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    元スレシンジ「どうして本、読んでくれないの?」レイ「命令にないから」

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    101 = 79 :

    綾波レイ育成計画か

    102 = 1 :

    シンジ「じゃあ、綾波。おやすみ」

    レイ「……」

    レイ「綾波レイは……本を読んで……劇も週に3回も見る……」

    レイ「でも、私は違う」

    レイ「……」

    アスカ「ちょっと」

    レイ「……」

    アスカ「はい、これ」

    レイ「これは?」

    アスカ「泣いた赤鬼と桃太郎の絵本よ」

    レイ「……どうして?」

    アスカ「普通の本が読めないなら、こういうのから始めたら?」

    レイ「……名前がある……『あやなみ れい』……?」

    アスカ「それ、前の綾波レイが読んでたやつ」

    レイ「……」

    103 :

    平和だなぁ

    104 = 1 :

    アスカ「じゃーね」

    レイ「あ……」

    レイ「……どうしたら……」

    マリ「いやー、メガネ、忘れちゃったにゃぁ……。お、なにしてんの?」

    レイ「これ、貰って……」

    マリ「おー、それね。読んであげよっか?」

    レイ「え……」

    マリ「ほら、ほら、こっちおいで」

    レイ「え、ええ……」

    マリ「いい?いくよー?むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました」

    レイ「……同じ話?」

    マリ「違うのがいいって?じゃあねーそうだなーちょっとエロいのいってみようか?」

    レイ「いい……」

    マリ「お、良いの?じゃあ、読むよ。―――とある教会にとても美しいシスターが居ました。しかし、そのシスターは夜の教会でヌード写真を撮るのが趣味だったのです。そんなある日―――」

    レイ「やめて………」

    105 = 70 :

    展開が読めん

    106 = 1 :

    翌日

    シンジ「おかえり」

    レイ「碇くん……」

    シンジ「どうかした?」

    レイ「今日は何の劇をするの?」

    シンジ「しないよ。ここに積んでいた本を元の場所に戻しに行こうと思って」

    レイ「そう……」

    シンジ「何かあったの?」

    レイ「少しだけ……本を読もうと思って」

    シンジ「綾波……!」

    レイ「あと……劇も……」

    シンジ「本当に?!」

    レイ「ええ。そうしないとまた、あの人が来るから……」

    シンジ「あの人?」

    マリ「おーい!!今日はもっとどキツイのもってきたよー」

    107 :

    普通に途中まで読んでたんだけど
    これもしかしてQのネタバレになる?

    108 :

    >>107
    悪い事言わんから早く去った方がいいかも

    109 = 1 :

    レイ「きた……」ササッ

    シンジ「綾波?」

    マリ「あれ?なんでわんこくんの背中に隠れるかなにゃー?」

    レイ「碇くん……」

    シンジ「綾波がまた、劇を見たいって言ってます。練習しましょう」

    マリ「マジ?じゃあ、次はマッチ売りの少女ね!」

    シンジ「分かりました」

    マリ「んじゃ、今日は音読やめってことで。これはまた今度にしよっと。演劇が無い日の楽しみにとっておかないと」

    レイ「……」ブルブル

    シンジ「さてと、僕も脚本がんばらないと」

    レイ「碇くん……」

    シンジ「なに?」

    レイ「必ず劇を……見せて」

    シンジ「うん。がんばるよ」

    110 :

    かわいい

    111 = 3 :

    >>107
    Qの展開知らないと面白いポイントがわからない部分もある
    つまりネタバレ塗れ

    112 = 1 :

    翌日

    カヲル「シンジくん」

    シンジ「どうしたの?」

    カヲル「エヴァの調整に入る。演劇は……中止だ」

    シンジ「そっか……」

    レイ「碇くん……だめ……」ギュゥゥ

    シンジ「あ、綾波……?!」

    レイ「劇……やって……おねがい……」

    シンジ「そういうわけには行かなくなったんだ……ごめん、綾波……」

    レイ「だめ……行かないで……劇を……」

    カヲル「行こうか」

    シンジ「うん」

    レイ「あ……」

    レイ「碇くん……」

    マリ「お、いたいたー」

    114 = 49 :

    マリの性格は癒されるな

    115 = 1 :

    レイ「……!!」ビクッ

    マリ「演劇中止だし、今日からは暫く私が本読んであげるから。前もずっとそうだったから、もう習慣だし」

    レイ「や……」

    マリ「今日は……ジャン!『溺れる女教師』ってやつ」

    レイ「……」

    マリ「これ、私のオススメ。前の子も感動して泣いてたなー」

    レイ「……」ブルブル

    マリ「んじゃ、いくねー」

    レイ「……っ」ウルウル

    マリ「魅惑の肉体を持つ女教師ヒカリが大勢の男子生徒の手によってとある場所へ連れて行かれる。そこは男の欲望だけが渦巻く男子便所の個室だった……」



    碇くん。私は本を読まないわ。

    本には怖いことしか書いてないから……。


    おしまい。

    116 :

    終わった・・・のか?

    118 = 75 :


    平和そうで何より

    119 = 94 :

    飽きてんじゃねーよ

    120 :

    そしてループするわけか

    エヴァ知らんけど

    121 :

    >>107
    つうかネタバレみた方が心穏やかでいられるんじゃない?

    122 = 49 :

    終わりかよー

    125 = 22 :

    和んだわ


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