P……いつも…一緒…離れないで」スゥスゥ
P(ん?寝言か…。)
ブゥゥゥン
母「本日はどうもありがとうございました。また改めてお礼に伺いますので…。」
P「気にしないで下さい、それより、雪美は大分雨に当たっていたので風邪に気をつけてください。」
母「えぇ、本当に本日はどうもありがとうございました…。」
翌日………
ちひろ「昨日の雨が嘘のように晴れましたね。」
P「そうだな、やっぱり雨は気分が滅入るから晴れてる方が良いね。」
ちひろ「そうですか?私は結構好きですけどね…。」
コンコン……
P「はい、どうぞー。」
ガチャッ
雪美「…P……。」
P「ありゃ、雪美じゃないか?どうしたんだ、まだお昼だぞ?」
雪美「…昨日の…お礼…にきた…。」ニャー
P「気を遣わなくて良いって言ったのに。ん?ネコも一緒か。」
雪美「……P…この子……うちのペロ……友達、なって……」
P「飼ってもらえるようになったんだな、良かったな」ナデナデ
雪美「P、もっと………ふふっ」
ちひろ(ホントにPさんには懐いてるのねー。)
ちひろ「昨日の雨が嘘のように晴れましたね。」
P「そうだな、やっぱり雨は気分が滅入るから晴れてる方が良いね。」
ちひろ「そうですか?私は結構好きですけどね…。」
コンコン……
P「はい、どうぞー。」
ガチャッ
雪美「…P……。」
P「ありゃ、雪美じゃないか?どうしたんだ、まだお昼だぞ?」
雪美「…昨日の…お礼…にきた…。」ニャー
P「気を遣わなくて良いって言ったのに。ん?ネコも一緒か。」
雪美「……P…この子……うちのペロ……友達、なって……」
P「飼ってもらえるようになったんだな、良かったな」ナデナデ
雪美「P、もっと………ふふっ」
ちひろ(ホントにPさんには懐いてるのねー。)
雪美「……後……私…アイドルに……なる。」
P「おぉそうかそうか、ってえぇ!?」ナデナデ
雪美「……私……Pと……ふたり、なら………大丈夫………」
ちひろ「願っても無いチャンスじゃないですかPさん!」
P「いや、なんだか…いきなりすぎて…。」
雪美「……Pの……会社………困ってるみたいだから………」
P「え、そりゃそうだけどさ…。」
ちひろ(雪美ちゃんもホワイトボード見てたのね…。)
雪美「……アイドル…なったら……Pと…もっと一緒に…」
P「うーん……。」
トテトテトテ
雪美「……P……弾いて……。」ズイッ
P「え、ギター?何で」
雪美「……いいから………。」
P「おぉそうかそうか、ってえぇ!?」ナデナデ
雪美「……私……Pと……ふたり、なら………大丈夫………」
ちひろ「願っても無いチャンスじゃないですかPさん!」
P「いや、なんだか…いきなりすぎて…。」
雪美「……Pの……会社………困ってるみたいだから………」
P「え、そりゃそうだけどさ…。」
ちひろ(雪美ちゃんもホワイトボード見てたのね…。)
雪美「……アイドル…なったら……Pと…もっと一緒に…」
P「うーん……。」
トテトテトテ
雪美「……P……弾いて……。」ズイッ
P「え、ギター?何で」
雪美「……いいから………。」
P「わかったよ。リクエストはあるかい?」
雪美「……いつも……最後に…弾く曲……。」
P「了解、じゃあ弾くよ。」
ちひろ(何をする気かしら…?)
P「♪~~」
雪美「♪~~」
P(えっ…?)ゾワッ
ちひろ(あら…綺麗な声…。)
雪美「♪~~」
ちひろ(逸材だったみたいね彼女…。)
P「♪~~……」
雪美「♪~~……」スゥッ
P「…………」
雪美「……言葉……苦手……でも…歌なら……伝わると思う…」
雪美「……いつも……最後に…弾く曲……。」
P「了解、じゃあ弾くよ。」
ちひろ(何をする気かしら…?)
P「♪~~」
雪美「♪~~」
P(えっ…?)ゾワッ
ちひろ(あら…綺麗な声…。)
雪美「♪~~」
ちひろ(逸材だったみたいね彼女…。)
P「♪~~……」
雪美「♪~~……」スゥッ
P「…………」
雪美「……言葉……苦手……でも…歌なら……伝わると思う…」
P「凄い、凄いよ雪美!正直驚いた!」
雪美「……P…約束…守って……私を…助けてくれた…。」
雪美「……だから…今度は……私が……約束する…。」
雪美「……Pを……助ける………。」
P「ははっ。雪美は義理堅いんだな…。」
P「でも、今初めて直感でプロデュースしてみたいと思った…。」
雪美「……………」
P「雪美、あらためてうちプロダクションでアイドルになってくれないか?」
雪美「……P、期待……私……わかった…がんばる…」
雪美「いつも……私を……感じて……私を……覚えてて……」
P「う、うん?ありがとう。宜しく頼むよ。」
雪美「……P…約束…守って……私を…助けてくれた…。」
雪美「……だから…今度は……私が……約束する…。」
雪美「……Pを……助ける………。」
P「ははっ。雪美は義理堅いんだな…。」
P「でも、今初めて直感でプロデュースしてみたいと思った…。」
雪美「……………」
P「雪美、あらためてうちプロダクションでアイドルになってくれないか?」
雪美「……P、期待……私……わかった…がんばる…」
雪美「いつも……私を……感じて……私を……覚えてて……」
P「う、うん?ありがとう。宜しく頼むよ。」
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