元スレ小蒔「まーじゃん大学です!全員しゅうごうっ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
ID:g6PsfsS80の代行
2 :
姉帯豊音ちゃんに期待
3 :
《にゅうがくしき》
恒子「それでは我らが学長っ、ありがたいお話をお願いしまっす!」
大沼「あー…」
(……ここは麻雀教育に力を入れた新設校、麻雀大学)
(高校麻雀で活躍した者は大体ここに入学してプロを目指す)
(もちろん大学なので普通の勉強もする)
(……ちなみに麻雀学部などは無い)
(ゆえに生徒たちにはどこかしらの学部に入ってもらう)
恒子「あれー、どしたんですか?」
大沼「……」
(……そして、生徒たちにはチームを組んでもらうことになっている)
(メンバーは学部学年出身校などには関係なく、アトランダムだ)
(メンバー数は5人、1チームにひとつずつ個室と雀卓が用意されている)
(切磋琢磨しあい、雀力を高めてほしい)
(……チーム対抗型のイベントなども用意する)
(楽しく仲良く過ごしていくなかで己を成長させていってくれ)
(……年齢とか設定とかいじられてるものもあるかもしれん)
(その辺はパラレルだと思って大目に見てほしい)
「……以上だ」
恒子「まじっすか!学長のお話でした!」
4 = 3 :
たぶんこれだけでも問題ないようになってると思いますが、いちおう前の
http://www.logsoku.com/r/news4vip/1352535928/
5 :
待ってたぜ
6 :
淡恭のやつの続きか
支援
7 :
大沼プロから漂うヤリ手の学長臭
8 :
あれの続きか
9 :
前作面白かったから楽しみ
10 = 3 :
《ろみおとじゅりえっと》
――チーム部屋棟
エイスリン「…」ジー
「…」
「…」ペラ
ガラガラ
エイスリン「! コマキ!」
小蒔「こんにちは」ペコ
エイスリン「コンニチハ」ペコン
小蒔「…? エイスリンさんだけですか?」
エイスリン「ウン ミンナ、コナイ」
小蒔「ふむう、まあ、待ってましょうか」
エイスリン「ウン」
小蒔「お茶いれますね」
エイスリン「アリガトウ」
11 :
きたい
12 = 3 :
エイスリン「…」ペラ
小蒔「お茶、はいりました」
エイスリン「アリガトウ、コマキ」パタン
小蒔「? それ、文庫本ですか?」
エイスリン「ウン」ミセ
小蒔「! ロミオとジュリエットっ すてきですっ」
エイスリン「ウン!」
小蒔「買ったんですか?」
エイスリン「ウウン」フルフル
「…」カキカキ
「!」バッ
小蒔「わあーかわいい」
「宮永さんの、お姉さんのほうですか?」
エイスリン「ウン、テル!」
小蒔「あれ、でも照さんがどういう……あっ」ポン
「そっか、照さんにお借りしたんですね」
エイスリン「ウン!」コクン
13 = 3 :
エイスリン「ニホンゴ、オボエルノ、ホンガイイラシイワヨー」テパタパタ
「ッテ」
小蒔「…? 誰かのものまねですか?」
エイスリン「ウン」カキカキ
「!」バッ
小蒔「わああー、かわいい竹井さんですねっ」
エイスリン「ウン、ヒサ、イッテタ」
小蒔「それでロミオとジュリエットを」
エイスリン「ソウ」
小蒔「好きなんですか?」
エイスリン「ウン、ムカシ、ヨンダ」
「ロミオ、オーロミオ、ホワイアーユーロミオ?」
小蒔「! すごいですっ」パアァ
エイスリン「エヘヘ」
14 :
お、続編か。
これは期待!
16 = 3 :
エイスリン「デモ、ホン、ムツカシイ」
小蒔「むむう」
エイスリン「ナカナカ、ヨミヅライ」
小蒔「そうですか…うーん」
「なにかいいやりかたがあればいいんですけど…」
「うーん」
エイスリン「ウーン」
小蒔「……あっ」ポン
エイスリン「?」
小蒔「しぇーくすぴあは、実際に喋ってみるのがいい、らしいですよ」
エイスリン「シャベル?」
小蒔「もともとがお芝居用ですから、口にするとなじみやすいそうです」
エイスリン「…?」
小蒔「だから、喋ってみたほうがおぼえられるかもしれませんっ」
エイスリン「! コマキ、モノシリ!」
小蒔「…えへへ」テレ
17 :
エイスリン「…」カキカキ
「!」バッ
小蒔「? これ、わたしとエイスリンさんですか?」
エイスリン「ウン」
小蒔「ふたりで並んで、ええと…」
「あ、一緒に読もうってことですか?」
エイスリン「ウン!」コクン
小蒔「わあっ、おもしろそうですっ」
エイスリン「!」パアァ
19 :
おっぱいを揉むか吸うか、それが問題だ。
20 = 17 :
小蒔「じゃあお隣、おじゃましますね」タチ
エイスリン「ウン」
小蒔「んしょ」スワリ
エイスリン「エット…」ペラ ペラ
小蒔「!」
(お、思ってたより近い…)カァ
エイスリン「! ココ! コマキ」カタクッツケ
小蒔「!」ドキッ
エイスリン「コマキ、ジュリエット!」ニコッ
小蒔「は、はいっ」
21 = 17 :
エイスリン「…? コマキ、コレ…」ユビサシ
小蒔「これはケガ、です」
エイスリン「ケ、ケガヲシタ、コ、トノナイ…ヤ、ツ?」
小蒔「はい」
エイスリン「ケガヲシタコト、ノナイヤツニ……」
小蒔「かぎって、です」
エイスリン「カギッテ、タニンノ…キズ、ヲバカニ、スル」
小蒔「そうです すごいですっ、エイスリンさんっ」パアァ
エイスリン「ウン! ガンバル!」
小蒔「はいっ がんばりましょう」
23 = 17 :
ガラ ガラ…
モモ「こんにち…――!?」
(な、ななな、なんすかこれ、なにが起きてるんすか…!)
(先輩たち、肩ぴったりくっついてるっす…!)
エイスリン「コレハ?」ユビサシ
小蒔「ええと、これは……」
モモ(どうやら気付かれてないっぽいっすね)
(……)
(…もうちょっと見てよっとっす)
エイスリン「ジュリエットノバン」
小蒔「は、はいっ」
「お、おお、ロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの?」
モモ(ロミジュリ?)
(……あ)ポン
(もしかして、あの本を一緒に読んでるんすか?)
小蒔「お前だけを、あ、愛して…いると…誓って、ください…」カァ
モモ(……)
(けどなんにせよ、めっちゃかわいいっす…!)
24 :
俺の嫁だらけじゃねーか
25 :
ゆみちんが珍しくソロ活動してたと思ったらモモはここか
26 = 17 :
小蒔「どうかその名前を捨ててください、そしてその代わりに…」
モモ(小蒔先輩、顔真っ赤っかっすね……ん?)
エイスリン「…」ジー
小蒔「わたしを、わたしのすべてを、お取りになって…」カァ
エイスリン「…」ジー
モモ(…エイちゃん先輩、小蒔先輩を見つめてどうしたんすかね?)
小蒔「? つぎ、ロミオのセリフです」
エイスリン「…オッシャルト、オリニ、イタシマショウ」
「ワタシヲ…」
「…ワタシヲ、タダ……」ジィー
小蒔「…?」
エイスリン「コイシイヒトト、ヨンデ……」
小蒔「!」ドキッ
エイスリン「…クダサイ」
小蒔「…」カアァ
モモ「…!」ドキドキドキドキ
(やばいっす!いまのはほんとにやばいっす!)
28 = 17 :
エイスリン「…」ジーッ
「コマキ、ダイジョウブ…?」
小蒔「は、はいっ! …え?……ええと?」
エイスリン「コマキ、サッキカラカオアカイ…カゼ?」
小蒔「! いっ、いえ、だいじょうぶですっ」
エイスリン「ホント?」
小蒔「ほんとです、元気です」アセアセ
エイスリン「ヨカッタ」ニコッ
小蒔「!」ドキッ
「…お、お気遣い、ありがとうごさいますっ」ペコン
モモ(なんだ、顔赤いから心配してただけっすかー)
ガラガラ
由子「遅くなってごめんなさいなのよー」
モモ(! ゆーこ先輩っす)
29 = 17 :
由子「? なんでふたりはそんなくっついてるのよー?」
小蒔「! こ、これはっ、その」
エイスリン「ホン、ヨンデル」ミセ
由子「ほん?」
エイスリン「ニホンゴ、ベンキョウ」
由子「ああ、なるほどなのよー」
モモ(へえ、それでロミジュリを…そういうことだったんすか)
由子「じゃあ小蒔はそのお手伝いなのよー?」
小蒔「はい、声に出したほうがいいから、役を振って」
由子「やさしいのよー」
小蒔「い、いえ、そんな」
由子「にしても、ロミオとジュリエット、懐かしいのよー」
30 = 25 :
しえん
31 = 17 :
エイスリン「ナツカシイ?」
由子「まえに、クラスの劇でやったのよー」
小蒔「わあ、なんの役だったんですか?」
由子「マキューシオなのよー」
小蒔「マキューシオって…ええと」
モモ「ロミオの友だちで、ジュリエットの親戚に殺されちゃうひとっす」スゥ
小蒔「わ、東横さん」
モモ「こんにちはっす」ペコ
小蒔「こ、こんにちはっ」ペコン
エイスリン「ユーコ、ユーコ」クイクイ
由子「?」
エイスリン「マキューシオ、ミタイ」
由子「! オーケーよー」
「よーし、ひさびさにやっちゃうのよー!」
32 = 17 :
由子「ロミオ!怖じ気づいたのよー?」
「馬鹿にされっぱなしでいいのよー?」プンプン
エイスリン「ワア」パチパチ
モモ「すごい、セリフおぼえてるんすか?」
由子「まあだいたいは、なのよー」
「…ぼくは我慢ならないのよー!」
「シャキーンなのよー」ケンヲヌクフリ
小蒔「…」ゴクリ
由子「やいディバルト、剣を抜けなのよー」ブンブン
「……」
「いくぞなのよー!」ブン
モモ(ディバルトが剣を抜く間まで完璧っす…!)
由子「カキンカキンなのよー」ブンブン
33 :
しえん
34 = 25 :
のよーちゃん久々にSSで見かけた気がする
35 = 17 :
由子「カキン、カキーンなのよー」ブンブン
モモ(…正直これは面白い光景っすね)
エイスリン「ユーコ、カッコイイ!」
由子「カキン、カキン、あっ!」
「ザクッ!」
小蒔「!」
由子「な、なのよー…」パタッ
エイスリン「マキューシオ! マキューシオ、ダイジョウブ?」
モモ「おお、ロミオ登場っす」
由子「も、もうダメよー…」
「やられちゃったのよー…ぼくは死ぬのよー…」
「みんな…みんな、君たち両家が悪いのよー…」
エイスリン「マキューシオ…」
由子「君たち…君たちなんか…」
「君たち両家なんか、みんなのろわれてしまえばいいのよー!」
「…」ガクッ
ガラガラ
やえ「随分かわいいマキューシオだな」
36 :
小走先輩きた
37 = 25 :
ツンデレがバレたにわか先輩キター
38 = 17 :
エイスリン「ヤエ!」
小蒔「小走先輩、こんにちはっ」ペコン
モモ「こんにちはっす」ペコ
やえ「うん、遅くなってすまないね」
由子「やえー、いつからみてたのよー?」
やえ「ん?たったいまだけど」
モモ「それでよくマキューシオだってわかったっすね」
やえ「まあ、ちょうどマキューシオらしいセリフだったからね」
モモ「さすがっす…!」
やえ「…で、なんでロミオとジュリエットを?」
エイスリン「ニホンゴ、ベンキョウ!」
やえ「…?」
39 :
ふんふむ
40 = 17 :
やえ「なるほど、そういうことか」
「たしかに実際に喋ってみるほうがおぼえはいいだろうね」
由子「それに楽しいのよー」
エイスリン「ウン!タノシイ!」
やえ「ふーん」
「…!」ポン
「…それならさ」
モモ「?」
やえ「本当にやってみるか?劇」
モモ「!」
小蒔「え、ええと、どういうことですか?」
やえ「や、なーに、ついさっきまで、文化祭の説明会に出てたんだけどね」
小蒔「文化祭?」
やえ「うん そこで今年はチームごとに出し物をすることに決まったんだ」
41 = 33 :
謎面子なのにこの安定感
42 = 25 :
>>41
やえさんがリーダーだからな
43 = 17 :
由子「その出し物に劇をやるのよー?」
やえ「そうそう」
「出店とかでもいいんだけど、もしやってみたいなら、ね」
小蒔「わあー」パアァ
エイスリン「ゲキ、ヤリタイ!」
モモ「面白そうっす!」
やえ「由子はどう?」
由子「わたしはマキューシオならいいのよー」
やえ「決まりだな」
小蒔「あ、でも、脚本はどうするんですか?」
やえ「んー? それくらいならわたしが…」
「……」
「…いや、そうだな」
小蒔「…?」
やえ「小蒔、書いてみる?」
小蒔「えっ? ……ええっ!?」
44 = 17 :
やえ「あとエイスリンも」
エイスリン「! イイノ?」
やえ「やってみたいだろ?」
エイスリン「ウン!」コクン
やえ「小蒔、ふたりで書いてみたらどうかな?」
小蒔「で、でもわたし、そういうの書いたことなんか……」アタフタ
エイスリン「コマキ、キャクホンヤロ!」クイクイ
小蒔「え、ええっと」アタフタ
やえ「なーに、心配しなさんな 協力ならいくらでもしてやるから」
小蒔「! ほんとですか?」
やえ「ああ、だから気楽に気楽に」
「楽しくやってくれりゃそれでいいんだ」
「こういうのは楽しんだもん勝ちだからな」
小蒔「…!」
「たのしんだもん、がち…」
やえ「まあ、嫌なら無理にとは…」
小蒔「や…やりますっ!」
45 = 17 :
やえ「いいのか?」
小蒔「はいっ、や、やってみたいですっ!」
エイスリン「ヤッタ、コマキ!」ダキッ
小蒔「わわ、エイスリンさんっ」
エイスリン「ガンバロ!」
小蒔「は、はいっ」
やえ「…」フッ
由子「やえー、よかったのよー?」
やえ「んー?」
由子「やえ、脚本とか好きそうなのよー?」
やえ「いいのいいの」
「上がでしゃばってもつまんないだろ?」
由子「やえ…」
やえ「それに、こういうのもいい経験だろうしね」
モモ「しぶいっす! やえちゃん先輩!」
やえ「はっはっは」
47 = 17 :
やえ「よーし、小蒔!エイスリン!」
小蒔&エイスリン「!」
やえ「うちのチームでやる以上、ニワカ脚本じゃあダメだぞ!」
小蒔「は、はいっ!」
やえ「なんか困ったことがあったらすぐ言うように!」
エイスリン「ウン!」
やえ「よーし、じゃあまあがんばってもらおうか!」
小蒔「はいっ!」
エイスリン「ガンバル!」
やえ「…」フッ
「おまえら!」
「魅せてやるぞ、王者の演劇を!!」ビシィッ
小蒔&エイスリン&モモ&由子「おーっ!!」
カン!
48 = 17 :
《つーりんぐ》
――まーじゃん大学近く 学生アパート(よなか)
ピンポーン
尭深『…はい』
友香「お迎えにあがりましたー」
尭深『うん…いま出るね』
友香「はいでー」
ガチャ
尭深「ごめんね、わざわざ…」
友香「いえいえー」
「? あれ、それパジャマですかー?」
尭深「…? うん」
友香「そと寒いですよー、バイクだと尚のことですしー」
「待ってますから、あったかい格好に着替えてきてください」
尭深「わかった…ごめんね」
友香「全然っ」
50 = 17 :
ガチャ
尭深「…おまたせ」
「これなら寒くないかな…?」
友香「うん、それくらい着込めば大丈夫でー」
尭深「よかった」
友香「じゃあ行きましょうか」
尭深「…」コクン
友香「これ、先輩のヘルメットでー」
尭深「…」ウケトリ
友香「しっかりつけといてくださいねー」
尭深「…うん」
友香「よっし先輩っ、乗ってくださいっ」
尭深「…ここ?」
友香「そこです」
尭深「ん…」チョコン
みんなの評価 : ★
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